20130530 フランスの散歩道:モネの庭にて
2013年 06月 04日
▊Diary #518 :
オランジェリー美術館 Musée de l’Orangerie には、光の画家家クロード・モネ(Oscar Claude Monet)の代名詞になっている「睡蓮」の連作がある。睡蓮は部屋の壁全体に描かれた大作。晩年、モネ自身はこの絵を書いた「睡蓮の庭」自体が、自分の「最高傑作」だと語っていたという。モネの庭にいつ行くの? 今でしょ!
▶les nymphéas in Musée de l’Orangerie
学会終了後、1日だけフリーになったので、家内のリクエストに従い、パリのサンラザール駅から電車に乗ってルーアン(Rouen)とジヴェルニー(Giverny) を訪ねてみることにした。ルーアンは中世の町並みや大聖堂で有名、ジヴェルニーには前述の画家モネが住んだ家と庭がある。
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ヨーロッパを旅するときは田舎に行きたい----と思う。
そこには、独特の空気感を持つ風景が広がっているからだ。
-▶ A Landscape of Village
----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm
-▶ Impressive Moments in Rouen
----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm
-▶ Impressive Moments in Rouen
----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm
▊ジヴェルニー (Giverny) 村にて
モネ Monet は43歳で小さなジヴェルニー村に移り住み、池を掘り庭にさまざまな花を植えた。
このジヴェルニー村には、鉄道のヴェルノン駅からバスで行くが(本数は少ない)、驚いたことに午後にはジヴェルニー村からヴェルノン駅へのバスが運行していなかったのだ(多くの人は車で来るみたいで、誰に聞いてもバスの運行状況はわからなかった)。ジェジェ〜!
でも、たまたま出会った村人にタクシーを呼んでいただいた----感謝。
-▶ Claude Monet’s House in Giverny
----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm
-▶ Claude Monet’s Garden in Giverny
----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm
▊フランスの田舎は美しい。そんなどこか長閑でどこか芸術的ともいえる空気感の中に身を置いてみると、日本でのバタバタとした毎日の生活がばからしく思えてきてしまいます。ところで、モネは日本通で、実際に、ジヴェルニーの彼の家の食堂の壁には、日本の浮世絵が沢山飾ってあって驚きました。
今回は時間がなかったので、南フランスのアビニョンにあるアンリ•ファーブルの家までは行くことはできませんでしたが(残念)、それは次回の楽しみにしたいと思っています。
村のレストランで食べた鴨料理は絶品でした。
これで、フランス散歩は終了します。La Fin!
Nature Diary vol.8(31): #518
Date: May-30 (Thursday)/2013
Place: Giverny in France
オランジェリー美術館 Musée de l’Orangerie には、光の画家家クロード・モネ(Oscar Claude Monet)の代名詞になっている「睡蓮」の連作がある。睡蓮は部屋の壁全体に描かれた大作。晩年、モネ自身はこの絵を書いた「睡蓮の庭」自体が、自分の「最高傑作」だと語っていたという。モネの庭にいつ行くの? 今でしょ!
学会終了後、1日だけフリーになったので、家内のリクエストに従い、パリのサンラザール駅から電車に乗ってルーアン(Rouen)とジヴェルニー(Giverny) を訪ねてみることにした。ルーアンは中世の町並みや大聖堂で有名、ジヴェルニーには前述の画家モネが住んだ家と庭がある。
ヨーロッパを旅するときは田舎に行きたい----と思う。
そこには、独特の空気感を持つ風景が広がっているからだ。
----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm
----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm
----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm
▊ジヴェルニー (Giverny) 村にて
モネ Monet は43歳で小さなジヴェルニー村に移り住み、池を掘り庭にさまざまな花を植えた。
このジヴェルニー村には、鉄道のヴェルノン駅からバスで行くが(本数は少ない)、驚いたことに午後にはジヴェルニー村からヴェルノン駅へのバスが運行していなかったのだ(多くの人は車で来るみたいで、誰に聞いてもバスの運行状況はわからなかった)。ジェジェ〜!
でも、たまたま出会った村人にタクシーを呼んでいただいた----感謝。
----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm
----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm
▊フランスの田舎は美しい。そんなどこか長閑でどこか芸術的ともいえる空気感の中に身を置いてみると、日本でのバタバタとした毎日の生活がばからしく思えてきてしまいます。ところで、モネは日本通で、実際に、ジヴェルニーの彼の家の食堂の壁には、日本の浮世絵が沢山飾ってあって驚きました。
今回は時間がなかったので、南フランスのアビニョンにあるアンリ•ファーブルの家までは行くことはできませんでしたが(残念)、それは次回の楽しみにしたいと思っています。
村のレストランで食べた鴨料理は絶品でした。
これで、フランス散歩は終了します。La Fin!
