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20131103 E-M1の散歩道:ムラサキシジミなど

DIARY #555 :

海外も含めて出張旅行が多い。そんな時に携行するカメラは、「できるだけ小さくて、できるだけ軽いもの」がやはり有り難い。最近発売された オリンパスOM-D E-M1 (以下、E-M1) は、防塵・防滴仕様で頑丈、高性能なのに小さくて軽いらしい。さらに、一眼レフ用のフォーサーズレンズもアダプターを介して普通に使用できるというのだからとても魅力的だ。そこで、使用していない古いレンズなどを売却処分して E-M1 本体を購入した。触った感触は E-M5 の方がメカニカルな感じで好みだが、E-M1 はグリップが大きくて使いやすそうだ。「豚に真珠」ならぬ「虫林にE-M1」-----といわれないようにしないとね。

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土曜日は出張先の大阪から遅くに帰宅。

日曜日はゆっくりと起床して、お昼近くから近くの丘や公園を散歩した。
下の写真は、午後の日差しを受けた柿の実と傘雲をかぶった富士山。

20131103  E-M1の散歩道:ムラサキシジミなど_d0090322_14532267.jpg
---- Japanese Persimmon in the background of Mt. Fuji

------ Olympus OM-D E-M1, MZD14-42mm + WCON-P01, Flash (+)




青く輝く ムラサキシジミ

丘の中腹の樫の木が多い公園。

クズの葉の上にムラサキシジミの姿を見つけた。
落ち着きなく飛び回っているので、しばらく観察していると葉の上で開翅。
オスの青も良いが、♀のライトブルーは絶品。

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----Japanese Oakblue (Female)

----- Olympus OM-D E-M1, MZD14-42mm + WCON-P01, ZD50-200mm, MZD60mm Macro



半開翅するウラギンシジミ

翅裏を点滅させながらウラギンシジミが数頭飛来。
まるで越冬前の太陽の光を楽しんでいるようだ。

20131103  E-M1の散歩道:ムラサキシジミなど_d0090322_14553749.jpg
20131103  E-M1の散歩道:ムラサキシジミなど_d0090322_14555958.jpg
----Angled Sunbeam (upper: male, lower: female)

------ Olympus OM-D E-M1, MZD14-42mm + WCON-P01, ZD50-200mm



紅葉の ヤマトシジミ

赤変した葉の枝にヤマトシジミが静止。
慌てて近づいて、数回シャッターを切った。
MZD60mmは相変わらずシャープだ。

20131103  E-M1の散歩道:ムラサキシジミなど_d0090322_14562569.jpg
----A male of the Pale Grass Blue resting on the red-colored leaf.

----- Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro



逆光のモンキチョウ

エノコログサ(ねこじゃらし、欧米ではFoxtailというらしい)主体の小さな草地。

枯れた花穂の上に静止したモンキチョウを発見。
前方から陽がさしてエノコログサの枯れ穂が輝いた。

20131103  E-M1の散歩道:ムラサキシジミなど_d0090322_14575175.jpg
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---- A Pale Clouded Yellow resting on the foxtail grass against the light

------ Olympus OM-D E-M1, ZD50-200mm, MZD60mm Macro




キタテハ

エノコログサの枯れ穂ではキタテハの姿も発見。
翅の辺縁の切れ込みが強いキタテハはユニーク。

20131103  E-M1の散歩道:ムラサキシジミなど_d0090322_1502236.jpg
20131103  E-M1の散歩道:ムラサキシジミなど_d0090322_1504541.jpg
----A Comma on the foxtail grass

----- Olympus OM-D E-M1, MZD14-42mm + WCON-P01, MZD60mm Macro



POSTSCRIPT :


東北楽天日本一おめでとう!
素晴らしい日本シリーズでしたね。


20131103  E-M1の散歩道:ムラサキシジミなど_d0090322_153232.jpg<オリンパスE-M1使用感:デジタルテレコンについて
実は初期設定を間違えて 2倍のデジタルテレコン(DT)を入れたままで撮影したことに後で気づいた。DTは、理論的に中央部をトリミングしたことになるのだが、ファインダーで被写体が2倍に拡大されるので、昆虫撮影にはとても便利な機能といえる(EVFファインダーの利点)。DTを用いると、レンズのF値はそのままで、60㎜マクロは120mm(実質240mmの望遠マクロ)、200mmは400mm(実質800mmの超望遠)の画角で撮影、記録することができる。またDT機能をボタンに割り付けて、オンとオフをワンプッシュで切り替えることができるのも実用的。
 現在、カメラメーカー各社から優秀な製品が発売されていて、いわば百花繚乱状態。僕にとって良いカメラとは、カタログデータや機能ではなくて「 撮る勇気を与えてくれるカメラ」なのだ。E-M1が良い相棒になってくれることを期待している。







Nature Diary vol.8 (63): #555
Date: November-03 (Sunday) /2013
Place: Kofu in Yamanashi




Commented at 2013-11-04 15:54 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 虫林 at 2013-11-04 16:24 x
非公開コメントさん、
初歩的な間違いをしてしまいました。
切れ込みが強いキタテハですね。
いやはやお恥ずかしい。
指摘していただき助かりました。
今後ともどうぞ宜しくお願いします。
Commented by himeoo27 at 2013-11-04 18:12
巨人と楽天の日本シリーズ野球を殆ど
見ない我が家でも大いに盛り上がりま
した。どちらのチームも素晴しい試合あ
りがとうございます。
Commented by ダンダラ at 2013-11-05 11:13 x
オリンパスのEM-1は評判がよいようですね。
写真からはわかりませんが、バッテリーグリップをつけても十分小型なんですね。
写真はレンズとボディの優秀さが感じられる素晴らしいものばかりです。
Commented by 虫林 at 2013-11-05 13:20 x
ヒメオオさん、
楽天の戦いは、最後に巨人を圧倒していましたね。
僕は巨人ファンでしたが、楽天には心よりの祝福を
贈りたいと思いました。
本当に両チームに感謝です。
Commented by 虫林 at 2013-11-05 13:24 x
ダンダラさん、
いろいろとお世話になっています。
画質をとるか携帯性を優先するかは以前からの悩みで
すが、E-M1は何とか両立までとはいかないまでもいい
線をいっているかと思います。
オリンパスが社運をかけて作ったカメラに違いありませ
んね。
Commented by 22wn3288 at 2013-11-07 08:24 x
秋の象徴 柿をメインにバックに富士山、素敵な画ですね。
枯れ穂にモンキチョウも綺麗です。
カメラとの相性も良いのでしょうね。
Commented by Sippo5655 at 2013-11-07 21:18
すっかり冬支度・・・
ヤマトシジミや、キタテハに元気貰う頃ですね。
葉もだいぶ色づいたことでしょう。
夏場に、汗水流して通った頃が懐かしいです。^^
まだ間に合うかな・・せめて、シジミたちや
越冬蝶たちにエールを送って歩きたいです♪
Commented by 虫林 at 2013-11-10 09:02 x
22wn3288 さん、
コメントありがとうございます。
富士山バックはテーマのひとつにしていますが難しいです。
カメラは良いのですが-----。
Commented by 虫林 at 2013-11-10 09:07 x
Shippoさん、
そうですね暑かった夏の日がなつかしいです。
来年の3月までが大変です。
チョウはまだまだ間に合いますよ。

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by tyu-rinkazan | 2013-11-04 15:15 | ▣ムラサキシジミ | Comments(10)

Photographic Adventures for Insects and Flowers


by 虫林花山
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