NATURE DIARY

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20070818 南アルプス散歩:ベニヒカゲ (南アルプス市、山梨県)

毎日暑い日が続いている。数日前は埼玉県の熊谷市と岐阜県の多治見市で40.9℃という観測史上最高気温が記録されてしまった。甲府市はというと、37.4℃で、やっぱり暑かった。

この暑さのために、熱中症による死者も出たようだ。大体、体温より高い気温では具合も悪くなるよね。

夏に暑くなるのは自然の理、ならば涼しいところに行こうじゃないか。
-----ということで、涼を求めて南アルプスにベニヒカゲを見に行くことにした。

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朝寝坊してしまい(家内の予想通り)、始発のバスに乗り遅れた。
そもそも、南アルプスは交通規制されており、芦安の駐車場に車を止め、バスに乗り換えなくてはならない。北沢峠にはさらに村営のバスに乗り換えるのだ。それぞれのバスはあまり数が出ていないので、乗り遅れるとダメージが大きい。

南アルプスの交通規制は賛成だが、料金設定が少しおかしい。甲府駅から広河原までが1800円で、芦安の市営駐車場から広河原までが1000円なんて、利用客の足元を見ているとしかいいようがない。まあ、文句があるなら行かなければ良いでしょ、といわれると返す言葉も無いがね。

結局、バスから降りて歩き始めた時には日も高くなってしまった。
そこで、あまりノンビリ出来ないと思いベニヒカゲの棲む谷の入り口まで一気に歩いた。
あまり長い距離を歩いたことが最近無いので、少しきついが、メタボの虫林にはこの位が良いのだ。

ベニヒカゲの楽園への入り口となる堰堤。この堰堤を越えた谷が目的地だ。晩夏の高山蝶であるベニヒカゲを見に、今まで一体、何度ここを訪れたことだろうか。
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。。堰堤と仙丈ケ岳

。。。Landscape of Mt. Senjogatake
。。。. Ricoh GR-D, ASA 100
。。。.(2007-August-18, Minamiarupusu-shi, Yamanashi)

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§ベニヒカゲ§

ベニヒカゲは、「ヒカゲモノ」(ヒカゲチョウの仲間)なのに、明るい開けた場所を好む。
ベニヒカゲを見るだけなら、もっと楽な場所(八ヶ岳の別荘地など)もあるし、ここでも林道脇のヒヨドリバナで、そこそこ見ることはできるのだ。しかし、ベニヒカゲは痩せても枯れても“高山蝶”なのだ。ならば、高山蝶としてふさわしい場所で、そしてふさわしい花で出会いたいものだ。

昨年も同じ時期にここを訪れているが、今年の発生数は昨年よりも少ないようだ。まだ♂の新鮮個体が飛びまわっているので、発生初期なのかも知れない。
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。。飛翔するベニヒカゲ Erebia neriene

。。。Flying feature of a male of Erebia neriene
。。。. Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 200
。。。.(2007-August-18, Minamiarupusu-shi, Yamanashi)


このベニヒカゲの楽園は、広い谷の草付きで、そこにはキオンやマルバダケブキの花が非常に多い。ベニヒカゲはマルバダケブキよりもキオンの花を好むようで、両者が混在している場合、キオンを選ぶ。贅沢な蝶である。ちなみにキオンの花はハンゴンソウに似ているが、葉の形態がことなり、ハンゴンソウに比べて華奢な感じがする。

しかし、黄色い花に黒っぽい蝶は露出が難しいよね。
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。。。。。。。。。。吸蜜するベニヒカゲ Erebia neriene

。。。。。。。。。。。A male of Erebia neriene feeding at the flower
。。。。。。。。。。. Pentax K10D, Tamron 70-300mm, ASA 200
。。。。。。。。。。.(2007-August-18, Minamiarupusu-shi, Yamanashi)


山梨県では、ベニヒカゲは南アルプスと八ヶ岳に広く分布している。
南アルプスでは標高1600m以上の高地に棲息しているが、分布は不規則で、聞くところによると、櫛形山は標高2000mを越えているが、ベニヒカゲの記録が無いということだ。
------不思議だ。
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。。吸蜜するベニヒカゲ Erebia neriene

