20070812 下北半島の蝶2 (青森県)
2007年 08月 14日
ミドリシジミの群生する河川林を後にして、本来の目的であるゴマシジミ、カバイロシジミの撮影のために、下北半島の突端にある尻屋岬から大間町近辺の海岸に向かった。全体の走行距離は300kmを優に超えた。虫林にしては長距離ドライブである。
§ゴマシジミ§
ゴマシジミの撮影だけなら、家内の実家がある八戸市の近郊でも可能であろう。しかし、僕は下北半島突端のゴマシジミにこだわったのだ。-------というのも関東周辺では、ゴマシジミは"山里の蝶"なので、是非とも、海岸線で群れ飛ぶゴマシジミたちを見てみたいと思ったからだ。
尻屋岬の海岸線は草地が波打ち際までせまっている。花も多く咲いていたが、この素晴らしい景色の海岸ではゴマシジミの姿は一頭も見かけることが出来なかった。
◆尻屋岬◆
Landscape of the tip of Shiriya-cape
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 100
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
海岸線の波打ち際でゴマシジミを見ることができなかったので、車で流しながらさらにゴマシジミを探してみることにした。すると海岸線から少し内部に入った馬の放牧地(お花畑になっている)で、チラチラと飛翔するゴマシジミを見つけた。
車を停車して観察すると、あちらこちらでゴマシジミが飛んでいた。個体数もかなり多いようだ。海岸線のゴマシジミというわけにはいかないが、目的のゴマシジミに会えた。
ゴマシジミの飛翔はとても緩やかなので、飛翔写真で翅表を観察することした。飛んでいるゴマシジミを見ると、翅表の青い部分が発達してとても綺麗だ。アオゴマはやはり良い。
◆飛翔:ゴマシジミ Maculinea teleius ◆
Flying feature of Maculinea teleius
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 200
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
◆飛翔:ゴマシジミ Maculinea teleius ◆
Flying feature of Maculinea teleius
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 200
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
ゴマシジミは地域によって翅の色彩が少し異なり、いくつかの亜種に分かれている。日本蝶類標準図鑑によれば、北海道と東北(青森県と岩手県の北部)は同じ亜種(ogumae)とみなすのが妥当らしい。
写真をトリミングして飛翔しているゴマシジミの翅表を拡大して観察すると、翅表辺縁の黒帯の境界が明瞭で、黒紋が小さく、亜種(ogumae)の特徴が出ているようだ。
◆飛翔:ゴマシジミ Maculinea teleius ◆
Flying feature of Maculinea teleius
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 200
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
ゴマシジミは種々の花で吸蜜していたが、ここでの食草であるナガボノシロワレモコウの花で吸蜜する個体も多く認められた。ちなみに関東近辺の食草である通常のワレモコウは見かけなかった(分布はしているみたいだが)。
これだけ拡大しても伸びているストローが見え難いのは、ゴマのストローは細いのかな?
「開けゴマ!」と叫んでみたが、残念ながら蝶には通じなかった。
◆ナガボノシロワレモコウで吸蜜するゴマシジミ Maculinea teleius ◆
A butterfly of Maculinea teleius feeding at the flower head
Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 100
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
注意して探すと、交尾個体も数組発見できた。
この交尾個体はうまい具合にナガボノシロワレモコウに載っているので、少しひいた写真と空バックの写真の両方を撮影してみた。
◆交尾するゴマシジミ Maculinea teleius ◆
Mating feature of a pair of Maculinea teleius
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 200
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
◆交尾するゴマシジミ Maculinea teleius ◆
Mating feature of a pair of Maculinea teleius
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 200
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
食草のナガボノシロワレモコウの穂に産卵行動を示すゴマシジミを見た。
ナガボノシロワレモコウはまだ蕾の状態のものも多く認めたが、蝶は蕾でもお構いなしに産卵をしていた。産卵時間は思いのほか短いので、撮影には苦慮した。
◆産卵するゴマシジミ Maculinea teleius ◆
Egg laying of Maculinea teleius
Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 100
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
ゴマシジミの時期としてはまだ早いにも関わらず、このお花畑では沢山の個体数が観察できた。もっとゆっくりと観察したいのは山々であるが、カバイロシジミの撮影のために大間に向かうことにした。
§カバイロシジミ§
尻屋でのゴマシジミの撮影の後に、下北半島の大間町、とくに津軽海峡側(西側)の海岸線で本州のカバイロシジミを調べてみることにした。竜飛のカバイロシジミは有名であるが、下北半島にも局所的に見ることが出来るみたいだ。尻屋崎から大間町までもかなりの距離があるが、その途中の海岸線はとても美しい。写真は海岸に面した漁村の風景であるが、こんなに海の近くに家を建てて、海が荒れたときに怖くないのだろうか?
