NATURE DIARY

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20151212 県南の散歩道:ムラサキシジミとウラギンシジミの日光浴

DIARY Vol.10 (701): #64, 2015 :  

木々は葉を落とし、地面には霜が降りる季節。そこで、「陽だまりの蝶たち Sunny spot butterflies」の撮影に、県南部の照葉樹林を訪れてみることにした。「え〜こんな寒い時期に蝶なんているの?」と周囲には驚かれるが、この時期でも天気さえ良ければ、越冬蝶たちが陽だまりに出てきて日光浴するのだ。



小さな神社

照葉樹林や竹林がある県南の小さな神社に到着。
神社の境内への入り口には2本のイチョウの木。

このイチョウは樹高20メートル以上の大きな古木で、幹周りも太い。樹齢は不明だが、100年は優に超えるだろう。冬になると大量の葉を落とし、境内はもちろんのこと神社の屋根まで黄葉したイチョウの葉に埋め尽くされる。日光の加減が問題だが、なんとか雰囲気のある写真が撮影できた。

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---- A yellow carpet of fallen leaves (ginkgo tree) on the ground of the small shrine-- (Nanbu-cho, Yamanashi)

------- December-12/2015, Canon EOS 70D, EF8-15mm F4L Fisheye USM



しだれ(垂れ)柿と小屋

川の横にたわわに実をつけた柿の木を見つけた。

葉が落ちて柿の実だけが枝に残っている。熟して落ちてしまわないうちに撮影しておこう。ところで、この木は枝が垂れていて、通常の柿の木とは雰囲気が異なる。「しだれ柿」という品種なのだろうか。古い小屋とこの垂れ柿のコラボが、なんとも言えない良い?雰囲気だった。

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----A persimmon tree with a lot of fruit and an old shed-- (Nanbu-cho, Yamanashi)

------- December-12/2015, Canon EOS 6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM



ムラサキシジミ

樫の木の周りをチラチラと飛び回る褐色の蝶を見つけた。
目的のムラサキシジミだ。

敏感でなかなか近づけないが、しばらく待っていると、目の前の葉に静止してくれた。「来ぬのなら、来るまで待とうムラサキシジミ」だね。でも、半開翅した後、直ぐに飛び去ってしまった。まったく、落ち着きが無い蝶だな。ムラサキシジミは毎年撮影しているけど、翅表の青い紋を見ると今でも動揺する。

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----A female of the Tailless Bushblue basking on the leaf -- (Nanbu-cho, Yamanashi)

------- December-12/2015, Canon EOS 6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM

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----A female of the Tailless Bushblue basking on the leaf -- (Nanbu-cho, Yamanashi)

------- December-12/2015, Canon EOS 6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM



神社のウラギンシジミ

ウラギンシジミがチラチラと白い翅裏を点滅させていた。止まるようで止まらない。ウラギンシジミは夏には高い木の上で生活しているようで、あまり見る機会がないが、秋なるとこちらではよく見る蝶だ。南方系の蝶だが、最近はその数が増えているような気がするな。どうだろうか?

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---- A Toothed Sunbeam basking at sunny spot-- (Shibakawa-cho, Shizuoka)

-------- December-12/2015, Canon EOS 6D, EF100mm F2.8L Macro IS USM

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---- A Toothed Sunbeam resting under the leaf -- (Shibakawa-cho, Shizuoka)

-------- December-12/2015, Canon EOS 6D, EF100mm F2.8L Macro IS USM



ヤマトシジミ

ヤマトシジミを1頭だけ見つけた。
この蝶は越冬しないので、文字通りの生き残り蝶なのだ。

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----A male of the pale grass blue-- (Shibakawa-cho, Shizuoka)

