人気ブログランキング | 話題のタグを見る

20130530 フランスの散歩道:モネの庭にて

Diary #518 :
オランジェリー美術館 Musée de l’Orangerie には、光の画家家クロード・モネ(Oscar Claude Monet)の代名詞になっている「睡蓮」の連作がある。睡蓮は部屋の壁全体に描かれた大作。晩年、モネ自身はこの絵を書いた「睡蓮の庭」自体が、自分の「最高傑作」だと語っていたという。モネの庭にいつ行くの? 今でしょ!

20130530 フランスの散歩道:モネの庭にて_d0090322_232118100.jpg
les nymphéas in Musée de l’Orangerie

学会終了後、1日だけフリーになったので、家内のリクエストに従い、パリのサンラザール駅から電車に乗ってルーアン(Rouen)ジヴェルニー(Giverny) を訪ねてみることにした。ルーアンは中世の町並みや大聖堂で有名、ジヴェルニーには前述の画家モネが住んだ家と庭がある。


*********************************************************************************************************************************


ヨーロッパを旅するときは田舎に行きたい----と思う。
そこには、独特の空気感を持つ風景が広がっているからだ。

20130530 フランスの散歩道:モネの庭にて_d0090322_2327560.jpg
- A Landscape of Village

----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm


20130530 フランスの散歩道:モネの庭にて_d0090322_2328286.jpg
20130530 フランスの散歩道:モネの庭にて_d0090322_23284563.jpg
20130530 フランスの散歩道:モネの庭にて_d0090322_23292662.jpg
- Impressive Moments in Rouen

----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm


20130530 フランスの散歩道:モネの庭にて_d0090322_23302245.jpg
- Impressive Moments in Rouen

----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm




ジヴェルニー (Giverny) 村にて
モネ Monet は43歳で小さなジヴェルニー村に移り住み、池を掘り庭にさまざまな花を植えた。

このジヴェルニー村には、鉄道のヴェルノン駅からバスで行くが(本数は少ない)、驚いたことに午後にはジヴェルニー村からヴェルノン駅へのバスが運行していなかったのだ(多くの人は車で来るみたいで、誰に聞いてもバスの運行状況はわからなかった)。ジェジェ〜! 

でも、たまたま出会った村人にタクシーを呼んでいただいた----感謝。

20130530 フランスの散歩道:モネの庭にて_d0090322_2331720.jpg
- Claude Monet’s House in Giverny

----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm


20130530 フランスの散歩道:モネの庭にて_d0090322_2332472.jpg
20130530 フランスの散歩道:モネの庭にて_d0090322_23401758.jpg
20130530 フランスの散歩道:モネの庭にて_d0090322_233362.jpg
- Claude Monet’s Garden in Giverny

----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm




フランスの田舎は美しい。そんなどこか長閑でどこか芸術的ともいえる空気感の中に身を置いてみると、日本でのバタバタとした毎日の生活がばからしく思えてきてしまいます。ところで、モネは日本通で、実際に、ジヴェルニーの彼の家の食堂の壁には、日本の浮世絵が沢山飾ってあって驚きました。

今回は時間がなかったので、南フランスのアビニョンにあるアンリ•ファーブルの家までは行くことはできませんでしたが(残念)、それは次回の楽しみにしたいと思っています。


20130530 フランスの散歩道:モネの庭にて_d0090322_23532891.jpg村のレストランで食べた鴨料理は絶品でした。
これで、フランス散歩は終了します。La Fin!
Nature Diary vol.8(31): #518
Date: May-30 (Thursday)/2013
Place: Giverny in France






