20070421 ヒメギフとスミレ散歩(長野県富士見町・山梨県北杜市)
2007年 04月 22日
昨日の金曜日は神戸から夜遅くに帰宅したので、朝はゆっくり起きた。
天気予報によれば、本日は晴れるが、明日はあまり良くないみたいだ。
まあ、「春に3日の晴れは無し」なのだ。
先日、拙ブログをご覧になっているという方からメールを戴いた。
そのメールには、長坂のスミレ情報がかなり詳しく書かれており、そのご親切な気持ちに報いるためにも、今日は是非ともメールに記された場所を訪れてみたいと思った。
--------ということで、本日は久しぶりに北へ向かうことになったのだ。
**************************************************
現地へ行く途中、無数のツクシが畑を埋めている所を見つけ、車を止めて観察した。
これはこれは-------言葉を失う。
ツクシは種子をつくる植物ではなく、胞子によって増えるシダ植物だ。
田や畑などの栄養分が多いと、ツクシはあまりでないで、スギナばかりが出てくるらしい。
とすると、ここは栄養分の少ない土地ということになるが、それにしても、こんなに大きなツクシ群落を今まで見たことがない。
。。◆ツクシ Equisetum arvense ◆
。。。 Equisetum arvense growing in a large cluster
。。。.Pentax K100D, Pentax DA 10-17mm, Telecon, ASA 200
。。。.(2007-Apr-21, Hokuto-shi/Yamanashi)
**************************************************
<ヒメギフチョウ初見>
目的地のある長坂方面に進路をとっていたが、もう少し足をのばして、富士見町のヒメギフチョウポイントにまず行ってみることにした。ここは、何年か前にヒメギフを見たことがあるのだが、撮影した記録が無い。
到着して車を道路際に駐車し、記憶を頼りに雑木林の中をゆっくりと歩き始めた。記憶の糸を辿りながら、林の中を進み、何とかイメージどおりの斜面にでることができた。この斜面を下りればポイントだ!
注意しながら斜面を下ると、そこは林に囲まれ小さな湿地で、アズマイチゲが白い綺麗な花を付けていた。数年前に訪れた時には、ここでヒカゲスミレを見たのだが、今回はヒカゲスミレは全く無く(多分、時期的にまだ早いのかな)、ピンクの可憐な花を咲かせるヒナスミレが多く見られた。
到着して、花の写真を撮影していると、突然、ヒメギフチョウが現れて、地面に咲くヒナスミレで吸蜜をはじめた。あまり期待をしていなかっただけに嬉しい----------。
ゆっくり近づき、今年初めてのヒメギフチョウを撮影した。
裏面の紅帯が綺麗で息を呑む。
。。◆ヒナスミレで吸蜜するヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi inexpecta◆
。。。 L. puziloi inexpecta feeding at V. tokubuchiana
。。。.Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 100
。。。.(2007-Apr-21, Fujimi-cho/Yamanashi)
逆光気味な方角からも写真を撮影してみた。
黄色いチョウ(キチョウも含む)は逆光気味に撮影すると綺麗な色がでるようなのだ。
。。◆ヒナスミレで吸蜜するヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi inexpecta◆
。。。 L. puziloi inexpecta feeding at V. tokubuchiana
。。。.Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 100
。。。.(2007-Apr-21, Fujimi-cho/Yamanashi)
斜面を登るときに、食草のウスバサイシンを撮影したが、まだ花が蕾のようだ。
。。◆ウスバサイシン Asarum sieboldii◆
。。。 L. puziloi inexpecta feeding at V. tokubuchiana
。。。.Pentax K10D, Sigma 70-300mm, ASA 100
。。。.(2007-Apr-21, Fujimi-cho/Yamanashi)
本日の第一の目的は長坂でのスミレ散歩なので、ヒメギフチョウに少し未練があるものの早々に切り上げて、長坂のご紹介いただいた場所に移動することにした。
**************************************************
長坂の散歩道は明確な説明文と写真で、すぐに発見できた。
