20130421 青葉の散歩道:オトシブミ(落とし文)など
2013年 04月 21日
▊ 落とし文:
落とし文とは、江戸時代の女性が秘めたる思いを綴って、恋する男性の前にそっと落とした「恋文」の事だと長い間おもっていた(ロマンチック)。しかし、デジタル大辞泉によれば、政治批判など公然と言えないことを書いて落としておく「落書」あるいは火付けなどの脅迫文を書いて家に投げ込んだ「捨て文」のことらしい。ということは、現在の社会ではさしずめ「ジャンクメール」に相当するものかも知れないな----少し残念。
**************************************************************************************************** ▊Diary
今週末は出張や雨のために散歩に出られないので、先週の未公開写真を供覧。
青葉繁れる候---命の活性が嬉しい季節。
------▶The Season of Fresh Geen Leaves
------- Sony syber shot DSC-RX100
------▶Summer Visitor “Ooruri”
------- Canon EOS 7D, EF 300mm F4 L IS USM
------▶ Phialodes rufipennis "Ashinaga-Otoshibumi"
------- Sony syber shot DSC-RX100
揺籃が完成して、最後の仕上げの切り落とし作業をしているヒメクロオトシブミ♀。
そばで♂が様子をうかがっている。
------▶ Apoderus erythrogaster "Himekuro-Otoshibumi"
------- Sony syber shot DSC-RX100
「ムシクソハムシ(虫糞葉虫)」とは何ともひどい名前だな-------ウーム、でもいえてるかも。
------▶ Apoderus erythrogaster "Mushikuso-Hamushi"
------- Sony syber shot DSC-RX100
スイセンの学名はナルキッサス Narcissus という。
ギリシャ神話の美少年 Narcissus とコツバメの組み合わせ。
------▶ Tailless Hairstreak "Kotsubame"on the flower of Narcissus
------- Canon EOS 7D, EF 300mm F4 L IS USM
------▶Yellow Tip "Tsumaki-cho"
------- Canon EOS 7D, EF 300mm F4 L IS USM
Nature Diary vol.8(22): #509
April 2014, Yamanashi
Written by Tyurinkazan (虫林花山)
落とし文とは、江戸時代の女性が秘めたる思いを綴って、恋する男性の前にそっと落とした「恋文」の事だと長い間おもっていた(ロマンチック)。しかし、デジタル大辞泉によれば、政治批判など公然と言えないことを書いて落としておく「落書」あるいは火付けなどの脅迫文を書いて家に投げ込んだ「捨て文」のことらしい。ということは、現在の社会ではさしずめ「ジャンクメール」に相当するものかも知れないな----少し残念。
今週末は出張や雨のために散歩に出られないので、先週の未公開写真を供覧。
青葉繁れる候---命の活性が嬉しい季節。
------- Sony syber shot DSC-RX100
------- Canon EOS 7D, EF 300mm F4 L IS USM
------- Sony syber shot DSC-RX100
揺籃が完成して、最後の仕上げの切り落とし作業をしているヒメクロオトシブミ♀。
そばで♂が様子をうかがっている。
------- Sony syber shot DSC-RX100
「ムシクソハムシ(虫糞葉虫)」とは何ともひどい名前だな-------ウーム、でもいえてるかも。
------- Sony syber shot DSC-RX100
スイセンの学名はナルキッサス Narcissus という。
ギリシャ神話の美少年 Narcissus とコツバメの組み合わせ。
------- Canon EOS 7D, EF 300mm F4 L IS USM
------- Canon EOS 7D, EF 300mm F4 L IS USM
Nature Diary vol.8(22): #509
April 2014, Yamanashi
Written by Tyurinkazan (虫林花山)
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himeoo27 at 2013-04-21 16:12
野鳥はあまり興味がなく冬場の一時期を除くと
殆どカメラを向けません。
という訳で「オオルリ」は写真すら眺めたことが
なく↑の素晴らしい瑠璃色に魅せられました。
殆どカメラを向けません。
という訳で「オオルリ」は写真すら眺めたことが
なく↑の素晴らしい瑠璃色に魅せられました。
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Sippo5655 at 2013-04-21 21:21
落とし文、、
女性の、、の方がずっとロマンティック~♪
このオトシブミって、旦那様は全く手伝わないって、、
女の子頑張れ~~^^
私も探してみまーす☆
水仙にコツバメ、素敵ですね(*´∀`*)
ツマキチョウの白が、なんだかすごく清楚に、沁みました・・・!!