Commented by hemlenk at 2013-06-04 05:00
モネの睡蓮!
行ってみたい場所ですね。(=^・^=)
あの絵を見たときは、雷が落ちたような電撃が走りました(^_^;)
思い出しました。
それにしても、鴨…美味しそうだし、たたずむ雰囲気も決まってますね。(^_^)/
Commented by naoggio at 2013-06-04 06:11 x
ルーアン、そしてジヴェルニー !
なんとも羨まし過ぎます。短い時間を有効に活用されて素晴らしい小旅行を満喫されたようですね。
鴨料理もおいしそうです。
モネは日本的なものに惹かれつつも体質(表現)的にはあまりにも西洋的な画家ではないでしょうか。
ボストンにある「ラ・ジャポネーズ」などその点で面白いです。
「睡蓮」やルーアンの大聖堂の一連のシリーズはとにかく圧巻で近寄りがたいです(笑)。
いつも同じ事を言っていて恐縮ですが、それにしても虫林さんは写真が上手いですね。
的確な位置に人物を配する事で風景を活かす天才だと思います。
ここにこんな人物がいてくれたらいいなという人物がちゃんと現れてくれる所も凄いです。
蝶の撮影でもその引きの強さが大いに生きているのでしょうね。
こればかりは真似したくてもできません。
Commented by 蝶山人 at 2013-06-04 08:17 x
naggioさんも指摘されていますが
虫林さんの引きの強さは
フィールドでも証明済みです。

ジヴェルニー行ってみたい場所のひとつです。
Commented by kmkurobe at 2013-06-04 15:40
いやすばらしい。南の島も欧州の田舎町もまさに「虫林ワールド」ですね。
風景の中に溶け込んだ、人間や生き物に本当に暖かみを感じさせていただきました。
Commented by 虫林 at 2013-06-05 05:47 x
ヘムレンさん、
モネの家がある村はとてものどかで美しい所でした。
今回は天気が悪かったのと時間もなかったので仕方
がありませんが、近くの丘陵を歩いたりすれば、蝶
の撮影もできたかもしれません。
Commented by 虫林 at 2013-06-05 05:53 x
Naoggioさん、
お褒めいただききょうしゅくでpす。
僕はnaoggioさんのような芸術的なセンスが無いので、
適当に撮影して、面白そうなものを選んでいるだけ
です。ヨーロッパにくると、被写体が多すぎて困りま
すね。フランスはまた訪れてみたいところです。
Commented by 虫林 at 2013-06-05 05:55 x
蝶山人さん、
ありがとう御座います。。
僕は引きが強いと思ったことはありません。
でも、そういう風になれたら良いですね。
Commented by 虫林 at 2013-06-05 05:59 x
kmkurobeさん、
コメントありがとう御座います。
フランス田舎はカメラマンにとってはとても良いところです。
次回はもっと昆虫の撮影をしてみたいな。
ファーブルの家にも行きたいしね。
Commented by Sippo5655 at 2013-06-06 21:09
モネのお庭(*´∀`*)
いいなあ、夢のような世界だったことでしょうね。
東京にいると、とにかく時間の過ごし方が、、
素敵なひととき、そして絶品の鴨料理\(^ ^)/
良かったですね!
私の記憶の中のフランスは・・
ずっと、あの時のまま宝物になって残るんだろうなあ。。
Commented by 虫林 at 2013-06-07 12:51 x
Shippoさん、
有難うございます。
パリもエキサイティングな街だとおもいますが。
やはり、田舎にいくと、のんびりと出来ます。
フランスのレストランはウェーターの所作も食事も
さすがですね。
Commented by 22wn3288 at 2013-06-08 08:34 x
睡蓮の池の写真が素敵です。
モネの画 そっくりですね。
画を思い出せてくれる いい写真です。
Commented by 虫林 at 2013-06-10 05:42 x
22wn3288 さん、
コメントありがとうございます。
睡蓮の池は僕が想像したよりもきれいでした。
でも、もっと印象的なのは、村ののどかな雰囲気でした。
そんな環境がモネの絵にも出ているのかもしれませんね。
名前
URL
削除用パスワード
by tyu-rinkazan | 2013-06-04 05:59 | Comments(12)

Photographic Adventures for Insects and Flowers


by 虫林花山
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31