そこからはコナラやミズナラの林と斜面に作られた田畑が一望でき、その向こうには小川が流れている。
長閑な春の風景が広がっていた。
。。◆長閑な風景 ◆
。。。 Peaceful landscape
。。。.Pentax K100D, Pentax DA 10-17mm+Tlelecon X1.4, ASA 200
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
明るい谷には八重桜や菜の花が咲き乱れていた。
菜の花で春型のトラフシジミを見つけた。
春型のトラフシジミは、ダンダラ模様がはっきりしていて綺麗だ。
。。◆菜の花で吸蜜するトラフシジミ Rapala arata ◆
。。。 Rapala arata feeding at field mustard
。。。.Pentax K100D, Pentax DA 10-17mm+Tlelecon X1.4, ASA 200
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
この個体はかなり虫林にフレンドリーな様子なので、GR-Dで近接撮影をして見ることにした。トラフシジミはゆっくり移動しながら体の向きを変えるので、楽なようでいてなかなか難しいのが近接撮影だ。
もしかして翅を開かないかと思い、しばらく待ったが、残念ながら開翅まではいたらなかった。
。。◆拡大:トラフシジミ Rapala arata ◆
。。。 High-power view of Rapala arata feeding at field mustard
。。。.GR-D, ASA 100
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
さらに虫も目レンズでも撮影した。
虫の目レンズだと、トラフシジミの顔の直前まできてしまうのだが、なんとか吸密する所の超接写に成功した。
トラフシジミの肢が触角と同じようにトラ模様だったとは拡大してみないと気づかない。
ということは、このチョウの模様は翅といい、肢といい、触角といい、全てトラ模様でトータルコーディネートされているのだ。
トラフシジミは文字通り「虎斑シジミ」だった!
。。◆虫の目:トラフシジミ Rapala arata ◆
。。。 Insect-eye image of Rapala arata feeding at field mustard
。。。.GR-D, ASA 100
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
**************************************************
小道を歩いていると前を飛ぶミヤマハンミョウを見つけた。まだ4月なのに少し目覚めが早くないかい?ハンミョウの仲間は、歩くと飛び立ち、数メートル先におりる。これを繰り返すことから「道教え」と呼ぶこともある。
このハンミョウの飛翔写真を撮影することを思い立った。
カメラの条件はチョウの飛翔と同じだが、やや薄暗いのでストロボをたいた方が良さそうだ。
自信がなかったが、そこそこの写真が撮影できたので自分でも驚いている。
こうしてみると、ミヤマハンミョウは地味な色の昆虫かと思っていたが、地味な鞘翅の下には、青く金属光沢のある体を隠していたのだな。-------うーむ、怪しい虫だ。
。。◆飛翔するミヤマハンミョウ Cicindela sachalinensis ◆
。。。 Flying Cicindela sachalinensis
。。。.Pentax K100D, Pentax DA 10-17mm+Tlelecon X1.4, ASA 200, Flash +
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
「バナナムシ」と俗に呼ばれているツマグロオオヨコバイが道路脇からしばしば飛び出す。
結構、動きが早くなかなかgyoromeを近づけることができなかったが、何とか菜の花で静止するバナナムシの写真が撮影できた。
。。◆ツマグロオオヨコバイの虫の目写真 Bothrogonia japonica ◆
。。。 Insect-eye image of Bothrogonia japonica
。。。.Ricoh Caplio GX-8, gyorome-8, ASA100
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
道端でベニコメツキの仲間が葉の上に乗っていた。
わざとあまり近寄らないで、背景の桜が写しこめるくらいの拡大で撮影してみた。
。。◆ベニコメツキの虫の目写真 Denticollis miniatus ◆
