NATURE DIARY

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20150103 今年初の散歩道:柚子の葉裏で越冬するウラギンシジミ

DIARY vol.10 (640): #02, 2015 :

年初めのお正月は映画「男はつらいよシリーズ」を一挙放映してほしいと毎年思っている。
お正月はやっぱり寅さんだよね----ダメか。

そんな時、NHKスペシャル「Hotspots 最後の楽園 Season2 謎の類人猿の王国」の再放送を見た。番組では大きな肺魚を食べる怪鳥ハシビロコウやゴリラやチンパンジーなどの社会生活を見事にとらえていた。みるほどに驚きの連続だった。英国BBCなどからの流用ではなく、NHK独自の取材でこれだけクオリティが高い自然番組を作れるようになったのだ。不肖虫林も日本のナチュラリストのはしくれとして嬉しい限りです。ウーム、それにしても番組キャスターで取材に同行している俳優・歌手の福山雅治さんが何とも羨ましいな。

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柚子の葉裏で越冬するウラギンシジミを見つけた

年末から続いている過食と運動不足で体が重い-----このままでは牛になってしまう。
そこで、カメラを片手に「初フィールド散歩」に出ることにした。

道路脇の斜面に大きなユズの木が数本あった。
何気なく目をやると下枝に白く輝く蝶の姿。
越冬しているウラギンシジミだ。
翅先が尖らず夏型のような形なのが違和感がある(こういうこともあるらしい)。

それにしても、一目で見て取れてしまうほどの場所で越冬するなんて大丈夫?
他人ごとならぬ他蝶ごとながら心配してしまう。

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---- 越冬するウラギンシジミ- Toothed Sunbeam

----(Kofu-shi, Yamanashi, Jan/03/2015、Canon EOS 6D, EF24-70mm/ Olympus OMD EM-1 M.ZD60mm Macro)


葉裏に逆さまになって越冬するウラギンシジミを超近接撮影。
拡大してみると前脚2本を折り畳み、中脚と後脚の4本で体を支えている。
このためかどうかわからないが、シジミチョウにしては足が異常に太い。

まさか足先で葉脈を必死でつかんでいるわけではないだろう。
多分、足裏に体を固定するような特別な構造(鍵爪?)があると考えるのが普通だね。
この蝶の足裏構造を何とか見てみたいと思う。
その構造を付けた人間用の靴を作って、僕もどこかにぶら下がってみたいと思う。

とわいえ、寝る虫(子?)を起こすような無粋なことは止めておこう。

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---- 越冬するウラギンシジミ- Toothed Sunbeam

----(Kofu-shi, Yamanashi, Jan/03/2015、Olympus Stylus Tough TG-3)



小さなカモノハシ(コミミズクの幼虫)を見つけた

コナラの小枝に1cmほどの扁平な隆起を発見------よく見ると虫。
確認するために枝を掴むと、目が覚めておもむろに歩き始めた。
その姿は小さなカモノハシに似ているかな。

この虫は“コミミズクの越冬幼虫”だ。

フクロウの仲間にコミミズクという名前の冬鳥がいるが、こちらは虫(カメムシ目ミミズク科)のコミミズク。鳥のミミズクの漢字名は「木菟」で、虫の方は「耳蝉」でミミズクと読ませる。つまり「木にいるウサギ」は鳥のミミズクで、「耳のあるセミ」が虫のミミズクなのだ。

コミミズクの越冬幼虫には耳は無いので「小耳無蝉」かな。

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---- コミミズクの幼虫- Ledropsis discolor

----(Kofu-shi, Yamanashi, Jan/03/2015、Olympus Stylus Tough TG-3)



日光浴するテングチョウを見つけた

1月なのに日光浴するテングチョウを見つけた。

そういえば、昨年はテングチョウ(ヒオドシチョウも)が大発生した。どこに行ってもテングチョウが群れていたし、道路にも死骸が沢山あった。このテングチョウの大発生は全国的なものかと思ったが、あまり他の地域では聞かなかったので局所的な大発生だったように思う。その名残なのか、冬になってもテングチョウの姿が目につくのかもしれない。

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---- 日光浴するテングチョウ- European Beak

----(Kofu-shi, Yamanashi, Jan/03/2015、Olympus OMD EM-1 M.ZD60mm Macro)