◆海岸の家◆
A house by the coast
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 100
(2007-August-12, Ooma-cho, Aomori)
日曜日であったが、海岸のあちらこちらで昆布や天草?を干す風景が認められた。
車を止め、許可を得て、天草干しの様子を撮影させていただいた。
◆天草干し◆
Drying procedure of a kind of seaweed
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 100
(2007-August-12, Ooma-cho, Aomori)
愛読しているブログの「青森のチョウたち」に、ゼフが多い海岸線の低いカシワの林が時々登場し、その様子がとても面白いと思っていたが、下北半島の突端の大間崎を過ぎて、津軽海峡に面した海岸では同じような低いカシワ林を斜面で見ることができた(規模が津軽とは違うかもしれないが)。
ゼフの時期にもう一度訪れてみたい場所である。
◆海岸のカシワ林◆
Oak woods by the coast clif
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 100
(2007-August-12, Ooma-cho, Aomori)
大間崎を過ぎて、適当な場所で海岸を散歩して、カバイロシジミの食草であるヒロハクサフジを探してみた。するとそれほど苦労することもなく、海岸や海岸に近い荒地で食草の群落を見つけることができた。食草群落を頼りにしばらく散歩していくと、食草の上をチラチラと飛ぶルリシジミくらいの大きさの青いシジミチョウを見つけた。
目的のカバイロシジミだ!
あまり新鮮な個体ではなさそうだったが、横位置および縦位置広角で撮影した。
◆カバイロシジミ Glaucopsyche lycormas◆
A butterfly, Glaucopsyche lycormas, feeding at the flower
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 100
(2007-August-12, Ooma-cho, Aomori)
◆カバイロシジミ Glaucopsyche lycormas ◆
A butterfly feeding at the flower
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 100
(2007-August-12, Ooma-cho, Aomori)
さらに、ヒロハクサフジの群落を探して歩くと、海岸の所々でこの愛らしいシジミチョウを見つけることができた。大部分は少し古い個体であったが、1頭だけ新鮮なカバイロシジミを見つけた。しかし、もたもたとしているうち風に乗って飛び去ってしまった。
---------ウーム、とても残念だ。
◆カバイロシジミ Glaucopsyche lycormas ◆
A butterfly, Glaucopsyche lycormas, feeding at the flower
Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 100
(2007-August-12, Ooma-cho, Aomori)
その後、別な個体が飛来し、ヒロハクサフジの花で吸蜜するカバイロシジミのアップの写真を何とかものにできた。
◆カバイロシジミ Glaucopsyche lycormas ◆
A butterfly, Glaucopsyche lycormas, feeding at the flower
Pentax K10D, Tamron 70-300mm, ASA 200
(2007-August-12, Ooma-cho, Aomori)
もう少しカバイロシジミの撮影を続けたかったが、帰路は八戸まで150km以上の距離がある。そこで、午後1時をまわった時点で撮影を断念し戻ることにした。
§エピローグ§
以前、家内と一緒に太宰治の足跡を辿って、出身地の金木町や太宰の乳母のいた小泊町などを訪ねたことがある。その時、同時に竜飛岬や下北半島なども車でまわった。
-------もう20年以上も前のことだが、今でも竜飛や下北の風景が懐かしく思い出される。
今回、下北を訪れてみて、かなり以前と違って見えた点も多かった。しかし、それにしても自然の豊かさは素晴らしく、目的とした蝶たちを撮影できたのは幸運というだけでなく、まだ豊かな自然が保全されていたためだろうと思う。
いつまでもこの豊かな自然がのこり、蝶たちが乱れ飛ぶことを祈っている。
§ゴマシジミ§
ゴマシジミの撮影だけなら、家内の実家がある八戸市の近郊でも可能であろう。しかし、僕は下北半島突端のゴマシジミにこだわったのだ。-------というのも関東周辺では、ゴマシジミは"山里の蝶"なので、是非とも、海岸線で群れ飛ぶゴマシジミたちを見てみたいと思ったからだ。
尻屋岬の海岸線は草地が波打ち際までせまっている。花も多く咲いていたが、この素晴らしい景色の海岸ではゴマシジミの姿は一頭も見かけることが出来なかった。
Landscape of the tip of Shiriya-cape
