NATURE DIARY

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20070103 ゼフ越冬卵シリーズ2 (オナガシジミ)

今の世の中、門松も無ければ、正月飾りを飾る家も少ない。
テレビ番組では、どの局でもお笑い芸人によるドタバタ番組。
昔、ジョーンバエズという歌手が「花はどこいった」という曲を歌っていたが、虫林は「正月はどこいった」という曲でも作曲しようかな。
なにはともあれ、平和で安全な日本であってほしいと祈るばかりだ。

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本日は冬休み最後の日。
何しろ、この正月休みの間にウェイトがかなりオーバーになってしまったので、散歩でもしなければ-------。
以前から気になっていたカシワの木がある甲府北部の山にいってみよう。

カシワの下枝でハヤシミドリの越冬卵でもないかと探してみたが、残念ながら見つけることはできなかった。帰る道すがら、オニグルミの枝をみたらまたオナガシジミの越冬卵を見つけた。

Gyoromeで、手持ち撮影。
トリミングが大きいと画質が荒れるので、前回よりも少し控えめにしてみよう。
オナガの突起は繊細で面白い。



◆オナガシジミの越冬卵◆
d0090322_2333248.jpg
= Ricoh Caplio GX8, Fit gyorome-8, ASA 64, Panasonic PE28S、トリミング =




◆オナガシジミの越冬卵拡大◆
d0090322_2335646.jpg
= Ricoh Caplio GX8, Fit gyorome-8, ASA 64, Panasonic PE28S、トリミング =



<追加掲載>

まあ、これくらいが手持ち撮影の限界で、これ以上は実体顕微鏡が簡単でよいだろう。
1個の卵が付いた枝を持ち帰ったので、参考までに、実体顕微鏡で撮影したオナガシジミの卵を掲載しておく。
この卵は、取り扱いが雑だったようで、どうやら表面の突起が崩れてしまったようだ。しかし、結構見れる写真にはなった。もう少し斜めから撮影したほうが良かったかもしれない。
虫林の研究室の実体顕微鏡には撮影装置が無いのでGX8を接眼レンズに押し当てて撮影した。



◆オナガシジミの越冬卵拡大(実体顕微鏡写真)◆
d0090322_15372689.jpg
= Ricoh Caplio GX8=



gyoromeは拡大レンズとしてもなかなか良いが、やはりコンデジにつけて、オートで簡単に虫の目レンズ画像が撮影できる「虫の目レンズ」として使用するのが気楽で良いだろう。
それ以上の越冬卵の拡大は、やはり実体顕微鏡が簡単でよい(当たり前の話だが)。

