NATURE DIARY

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20140104 初フィールド散歩:枯葉の揺り籠で越冬するミスジチョウの幼虫

DIARY #002 :

本日はミスジチョウの越冬幼虫の探索。

昨年の4月にカエデの花でミヤマルリハナカミキリを観察した橋を思い出した。そこは下からカエデの木がのびていて、橋の上に立つと木の上部の枝が容易に観察できる。さっそく車を止めて、橋の上からカエデの枝に残る枯れ葉をチェックした。

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----- Maple Tree by the Bridge

----- Olympus OM-D E-M1, Nokton 25mm



手が届くほど近くの枯葉に怪しい虫の影を発見した。
どうやら目的のミスジチョウの越冬幼虫だ。

ミスジチョウの幼虫はカエデの枯葉のゆりかごで越冬する。
拡大すると、水牛の角のような突起が何とも「クール」で「キモ可愛い」。。

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----- An Overwintering Caterpillar of the Sailer

----- Olympus OM-D E-M1, ZD8㎜ Fisheye, MZD60mm Macro, TG-2 + gyorome8




公園でウラギンシジミを探した

2週間前には5頭もの越冬個体を見つけたが、今回の探索ではたった1頭になってしまっていた。甲府市内のウラギンシジミは、土着しているとは思うが、冬を越える個体はかなり少ないと思われる。寒さのためか鳥に捕食されてしまうだろう。

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----- The Angled Sunbeam

----- Olympus OM-D E-M1, Nokton 25mm, Tough TG-2 + Gyorome 8




桜の幹のフユシャクの♀

今まで気づかなかったが、池の周りのサクラの木の幹を見るとイチモジフユナミシャク Operophtera rectipostmediana のメスが点々と発見できた。夜に来ればオスや交尾も撮影できそうだが寒くてね-------根性なし。

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----- A Female of Winter Moth (Operophtera rectipostmediana)

-----Olympus Tough TG-2 + Gyorome



さらにチャバネフユエダシャク Erannis golda のメスも1頭見つけた。
本種のメスは翅が消失している。

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----- A Female of Winter Moth (Erannis golda)

-----Olympus Tough TG-2 + Gyorome




TYURIN NOTES :
今回は今年初のフィールド散歩だったが、あまり苦労もせずにミスジチョウの越冬幼虫を見つけ出すことができ、幸先の良いスタートがきれたと思う。せっかく手が届く範囲の場所(観察が容易)で見つけたので、ブログ仲間の Clossiana さん(コロボックル讃歌)を見習って、今年はしばらくこの幼虫の生態を観察してみようかなと思う。



今年も良い年になりますように------合掌

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初詣




Nature Diary vol.9 (02): #564, 2014
Date: January-4 (Saturday)
Place: Kofu in Yamanashi



Commented by himeoo27 at 2014-01-05 12:41
イチモジフユナミシャク♀は、矮小化した翅が可愛く
更に色合いが多彩なので素敵な昆虫だと思います。
個人的には緑色の個体が特に好きです。
Commented by mtana2 at 2014-01-06 10:26 x
フユシャクも密度が濃いようで羨ましいです。
こちらでは、この2種はそろそろ終期らしいですが、出遅れて昨日ようやく今季初観察でした。
Commented by ainomidori443zeph at 2014-01-06 19:29
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
昨年は山梨方面へ出かける機会がありませんでしたが、今年はどうなることでしょう?
今年もよろしくお願いいたします。
Commented by 虫林 at 2014-01-07 21:10 x
ヒメオオさん、
コメントありがとうございます。
確かにイチモジフユナミシャクは個体変異があっておもし
ろいですね。緑色はすくないですかね。
Commented by 虫林 at 2014-01-07 21:13 x
mtanaさん、
フユシャクは個体数がおおいかどうか夜であるかないので
よくわかりません。
mtanaさんはフユシャクをよく知っているので、いつか教えて
くださいね。
Commented by 虫林 at 2014-01-07 21:15 x
愛野緑さん、
あけましてオメデトウございます。
今年もよろしくお願いします
山梨にお越しの際はご一緒できれば良いですね。
Commented by clossiana at 2014-01-08 07:37
名前を取り上げて頂きまして大変、光栄です。有難う御座居ました。私は継続観察と言いましても途中で情が移ってしまい雨風があったりすると心配になって見にいくって感じです。↑の個体も無事に育って欲しいですね。ところで写真を見させて頂いて驚いたことがあります。カエデの葉の真ん中の部分(人の手の中指に相当する部分)に若齢幼虫時代の塔の痕跡が残っていません。
つまり、この葉は卵が産付された葉ではないということです。私はてっきり産付された葉で冬越しをするのだと思い込んでいました。大変勉強になりました。
Commented by itotonbosan at 2014-01-09 21:34 x
イチモジフユナミシャクの雄は毎年,
1月初めの頃勿来の関では見られます。
翅が美しい青緑色をした雌を一度は見たいと思って探しています。
奇麗な雌を見つけられて羨ましいです。
Commented by Sippo5655 at 2014-01-09 21:38
カエデの葉っぱの中に・・
びっくりです~
最も東京ではいくら探しても見つからないかなあ。
冬場の虫探しは、大変だけど
見つかったら本当に嬉しいでしょうね。
これまでで一番感動したのは
落ち葉をめくって見つけた、エサキモンキツノカメムシと
あとは、セグロジンガサハムシかな。。

今は庭で越冬中のアゲハのさなぎを見守るだけで
春に向けての希望を貰えてます。
Commented by ダンダラ at 2014-01-11 18:19 x
ミスジチョウの幼虫、良いですね。
巣のついている様子がよくわかりますし、その葉の中で幼虫がどんな感じで静止しているのもよくわかって、この幼虫を探したことのない私でも、なんだか自分で見つけられるような気がしてきました。
寒そうだから実際には出かけないとは思いますが…
Commented by OTTO at 2014-01-13 13:42 x
私も昔、ミスジチョウの越冬幼虫を見つけて、蛹化まで観察したことがありました。新緑の季節になっても、越冬時使用した枯葉を巣として使い、日中はほとんど動かず、夜中にこの巣からでて新葉を食べに出かけるという、ほとんど忍者みたいな性質だったのがとても印象深かったですね。
そんな性質のため、結局、幼虫が緑の葉の上にいるのを一度も観察することができませんでした。ぜひ、野外における幼虫の摂食の撮影にチャレンジされてみてはいかがでしょうか。
Commented by 虫林 at 2014-01-13 19:01 x
Shippoさん、
ミスジチョウの幼虫はなかなか見つかりませんが、今回は
運良く見つけることができました。そちらだと難しいかもしれま
せんね。
越冬中のアゲハの幼虫も面白いではないですか。
Commented by 虫林 at 2014-01-13 19:02 x
ダンダラさん、
ミスジチョウの幼虫は運が良かったかなと思います。
手の届く場所なので、これからも継続観察が可能です。
ちゃんと越冬してくれればよいのですが。
Commented by 虫林 at 2014-01-13 19:04 x
OTTOさん、
ミスジチョウの幼虫の情報をありがとうございます。
葉が出るのが楽しみです。
その場所は夜にも行けるところですので(道の脇)、ぜひとも
観察してみたいなと思います。
by tyu-rinkazan | 2014-01-04 23:05 | Comments(14)