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 100
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
海岸線の波打ち際でゴマシジミを見ることができなかったので、車で流しながらさらにゴマシジミを探してみることにした。すると海岸線から少し内部に入った馬の放牧地(お花畑になっている)で、チラチラと飛翔するゴマシジミを見つけた。
車を停車して観察すると、あちらこちらでゴマシジミが飛んでいた。個体数もかなり多いようだ。海岸線のゴマシジミというわけにはいかないが、目的のゴマシジミに会えた。
ゴマシジミの飛翔はとても緩やかなので、飛翔写真で翅表を観察することした。飛んでいるゴマシジミを見ると、翅表の青い部分が発達してとても綺麗だ。アオゴマはやはり良い。
Flying feature of Maculinea teleius
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 200
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
Flying feature of Maculinea teleius
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 200
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
ゴマシジミは地域によって翅の色彩が少し異なり、いくつかの亜種に分かれている。日本蝶類標準図鑑によれば、北海道と東北(青森県と岩手県の北部)は同じ亜種(ogumae)とみなすのが妥当らしい。
写真をトリミングして飛翔しているゴマシジミの翅表を拡大して観察すると、翅表辺縁の黒帯の境界が明瞭で、黒紋が小さく、亜種(ogumae)の特徴が出ているようだ。
Flying feature of Maculinea teleius
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 200
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
ゴマシジミは種々の花で吸蜜していたが、ここでの食草であるナガボノシロワレモコウの花で吸蜜する個体も多く認められた。ちなみに関東近辺の食草である通常のワレモコウは見かけなかった(分布はしているみたいだが)。
これだけ拡大しても伸びているストローが見え難いのは、ゴマのストローは細いのかな?
「開けゴマ!」と叫んでみたが、残念ながら蝶には通じなかった。
A butterfly of Maculinea teleius feeding at the flower head
Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 100
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
注意して探すと、交尾個体も数組発見できた。
この交尾個体はうまい具合にナガボノシロワレモコウに載っているので、少しひいた写真と空バックの写真の両方を撮影してみた。
Mating feature of a pair of Maculinea teleius
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 200
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
Mating feature of a pair of Maculinea teleius
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 200
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
食草のナガボノシロワレモコウの穂に産卵行動を示すゴマシジミを見た。
ナガボノシロワレモコウはまだ蕾の状態のものも多く認めたが、蝶は蕾でもお構いなしに産卵をしていた。産卵時間は思いのほか短いので、撮影には苦慮した。
Egg laying of Maculinea teleius
Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 100
(2007-August-12, Higashidouri-mura, Aomori)
ゴマシジミの時期としてはまだ早いにも関わらず、このお花畑では沢山の個体数が観察できた。もっとゆっくりと観察したいのは山々であるが、カバイロシジミの撮影のために大間に向かうことにした。
§カバイロシジミ§
尻屋でのゴマシジミの撮影の後に、下北半島の大間町、とくに津軽海峡側(西側)の海岸線で本州のカバイロシジミを調べてみることにした。竜飛のカバイロシジミは有名であるが、下北半島にも局所的に見ることが出来るみたいだ。尻屋崎から大間町までもかなりの距離があるが、その途中の海岸線はとても美しい。写真は海岸に面した漁村の風景であるが、こんなに海の近くに家を建てて、海が荒れたときに怖くないのだろうか?