柿木の枝のメジロ

残り柿にたくさんの鳥たちが集まっていた。
メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツグミ-----。
中でも、メジロが最も多い。

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---- メジロ- White-eyes

----(Kofu-shi, Yamanashi, Jan/03/2015、Olympus OMD EM-1 M.ZD14-150mm)



Note :

今年はブログ開設10周年目になる。「移り気で堪え性が無く」、「飽きっぽくてレイジーな性格」の虫林にしては良く続いたものだ。まあ、僕のフィールド散歩のアーカイブスといえるだろう。10年目といっても何か特別なことをするわけではなく、これまで通りウィークエンドに散歩して、撮影した昆虫、花、自然の拙写真をブログに載せていくスタンスは変わりません。

今年も拙ブログにお付き合いいただければ幸いです。

By 虫林花山



Commented by himeoo27 at 2015-01-04 18:36
私も「フーテンの寅さん」の大ファンです。
仕事仲間から「寅さん」そのものとの声もあ
るくらいです(苦笑)。
コミミズク幼虫可愛いですね!今期は、まだ
見つけていません。
Commented by khaoyai_m2 at 2015-01-04 19:38
コミミズクの越冬幼虫見て見たいです。
3月は無理でしょうか?
Commented by yurinBD at 2015-01-04 20:27
ウラギンシジミの脚、これまで気が付きませんでしたが、
確かに太いですね!
太いだけに、脚らしい脚ですね(笑)
それにしてもTG3で撮影したお写真は鮮明で
観察に良いですね!
Commented by clossiana at 2015-01-04 20:47
新年、明けましておめでとうございます。
本来は撮ること以前に見つけること自体が大変に難しそうな、色々な昆虫を
何気にアップされておられるのは長年の経験からの余裕なんでしょうか。。
私も焦ってばかりいないで早くそんな域に達したいものです。
本年も宜しくお願い致します。
Commented by ダンダラ at 2015-01-05 20:38 x
ゆずの実の近くで越冬するウラギンシジミ、風情があっていいですね。
暮れに甲府に行った時に、私もテングチョウを探してみたのですが、用事が終わってからだったので、時間がやや遅かったのか(14時過ぎ)見つかりませんでした。
Commented by 虫林 at 2015-01-05 23:42 x
ヒメオオさん、
やはりお正月は寅さんですよね。
残念です。
コミミズクは偶然にみることができました。
Commented by 虫林 at 2015-01-05 23:44 x
カオヤイさん、
コミミズクはコナラの細枝で見ることができますが、
確実な場所は今季はまだよく認識できていません。
3月なら可能だと思います。
また、お会いできますことを楽しみにしています。
Commented by 虫林 at 2015-01-05 23:46 x
yurinさん、
ウラギンシジミの脚は異常に太いので、体を支えるの
に適しているのかなと思いました。
観察してみると面白いですね。
Commented by 虫林 at 2015-01-05 23:50 x
clossianaさん、
明けましておめでとうございます。
お褒め頂きありがとうございます。
でも、僕の方こそclossianaさんの詳細な観察にいつも
驚いています。
今年もよろしくお願いします。
Commented by 虫林 at 2015-01-05 23:54 x
ダンダラさん
コメントありがとうございます。
昨年のテングはかなりの数がでていましたので、この
時期でも日向ぼっこにでてくる寒さに強い個体もいる
のかもしれません。
午後2時くらいになると気温が下かも。
Commented by Sippo5655 at 2015-01-06 21:49
ユズにウラギン・・・

でも、これだけ葉っぱが白光りしていたら、

鳥の眼を霍乱することができるかも!


大きく実った実の近く、というのも

この子は、何をか考えたのでしょうか。


あ、あ、、コミミズク


これこれ。私の宿題、未だ果たせず。

もう、なんで見つからないのっ
Commented by 虫林 at 2015-01-12 12:34 x
Shippoさん、
コミミズクは神出鬼没で、探そうとして探したことはありませんが、越冬卵を探している時にはコナラの枝に時たま見かけます。
是非ともコナラの枝を探してみてください。
by tyu-rinkazan | 2015-01-04 17:53 | ▣ウラギンシジミ | Comments(12)