。。。 Insect-eye image of Denticollis miniatus
。。。.Ricoh Caplio GX-8, gyorome-8, ASA100
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
**************************************************
小道を歩くと多くのスミレたちに会える。
ここはタチツボスミレとともにケマルバスミレやイブキスミレが多い。またタチツボスミレの中にはいわゆる「アカフタチツボスミレ」も混在している。
アカネスミレ、スミレ、ノジスミレなどは日向の畑の斜面にいくらでも咲いている。
少ないながら、エゾノタチツボスミレ、エゾアオイスミレなどもひっそりと林縁で咲いていた。さらに今回お目当てのゲンジスミレも道路脇でポツポツと観察できた。
。。◆ゲンジスミレ Viola variegata◆
。。。 Viola variegata found on the slope
。。。.Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA100
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
ゲンジスミレは今年も今まで何回かお目にかかっているが、満足のいく写真が撮影できていない。今日は晴れたり曇ったりで、日差しが優しく、この花の撮影には良い日である。
。。◆ゲンジスミレ Viola variegata◆
。。。 Viola variegata found on the slope
。。。. Ricoh GR-D, ASA100
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
さらに小川の傍の湿地で、少数ではあるがニョイスミレの花を見つけた。
ニョイスミレの花期はスミレの仲間の中でも遅いほうだ。このスミレが咲き出しているということは、春は盛りを少し過ぎつつあるのだろう。
。。◆ニョイスミレ Viola verecunda◆
。。。 Viola verecunda found on the damp ground
。。。. Ricoh GR-D, ASA100
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
**************************************************
短時間であるがポイントでヒメギフチョウを撮影できたのはラッキーだった。
ギフチョウも綺麗だが、ヒメギフチョウの裏面の紅帯は虫林の自律神経を刺激させ、心臓が早鐘のように早くなる。------こんな感動を持つことが昆虫写真の醍醐味だね。
メールで教えていただいた長坂に散歩道は、紛れも無く1級のスミレ散歩道だった。
今までこの周辺でスミレなどの観察をする機会が無かったが、それだけにこのような場所を歩くことはとても楽しかった。
KMさん、有難うございました。
天気予報によれば、本日は晴れるが、明日はあまり良くないみたいだ。
まあ、「春に3日の晴れは無し」なのだ。
先日、拙ブログをご覧になっているという方からメールを戴いた。
そのメールには、長坂のスミレ情報がかなり詳しく書かれており、そのご親切な気持ちに報いるためにも、今日は是非ともメールに記された場所を訪れてみたいと思った。
--------ということで、本日は久しぶりに北へ向かうことになったのだ。
現地へ行く途中、無数のツクシが畑を埋めている所を見つけ、車を止めて観察した。
これはこれは-------言葉を失う。
ツクシは種子をつくる植物ではなく、胞子によって増えるシダ植物だ。
田や畑などの栄養分が多いと、ツクシはあまりでないで、スギナばかりが出てくるらしい。
とすると、ここは栄養分の少ない土地ということになるが、それにしても、こんなに大きなツクシ群落を今まで見たことがない。
。。。 Equisetum arvense growing in a large cluster
。。。.Pentax K100D, Pentax DA 10-17mm, Telecon, ASA 200
。。。.(2007-Apr-21, Hokuto-shi/Yamanashi)
<ヒメギフチョウ初見>
目的地のある長坂方面に進路をとっていたが、もう少し足をのばして、富士見町のヒメギフチョウポイントにまず行ってみることにした。ここは、何年か前にヒメギフを見たことがあるのだが、撮影した記録が無い。
到着して車を道路際に駐車し、記憶を頼りに雑木林の中をゆっくりと歩き始めた。記憶の糸を辿りながら、林の中を進み、何とかイメージどおりの斜面にでることができた。この斜面を下りればポイントだ!