A house by the coast
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 100
(2007-August-12, Ooma-cho, Aomori)
日曜日であったが、海岸のあちらこちらで昆布や天草?を干す風景が認められた。
車を止め、許可を得て、天草干しの様子を撮影させていただいた。
Drying procedure of a kind of seaweed
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 100
(2007-August-12, Ooma-cho, Aomori)
愛読しているブログの「青森のチョウたち」に、ゼフが多い海岸線の低いカシワの林が時々登場し、その様子がとても面白いと思っていたが、下北半島の突端の大間崎を過ぎて、津軽海峡に面した海岸では同じような低いカシワ林を斜面で見ることができた(規模が津軽とは違うかもしれないが)。
ゼフの時期にもう一度訪れてみたい場所である。
Oak woods by the coast clif
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 100
(2007-August-12, Ooma-cho, Aomori)
大間崎を過ぎて、適当な場所で海岸を散歩して、カバイロシジミの食草であるヒロハクサフジを探してみた。するとそれほど苦労することもなく、海岸や海岸に近い荒地で食草の群落を見つけることができた。食草群落を頼りにしばらく散歩していくと、食草の上をチラチラと飛ぶルリシジミくらいの大きさの青いシジミチョウを見つけた。
目的のカバイロシジミだ!
あまり新鮮な個体ではなさそうだったが、横位置および縦位置広角で撮影した。
A butterfly, Glaucopsyche lycormas, feeding at the flower
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 100
(2007-August-12, Ooma-cho, Aomori)
A butterfly feeding at the flower
Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 100
(2007-August-12, Ooma-cho, Aomori)
さらに、ヒロハクサフジの群落を探して歩くと、海岸の所々でこの愛らしいシジミチョウを見つけることができた。大部分は少し古い個体であったが、1頭だけ新鮮なカバイロシジミを見つけた。しかし、もたもたとしているうち風に乗って飛び去ってしまった。
---------ウーム、とても残念だ。
A butterfly, Glaucopsyche lycormas, feeding at the flower
Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 100
(2007-August-12, Ooma-cho, Aomori)
その後、別な個体が飛来し、ヒロハクサフジの花で吸蜜するカバイロシジミのアップの写真を何とかものにできた。
A butterfly, Glaucopsyche lycormas, feeding at the flower
Pentax K10D, Tamron 70-300mm, ASA 200
(2007-August-12, Ooma-cho, Aomori)
もう少しカバイロシジミの撮影を続けたかったが、帰路は八戸まで150km以上の距離がある。そこで、午後1時をまわった時点で撮影を断念し戻ることにした。
§エピローグ§
以前、家内と一緒に太宰治の足跡を辿って、出身地の金木町や太宰の乳母のいた小泊町などを訪ねたことがある。その時、同時に竜飛岬や下北半島なども車でまわった。
-------もう20年以上も前のことだが、今でも竜飛や下北の風景が懐かしく思い出される。
今回、下北を訪れてみて、かなり以前と違って見えた点も多かった。しかし、それにしても自然の豊かさは素晴らしく、目的とした蝶たちを撮影できたのは幸運というだけでなく、まだ豊かな自然が保全されていたためだろうと思う。
