NATURE DIARY

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20120103 初フィールド散歩:ムラサキシジミなど

Nature Diary #427

今年初めてのフィールド散歩。

照葉樹の林を訪れてみると、ムラサキシジミの姿。
少し刺激したら飛び出して翅を開いてくれた----この青色(今回は紫色)にはいつも魅せられる。

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開翅するムラサキシジミ The Japanese Oakblue

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Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (山梨県甲府市、1月3日)



コナラの小枝にアカコブコブゾウムシ。
分岐の窪みに頭をつっこんでいるのがいじらしい。

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越冬するアカコブコブゾウムシ Kobuzo rectirostris

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Ricoh GXR, S10, ASA100 (山梨県甲府市、1月3日)

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越冬するアカコブコブゾウムシ Kobuzo rectirostris

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Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (山梨県甲府市、1月3日)



コナラの枝にヨコバイの仲間のコミミズクの幼虫がぴったりと張り付いて越冬していた(黄色い点線)。成虫はカモノハシに似ているが、幼虫も平らべったくてとてもユニークだ。よくみると、あちらこちらで発見できた。ここは個体数が多いのかも?

驚いたことに、写真のコミミズクの幼虫の下にミズイロオナガシジミの越冬卵(矢印)。

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越冬するコミミズクの幼虫 Petalocephala discolor とミズイロオナガシジミの越冬卵

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Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (山梨県甲府市、1月3日)



梅の小枝にはユニコーンのような姿の幼虫。
スズメガの仲間の幼虫だろうか。

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ユニコーンのようなスズメガの幼虫  Oxyambulyx ochracea

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Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (山梨県甲府市、1月3日)



§ Afterword §

寒くなってきた。でも、今年もまたフィールド散歩というかフィールド初詣をしてみた。
変わらず忙しいが、できるだけ1週間に一度は散歩を楽しみたいと願っている。


ブログトップのタイトル写真を変えた。

今回の写真はイグアスの滝(ブラジル)の近くの農家の裏で撮影した蝶の集団吸水だ。この時には100から200頭を越えるチョウの吸水集団が何か所も形成され、南米の自然力を思い知らされた。また、レンズの画像に写真の透過性を調節して張り付けると、まるで被写体がレンズに映ったように見えることがわかった------お正月の写真遊び。





以上、 by 虫林花山
Commented by himeoo27 at 2012-01-06 21:59
コミミズクの幼虫これはどう見ても「枝の一部」でしょ!良く見つけられるものです。
ムラサキシジミ♂の表翅の輝きは、やっぱり最高ですね!
Commented by naoggio at 2012-01-07 18:41 x
冬の森、注意深く見ると小さな命がたくさん見つかるものですね。
虫林さんは昆虫探しの名人です。
コミミズク?知りませんでした。
調べてみるとヨコバイ科ミミズク亜科でミミズクというのもいるとか。
それにしてもすごい隠れ方ですね。
Commented by 虫林 at 2012-01-07 19:23 x
ヒメオオさん、
コメントありがとう御座います。
コミミズクの幼虫は、別の昆虫を探していて、偶然に見つけました。でも、気づいてみると、他にも何頭も見つかりました。
ムラサキシジミの輝きは本当に凄くて、僕も好きです。
Commented by 虫林 at 2012-01-07 19:29 x
naoggioさん、
コメントありがとう御座います。
名人なんて言われると困ってしまいます。この時期は、目標を特定していませんので、見つけたものを気軽に撮影しています。
ミミズクは、成虫がカモノハシにそっくりですので、本当にユニークな昆虫ですね。
by tyu-rinkazan | 2012-01-06 01:32 | Comments(4)