女性の、、の方がずっとロマンティック~♪
このオトシブミって、旦那様は全く手伝わないって、、
女の子頑張れ~~^^
私も探してみまーす☆
水仙にコツバメ、素敵ですね(*´∀`*)
ツマキチョウの白が、なんだかすごく清楚に、沁みました・・・!!
ヒメオオさん、
野鳥の中で、夏鳥のオオルリとキビタキはフィールドで出会う
と目が覚めるようなその美しさに驚きます。これからの鳥です
ので、是非とも注意してみてください。
野鳥は写真は撮影しませんが、見ることは好きです。
野鳥の中で、夏鳥のオオルリとキビタキはフィールドで出会う
と目が覚めるようなその美しさに驚きます。これからの鳥です
ので、是非とも注意してみてください。
野鳥は写真は撮影しませんが、見ることは好きです。
Shippoさん、
オトシブミの意味があまりロマンチックでないのにがっかり
ですが、仕方がありません。オトシブミの♀はあの大きな葉
を巻くのですから、力持ちですね。頭が下がります。
コツバメは良い感じだったのですが、なかなか良い角度で撮
影させてくれませんでした。
オトシブミの意味があまりロマンチックでないのにがっかり
ですが、仕方がありません。オトシブミの♀はあの大きな葉
を巻くのですから、力持ちですね。頭が下がります。
コツバメは良い感じだったのですが、なかなか良い角度で撮
影させてくれませんでした。
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namiheiii at 2013-04-23 11:54
伽の世界ですね!
22wn3288さん、
コメント有難うございます。
この時期には青葉にオトシブミたちがしばしば見られますね。
オトシブミには葉を切り落とすものと切り落とさないものがお
ります。一生懸命揺籃をつくっている彼らを見るのも面白い
なと思います。
水仙とコツバメは意外でしたが、もう少し角度がね----。
コメント有難うございます。
この時期には青葉にオトシブミたちがしばしば見られますね。
オトシブミには葉を切り落とすものと切り落とさないものがお
ります。一生懸命揺籃をつくっている彼らを見るのも面白い
なと思います。
水仙とコツバメは意外でしたが、もう少し角度がね----。
namiheiiiさん、
有難うございます。
僕の記事よりもnamiheiiiさんのブログの方がワンダー
ランドのように思います。いつも素晴らしいなと感心してい
ますよ。僕も昆虫の世界のワンダーランドが少しでも表現
できればとても嬉しく思います。
有難うございます。
僕の記事よりもnamiheiiiさんのブログの方がワンダー
ランドのように思います。いつも素晴らしいなと感心してい
ますよ。僕も昆虫の世界のワンダーランドが少しでも表現
できればとても嬉しく思います。
「落とし文」私もなんとなくそんなふうに思っていました。でも調べてみたら広辞苑にも虫林さんがおっしゃる通りの事が書いてありました。がっかりです(笑)。
でもどちらにせよ含みのあるいい名前ですね。
ナルキッソスは水面に映る自分の姿に陶酔して死に、そこで水仙に姿を変えたと言われますが、水辺で水面を覗き込むようにして咲く水仙の花を見て思いついた神話かもしれませんね。
ネットで調べてみたら水仙というのは中国の水の仙人の事でした。
「仙人は天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という事のようです。
スイセンに水仙という名前を付けたのも、あの花の姿がどこか人の立ち姿を連想させるからなのでしょうか。
でもどちらにせよ含みのあるいい名前ですね。
ナルキッソスは水面に映る自分の姿に陶酔して死に、そこで水仙に姿を変えたと言われますが、水辺で水面を覗き込むようにして咲く水仙の花を見て思いついた神話かもしれませんね。
ネットで調べてみたら水仙というのは中国の水の仙人の事でした。
「仙人は天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という事のようです。
スイセンに水仙という名前を付けたのも、あの花の姿がどこか人の立ち姿を連想させるからなのでしょうか。
by tyu-rinkazan
| 2013-04-21 10:55
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Comments(10)