いつまでもこの豊かな自然がのこり、蝶たちが乱れ飛ぶことを祈っている。
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by
kmkurobe at 2007-08-14 22:03
すばらしい海沿いのカバイロですね。ゼフを含めて是非一度訪ねてみたいと思っていました。
やはり北の蝶はいいですね。相変わらずの傑作揃い・・・・・
恐れ入りました。
やはり北の蝶はいいですね。相変わらずの傑作揃い・・・・・
恐れ入りました。
0
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by
maeda
at 2007-08-14 22:41
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by
chochoensis at 2007-08-14 23:08
虫林さん、「ゴマシジミ」の飛翔写真・・・なんと素敵なんでしょう・・・綺麗に撮影されていますね・・・「カバイロシジミ」はじめて拝見しましたが、色彩が素敵で憧れています・・・いつか撮影してみたいです。
kmkurobeさん、
時期的にカバイロには少し遅く、ゴマには少し早いという中途半端な時期でした。どちらかに絞ればもっと良かったも知れません。でも、天気の良い日に、綺麗な海岸線の草原を散歩できるだけでも最高ですよ。
是非とも訪れてみてください。
コメント有難うございました。
時期的にカバイロには少し遅く、ゴマには少し早いという中途半端な時期でした。どちらかに絞ればもっと良かったも知れません。でも、天気の良い日に、綺麗な海岸線の草原を散歩できるだけでも最高ですよ。
是非とも訪れてみてください。
コメント有難うございました。
chochoensisさん、
ゴマは風に向かって少しホバリングするような飛び方でしたので、撮影は楽しかったです。
今回、ブログには書きませんでしたが、飛翔写真や広角写真のためにSigma 18-50mmを購入し、その使い始めだったのです。このレンズはf2.8通しで、近接までできます。レンズのテストもあった気合が入っていたのかもしれませんね。
カバイロシジミはすでに古い個体が多いようでしたので、もう1度リベンジしたいです。
ゴマは風に向かって少しホバリングするような飛び方でしたので、撮影は楽しかったです。
今回、ブログには書きませんでしたが、飛翔写真や広角写真のためにSigma 18-50mmを購入し、その使い始めだったのです。このレンズはf2.8通しで、近接までできます。レンズのテストもあった気合が入っていたのかもしれませんね。
カバイロシジミはすでに古い個体が多いようでしたので、もう1度リベンジしたいです。
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by
6422j-nozomu2 at 2007-08-15 09:02
虫林さんも遠征でしたか。産地に拘った、ゴマとカバイロ見事に撮影できて良かったですね。私もやっぱりアオゴマの方が好きです。
Commented
by
banyan10 at 2007-08-15 09:48
青森もすごい成果ですね。
虫林さんの前ではどんな蝶も翅を開くのではないかと思えてしまいますが、ゴマは駄目でしたか。(笑)
しかし、飛翔で見事に撮影されていますね。
背景に海岸線が入ればベストでしょうが、北国の雰囲気は伝わってきます。
虫林さんの前ではどんな蝶も翅を開くのではないかと思えてしまいますが、ゴマは駄目でしたか。(笑)
しかし、飛翔で見事に撮影されていますね。
背景に海岸線が入ればベストでしょうが、北国の雰囲気は伝わってきます。
東北にはまだ撮影に行ったことがないので楽しく拝見しました。
↓のミドリシジミにオオヒカゲ、ゴマシジミにカバイロシジミと魅力たっぷりの地ですね。
初めての地で素晴らしいポイントを見つけてしまうのはさすがです。
時期も夏休みに入ってからでもOKと言うのが素晴らしいです。
↓のミドリシジミにオオヒカゲ、ゴマシジミにカバイロシジミと魅力たっぷりの地ですね。
初めての地で素晴らしいポイントを見つけてしまうのはさすがです。
時期も夏休みに入ってからでもOKと言うのが素晴らしいです。
短い時間にちがいないのに、ねらいどおり佳いチョウ2つバッチリですごいですね。