それにしてもゼフの卵の形態は魅力的だ----------、キラキラと輝く透明感がたまらない。
Commented by Noreen05 at 2007-01-03 23:24
すっかりGyoromeでのゼフ卵撮影をマスターされたようですね。
突起の状態が鮮明に撮影されているようで、羨ましく拝見しています。
手持ちのマクロレンズでのゼフ卵撮影に限界を感じていますので・・・・
雪が降ってからは寒さに勝てず休止していましたが、休み中にはまた挑戦してみたいです。
Commented by chochoensis at 2007-01-03 23:29
虫林さん、オナガシジミの卵、素晴らしいですね・・・虫林さんの写真に憧れて自分でもオナガシジミの写真を写してみたのですが、全然使い物になりません。もう少し、自分なりに勉強しないと難しいですね・・・羨ましい写真に見とれました・・・。
Commented by 虫林 at 2007-01-03 23:45 x
Noreenさん、
以前のブログで素晴らしい越冬卵の写真を拝見しましたよ。
gyromeでの越冬卵の撮影は先ずはどれだけ鮮明に越冬卵の形態を撮影できるかの挑戦ですね!なんとか突起が撮影できるまでにはなりました。
残念ながら、まだまだ不十分で、画質もあまり良いとはいえません-----。
でも、卵の形態的な面白さにはまりそうで怖いです(職業柄)。
Commented by 虫林 at 2007-01-03 23:56 x
chochoensisさん、
越冬卵の撮影には四苦八苦していますが、コンデジ+gyoromeは、なんとか手持ちで気楽に越冬卵が撮影できるみたいです。
オナガの卵で試されたのですね。
オナガシジミの卵はセフの中でも小さく(0.8-9mm)、突起も繊細ですから、かなり撮影が難しい部類に入るかも知れませんね。
でも、頑張ってください!応援していますよ。
Commented by 霧島緑 at 2007-01-04 01:42 x
新年すっかり遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
ゼフの越冬卵観察やってますねぇ。卵の細部まで確認できる写真も素晴らしいです。
肉眼ではあまり特徴が確認できなくても、デジタル写真なら拡大はお手のもの。私も形態の面白さに目覚め始めています。
本年もよろしくお願いします。
Commented by 虫林 at 2007-01-04 08:40 x
霧島緑さん、
越冬卵はキリシマミドリさんの18番みたいですので、すこし恥ずかしいです。キリシマミドリさんのブログの写真の卵はかなり鮮明ですが、多分GX-8あるいはコンデジでの撮影ですよね。gyoromeなしでもかなりの線までいきますので(トリミングすれば)、そろそろ限界を感じつつあります。でも越冬卵の形態がこれほど面白いとは思いませんでした。
色々教えていただきたいと思います。
よろしくお願いします。
Commented by nomusan at 2007-01-04 20:16 x
改めて何でこんな形状してるんだろう?って不思議になってしまいます。こうして拝見するとオナガとミズイロオナガこんなに違うのですね。次は何でしょう(笑)。
 コメント、めげずに押し続けると入りますね。投稿数のカウントが上がっていくので、沢山入ったらどうしよう?と思ってすぐやめてましたが、一回しか入らないですね。ありがとうございました。
Commented by 虫林 at 2007-01-04 21:27 x
nomusanさん、
ホントにどうしてなのか不思議ですね。
その形態の多様性については、卵構造の維持とか、水滴中に沈んだ卵の呼吸に役立つなどと言われているみたいですが、本当の所は不明みたいです。一番考えやすいのは、この構造は空気や水蒸気の通過に関係していると考えるのがもっともLikelyかもしれませんね。
Commented by banyan10 at 2007-01-04 22:29
下のミズイロオナガもオナガシジミも綺麗に撮影できていますね。
僕としてはこれくらいの撮影ができれば十分だと思っています。
ピントの問題だとすれば、マニュアルにするのも1つの手かもしれませんね。ふるさんはオートフォーカスが厳しいGXで白黒のピントを合わせやすいターゲットで合わせて、そのままマニュアルにするとピントが固定されるそうです。
Commented by miyagi at 2007-01-04 22:47 x
虫林さん☆子供の頃の正月といえば、女の子の紅い着物姿、男の子も晴れ着を着て、凧揚げ、コマ回し・・・顔を赤くした酔っ払いのオジサンが歩いていたりとイカニモの風物が懐かしく思い出されます。ホントに正月の風景らしいものがなくなりましたね。
オナガシジミの卵・・・この小さな美しい卵に雪が積もることもあるんでしょうか。けなげで、美しく、その上、強靭な命を象徴しているようですね。
Commented by 虫林 at 2007-01-04 23:13 x
banyanさん、
gyoromeはレンズ径が小さいため、虫の目レンズ効果と引き換えに、解像度、周辺収差などの問題がどうしてもありますが、何とか卵の形態は分かる範囲まで撮影可能なので良かったと思います。
ピントをマニュアルにするというのは確かに良い手かもしれませんね。
こんど試してみますね。また、オートからマニュアルへの変換の技も興味あります。有難うございます。
Commented by 虫林 at 2007-01-04 23:21 x
Miyagiさん、
そうですよね、我々は簡単にお正月のイメージというものを頭に描く事が出来ますよね。幸せです。
今の世の中、物質的には恵まれ(過ぎ)ていますが、心は以前より貧しくなっている気がしてなりません。それに気づいていないところが怖いと思います。-----ということを考えるのは年をとったせいかな?
そうなんです。生きてるものには全て形態的な美しさがあります。
オナガシジミの卵も神秘的ですね。
Commented by ダンダラ at 2007-01-05 08:53 x
野外のフィールドで手持ちでこれだけの越冬卵の写真が撮れるところがすごいと思います。
これ以上を求めるなら、スタジオでストロボなどの他灯照明が必要ではないでしょうか。
フィールドではマクロレンズにクローズアップレンズでも苦しいかな。
Commented by kasya5 at 2007-01-05 16:55
ゼフの越冬卵、それぞれ特徴が有って面白いですね。
それにも増して微細な卵を見つけ出す虫林さんの目と写しとめる腕は素晴らしいです。
私も昨日はウラゴマダラシジミの卵を探しに行ってみたのですが見つけられず早々に引き上げてきました。
Commented by 虫林 at 2007-01-05 16:58 x
ダンダラさん、
ありがとうございます。
多分、野外で、さらに手持ちでの撮影となるとこれが限界でしょう。これでもかなり選んでいます。さらにトリミングして、レタッチして何とかこのレベルです。ですから、ダンダラsんやfanseabさんが前回コメントしていただいたように、コンデジ+gyoromeは、拡大レンズとして使用するよりも、やはり虫の目レンズとして使用するのが最も正しいと思われます。なお、マクロレンズにクローズアップレンズをつけても倍率はそれほど上がりませんので、越冬卵の撮影はかなり困難だと思います。何しろ30-70倍のレベルですので-----。
倍率を上げるには、1眼レフに望遠系レンズ(200mm位?)をつけて、その先に広角系レンズをリバースで装着すれば、かなりの倍率になると思われます。その際は手持ちは完全に不可能で、スタジオで三脚撮影になりますね。そこまでするのであれば、一番簡単なのは実体顕微鏡ですね。乗りかかった船ですので------、実体顕微鏡写真を追加しました。

Commented by 虫林 at 2007-01-05 17:18 x
Mamoさん、
私の目はとても悪いです(笑)。でも何とかそれらしいものを一生懸命捜して、カメラの方で確認しているという情けない状態ですよ。
でも、卵が小さいながらもそれぞれ個性があって、拡大すると中々魅力的なので、成虫のいない冬の間は楽しめそうですね。
コメントありがとうございました。
Commented by thecla at 2007-01-06 23:07 x
ゼフの越冬卵は、独特の形状が綺麗ですよね。野外で見つけると薄汚れた芽についた卵の白さにはっとします。
私が蝶を始めたときは、もうゼフは越冬卵探しがメインでした。ですのでちょっと飛び古した成虫の同定は今でも苦手です。
かといって越冬卵探しをやるのも中々・・・・、なまけものです(^^;
Commented by 虫林 at 2007-01-07 09:50 x
theclaさん、
コメント有難うございます。
越冬卵探しは、結構大変ですね。
私自身はやはり成虫の写真をメインにしたいと思いますが、
冬の間は越冬卵でもみながら、これからのシーズンに思い
はせている次第です。
見つけたときは宝物でも発見したみたいで嬉しいですね。
by tyu-rinkazan | 2007-01-03 23:07 | ▣オナガシジミ | Comments(18)