NATURE DIARY

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20080126 河原の散歩道:カメノコハムシ (山梨県甲府市)

本日は天気が良いが、さすがに気温が低いようだ。
いつものように、午前中、少しだけ河原を散歩してみよう。

現地に着くと、風が無いので、思ったほど寒く感じない。
河原の土手道の上をブラブラと歩いていると、雪に飾られた八ヶ岳がくっきりと見えた。
----気持ちよい朝だ。
歩いていくと、果樹の林の地面に、大きな黄色い実が沢山落ちていた。
どうやら、カリン(花梨)の実が先日の風で一斉に落ちたのかもしれない。

カリン(花梨)は、長野県の諏訪地方が多産地として有名だが、山梨県でも多い木だ。
実は黄色く、大きいので食べたくなるが、通常はそのまま生食はしないで、ウォカや焼酎などにつけてカリン酒とすることが多い。また、カリンのエキスをいれたのど飴などは一般的ですね。種子に含まれるアミグダリンが加水分解した成分ベンズアルデヒドが咳や痰などに効果があるといわれている。

Bitterly cold weather but clear skies, I walked on the bankroad by the river (Kamanashi-gawa). Mt. Yatsugatake stood out in clear relief. When I was at the orchard, I found numerous fruits of Chaenomeles sinensis droped and laid on the ground possibly due to strong wind, representig "windfall fruits".
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地面に落ちたカリン(花梨)の実

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Olympus E-3, ZD 8mm FISH-EYE+EC-14, ASA 200

(2008-January-26, Kofu-shi, Yamanashi)


黒松の樹皮を少しはがしてみたら、樹皮下で越冬していたヒメジンガサハムシを見つけた。このハムシは面白い形をしているので嬉しい。
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ヒメジンガサハムシ Cassida fuscorufa

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A small beetle, Cassida fuscorufa , winter passing under the tree bark.
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Olympus E-3, ZD50+EC-14+Gyrome, ASA 400, Buit-in-Flash(+)

(2008-January-26, Kofu-shi, Yamanashi)

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ヒメジンガサハムシ Cassida fuscorufa

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A small beetle, Cassida fuscorufa , winter passing under the tree bark.
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Olympus E-3, ZD50+EC-14+Gyrome, ASA 400, Buit-in-Flash(+)

(2008-January-26, Kofu-shi, Yamanashi)

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§Afterword§

最近、キチョウの越冬態を観察しようと思い、河原を中心に探しているのだが、まだ見つけられない。どこで、越冬しているのだろうか?

キチョウは「貴重」なのだ。

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§Information§

第2回チョウ類保全シンポジウム-ギフチョウ・ヒメギフチョウ-が開催されます。

◆日時:2008年2月10日(日)10:00~16:30
◆場所:群馬県渋川市民会館
◆主催:特定非営利活動法人(NPO法人)日本チョウ類保全協会
◆共催:群馬昆虫学会・赤城姫を愛する集まり
◆後援:群馬県教育委員会・渋川市教育委員会・(財)日本自然保護協会・日本鱗翅学会
◆参加費:無料(どなたでも参加することができます)


詳しい内容はここをクリックしてください →Information


Commented by kmkurobe at 2008-01-27 19:46
ジンガサハムシいいですねえ・・・・この類大好きです。
カリンはこのあたりて実がなる数少ない果樹です・・・・
白馬では積雪のため柿も梨もまるでなりません。
Commented by 虫林 at 2008-01-27 20:49 x
kmkurobeさん、
有難うございます。
僕もこのジンガサハムシの類は好きです。こんなところで越冬しているとは意外でしたね。カリンの実は大きくて、とても綺麗ですね。
こちらでも結構見ることができます。
Commented by chochoensis at 2008-01-28 09:05 x
虫林さん、私も「キチョウ」の越冬を探しているのですが、まったく見当が付かずに無為に終始しています・・・探し方があるんでしょうか???
Commented by banyan10 at 2008-01-28 14:20
小諸日記にはキチョウは水場の上の斜面などで越冬するとありましたが、僕も探せていません。
Commented by 虫林 at 2008-01-28 21:43 x
chochoensisさん、
キチョウの越冬場所は、毎年、同じ場所で越冬するようで、1回見つけると連続して観察できるようです。
海野和男氏の小諸日記で紹介されています。
新しい順に書きますと、
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200712/1197981331.html
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200701/1169796396.html
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200701/1169630695.html
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200702/1172282644.html
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200512/1134885780.html
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200512/1134443102.html
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200512/1134374463.html
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200411/1100852771.html
Commented by 虫林 at 2008-01-28 21:43 x
chochoensisさん、
続きです。
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200312/1070368030.html
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200212/1038731300.html

最もはっきりと場所が分かるものは、
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200212/1038731244.html

どうやら、田んぼの脇の土手で、水分の多いところですね。
そこでは、キチョウとともにキタテハも越冬しているみたいですよ。

是非とも探してみましょう。
小生も頑張ります
Commented by 虫林 at 2008-01-28 21:47 x
banyanさん、
小生も小諸日記を見て、探しています。
chochoensisさんへのコメントでかきましたが、田んぼの脇の土手で、水分の多いところがねらい目のようですね。
なにしろ、キチョウやキタテハは最も身近なチョウですので、見つからないのが不思議でなりません。是非とも見つけてみてください。
これで、ある程度越冬場所が分かれば、スジボソヤマキやヤマキなどに挑戦できるのですがね。

Commented by chochoensis at 2008-01-29 08:05
虫林さん、ありがとうございます。早速拝見しました、なるほど・・・越冬場所が良くわかりました。いままで乾燥したブッシュなどの茂みを探していました・・・毎年、睡眠場所は見つけていたので、そのような環境ばかり探していたので見つからなかったのかもしれません。とても参考になりました、ありがとうございます。
by tyu-rinkazan | 2008-01-26 21:39 | ■甲虫 | Comments(8)