。。。 A male of Erebia neriene feeding at the flower
。。。. Pentax K10D, Tamron 70-300mm, ASA 200
。。。.(2007-August-18, Minamiarupusu-shi, Yamanashi)


ベニヒカゲは地理的な変異の多い蝶として有名で、多くの亜種名が与えられているが、実際には北海道亜種 scopariaと本州亜種 niphonicaと分けるくらいでよいのかもしれない。
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。。吸蜜するベニヒカゲ Erebia neriene

。。。 A male of Erebia neriene feeding at the flower
。。。. Pentax K10D, Tamron 70-300mm, ASA 200
。。。.(2007-August-18, Minamiarupusu-shi, Yamanashi)


ベニヒカゲの♂♀は、翅裏の紋を見れば一目瞭然である。
♂はほぼこの写真のように、後翅の裏面が真黒だ。

蝶屋はこの蝶の魅力を理解できると思うが、普通のヒト(特に若い女性)にこの蝶の魅力について聞いてはいけない。かならず、「ワ、これ蛾?」とか「ヤダー気持ち悪い~」といわれてしまう。まあ、我々ムシ屋は、一般社会から見れば異常な思考体系を持つことを自覚すべきだね。
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。。吸蜜するベニヒカゲ Erebia neriene

。。。 A male of Erebia neriene feeding at the flower
。。。. Pentax K10D, Tamron 70-300mm, ASA 200
。。。.(2007-August-18, Minamiarupusu-shi, Yamanashi)


荷物を置いてあった場所に戻ってみると、ベニヒカゲがペットボトルのキャップに静止していた。ヒカゲチョウの仲間に限らず、タテハチョウ科のチョウ達は、しばしば汗を吸いに体に止まったりするが、白いキャップに来たのはそのようなものではなく、花と間違えているのかもしれない。
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。。ボトルキャップに静止するベニヒカゲ Erebia neriene

。。。 A male of Erebia neriene feeding at the bottle cap
。。。. Pentax K10D, Tamron 70-300mm, ASA 200
。。。.(2007-August-18, Minamiarupusu-shi, Yamanashi)

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§ツマジロウラジャノメ§

この林道は、ベニヒカゲのほかにキベリタテハとツマジロウラジャノメを見ることができる。今回は発生時期が遅れているためか、キベリタテハは1頭も見ることができなかった。

ツマジロウラジャノメは沢の出合などでひらひらと舞っていたが、多くは雌であった。
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。。ツマジロウラジャノメ♀Lasiommata deidamia

。。。 A female of Lasiommata deidamia resting on the rock
。。。. Pentax K10D, Tamron 70-300mm, ASA 200
。。。.(2007-August-18, Minamiarupusu-shi, Yamanashi)


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§ブチヒゲハナカミキリ§

ブチヒゲハナカミキリはそれほど珍しいカミキリではないが、かといってどこでも見れるものでもない。鞘翅の色は赤であるが、やや黒っぽくなり、実際に真黒になるものもある。

丁度、ヒヨドリバナの花の周りで、マルガタハナカミキリやヤツボシハナカミキリとともに飛んでいたので、飛翔写真を撮影した。カミキリの飛翔は蝶に比べて直線的で、ゆっくりしているので、撮影し易い。
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。。飛翔するブチヒゲハナカミキリ Corymbia variicornis

。。。 Flying feature of Corymbia variicornis
。。。. Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 200
。。。.(2007-August-18, Minamiarupusu-shi, Yamanashi)

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。。ブチヒゲハナカミキリ Corymbia variicornis

。。。 Corymbia variicornis feeding on the flower head
。。。. Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 200
。。。.(2007-August-18, Minamiarupusu-shi, Yamanashi)

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§ミヤマハンミョウ§

この林道にはミヤマハンミョウが多い。歩くと足元から飛び出し、すぐ前に静止する。
その中にいやに黒っぽい個体がいたので撮影してみた。ハンミョウはよく分からないが、ミヤマハンミョウの黒化型でよいのだろうか?
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。。。。。。。。。。ミヤマハンミョウの黒化型? Cicindela sachalinensis