オグマエは、オオゴマみたいですね。こんなフルセットで撮ってしまって、お腹一杯でしょうね。
Sigma 18-50mmを飛翔用に導入ですか?このレンズ、けっこうはまるんですよね。まだ、17-70mmが使いなれないですよ・・
オグマエは、オオゴマみたいですね。こんなフルセットで撮ってしまって、お腹一杯でしょうね。
Sigma 18-50mmを飛翔用に導入ですか?このレンズ、けっこうはまるんですよね。まだ、17-70mmが使いなれないですよ・・
Commented
by
fanseab at 2007-08-15 20:19
nozomuさん、
ゴマとカバイロは何とか撮影できて嬉しいです。ただ初めて土地では余裕がありませんね。もう一度いきたいです。
ゴマとカバイロは何とか撮影できて嬉しいです。ただ初めて土地では余裕がありませんね。もう一度いきたいです。
banyanさん、
以前に教わったソーと息を吹きかけてみることも実践したのですが、ゴマは開いてくれませんでした。でも、なんとか飛翔で使えるものがあったのでよかったかな。海岸でもゴマはもしかして竜飛岬の特徴なのかも知れませんね。
以前に教わったソーと息を吹きかけてみることも実践したのですが、ゴマは開いてくれませんでした。でも、なんとか飛翔で使えるものがあったのでよかったかな。海岸でもゴマはもしかして竜飛岬の特徴なのかも知れませんね。
ダンダラさん、
青森の海岸線は本当に気持ちがよいです。チョウの撮影を抜きにしても行ってみる価値があると思いますよ。もちろん、チョウ達もうまく会えればもっと良いですけどね。ダンダラさんなら楽しめると思います。
青森の海岸線は本当に気持ちがよいです。チョウの撮影を抜きにしても行ってみる価値があると思いますよ。もちろん、チョウ達もうまく会えればもっと良いですけどね。ダンダラさんなら楽しめると思います。
たにつちさん、
ゴマとカバイロ撮影はラッキーでしたね。たまたま立ち寄った場所が良かったと思います。
Sigma18-50mmは以前から注目していたのですが、なかなか踏ん切りがつかなくて、でもf2.8通しで、4万円代の金額は僕にすればお買い得だと思います。
ゴマとカバイロ撮影はラッキーでしたね。たまたま立ち寄った場所が良かったと思います。
Sigma18-50mmは以前から注目していたのですが、なかなか踏ん切りがつかなくて、でもf2.8通しで、4万円代の金額は僕にすればお買い得だと思います。
fanseabさん、
有難うございます。
ゴマは広い草原で、花も多く、とても気持ちよく撮影できました。ただ、地面が湿地ですので、膝を付くとジワっと濡れてしまいました。長靴だと良かったのですが----。でも北国の草原はオススメですよ。
有難うございます。
ゴマは広い草原で、花も多く、とても気持ちよく撮影できました。ただ、地面が湿地ですので、膝を付くとジワっと濡れてしまいました。長靴だと良かったのですが----。でも北国の草原はオススメですよ。
下北のカバイロとゴマ、すばらしいロケーションと魅力的な蝶たち、ロマンを感じますね。
一度は訪れてみたいものです。
ミドリシジミの群棲はすごいですね。
私が虫を追い始めた高校生の頃は、実家の水戸でもこんな群棲が見られたものですが、もう昔話になってしまいました。
そう言えば青森にもオオモンシロチョウがいると聞きましたが、見かけませんでしたか?。
一度は訪れてみたいものです。
ミドリシジミの群棲はすごいですね。
私が虫を追い始めた高校生の頃は、実家の水戸でもこんな群棲が見られたものですが、もう昔話になってしまいました。
そう言えば青森にもオオモンシロチョウがいると聞きましたが、見かけませんでしたか?。
ゴマにカバイロ、青森で撮っておきたい種もバッチリ押さえましたね。
ゴマはなかなか撮影者泣かせです。花にとまっても位置を変えながら歩きまわったり産卵時間も短いでしょう。カメラのピンが合うまでに微妙に移動してしまいます。
ん、でも、ゴマとキマは黒いもの渋くて良いですが、はやっぱり青いのがえぇなぁ~(笑)
ゴマはなかなか撮影者泣かせです。花にとまっても位置を変えながら歩きまわったり産卵時間も短いでしょう。カメラのピンが合うまでに微妙に移動してしまいます。
ん、でも、ゴマとキマは黒いもの渋くて良いですが、はやっぱり青いのがえぇなぁ~(笑)
KAZさん、
有難うございます。