Nature Diary vol.8(31): #518
Date: May-30 (Thursday)/2013
Place: Giverny in France
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hemlenk at 2013-06-04 05:00
モネの睡蓮!
行ってみたい場所ですね。(=^・^=)
あの絵を見たときは、雷が落ちたような電撃が走りました(^_^;)
思い出しました。
それにしても、鴨…美味しそうだし、たたずむ雰囲気も決まってますね。(^_^)/
行ってみたい場所ですね。(=^・^=)
あの絵を見たときは、雷が落ちたような電撃が走りました(^_^;)
思い出しました。
それにしても、鴨…美味しそうだし、たたずむ雰囲気も決まってますね。(^_^)/
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ルーアン、そしてジヴェルニー !
なんとも羨まし過ぎます。短い時間を有効に活用されて素晴らしい小旅行を満喫されたようですね。
鴨料理もおいしそうです。
モネは日本的なものに惹かれつつも体質(表現)的にはあまりにも西洋的な画家ではないでしょうか。
ボストンにある「ラ・ジャポネーズ」などその点で面白いです。
「睡蓮」やルーアンの大聖堂の一連のシリーズはとにかく圧巻で近寄りがたいです(笑)。
いつも同じ事を言っていて恐縮ですが、それにしても虫林さんは写真が上手いですね。
的確な位置に人物を配する事で風景を活かす天才だと思います。
ここにこんな人物がいてくれたらいいなという人物がちゃんと現れてくれる所も凄いです。
蝶の撮影でもその引きの強さが大いに生きているのでしょうね。
こればかりは真似したくてもできません。
なんとも羨まし過ぎます。短い時間を有効に活用されて素晴らしい小旅行を満喫されたようですね。
鴨料理もおいしそうです。
モネは日本的なものに惹かれつつも体質(表現)的にはあまりにも西洋的な画家ではないでしょうか。
ボストンにある「ラ・ジャポネーズ」などその点で面白いです。
「睡蓮」やルーアンの大聖堂の一連のシリーズはとにかく圧巻で近寄りがたいです(笑)。
いつも同じ事を言っていて恐縮ですが、それにしても虫林さんは写真が上手いですね。
的確な位置に人物を配する事で風景を活かす天才だと思います。
ここにこんな人物がいてくれたらいいなという人物がちゃんと現れてくれる所も凄いです。
蝶の撮影でもその引きの強さが大いに生きているのでしょうね。
こればかりは真似したくてもできません。
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蝶山人
at 2013-06-04 08:17
x
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kmkurobe at 2013-06-04 15:40
いやすばらしい。南の島も欧州の田舎町もまさに「虫林ワールド」ですね。
風景の中に溶け込んだ、人間や生き物に本当に暖かみを感じさせていただきました。
風景の中に溶け込んだ、人間や生き物に本当に暖かみを感じさせていただきました。
Naoggioさん、
お褒めいただききょうしゅくでpす。
僕はnaoggioさんのような芸術的なセンスが無いので、
適当に撮影して、面白そうなものを選んでいるだけ
です。ヨーロッパにくると、被写体が多すぎて困りま
すね。フランスはまた訪れてみたいところです。
お褒めいただききょうしゅくでpす。
僕はnaoggioさんのような芸術的なセンスが無いので、
適当に撮影して、面白そうなものを選んでいるだけ
です。ヨーロッパにくると、被写体が多すぎて困りま
すね。フランスはまた訪れてみたいところです。
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Sippo5655 at 2013-06-06 21:09
モネのお庭(*´∀`*)
いいなあ、夢のような世界だったことでしょうね。
東京にいると、とにかく時間の過ごし方が、、
素敵なひととき、そして絶品の鴨料理\(^ ^)/
良かったですね!
私の記憶の中のフランスは・・
ずっと、あの時のまま宝物になって残るんだろうなあ。。
いいなあ、夢のような世界だったことでしょうね。
東京にいると、とにかく時間の過ごし方が、、
素敵なひととき、そして絶品の鴨料理\(^ ^)/
良かったですね!
私の記憶の中のフランスは・・
ずっと、あの時のまま宝物になって残るんだろうなあ。。
22wn3288 さん、
コメントありがとうございます。
睡蓮の池は僕が想像したよりもきれいでした。
でも、もっと印象的なのは、村ののどかな雰囲気でした。
そんな環境がモネの絵にも出ているのかもしれませんね。
コメントありがとうございます。
睡蓮の池は僕が想像したよりもきれいでした。
でも、もっと印象的なのは、村ののどかな雰囲気でした。
そんな環境がモネの絵にも出ているのかもしれませんね。
by tyu-rinkazan
| 2013-06-04 05:59
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Comments(12)