NATURE DIARY

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20151115 晩秋の散歩道:擬態の達人(達虫?)コマダラウスバカゲロウの幼虫を見つけた

DIARY Vol.10 (697): #59, 2015 :  

このところ週末になると天気がくずれて雨がシトシト。
虫屋殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降れば良い
虫林は全天候型ナチュラリストなので気にしない---うそ。


秋色

フランチャイズにしている郊外の里山はすでに晩秋色。
全てが黄色〜茶色を帯びてそろそろ冬支度。

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---- A landscape of late autumn-- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Canon EOS 6D, EF100mm Macro IS USM


エノキの葉をみるとオオムラサキの幼虫。
体が褐色に変化し「越冬準備完了」かな。

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---- A caterpillar of Great Purple Emperor -- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Canon EOS 6D, EF100mm Macro IS USM


コマダラウスバカゲロウの幼虫を見つけた

「コマダラウスバカゲロウの幼虫」は地衣類が多いところにいると聞いた。
というのも、この幼虫は地衣類を体に付着して擬態する。
擬態の名人(名虫)として知る人ぞ知るマニアックな虫なのだ。

この土手は上が樹木に覆われていて、地衣類もかなりついている。

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---- A habitat of Dendroleon yezoensis -- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Canon EOS 6D, EF100mm Macro IS USM


土手の表面を見てみるがなかなか見つけることができない。
でも、しばらくしてそれらしきもの(虫?)を見つけた。
目をこらしてみるとどうやらコマダラウスバカゲロウの幼虫。

やはりこんなところに棲息していたのだ。

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---- A larva of Dendroleon yezoensis -- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Canon EOS 6D, EF100mm Macro IS USM, Macro twin light MT-24EX


TG−3に純正のLEDライトガイドLG-1を装着。
顕微鏡モードで拡大し、深度合成を使って撮影。

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---- A larva of Dendroleon yezoensis -- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Olympus Stylus Tough TG-3


気を良くしてさらに探してみると小さな個体を見つけた。
下の写真ではストロボを用いているので、虫の輪郭が強調されている。

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---- A larva of Dendroleon yezoensis -- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Canon EOS 6D, EF100mm Macro IS USM, Macro twin light MT-24EX, Olympus Stylus Tough TG-3


茶色い土が露出している場所でも見つけることができた。
ちいさな窪みにはまっているようだ。

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---- A larva of Dendroleon yezoensis -- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Olympus Stylus Tough TG-3


地衣類の中に埋もれてしまったような個体。
この個体は頭を下に向けている(わかるかな?)

自分でもよく見つけたものだと思う。

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---- A larva of Dendroleon yezoensis -- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Canon EOS 6D, EF100mm Macro IS USM, Macro twin light MT-24EX



キノカワガ

この地衣類が付着した壁面にはキノカワガも持つけた。
こちらも素晴らしい擬態。

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---- Blenina senex-- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Olympus Stylus Tough TG-3



??虫眼鏡ノート

d0090322_19594233.jpg秋も深まり、そろそろ冬支度の季節になった。この季節は赤色や黄色、茶色が混ざり世界がカラフルに感じる。

今回はなんとかコマダラウスバカゲロウの幼虫を見つけることができた。目に自信が無い虫林には、コマダラウスバカゲロウの幼虫のような擬態の名人(名虫)は到底見つからないだろうと諦めていたが、今回は散歩の途中で偶然見つけた土壁の表面で数頭の個体を見つけることができたのは嬉しい。この虫を初めて見つけた時には半信半疑で、撮影して画像を拡大してみるまで確信が持てなかったほどだ。我ながらよく見つけたものだと感心してしまう。

来週はインドネシアに学会出張----少しだけでも散歩したいな。


Written by 虫林花山





Commented by naoggio at 2015-11-16 16:52 x
ヒャ〜、これはすごいですね。
こんな所に潜んで、一体どんな生活を送っているのでしょう?
鋭い牙のようなものが見えていますがやはり肉食なのでしょうか?
よ〜く見るとけっこう怖いような・・・
インドネシア、少しでもフリータイムがとれるといいですね。
Commented at 2015-11-16 21:44
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tyu-rinkazan at 2015-11-22 17:26
naoggioさん、
コメントありがとう御座います。
何とか見つけることができました。
はい、肉食です。
Commented by tyu-rinkazan at 2015-11-22 17:28
非公開コメントさん、
見事すぎますね。
コミスジの幼虫は探していればいつか見つかります。
見つかることを祈っています。
by tyu-rinkazan | 2015-11-15 19:51 | ■他の昆虫 | Comments(4)