NATURE DIARY

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20150215 残寒の散歩道:越冬明けの蝶たちが飛び出した

DIARY Vol.10 (647): #09, 2015 :

日中の日差しは暖かくなっていますが、朝晩はまだ寒く感じます。そんな思わせぶりな気候が悩ましくて、日曜日の朝は布団からなかなか出ることができませんでした。そう、「虫林暁を覚えず」状態なのです。でも、せっかくの週末なので、とりあえず布団からホフク前進で何とか脱出し、遅い朝食後に近場を散歩することにしました。


寒さがつくる氷のパズル

外に出ると、水たまりには薄い氷が張っていました。
よく見ると、氷片がジグソーパズルのピースのようです。

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---- 氷のジグソーパズル-Jigsaw Puzzle-like Ice

-----(Kofu, Yamanashi, Feb/15/2015、Olympus Pen E-P5, M.ZD12mm f2.0)



テングチョウが目覚めたぞ

春先に好んで散歩するコナラ林の小径を歩いてみました。
突然、枯葉の地面からテングチョウが飛び出しました。
ここ数日の陽気で越冬から目覚めたようです。

翅を開くとオレンジの紋が背景に溶けて紛らわしいです(下の上)。
翅を閉じると気配が消えてしまいます-----さすが天狗(下の下)。

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---- 日光浴をするテングチョウ-European Beak

-----(Kofu, Yamanashi, Feb/14/2015、Olympus Pen E-P5, M.ZD12mm f2.0)



h日光浴するヒオドシチョウ

大きなヒオドシチョウの姿も確認できました。
テングチョウと同様に越冬から真っ先に目覚めてくるチョウです。

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---- ヒオドシチョウ-Tortoiseshell

-----(Kofu, Yamanashi, Feb/15/2015、Olympus OM-D E-M1, M.ZD40-150mm f2.8)



ムラサキシジミ

日溜りに茶色いシジミチョウがちらちら飛んでいるのが見えました。
しっかりと目で追跡すると、陽だまりの葉上に静止して翅を開いた。

ムラサキシジミの♂♀は翅表の青い色の範囲を見れば一目瞭然です。
僕は濃紺色の♂よりも明るい青色の♀が好みです。
♀の紋はルーミスシジミにも似ていますものね(ルーミスが似ているのか)。

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---- ムラサキシジミ♀-A basking female of the Japanese Oakblue

-----(Kofu, Yamanashi, Feb/15/2015、Olympus OM-D E-M1, M.ZD40-150mm f2.8)



葉上のムラシはすぐに飛んでしまいました。
目で飛ぶ蝶を追跡すると木の枝の裏の枯葉に静止しました。
なるほど、そこはムラシ君の「越冬小屋」に違いない。

ムラシは巧妙な擬態ですので、写真には黄色い矢印を付けました。

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---- ムラサキシジミ♀の越冬小屋-An Overwintering Shed of the Japanese Oakblue

-----(Kofu, Yamanashi, Feb/14/2015、Olympus Pen E-P5, M.ZD12mm f2.0)



葉裏のとんがり帽子(ウラギンシジミ)

カシの木の葉裏に遠目にも良く目立つ「白いとんがり帽子」を見つけました。
成虫で冬を越しているウラギンシジミです。

ウラギンシジミは典型的な暖地性の蝶です。山梨県では秋に多いのですが、冬の寒さが厳しいので多くの個体は冬を越せずに死んでしまうのかもしれません。以前に3頭の冬場モニタリングをしましたが、冬を越したのは1頭のみでした。

この時期までくればそろそろ冬越えも間近です。
がんばれウラギンシジミ!

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---- ウラギンシジミ- Toothed Sunbeam

-----(Kofu, Yamanashi, Feb/15/2015、Olympus Pen E-P5, M.ZD12mm f2.0)

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---- ウラギンシジミ- Toothed Sunbeam

-----(Kofu, Yamanashi, Feb/15/2015、Olympus OM-D E-M1, M.ZD40-150mm f2.8)



ジムニー物語(10万キロを記録した)

オドメーター(積算走行距離計)を見るとちょうど10万キロ!