注意しながら斜面を下ると、そこは林に囲まれ小さな湿地で、アズマイチゲが白い綺麗な花を付けていた。数年前に訪れた時には、ここでヒカゲスミレを見たのだが、今回はヒカゲスミレは全く無く(多分、時期的にまだ早いのかな)、ピンクの可憐な花を咲かせるヒナスミレが多く見られた。
到着して、花の写真を撮影していると、突然、ヒメギフチョウが現れて、地面に咲くヒナスミレで吸蜜をはじめた。あまり期待をしていなかっただけに嬉しい----------。
ゆっくり近づき、今年初めてのヒメギフチョウを撮影した。
裏面の紅帯が綺麗で息を呑む。
。。。 L. puziloi inexpecta feeding at V. tokubuchiana
。。。.Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 100
。。。.(2007-Apr-21, Fujimi-cho/Yamanashi)
逆光気味な方角からも写真を撮影してみた。
黄色いチョウ(キチョウも含む)は逆光気味に撮影すると綺麗な色がでるようなのだ。
。。。 L. puziloi inexpecta feeding at V. tokubuchiana
。。。.Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 100
。。。.(2007-Apr-21, Fujimi-cho/Yamanashi)
斜面を登るときに、食草のウスバサイシンを撮影したが、まだ花が蕾のようだ。
。。。 L. puziloi inexpecta feeding at V. tokubuchiana
。。。.Pentax K10D, Sigma 70-300mm, ASA 100
。。。.(2007-Apr-21, Fujimi-cho/Yamanashi)
本日の第一の目的は長坂でのスミレ散歩なので、ヒメギフチョウに少し未練があるものの早々に切り上げて、長坂のご紹介いただいた場所に移動することにした。
長坂の散歩道は明確な説明文と写真で、すぐに発見できた。
そこからはコナラやミズナラの林と斜面に作られた田畑が一望でき、その向こうには小川が流れている。
長閑な春の風景が広がっていた。
。。。 Peaceful landscape
。。。.Pentax K100D, Pentax DA 10-17mm+Tlelecon X1.4, ASA 200
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
明るい谷には八重桜や菜の花が咲き乱れていた。
菜の花で春型のトラフシジミを見つけた。
春型のトラフシジミは、ダンダラ模様がはっきりしていて綺麗だ。
。。。 Rapala arata feeding at field mustard
。。。.Pentax K100D, Pentax DA 10-17mm+Tlelecon X1.4, ASA 200
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
この個体はかなり虫林にフレンドリーな様子なので、GR-Dで近接撮影をして見ることにした。トラフシジミはゆっくり移動しながら体の向きを変えるので、楽なようでいてなかなか難しいのが近接撮影だ。
もしかして翅を開かないかと思い、しばらく待ったが、残念ながら開翅まではいたらなかった。
。。。 High-power view of Rapala arata feeding at field mustard
。。。.GR-D, ASA 100
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
さらに虫も目レンズでも撮影した。
虫の目レンズだと、トラフシジミの顔の直前まできてしまうのだが、なんとか吸密する所の超接写に成功した。
トラフシジミの肢が触角と同じようにトラ模様だったとは拡大してみないと気づかない。
ということは、このチョウの模様は翅といい、肢といい、触角といい、全てトラ模様でトータルコーディネートされているのだ。
トラフシジミは文字通り「虎斑シジミ」だった!
。。。 Insect-eye image of Rapala arata feeding at field mustard
。。。.GR-D, ASA 100
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
小道を歩いていると前を飛ぶミヤマハンミョウを見つけた。まだ4月なのに少し目覚めが早くないかい?ハンミョウの仲間は、歩くと飛び立ち、数メートル先におりる。これを繰り返すことから「道教え」と呼ぶこともある。
このハンミョウの飛翔写真を撮影することを思い立った。
カメラの条件はチョウの飛翔と同じだが、やや薄暗いのでストロボをたいた方が良さそうだ。
自信がなかったが、そこそこの写真が撮影できたので自分でも驚いている。
こうしてみると、ミヤマハンミョウは地味な色の昆虫かと思っていたが、地味な鞘翅の下には、青く金属光沢のある体を隠していたのだな。-------うーむ、怪しい虫だ。
。。。 Flying Cicindela sachalinensis
。。。.Pentax K100D, Pentax DA 10-17mm+Tlelecon X1.4, ASA 200, Flash +
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
「バナナムシ」と俗に呼ばれているツマグロオオヨコバイが道路脇からしばしば飛び出す。
結構、動きが早くなかなかgyoromeを近づけることができなかったが、何とか菜の花で静止するバナナムシの写真が撮影できた。
。。。 Insect-eye image of Bothrogonia japonica
。。。.Ricoh Caplio GX-8, gyorome-8, ASA100
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
道端でベニコメツキの仲間が葉の上に乗っていた。
わざとあまり近寄らないで、背景の桜が写しこめるくらいの拡大で撮影してみた。
。。。 Insect-eye image of Denticollis miniatus
。。。.Ricoh Caplio GX-8, gyorome-8, ASA100