。。。。。。。。。。 Cicindela sachalinensis resting on the ground
。。。。。。。。。。. Pentax K10D, Sigma 18-50mm, ASA 200
。。。。。。。。。。.(2007-August-18, Minamiarupusu-shi, Yamanashi)

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。。ミヤマハンミョウ Cicindela sachalinensis

。。。 Cicindela sachalinensis resting on the ground
。。。. Pentax K10D, Tamron 70-300mm, ASA 200
。。。.(2007-August-18, Minamiarupusu-shi, Yamanashi)

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今週は多分1年中で最も暑い週だったに違いない。そんな時には避暑も兼ねて、高山蝶に会いに行くのが一番良い。

ベニヒカゲは北海道では平地でもみる蝶らしいが、この蝶が平地で飛んでいたら、あまり嬉しくないだろうな思う。高山蝶は高山にいてこそ高山蝶なのだ。

明日の日曜日は、酷暑の中でゴマシジミを探すつもりだ。大丈夫だろうか?
Commented by kmkurobe at 2007-08-19 19:30
すばらしい。同じベニヒカゲでも当方のとはレベルが違いすぎますね・・・・
やはり黄色い花が似合う蝶ですね。
ブチヒケハナの飛翔もスゴイものですねこれは・・・・
恐れ入りました。
Commented by Noreen05 at 2007-08-19 21:04
こちらでベニヒカゲは道路脇で撮影出来る蝶です。
高山蝶としての魅力たっぷりの画像の数々・・・ベニヒカゲはこうでなくていけませんね!素晴らしいです。
後翅にもオレンジの紋があって美しいですね~♪(若い女性ではないのでこの蝶の魅力が良く判ります(爆)
ツマジロウラジャノメ出逢って見たい蝶です!
Commented by ダンダラ at 2007-08-19 21:13 x
私も近いうちにベニヒカゲを撮りに行こうと思いますが、「高山蝶としてふさわしい場所で、そしてふさわしい花で出会いたい」と言われてしまうと、最初にごめんなさいと謝っておいた方が良いかな。
どちらかというと、ベニは一流を目指したけれどなりきれなかった凡人という感じがして、ボトルキャップに来るところなんぞはまさにその象徴かななんて思ったりしちゃいますね。
それは冗談ですが、写真はそれぞれどれも素晴らしいです。
今年はやや遅れ気味のようですから、これからが良いのかも知れないですね。
Commented by banyan10 at 2007-08-19 21:38
この林道は撮影初期にキベリ狙いで歩きましたが、見れなかった思い出があります。それでもベニヒカゲ、エルタテハ、ツマジロなどが撮影できて満足でした。ちょっと行きにくくなってしまったのが残念です。
ベニヒカゲにこだわり持って撮影されていますね。どれも綺麗に撮影していますね。
僕も少しだけ山の方で撮影してみたいと思っているところです。(笑)
Commented by cactuss at 2007-08-19 22:19
ベニヒカゲ、ツマジロウラジャノメときれいに撮れていますね。
ベニヒカゲはバックの山を入れて、広角で撮りたいですね。
場所によっては敏感なところもあり、近づけない場合もあります。
群馬県の野反湖のベニヒカゲは敏感でシャッター音にも反応して飛び立ちます。
Commented by 愛野緑 at 2007-08-19 22:20 x
1枚目の飛翔はとても良い雰囲気が出ていますね。
ベニヒカゲには良い時期ですか・・・(ひとごとのように)。
どこかへ行ってみたいな・・・。
Commented by thecla at 2007-08-19 22:25 x
南アルプスでも林道ではなく、沢をつめてのベニヒカゲにこだわりを感じて素晴らしいです。
ベニヒカゲはクモマベニに比べちょっと地味ですが、私は好きな蝶です。
東北あたりだと高い山の上湿原などに生息しているので高山蝶らしい雰囲気が漂います。東北の山をはしごしてのベニ撮影一回やりたいと思っているのですが、体力が・・・・(^^;