僕が車をジムニーにしたのは、7年前になります。ジムニーにする前はワーゲンのゴルフワゴンに乗っていました。思い起こせば、富士川流域のギフチョウを撮影しに行った時にオイルパンを割ってしまったのです。その時は部分的な破損だったので何とか切り抜けることができましたが、次の年にはオイルパンばかりかミッションまで壊してしまったのでした(ゴルフワゴンはそれでオシャカ)。その結果、家内からの命令にも似た進言「次はジムニーしかないね」を受け入れました。もうすぐ7年目の車検ですが、「7年目の浮気」をせずにこのまま乗り続けます。積算走行距離がどこまで伸びるのかが密かな楽しみです。

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---- 積算走行距離10万キロ-Running Distance

-----(Kofu, Yamanashi, Feb/15/2015、Olympus Pen E-P5, M.ZD12mm f2.0)



Note

まだ少し早いかなと思っていたのですが、越冬明けのチョウたちの姿を見ることができました。やはりチョウの姿を撮影すると嬉しいものです。新規導入したM.ZD40-150mmも少しずつ慣れてきましたが、その解像度はなかなかのもので満足しています。

そろそろミヤマセセリにも会いたいものです。


By 虫林花山


Commented by himeoo27 at 2015-02-15 18:43
甲州には、気の早い越冬蝶がいるよう
ですね!こちらでも早く飛び出してき
て欲しいです。
Commented by Sippo5655 at 2015-02-15 22:30
わあ、嬉しい出会いがたくさんでしたね!!
ウラギンシジミが暖地性の蝶・・・
びっくりです。

越冬テングチョウ いつか出会えたらいいな・・


ジムニー10万キロ!
おめでとうございます(^o^)/
Commented by yurinBD at 2015-02-16 06:35
テングチョウやヒオドシチョウはまだ氷の残るこの時期から
目覚めるのですね!
林道での散歩は4月以降というイメージを持っていましたが、
今の季節でも天気に恵まれれば出会いがありそうですね。
越冬蝶達にも頑張って欲しいですね!

Commented by 22wn3288 at 2015-02-16 08:16
御地でのチョウ出現は未だ先と思いましたが、もう出ているのですね。
暖かい当地なら探せば出ているはず、ポイントを見つけることが大事のようです。
ジムニー10万キロ 良く走りますね。
Commented by ダンダラ at 2015-02-16 08:32 x
テングやヒオドシが動き始めましたか。
もう少しすると、梅にヒオドシチョウが来るようになりますね、楽しみです。
ジムニー、7年でそんなに走られたんですね。
東北遠征とか、精力的にこなされた結果でしょうか。
前の車をぶつけてしまったあそこのギフはどうなりましたかね。
今年は様子を見てみたいものだと思っています。
Commented by 虫林 at 2015-02-22 18:30 x
ヒメオオさん、
コメントありがとう御座います。
今年はいつもより早く出始めましたね。
暖かいのかな。
Commented by 虫林 at 2015-02-22 18:32 x
Shippoさん
コメントありがとう御座います。
色々な蝶が一度に出始めました。
これからですね。
Commented by 虫林 at 2015-02-22 18:35 x
Yurinさん、
コメントありがとう御座います。
越冬蝶は3月になればかなりでてきます。
ミヤマセセリも3月10日前後には発生します。
これからが楽しみです。
Commented by 虫林 at 2015-02-22 18:38 x
旅友さん、
コメントありがとう御座います。
そちらでも探せばすでに飛び回っていますよ。
この時期はそれが楽しいのかも。
ジムニーはあちらこちらが凹んでいますが、気にしないで乗ろうと思っています。
Commented by ちゅ at 2015-02-22 18:41 x
ダンダラさん、
コメントありがとう御座います。
車を破損した時はご迷惑をお掛けしました。
あの場所は残念ながら発生していないようです。
別の場所を探したいところですね。
ジムニーはまだまだ走りますよ。
by tyu-rinkazan | 2015-02-15 18:29 | ▣テングチョウ | Comments(10)