仰るとおりで、下北のロケーションは素晴らしく、特に海岸線でカバイロやゴマを探すのは気持ちが良かったですね。ミドリシジミは山梨でも自衛隊の演習地などで昔は乱舞していたみたいです。
オオモンシロ、忘れていました。そうと知っていればもっと探したのですが。
有難うございます。
仰るとおりで、下北のロケーションは素晴らしく、特に海岸線でカバイロやゴマを探すのは気持ちが良かったですね。ミドリシジミは山梨でも自衛隊の演習地などで昔は乱舞していたみたいです。
オオモンシロ、忘れていました。そうと知っていればもっと探したのですが。
kenkenさん、
仰るとおりで、ゴマは花に静止しても絶えず動いて困りますね。
顔と翅端までピントがあうシーンは少ないので、ファインダーを覗きながら待つ事が多いです。産卵時間も短く、落ち着きの無い蝶です。
時間的なものなのかも知れませんが、この草原ではあちらこちらで同時にアオゴマが飛んでいて、それが見渡せますのでとても気持ちが良かったですね。
仰るとおりで、ゴマは花に静止しても絶えず動いて困りますね。
顔と翅端までピントがあうシーンは少ないので、ファインダーを覗きながら待つ事が多いです。産卵時間も短く、落ち着きの無い蝶です。
時間的なものなのかも知れませんが、この草原ではあちらこちらで同時にアオゴマが飛んでいて、それが見渡せますのでとても気持ちが良かったですね。
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by
霧島緑
at 2007-08-16 23:29
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山梨辺りの生息環境とは対照的に、広々した草原を舞うゴマは画になりますね。翅表のブルーがまた良いです。
ゴマをはじめ下北半島を十分楽しまれたようですね。前記事のミドリシジミ集団にも驚きました。そんな場面に遭遇してみたいですね。
ゴマをはじめ下北半島を十分楽しまれたようですね。前記事のミドリシジミ集団にも驚きました。そんな場面に遭遇してみたいですね。
Commented
by
miyagi
at 2007-08-17 18:36
x
蝶をたずねて300キロ☆虫林さんの想いが写真にも込められているようです。クサフジの紫とカバイロシジミのブルーが通い合って美しいです。
霧島緑さん、
有難うございます。下北の自然は素晴らしいものでしたね。
ゴマシジミはこちらではかなり個体数が多いみたいで、いるところにはいっぱいいました。ミドリシジミの集団は小生もビックリしましたよ。
有難うございます。下北の自然は素晴らしいものでしたね。
ゴマシジミはこちらではかなり個体数が多いみたいで、いるところにはいっぱいいました。ミドリシジミの集団は小生もビックリしましたよ。
Commented
by
cactuss at 2007-08-17 22:35
知らない土地へ行って、いつもどうしてこんなに成果を上げられるのか、不思議に思っています。何かコツみたいなものがあるのでしょうか。ゴマシジミ、カバイロシジミ両方とも撮影したい蝶です。
Commented
by
grassmonblue
at 2007-08-18 17:06
x
Commented
by
thecla
at 2007-08-18 22:31
x
海沿いのカバイロ、青ゴマ飛翔とも素晴らしいですね。↓のミドリシジミの大集団といい、青森の自然は奥深いのですね。
cactussさん、
知らない土地では、情報があったほうがよいのですが、なかなか入手が難しいときは、図鑑などで場所などをみていきます。後は現地で頑張るしかないですね。ラッキーでした。
知らない土地では、情報があったほうがよいのですが、なかなか入手が難しいときは、図鑑などで場所などをみていきます。後は現地で頑張るしかないですね。ラッキーでした。
theclaさん、
青森の自然は手付かずの部分が多く、ポイントでは嬉しくなるくらい豊かな自然を実感できました。是非ともこれからも残ってもらいたいものです。
青森の自然は手付かずの部分が多く、ポイントでは嬉しくなるくらい豊かな自然を実感できました。是非ともこれからも残ってもらいたいものです。
by tyu-rinkazan
| 2007-08-14 21:02
| ▣カバイロシジミ
|
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