NATURE DIARY

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20140713 梅雨の最中の散歩道:オオムラサキ、ムモンアカシジミ、ウラギンスジヒョウモンほか

昨日は出張先の神戸から深夜1時過ぎに帰宅し、さらに早朝のワールドカップ(ブラジル対オランダの3位決定戦)まで観てしまった。さすがに寝不足で少々疲れてはいるが、この時期には少しでもフィールド散歩に出ないと落ち着かない。今年も残された「虫たちのシーズン」を楽しみたいものだ。



DIARY #597 :

例年、オオムラサキで賑わうクヌギ林を訪れた。ここは道路の拡張整備の影響を受けて大きな台場クヌギが何本も倒されてしまった。でも、まだ昔の面影は何とか残されている。典型的な里山の雑木林。



 オオムラサキ

オオムラサキの姿はあるものの、例年に比べると明らかに少ない。今年は当初よりオオムラサキは期待できないなと予想はしていたが、あまり嬉しくないビンゴ(的中)だ。でも、樹液の出ているクヌギで新鮮な個体を撮影できた。


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------- The Great Purple

------- (Olympus OM-D EM-1, MZD14-150mm)



 ムモンアカシジミ

クヌギ林の脇を歩いていたら、足元からオレンジ色のシジミチョウが飛び出し、クヌギの葉上に静止した。ウラナミアカシジミ?と思いながらその蝶に目をやると-------ウーム、我が目を疑った。そこにいたのはまぎれもなく「ムモンアカシジミ」だったからだ。ムモンアカはこの場所では初めて見るチョウだし、とにかく時期的にも早すぎる。虫林のムモンアカ初見記録が大きく更新された。


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-------A male of the Jonasi Orange Hairstreak resting on the leaf

------ (Olympus OM-D E-M1, MZD14-150mm)

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-------A male of the Jonasi Orange Hairstreak

------ (Olympus OM-D E-M1 MZD14-150mm, E-P5 MZD60mm Macro)




 ウラギンスジヒョウモン

移動した草原では、新鮮なウラギンスジヒョウモンを見つけた。このヒョウモンは全国的に減少が著しいとされている。今回のものは羽化後間もない非常に綺麗な個体だった。


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------- The Eastern Silverstripe

------ (Olympus E-P5, MZD60mm Macro)





 ホシミスジ

ここではシモツケのピンクの花が多く、その周りでホシミスジが絡むように飛んでいた。ゆっくりと飛ぶが意外に止まってくれない。


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--------The Dod-dash Sailer

------ (Olympus OM-D E-M1, MZD 14-150mm)




 ノコギリクワガタ

天気が悪いせいだろうか、日中なのにクヌギの樹液に立派なノコギリクワガタ♂♀が交尾していた。しばらくすると、小歯型の小型のオスが近づいてきて戦いが始まった。でも、大きな大顎で仰向けにされてしまった。


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------ Prosopocoilus inclinatus

----- (Olympus OM-D E-M1, MZD 14-150mm)

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------- Prosopocoilus inclinatus

------ (Olympus OM-D E-M1, MZD 14-150mm)

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-------- Prosopocoilus inclinatus

------ (Olympus Tough TG-2, Gyorome8)




 ドロハマキチョッキリ

宝石と呼ぶにふさわしい美しい甲虫。


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------- Byctiscus puberulus

------ (Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro)




 ゴマダラカミキリ


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------- Anoplophora malasiaca

------ (Olympus OM-D E-PL6, MZD 14-42mm +WC
)





Notes :

途中、気温が低く、小雨が降る生憎の天候だったが、思いがけず色々な昆虫たちに出会うことができた。とくにムモンアカシジミは甲府市近郊では初めて発見した。「犬も歩けば棒にあたる」ではなく「虫林も歩けばムモンアカにあたる」だね。多分、発生初期なので、これからか楽しみだ。

そろそろ下界は暑くなってきたので、来週あたりは高地での散歩が良いかも。



本日最後に訪れた雑木林では、東京から来られた同行者の方たちと偶然お会いし、しばらく立ち話しした。お話をしていくうち、虫林が表紙の写真を担当した「月刊むし」の特集号で、世界のオオムラサキの記事を書かれた方だということがわかった。世の中、狭いものですね。




Nature Diary vol.9 (37): #597, 2014
Date: July-13 (Sunday)
Place: Kai-shi, Yamanashi





Commented by tamayam2 at 2014-07-14 06:54
ドロハマキチョッキリ、何と素敵でしょう。ペンダントに
してみたい。
Commented by kmkurobe at 2014-07-14 14:44 x
こちらはやはり9時には終了していました。
やはり地元に福がありましたね。
当方も地元にしがみついて、キンキラキンと喜んでおりました。
ムモンアカシジミこれから楽しみですね。
Commented by Akakokko at 2014-07-14 21:41 x
もうムモンアカが発生しているは驚きです。
また、どの蝶もピカピカ個体で羨ましいですね。
魚露目のノコギリクワガタは迫力満点ですね。
魚露目レンズが挟まれてしまいそうで、ハラハラ感があります。
Commented by 虫林 at 2014-07-15 09:24 x
tamayamさん、
ドロハマキチョッキリは僕も大好きな甲虫です。
なんといってもきれいですものね。
Commented by 虫林 at 2014-07-15 09:27 x
kmkurobeさん、
そちらは9時に終了ですか。
でも、素晴らしい成果があって良かったですね。
ムモンアカはこれからですのでフォローアップします。
Commented by 虫林 at 2014-07-15 09:31 x
Akakokkoさん、
ムモンアカには驚きました。
こちらでは早くても7月の下旬だったのですから。
今年は全体的に早いのかも?
ノコギリクワガタは魚露目に向いています。
Commented by Sippo5655 at 2014-07-16 21:29
今年はオオムラサキ数が少ないのですか。
ブルーの艶やかさ、目を奪われます!
宝石チョッキリ、本当に綺麗・・・!!
ムモンアカシジミとの出会い、素晴らしい出会いでしたね♪
高貴で重厚な・・・貴婦人の部屋のカーテン
クワガタとかカブトムシとか
もう東京ではお店で買う存在なんだなあ・・・
Commented by yurin at 2014-07-18 21:52 x
雨に濡れた葉にとまる新鮮な蝶達、
とても美しいです。
ムモンアカシジミ、私は見たことがありませんが、
小さいながらも凜とした雰囲気がして綺麗ですね!
Commented by 虫林 at 2014-07-21 17:25 x
Shippoさん、
今年はどういうわけかオオムラサキの数は半分以下
だと思います。
ムモンアカのポイントを自分で発見したのは初めてな
ので嬉しかったです。数はあまり多くなさそうですが、
これから観察してみます。
Commented by 虫林 at 2014-07-21 17:27 x
yurinさん、
ムモンアカは以前はとても少ないと考えられていまし
たが、ポイントがわかれば撮影しやすいチョウです。
とてもきれいなチョウですよ。
by tyu-rinkazan | 2014-07-14 00:17 | ▣ムモンアカシジミ | Comments(10)