-------- December-12/2015, Canon EOS 6D, EF100mm F2.8L Macro IS USM



ミスジチョウの越冬幼虫を発見

ミスジチョウの幼虫は、カエデの枯葉で越冬する。越冬する葉は糸で枝に固定されているので、彼らを見つけるのは葉が完全に落ちた後が良い。今年も道路脇の枝にその姿を見つけることができた。挿入写真は夏に撮影したミスジチョウの成蝶。

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----A overwintering caterpillar of the Sailer-- (Ashikawa, Yamanashi)

-------- December-12/2015, Canon EOS 6D, EF100mm F2.8L Macro IS USM, MT-24EX Macro Twin Light



??虫眼鏡ノート

このごろスマホで写真を撮影する人が急増している。昨今のスマホは手振れ補正までも付いていて、そこそこばかりか結構良い写真が撮影出来る。さらにアプリと一体化した動画撮影も簡単にできるので、携帯性や利便性を考慮するならば普及するのはあたりまえだ。通常の一眼カメラは限られた目的のみの使用になってしまうのかも知れないな。不肖虫林は、スマホでの撮影はしない(というかガラケーなのだ)。

デジタル機器は使用しても、心はアナログ人間のままでいたいと思う。

Written by 虫林花山


Commented by Sippo5655 at 2015-12-14 22:06
今年は本当に暖かいですよね。
東京でもつい先日まで、ヤマトシジミ、ベニシジミ、ツマグロヒョウモンもいました。
そして、ウラギンシジミの越冬はまだ見つけられません。
まだ飛び交っている様子です(笑)
ミスジチョウの幼虫は葉っぱを糸でくくりつけて?
凄い知恵なんですね!

紅葉は、モミジよりイチョウの方が綺麗だと感じたこの冬。
我が家はまだ暖房ほとんど要らない日々。
今年だけが暖冬なのか、それとも・・・

私もスマホ持っていますが、どうにもスマホのカメラは苦手です><
Commented by ダンダラ at 2015-12-15 22:01 x
そちらでもまだヤマトシジミが飛んでいるのですね。
例年に比べると暖かいからでしょうかね。
ミスジチョウの幼虫は、自宅近くにはいないのでうらやましいです。
古い人家の柿の木、すごい雰囲気ですね。
人が住んでいるんでしょうか。
今年はどこに行ってもカキは豊作でしたね。
Commented by yurinBD at 2015-12-17 07:28
ミスジチョウの幼虫のいる枯葉は落ちそうに
見えてドキドキしてしまいますが、糸で枝に
固定されているのですね!安心しました!
生きる知恵が素晴らしいですね~。
柿と小屋のコラボ、味わいのある独特な
雰囲気がありますね!
Commented by 虫林 at 2015-12-19 05:50 x
Shippoさん、
コメントありがとう御座います。
今年は暖冬みたいで、何か勝手が違いますね。
スマホのカメラはどうも僕も好きになれません。
Commented by 虫林 at 2015-12-19 05:52 x
ダンダラさん、
コメントありがとう御座います。
ミスジチョウの幼虫はなかなかみつかりません。
目で確認できるところにいるのが少ないのかもしれませんね。
この柿の家は多分納屋で、人は住んでいないみたいでした。
Commented by 虫林 at 2015-12-19 05:54 x
yurinさん、
コメントありがとう御座います。
ミスジチョウの幼虫のいる葉は、一見ただぶら下がっているようにみえます。
しかし、根元はしっかりと糸で縛っているようで、落ちることはありません。
僕も心配しましたが、かなり強いみたいです。
Commented by himeoo27 at 2015-12-20 16:06
ガラ携しか扱ったことがありません。
スマートフォンの撮影機能がそこまで
上がっているとは驚きました。
Commented by 虫林 at 2015-12-23 08:45 x
ヒメオオさん、
今やスマホの撮影機能は侮れないレベルです。
これから一眼とどのような住み分けをしていくのかが問題ですね。
by tyu-rinkazan | 2015-12-13 17:08 | ▣ミスジチョウ | Comments(8)