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
小道を歩くと多くのスミレたちに会える。
ここはタチツボスミレとともにケマルバスミレやイブキスミレが多い。またタチツボスミレの中にはいわゆる「アカフタチツボスミレ」も混在している。
アカネスミレ、スミレ、ノジスミレなどは日向の畑の斜面にいくらでも咲いている。
少ないながら、エゾノタチツボスミレ、エゾアオイスミレなどもひっそりと林縁で咲いていた。さらに今回お目当てのゲンジスミレも道路脇でポツポツと観察できた。
。。。 Viola variegata found on the slope
。。。.Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA100
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
ゲンジスミレは今年も今まで何回かお目にかかっているが、満足のいく写真が撮影できていない。今日は晴れたり曇ったりで、日差しが優しく、この花の撮影には良い日である。
。。。 Viola variegata found on the slope
。。。. Ricoh GR-D, ASA100
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
さらに小川の傍の湿地で、少数ではあるがニョイスミレの花を見つけた。
ニョイスミレの花期はスミレの仲間の中でも遅いほうだ。このスミレが咲き出しているということは、春は盛りを少し過ぎつつあるのだろう。
。。。 Viola verecunda found on the damp ground
。。。. Ricoh GR-D, ASA100
。。。.(2007-Apr-21, Nagasaka/Yamanashi)
短時間であるがポイントでヒメギフチョウを撮影できたのはラッキーだった。
ギフチョウも綺麗だが、ヒメギフチョウの裏面の紅帯は虫林の自律神経を刺激させ、心臓が早鐘のように早くなる。------こんな感動を持つことが昆虫写真の醍醐味だね。
メールで教えていただいた長坂に散歩道は、紛れも無く1級のスミレ散歩道だった。
今までこの周辺でスミレなどの観察をする機会が無かったが、それだけにこのような場所を歩くことはとても楽しかった。
KMさん、有難うございました。
Commented
by
霧島緑
at 2007-04-22 09:28
x
ヒメギフ撮影おめでとうございます。トラフなどもいいですね。
人に広く知られている有名ポイントより、自分だけのオリジナル・ポイントでのヒメギフとの再会、女神様を独り占めしたような気分で贅沢ですね。
そんなポイントを見つけてみたいのですが、年々気力と体力低下がそんな願望を遠ざけているような気がします。
人に広く知られている有名ポイントより、自分だけのオリジナル・ポイントでのヒメギフとの再会、女神様を独り占めしたような気分で贅沢ですね。
そんなポイントを見つけてみたいのですが、年々気力と体力低下がそんな願望を遠ざけているような気がします。
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>自律神経を刺激させ、心臓が早鐘のように早くなる。
スミレ探しでも、この気持ちよくわかります。本当に自然は大きな感動を与えてくれますね。ギフチョウとヒメギフチョウは違うものなんですか。へ~という感じです。まったく初心者ですいません。
去年イブキスミレの群落を見たのも、たぶんその散歩道の一角ではないかと思います。車だったのでピンポイントしか観察できなかったのですが、やっぱり歩くべきでしたね。惜しいことをしました。
スミレ探しでも、この気持ちよくわかります。本当に自然は大きな感動を与えてくれますね。ギフチョウとヒメギフチョウは違うものなんですか。へ~という感じです。まったく初心者ですいません。
去年イブキスミレの群落を見たのも、たぶんその散歩道の一角ではないかと思います。車だったのでピンポイントしか観察できなかったのですが、やっぱり歩くべきでしたね。惜しいことをしました。
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by
6422j-nozomu2 at 2007-04-22 12:25
ヒメギフとトラフ撮影成功おめでとうございます。最近スミレに凝っておられますね。凄い種類があると聞いていますので、蝶の合間にこれからも紹介してくださいね。
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by
banyan10 at 2007-04-22 15:36
ヒナスミレとヒメギフは豪華な組み合わせですね。
トラフ春型の吸蜜も羨ましいです。
この道は夏に何度か行っているところかもしれません。
春は魅力的なスミレがいっぱい咲くのですね。
花の撮影には陽射しが強すぎない方が良いですね。
トラフ春型の吸蜜も羨ましいです。
この道は夏に何度か行っているところかもしれません。
春は魅力的なスミレがいっぱい咲くのですね。
花の撮影には陽射しが強すぎない方が良いですね。
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by
thecla
at 2007-04-22 18:07
x
富士見のヒメギフもやっと出たようですね。これから山梨のヒメギフも本格シーズン入りで楽しみですね。
ところでGR-Dはスミレの色が綺麗に出ているようですが、同じRICHOでもレンズの違いでしょうか。
ところでGR-Dはスミレの色が綺麗に出ているようですが、同じRICHOでもレンズの違いでしょうか。
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by
maeda
at 2007-04-22 18:10
x
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by
chochoensis at 2007-04-22 19:04
虫林さん、「ヒメギフチョウ」撮影成功おめでとうございます。綺麗に撮影されていますね・・・素晴らしいです。もっと驚いたのが「ミヤマハンミョウ」の飛翔写真です,こんなに綺麗な色をしていたのですね・・・ビックリしました、飛翔写真を撮影された事に驚きを隠せません・・・凄いです!
