NATURE DIARY

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20151017 晩秋の散歩道:ミヤマシジミ青♀、クロツバメシジミなど

DIARY Vol.10 (693): #55, 2015 :  

本日(土曜日)は晩秋の蝶たちを探して散歩した。
この時期のフィールドはとにかく気持ちが良い。


富士にはウラナミシジミがよく似合う ----???

甲府市街地と富士山が見下ろせる丘に立ち寄ってみた。

何頭ものウラナミシジミやヤマトシジミがエノコログサ(ネコジャラシ)の上に静止していた。両種とも草の上を寝ぐらにする蝶なので、ブラシのような枯れ穂はお気に入りのベッドになっているみたいだ。ちょうど雲が切れて富士山が顔を出してくれたので、蝶の背景に富士山を入れて撮影することができた。

富士には月見草がよく似合う」は太宰治の有名なフレーズ。
富士にはウラナミシジミがよく似合う」は虫林の無名なフレーズ---アホ。

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---- ウラナミシジミと富士山-A Pea Blue and Mt. Fuji

-----(Yamanashi, 17/October/2015, Canon EOS6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM, Macro twin light MT-24EX


逆光の蝶をシルエットにして撮影。
こちらもそれなりに雰囲気があって良いなと思う。

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---- ウラナミシジミと富士山-A Pea Blue and Mt. Fuji

-----(Yamanashi, 17/October/2015, Canon EOS6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM



ミヤマシジミの青♀を探して

久しぶりにミヤマシジミのポイントに立ち寄ってみた。
新鮮なメスが飛び立って、オオマツヨイグサの黄色い花に静止した。

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---- オオマツヨイグサの花で静止するミヤマシジミ♀-A female of the Reverdin's Blue on the yellow flower

-----(Yamanashi, 17/October/2015, Canon EOS6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM, Macro twin light MT-24EX


新鮮なミヤマシジミ♀が低い場所で開翅した。
みると、翅に青い麟粉がのって美しい。
まるで青いシャドーでお化粧したようだ。

ミヤマシジミの♀は秋になると青麟がのって美しくなる。
これは幼虫時の低温環境によるものらしいが、詳しいことは不明。

青♀の青い程度をグレード(3段階)にすると、今回のものは結構グレードが高そうだ(グレード2.5?)。
以前の青♀グレード3の記事)←ここをクリックするとジャンプ。

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---- ミヤマシジミ青♀-A female of the Reverdin's Blue with well developed blue scales

-----(Yamanashi, 17/October/2015, Canon EOS6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM, Macro twin light MT-24EX



クロツバメシジミ

そろそろツメレンゲの開花期なので、クロツバメシジミ(クロツ)のポイントにも寄ってみた。ここのツメレンゲ群落は他の場所よりも立派だが、数は年々減ってきているようで、株も小型化しているように思える。回復してほしいものだ。

新鮮な個体が1頭現れてくれたので撮影。

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---- ツメレンゲ群落とクロツバメシジミ-A female of the Reverdin's Blue on the yellow flower

-----(Yamanashi, 17/October/2015, Canon EOS6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM, Macro twin light MT-24EX



ホシホウジャクの翅を止める

ツメレンゲの花には沢山のホシホウジャクが訪れていた。

ホウジャクはホバリングしながら蜜を吸うので、良い花で待っていると次々に訪れてくれた。しかし、ホシホウジャクの翅の動きはとても速くて、自然光ではシャッター速度が2000の1でも翅が止まらない。そこで、ストロボ発光量を32分1にして撮影してみたところ何とか翅の動きを止めることができた。。

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---- 吸蜜するホシホウジャク-Macroglossum pyrrhosticta

-----(Yamanashi, 17/October/2015, Canon EOS6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM, Macro twin light MT-24EX