Commented by 虫林 at 2007-08-19 23:09 x
kmkurobeさん、
こちら南アのベニヒカゲは敏感で、なかなか近寄らせてくれません。また足場も悪くて、広角写真は撮影できませんでした。そこが残念なところですね。ブチヒゲハナは小生の好きなハナかミリです。
Commented by 虫林 at 2007-08-19 23:14 x
Noreenさん、
平野部の道路脇のベニヒカゲは有り難味が薄いかもしれませんね。
北海道亜種は後ろ翅表面の紋が確か無いのですね。是非この眼で見てみたいです。北海道のツマジロも憧れているチョウです。
Commented by 虫林 at 2007-08-19 23:17 x
ダンダラさん、
ベニヒカゲの撮影について、余計な事を書いたみたいですが、気にしないで下さいね。確かにこの蝶は「花が無い」ので、「花を演出」してやらないと見栄えがしないですね。でも地味なベニヒカゲですが、小生は好きです。
今年はベニヒカゲの発生はかなり遅れているみたいで、これからですね。
Commented by 虫林 at 2007-08-19 23:22 x
banyanさん、
あの林道は、今までもこの時期に何度も行っているのですが、キべりが見れなかったのは記憶にないように思いますよ。多分今年は遅れているのでしょう。エルは今年も会いましたが、撮り逃しました。
そうそう、現地でbanyanさんのお知り会いの蝶屋さん(千葉県在住)に会いました。
Commented by 虫林 at 2007-08-19 23:25 x
cactussさん、
ベニヒカゲはこちらも敏感すぎて近寄れません。広角写真は何度もトライしたのですが、残念ながら撮影できませんでした。そこで、飛翔写真を背景が入るようにして出してみたのです。
ベニヒカゲがもう少しのんびりとしてくれるとありがたいですね。
Commented by 虫林 at 2007-08-19 23:27 x
愛野緑さん、
この時期は下界が暑いので、アルプスに逃げる事にしています。それがベニヒカゲの時期に一致しているので、ベニヒカゲには感謝しています。
是非ともお出かけください。
Commented by 虫林 at 2007-08-19 23:30 x
thecla さん、
有難うございます。ベニヒカゲは地味なチョウですが、高い山で会うと嬉しいチョウですね。「山の精」みたいで、小生も好きです。
東北の山でのベニヒカゲのハシゴは憧れてしまいます。
Commented by chochoensis at 2007-08-19 23:48
虫林さん、「ベニヒカゲ」・「ツマジロウラジャノメ」綺麗に撮影されていますね、素晴らしいです・・・羨ましいのは「ブチヒゲハナカミキリ」、見てみたいです・・・。飛翔とは素敵ですね!
Commented by たにつち at 2007-08-20 00:37 x
しっかり避暑と撮影に成功されたのですね。夏は高いところに限りますよね。
でも、バス規制となってから、その山域はこちらからはほんとに行きにくくなってしまいました。
「ヤダー気持ち悪い~」といわれてしまう、ってほんとおかしいですね。
Commented by maeda at 2007-08-20 06:13 x
ベニヒカゲは今の私にとっても高山蝶の思い出が強いのですが、こちらでは平地のような場所でも見られることがあり、複雑な気持ちです。
海辺のベニは今年も諦めました。
ゴマは暑くてどうにもならない感じかもしれませんね。いかがでした?
Commented by ぽんぽこ山本 at 2007-08-20 14:19 x
ベニ・ツマジロ・ブチヒゲ・・いいですね! こちらでも発生がだいぶ遅れています。10日から2週と考えていいのでは?産地や種によっても差が有りますが・・・・・・   ところでハンミョウですが大あごの上の白い板?がよく分からないので断定できませんがミヤマでいいのではないでしょうか、黒化型と思える個体も富士山周辺の黒化個体とだいぶ異なった斑紋パターンで大変興味があります!
Commented by miyagi at 2007-08-20 17:15 x
虫林さん☆ツマジロウラジャノメ黒地に白紋とジャノメがシックですね。花ならぬ岩の上での静止ですが、とてもいい雰囲気です。
ブチヒゲハナカミきりの飛翔、こんなシーンはなかなか撮れませんょね♪
一昨日、水族館で見たタツノオトシゴを連想してしまいました!