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kasya5 at 2007-04-22 19:16
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kmkurobe
at 2007-04-22 19:45
x
あらら昨日このようにきれいなスミレやヒメギフを撮影されていたのですね。こちらはずっと寒い土曜日でしたね。
theclaさん、
山梨のヒメギフはまだ出始めのようで、これから本格化して
行くみたいです。
GR-DもRicohのコンデジらしく、紫は皆、青くなってしまって、
腹が立っています。写真のスミレはシロっぽいので、その影響が
分からないだけではないでしょうか?
山梨のヒメギフはまだ出始めのようで、これから本格化して
行くみたいです。
GR-DもRicohのコンデジらしく、紫は皆、青くなってしまって、
腹が立っています。写真のスミレはシロっぽいので、その影響が
分からないだけではないでしょうか?
Mamoさん、
菜の花でのトラフは小生も意外でした。でも数頭が訪れて
いたので、この時期の重要な吸蜜植物なのだと思います。
小生の記憶では、トラフシジミの春型は北海道ではかなり
普通に見られたと思います。
菜の花でのトラフは小生も意外でした。でも数頭が訪れて
いたので、この時期の重要な吸蜜植物なのだと思います。
小生の記憶では、トラフシジミの春型は北海道ではかなり
普通に見られたと思います。
kmkurobeさん、
このヒメギフ撮影は今回はラッキーだったデスね。
というのも、ヒメギフそのものの個体数が少ないし、
吸蜜でゆっくりしてくれるものはさらに少ないからです。
現に昨年はここでヒメギフの撮影は失敗しました。
このヒメギフ撮影は今回はラッキーだったデスね。
というのも、ヒメギフそのものの個体数が少ないし、
吸蜜でゆっくりしてくれるものはさらに少ないからです。
現に昨年はここでヒメギフの撮影は失敗しました。
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by
fanseab at 2007-04-22 20:46
GR-Dでのトラフ近接撮影、解説文を読むまではgyorome画像かと
思いました。菜の花とトラフはいかにも春って感じで秀逸です。
秀逸と言えば、gyoromeで撮られたベニコメツキの構図が素晴らしい。
田の畝の状況と背景の桃?の花。紅と緑のコントラスト、これは傑作ですぞ!!
思いました。菜の花とトラフはいかにも春って感じで秀逸です。
秀逸と言えば、gyoromeで撮られたベニコメツキの構図が素晴らしい。
田の畝の状況と背景の桃?の花。紅と緑のコントラスト、これは傑作ですぞ!!
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by
cactuss at 2007-04-22 21:19
スミレに頭を突っ込んで吸蜜するヒメギフチョウはきれいですね。
ナノハナを吸蜜するトラフシジミも黄色の海の中に目立つダンダラ模様は印象的です。すばらしい。
ナノハナを吸蜜するトラフシジミも黄色の海の中に目立つダンダラ模様は印象的です。すばらしい。
虫林さん、1週間ぶりです。
どんどん美しい画像がアップされてますね。脱帽です。最近は休日も所用でつぶれてしまう日が多いのですが、何とかGWには色んなスミレや虫、鳥たちに巡り会いたいです。金曜までモントリオールに行ってましたが、あちらは真冬でした。
どんどん美しい画像がアップされてますね。脱帽です。最近は休日も所用でつぶれてしまう日が多いのですが、何とかGWには色んなスミレや虫、鳥たちに巡り会いたいです。金曜までモントリオールに行ってましたが、あちらは真冬でした。
by tyu-rinkazan
| 2007-04-22 02:23
| ▣ヒメギフ
|
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