??虫眼鏡ノート

僕のフィールド散歩は、昆虫探索とその撮影が主たる目的だが、気分転換、思索、健康増進(維持?)なども大事な要素だと思っている(むしろ僕には後者の方が重要かも)。どんなに忙しくても、週1回くらいはフィールドを歩く時間がひねり出せるので(たとえ出張先でもね)、高いお金を払ってスポーツジムに行く必要は無いと思っている。最近、腕時計型の万歩計を購入したので、フィールド散歩での歩数を計測しているが、おおむね6000−7000歩だ。これでは散歩といっても「ドライブ散歩」で「歩く散歩」ではない。10000歩は超えないとね。

Written by 虫林花山





Commented by ダンダラ at 2015-10-19 16:58 x
ミヤマシジミにも青がのってきてきれいですね。
栃木のほうではあまり聞かないような気がしますが、やはり気温が低くなる場所でないと青くならないのかな。
それとも単に知識がないだけでしょうか。
ツメレンゲの群落が小さくなっているというのは心配ですね。
クロツの数はどうなんでしょうか。
Commented by yurinBD at 2015-10-19 21:54
富士山背景のウラナミシジミ、素敵なお写真ですね~、
いつか挑戦してみたい憧れの構図です。
ミヤマシジミは裏翅も表翅もとても色合いが美しいですね。
ツメレンゲの群落、とても立派ですね
これだけあればクロツバメシジミも元気に暮らせますね!
Commented by Sippo5655 at 2015-10-21 21:11
今季、私が出歩くフィールドでは
ほとんどウラナミシジミに出会えませんでした。
富士山をバックにしたウラナミシジミ
郷愁を誘いますね!
ミヤマシジミの♀も青が乗るんですね。
いつも見に行く河原は、どんな状況だろう・・・
クロツバメシジミもツメレンゲも、いつか出会いたいです♪
そうそう、ホウジャクの翅は止まりませんよね><
自然の中を歩くと、心身共に、癒されるし
なんか力を頂いているような気持ちになります。
万歩計、私も買ってみようかなー。
一体何歩歩いているのかさっぱりわかりません^^;
Commented by tyu-rinkazan at 2015-10-21 23:19
ダンダラさん、
コメントありがとう御座います。
ミヤマシジミの青メスは気温の関係というのですが、暖かい時期にも見られることが
あるので、必ずしも温度だけではなさそうですね。僕も詳しいことはよくわかりません。
ツメレンゲは少なくなってきているので残念です。
Commented by tyu-rinkazan at 2015-10-21 23:23
yurinさん、
コメントありがとう御座います。
この場所は富士山と甲府市街地が一望できるのでうまく蝶に出会えると良い
写真が撮影出来ると思います。でも、富士山て結構見れないので今回はラッ
キーでした。
Commented by tyu-rinkazan at 2015-10-21 23:26
Shippoさん、
コメントありがとう御座います。
僕も今年はウラナミシジミに出会っていなかったのですが、この場所
ではかなり個体数が多かったです。
ミヤマシジミのメスは青がのると綺麗です。
今回、青メスは1頭だけだったので良かったです。
Commented by naoggio at 2015-10-22 15:56 x
2枚目はとても印象的な写真ですね。さすがの1枚といった感じです。
4枚目のオオマツヨイグサに止まったミヤマシジミも素敵ですね。
1/2000で全く止まっていないとは、ホシホウジャクの翅の動きは蝶のそれとは比較にならないくらい速いんですね。
そうなるとストロボに頼る他ないですが、1/32発光で閃光時間はどれくらいなのでしょう?
それを思いついてしっかり結果を出されている所が凄いです。
Commented by tyu-rinkazan at 2015-10-27 15:12
naoggioさん、
コメントありがとうございます。
僕もどちらかといえば、2枚目が好みかな。
1/32発光のストロボの時間は僕もよくわかりませんが、
多分、1/10000くらいだと思われます。
by tyu-rinkazan | 2015-10-18 20:22 | ▣ミヤマシジミ | Comments(8)