NATURE DIARY

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2017年 08月 05日 ( 1 )

20170731 八ヶ岳の散歩道:ハンノキ林の妖精(ミドリシジミ)に出会う

DIARY Vol.11 (751): #15, 2017 :

今週末は、昆虫写真家の山口進さんと一緒に八ヶ岳山麓のハンノキ林にミドリシジミを見に行くことにした。しかし、週末の天気予報は曇りのち雨でどうもパッとしない-----ネバーマインド、ミドリシジミの撮影には、ピーカンよりも曇っている方が適しているのだ。というのも、この蝶は曇っていても少し明るくなれば容易に開翅してくれるし、翅の輝きや色の出も雲のフィルターがあった方が良いからね。


ハンノキ林のミドリシジミ

湿地の周りのハンノキ林。竿で枝をペシペシと叩いてみると、ミドリシジミが飛び出した。今年はまだ発生初期のようで、新鮮な個体が多いようだ。面白いことに、ミドリシジミはクルミの葉で休んでいるようで、クルミの枝をたたくとオナガシジミとともに飛び出した。オナガシジミとは大きさや飛翔速度が違うので、飛んでいても両者の区別は難しくない。

下の写真は目の高さよりも高い位置のハンノキの葉に静止しているミドリシジミを、手を伸ばして広角撮影した時のものだ。キャノンのEOS M6にアダプターを介してEF8-15mm を装着しての撮影だが、この組み合わせは片手でも楽に操作できるので気に入っている。


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----ハンノキに静止したミドリシジミ
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(July-30-2017, Yamanashi, Canon EOS M6, EF 8-15mm F3.5 IS STM)


下草に静止したミドリシジミの♂は少し待つとおもむろに開翅してくれた。
久しぶりに見るミドリシジミのメタリックグリーンはとても綺麗だ。


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----ミドリシジミ♂
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(July-30-2017, Yamanashi, Canon EOS M6, EF 8-15mm F3.5 IS STM)

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----ミドリシジミ♂
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(July-30-2017, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II, EF100mm Macro F4 IS USM)


ミドリシジミの♀は地味だが、斑紋多型が面白い。
下の写真は赤紋だけが出るA型だ。
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----ミドリシジミ♀(A型)
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(July-30-2017, Yamanashi, Canon EOS M6, EF 8-15mm F3.5 IS STM)


ミドリシジミのメスの紋には多型性があり、A型、B型、AB型、O型(血液型みたい)に分類されている。下の写真は左上がA型、右上がB型と言いたいところだが、うっすらと橙紋があるのでAB型への移行型とした方が良いかも。左下はAB型、右下は紋がないO型である。

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----ミドリシジミ♀の斑紋多型
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(July-30-2017, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II, EF100mm Macro F4 IS USM)


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----ミドリシジミ
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(July-30-2017, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II, EF100mm Macro F4 IS USM)


さらにオリンパス TG-4で深度合成接写してみた。
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----ミドリシジミ
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(July-30-2017, Yamanashi, Olympus Tough TG4)



虫眼鏡ノート

今年のミドリシジミは個体数が多く、♂♀とも新鮮な個体を見ることができた。開翅させるために充電式LEDライトを使用してみたが、意外に効果があったように思う。蝶の撮影には色々な小道具を用いるのも楽しいものだ。これからも色々と試してみたいと思っている。本日は昆虫写真家の山口 進さんに同行していただき楽しい一日でした------感謝。

Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2017-08-05 01:55 | ▣ミドリシジミ | Comments(4)