Commented by kasya7 at 2007-08-20 21:40
本州のベニヒカゲは後翔にもベニ紋が発達していて綺麗ですね。
しかしベニヒカゲは露出が難しくなかなか目が出ず撮しづらい蝶ですよね。
ツマジロウラジャノメも良いですね。
この蝶は一度は見たいと思いながら未だに出逢えて居ません。
Commented by 虫林 at 2007-08-20 21:57 x
chochoensisさん、
ブチヒゲハナカミキリは、それほど珍しくは無いのですが、色合いや雰囲気が良いので好きなハナカミキリです。山地に出かけたときに少し注意すると見ることができると思いますよ。近縁な種類にイガブチヒゲハナがありますが、こちらは局所的で、数も少ないです。
Commented by 虫林 at 2007-08-20 22:00 x
たにつちさん、
この時期は下界が異常に暑いので、過ごしやすい高標高地に出かけることにしています。汗をいっぱいかいた後に、シャワーや水風呂、できれば温泉に行くと本当に気持ちが良いですね。
Commented by 虫林 at 2007-08-20 22:03 x
maedaさん、
海岸でのベニ探しとは凄いですね。海バックのベニヒカゲの写真が見てみたいですね。
ゴマ探しは暑さとの戦いでしたが、何とか小場所を見つけることができました。
Commented by 虫林 at 2007-08-20 22:06 x
ぽんぽこ山本さん、
ミヤマハンミョウはこの林道では非常に多いのですが、この個体は黒っぽいので違和感がありました。富士の黒化型と異なる異常ということであれば面白いですね。さすがハンミョウフリークですね。
コメントありがとうございます。
Commented by 虫林 at 2007-08-20 22:09 x
miyagiさん、
ツマジロウラジャノメの雌は少し古いものが多かったですが、雌の特徴である白紋が発達していて綺麗でした。このジャノメは岩壁をひらひら飛んでいることが多く、岩での静止は典型的なものかもしれませんね。
ブチヒゲハナの飛翔は確かにタツノオトシゴにも似ていますね。
Commented by 虫林 at 2007-08-20 22:12 x
Mamoさん、
コメントありがとうございます。
北海道のベニヒカゲは、後翅表面の赤紋が消失しているのでしょうが、それはそれで渋いと思います。ツマジロウラジャノメは北海道では少ないかも知れませんね。小生も北海道のツマジロを見てみたいです。
Commented by fanseab at 2007-08-20 23:03
キオンの花に集うベニヒカゲ、味がありますね。拝見しているだけで、高山に赴いている気分になります。コメントされている通り、黄色の花と暗い蝶との組合せは露出泣かせですね。5枚目は、キオンの花弁を白飛ばさない調整をした苦労が偲ばれます。撮影地は涼しいから・・・と仰られていますが、アプローチまでの苦労は大変でしょう。
Commented by 虫林 at 2007-08-21 09:07 x
fanseabさん、
コメントありがとうございます。
今までハンゴウソウと思っていましたが、実は実際に調べてみるとキオンの花でした。このキオンに好んでベニヒカゲが集まりますが、敏感で、なかなか近寄らせてくれません。広角写真をあきらめて、せめて花とチョウを丁寧に撮影することにしました。露出は難しいですね。
撮影地は登山道ではなく、仙丈ケ岳まで続く広い谷で、橋場は余りよくありません。しかしこんなとこまでベニヒカゲのために来る人もいないので、何しろ一人でのんびりとできます。帰りは広河原まで3時間ほど歩きました。
Commented by 霧島緑 at 2007-08-23 21:56 x
高山蝶に出会うには、それなりのプロセスを踏むのも楽しみの一つですね。苦労して山を登り、ようやく会えた時の喜びもひとしおで、思い出深いものです。
そんな感動もののベニヒカゲ撮影行ですね。お疲れさまでした。まだまだお若い!
Commented by 虫林 at 2007-08-23 23:41 x
霧島緑さん、
ありがとうございます。
下界が暑いときには、高い山は天国です。仰るように、それなりのプロセスをふんでの撮影は、大変ですけど、やりがいがあるというものです。
「まだまだお若い!」といっていただき、ありがとうございます。
by tyu-rinkazan | 2007-08-19 17:06 | ▣ベニヒカゲ | Comments(30)