NATURE DIARY

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20131130 県南の散歩道;ムラサキシジミ、クロコノマチョウ、ヒメウラナミジャノメ

DIARY #559 :

最近は朝起きると寒い------布団から出るのが少し億劫に感じる。家内とゆっくり朝食を摂りながら、BSで再放送している朝ドラ「ちりとてちん」を見た。ちりとてちんの脚本家は女性らしいが、本当に落語を理解していて、ストーリーも文句無しに面白い。あまちゃんと同様にたった15分間で僕の心が揺さぶられてしまうのだから、ドラマのパワーには驚きだな。とにかく本日は寒いので、しっかりとレイヤードしてフィールド散歩に出かけた。


川面から湯気。
空から光芒。

自然の息づかい」を記録

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----- Light Beam

------ Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro




ムラサキシジミの青い輝きは構造色

暖帯林の中の陽だまり。どこからとなくムラサキシジミが飛来。
このチョウの翅の輝きを何に例えることができるのだろうか------宝石のサファイア?

この青い輝きは青い色素によるものではなく構造色。すなわち、ムラサキシジミの翅に油でもたらせば、凹凸の溝が埋まりその色は消失するはず(そんな馬鹿な実験はしないけどね)。

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----- Sapphire Butterfly (The Japanese Oakblue)

------ Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro


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----- Sapphire Butterfly (The Japanese Oakblue)

------ Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro




季節外れの新鮮なヒメウラナミジャノメ

明日から12月になろうとするこの時期にヒメウラナミジャノメを見つけた。
ファインダーでみると縁毛もしっかりあって新鮮にみえる------不思議。

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-----The Argus Rings

------- Olympus TG2 Tough


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-----The Argus Rings

------- Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro




何とか出会えたクロコノマチョウ

今年クロコノマチョウを撮影したポイント。
歩き回ると足元から大きな黒いチョウが飛び立った-----クロコノマの♂。

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-----The Dark Evening Brown

--------- Olympus OM-D E-M1, ZD50-200mm


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-----The Dark Evening Brown

--------- Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro


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----- Highpower View of The Dark Evening Brown

------- Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro




その他 Miscellaneous

首だけを回転させてこちらを見るカマキリ。
僕はカマキリを含めて直翅目の昆虫は苦手。

カマキリの英名 praying mantis は、神にお祈りをしているキリスト教の僧侶の姿に似ているかららしい。この虫の影を見ると(影にフォーカスを合わせた)、確かにお祈りしているようにも見えなくもないが------。

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----Praying mantis

---- Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro



陽気に誘われてキタキチョウも飛んでいた

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---Common Grass-yellow

---- Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro



ホソミオツネントンボは小さくて茶色いので見つけようとしても難しい。
目の前に飛んでこないとわからないだろう。

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------Siberian Winter Damselfly

------- Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro



ちょっと崖を崩すとクロオサムシが出てきた。

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------ Carabus albrechti

------- Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro




POSTSCRIPT :
先週、虫林が主催する大きな学会が終了したので、今週は少しゆっくりしたいと思いました。でも、そんな甘いこともいっていられず福島原発事故の放射線被曝の影響調査を評価する部会に出席するために福島に出張してきました。住民の皆さんの健康に関する心配を少しでも軽減してもらうには、科学的な調査とともに粘り強く丁寧な説明と情報公開がこれからも必要だと痛感しました。何と言っても「福島の問題」は「日本の問題」。

来週から12月に入るが、年末は何かと忙しい。
何とかならないものかと毎年思うのだが-------。


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---- Winter Colour


Nature Diary vol.8 (67): #559, 2013
Date: November-30 (Saturday)
Place: Kofu in Yamanashi



Commented by himeoo27 at 2013-12-01 17:30
紫3兄弟はどの種も雌雄ともに素敵ですが、中でも
「ムラサキシジミ」のメタリックでかつビビットな煌め
きが最高ですね!
Commented at 2013-12-01 21:13
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by chochoensis at 2013-12-02 17:08 x
どの写真も、物凄く鮮明な写真に驚いています。
さすが、虫林さんだと感心しています!!!
「ムラサキシジミ」の色彩実験は面白い発想ですね、凄いです!
福島原発の放射線被爆の評価会・・・本当にご苦労様です、家内の実家が福島なので一層気になります、お疲れ様です。
Commented by 虫林 at 2013-12-05 14:48 x
ヒメオオさん、
コメント有難うございます。
ムラサキシジミの輝きはチョウの仲間の中でも秀逸ですね。
僕も賛成です。
Commented by 虫林 at 2013-12-05 14:49 x
非公開コメントさん、
有難うございます。
修正したしました。
今後とも宜しくお願い申しあげます。
Commented by 虫林 at 2013-12-05 14:53 x
chochoensisさん、
有難うございます。
ムラサキシジミに油を垂らしてみたいけど、それはなかなか
できないですよね。でも、タマムシだったらいつかは---。
福島の問題は丁寧に粘り強く説明していくことにしました。
宜しくお願いします。
Commented by OTTO at 2013-12-09 09:09 x
虫林さん、こんにちわ。
久しぶりにコメントさせていただきます。
相変わらず素晴らしい写真の腕前に思わずため息・・w
ムラサキシジミとヒメウラナミの精細きわまるMACROも素晴らしいですが、TOPと末尾の風景写真のフレーム切り取りと色合いの定着の仕方も実に美しいですね。
あたらしいOLYMPUSのカメラをお使いのようですが、単にカメラがどうのと言う以前に、眼前にある対象をどのように写し止めるか、それが何より肝心のことだなぁと改めて教えられる気がいたします。
Commented by 虫林 at 2013-12-10 23:07 x
OTTOさん、
コメントありがとうございます。
昆虫写真も大好きですが、季節の移ろいも写し止め
たいと思っています。でも、お褒めいただくとやる気
も出てきますね。
そろそろ昆虫も少なくなりますが、自然を見つめる
時間はなるべく作っていこうと思っています。
Commented at 2013-12-13 22:50
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 虫林 at 2013-12-16 18:36 x
非公開コメントさん、
オメデトウございます。
楽しみにしていますよ。
by tyu-rinkazan | 2013-12-01 16:12 | ▣クロコノマチョウ | Comments(10)