NATURE DIARY

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カテゴリ:■他の昆虫( 28 )

20161008 高原の散歩道:ヒメヤママユとフジコブヤハズカミキリ

DIARY Vol.11 (733): #29, 2016 :

友人のYさんが「高原のトイレ」を案内してくれることになった。トイレといってももちろんそこに「連れション」しに行くわけではない。そのトイレは夜になるとヤママユという大きな蛾の仲間が集まり、朝行けばその姿を見ることができるとのことだった。この時期だと、ヒメヤママユやクロウスタビといった美麗種に会えるかもしれない。虫屋仲間では、貴重な虫が集まる木を「ご神木」と呼ぶのが通例だが、その伝からするとこのトイレは「ご神トイレ」ということになるね。うーむ、ご神トイレ、あり難きしあわせ。

高原はすでに秋色が濃い
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----秋の高原
----
(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-III + EF24-70mm)


ヒメヤママユ
蛾というと何となく暗いイメージがあるが、ヤママユの仲間はとても美しいと思う。実際、ヘルマンヘッセの「少年の日の思い出」は、少年が友達の美しいクジャクヤママユがうらやましくて盗んでしまった話である。

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----ヒメヤママユ♂
----
(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II + EF100mm Macro F4L IS USM)

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----ヒメヤママユ♂
----
(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-III + EF100mm Macro F4L IS USM)

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----ヒメヤママユ♂
----
(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III , EF8-15mm Fisheye F4 USM)


キベリタテハ
トイレの天井にキベリタテハ。

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----キベリタテハ
----
(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-III + EF100mm Macro F4L IS USM)


フジコブヤハズカミキリ

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----フジコブヤハズカミキリ
----
(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III , EF8-15mm Fisheye F4 USM)

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----フジコブヤハズカミキリ
----
(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-III + EF100mm Macro F4L IS USM)



虫眼鏡ノート

ドイツのケルンでは、毎食、肉、イモ、ビールだった。虫林はどちらかといえば肉好きに分類される人間だが、いかんせん量が多いのだ。同行の友人のNさんはそれをペロッと平らげていたが、虫林は完食するのに四苦八苦だった。それなら残せばいいじゃんと思われるかもしれないが、子供の頃に「ご飯は一粒も残さず食べるように」と親から厳しくしつけられてきたので、食事はすべて綺麗に平らげないと気持ちが悪いのだ。その結果、ケルン1週間の滞在で体重が3㎏も増えてしまった。1㎏くらいなら誤差の範囲で済まされるが、3㎏増というと体はむくみ動きも鈍くなる。ということで、今回の連休初日は小雨が降っていたが、健康のために秋の高原を散歩してみた。


Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-10-09 22:04 | ■他の昆虫 | Comments(4)

20161008 高原の散歩道:ヒメヤママユとフジコブヤハズカミキリ

DIARY Vol.11 (733): #29, 2016 :

友人のYさんが「高原のトイレ」を案内してくれることになった。トイレといってももちろんそこに「連れション」しに行くわけではない。そのトイレは夜になるとヤママユという大きな蛾の仲間が集まり、朝行けばその姿を見ることができるとのことだった。この時期だと、ヒメヤママユやクロウスタビといった美麗種に会えるかもしれない。虫屋仲間では、貴重な虫が集まる木を「ご神木」と呼ぶのが通例だが、その伝からするとこのトイレは「ご神トイレ」ということになるね。うーむ、ご神トイレ、あり難きしあわせ。

高原はすでに秋色が濃い
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----秋の高原
----
(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II + EF24-70mm)


ヒメヤママユ
蛾というと何となく暗いイメージがあるが、ヤママユの仲間はとても美しいと思う。実際、ヘルマンヘッセの「少年の日の思い出」は、少年が友達のクジャクヤママユがうらやましくて盗んでしまった話である。

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----ヒメヤママユ♂
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II + EF100mm Macro F4L IS USM)

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----ヒメヤママユ♂
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II + EF100mm Macro F4L IS USM)

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----ヒメヤママユ♂
----
(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III , EF8-15mm Fisheye F4 USM)


キベリタテハ
トイレの天井にキベリタテハ。

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----キベリタテハ
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II + EF100mm Macro F4L IS USM)


フジコブヤハズカミキリ

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----フジコブヤハズカミキリ
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III , EF8-15mm Fisheye F4 USM)

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----フジコブヤハズカミキリ
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II + EF100mm Macro F4L IS USM)



虫眼鏡ノート

ドイツのケルンでは、毎食、肉、イモ、ビールだった。虫林はどちらかといえば肉好きに分類される人間だが、いかんせん量が多いのだ。同行の友人のNさんはそれをペロッと平らげていたが、虫林は完食するのに四苦八苦だった。それなら残せばいいじゃんと思われるかもしれないが、子供の頃に「ご飯は一粒も残さず食べるように」と親から厳しくしつけられてきたので、食事はすべて綺麗に平らげないと気持ちが悪いのだ。その結果、ケルン1週間の滞在で体重が3㎏も増えてしまった。1㎏くらいなら誤差の範囲で済まされるが、3㎏増というと体はむくみ動きも鈍くなる。ということで、今回の連休初日は小雨が降っていたが、健康のために秋の高原を散歩してみた。


Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-10-09 22:04 | ■他の昆虫 | Comments(0)

20160508 コナラ林の散歩道:尾が長〜いウマノオバチ♀を撮影した

DIARY Vol.11 (723): #19, 2016 :  

このところ、仕事の行事が多くてなかなかブログが更新ができないでいる。
今回は遅ればせながら、連休中に撮影した「ウマノオバチ」を供覧することにした。


ウマノオバチ

「ウマノオバチ」という名前の寄生蜂は、馬の尾のような長い尾(産卵管)が特徴。この尾の長さは国際的にみても多分トップクラスにちがいない(トップかも)。このフォトジェニックともいえるハチをゆっくりと撮影してみたいと思っていたが、なかなかその機会がなかった。でも、今年は多くの個体が出現したので何とか色々なシーンを撮影できた。

カミキリムシの幼虫の食痕があるコナラの木で待っていると、ウマノオバチのメスが長い尾をなびかせて飛来した。100mm マクロにフラッシュを併用して撮影した。

[
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----長い尾(産卵管)のウマノオバチ--
Looking at the trunk of Konara oak, I found a flying female of Euurobracon jokohamae with a long ovipositor .

May-8-2016, Yamanashi, Canon EOS 6D, EF100mm Macro, Twin flash (+)


葉や幹に静止したウマノオバチのメス。

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----A female of Euurobracon jokohamae resting on the leaf and tree trunk
------
May-8-2016, Yamanashi, Canon EOS 6D, EF100mm Macro, Twin flash (+)


風で長い尾が裏返った。

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---- A female of Euurobracon jokohamae
------
May-8-2016, Yamanashi, Canon EOS 6D, EF100mm Macro, Twin flash (+)


カミキリムシの穴を物色するメス。

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---- A female of Euurobracon jokohamae
------
May-8-2016, Yamanashi, Canon EOS 6D, EF100mm Macro, Twin flash (+)


産卵するメス。

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----A female of Euurobracon jokohamae egg-lying with long
------
May-8-2016, Yamanashi, Canon EOS 6D, EF100mm Macro, Twin flash (+)


TG−3で撮影。

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---- Euurobracon jokohamae
------
May-8-2016, Yamanashi, Olympus Stylus TG-3


注(訂正):下の写真はウマノオバチのオスではなくヒメウマノオバチのメスとのご指摘がありました。このヒメウマノオバチ♀もウマノオバチと混在して、数はウマノオバチよりも多く見かけました。有難うございました。

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----A female of Euurobracon breviterebrae resting on the leaf.
------
May-8-2016, Yamanashi, Canon EOS 6D, EF100mm Macro, Twin flash (+)



虫眼鏡ノート

今年はコナラにカミキリムシ(ミヤマカミキリ、シロスジカミキリ)の食痕が多く、この幼虫に寄生するウマノオバチも多いようだ。ウマノオバチは以前に1回だけ撮影したことがあるが、ゆっくりと観察できたのは今回が初めてだった。とにかくこのハチの特徴の長い尾は風に揺れてしまうので、写真で全体を写しとめるのは結構苦労した。

これでやっとゴールデンウィークの記事は終了したのでほっとしています。


Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-05-23 22:13 | ■他の昆虫 | Comments(8)

20160221 河川敷の散歩道:フッチー(フチグロトゲエダシャク)が飛んだ

DIARY Vol.11 (712): #08, 2016 :  

本日(日曜日)は朝から快晴。先週、早春の蛾「フチグロトゲエダシャク」の発生が確認できた河原の土手に行ってみることにした。現地に到着してみると、風がかなり強くて少し肌寒い。でも、このくらいの陽気ならフチグロ♂は飛ぶはずだと思い、草が刈られて絨毯のようになった土手の斜面を一人でノンビリと歩いてみた。

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----Riverbank--
It was fair but very windy in the morning. Looking for the spring moth, “Nyssiodes lefuarius, I walked around on the riverbank with cameras.

(February-21/2016, South Alps-shi in Yamanashi, Olympus OM-D E-M1, Lumix 8mm G Fisheye)



春を告げるフチグロトゲエダシャク Nyssiodes lefuarius

到着してしばらくすると(午前10時過ぎ)。数は少ないものの、目的のフチグロが散発的に飛び始めた。フチグロは小さくて、枯葉の色に溶け込んでしまうので、飛んでいる姿を確認できても、見失ってしまうことが多い。せっかく飛び出したのに撮影できないのは、欲求不満だけが溜まって、精神衛生上あまりよくないな。

やっと枯れ草の上で静止してくれた。

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---- A male of Nyssiodes lefuarius resting on the dead leaf. --

------- February-21/2016, South Alps-shi in Yamanashi
------ Olympus OM-D E-M1, Panasonic Lumix 8mm G Fisheye


フチグロトゲエダシャクは早春だけに発生する蛾で、スプリングエフェメラルの一つとされている。この蛾は日本全国に分布するが、どこでもみられるものではなくて、幾つかの県では絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定されている。

その名のようにオスは翅の縁が黒くて内部が褐色。
枯れ草の中で静止されると発見するのが極めて困難だ。

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---- A male of Nyssiodes lefuarius resting on the dry leaf. --

------- February-21/2016, South Alps-shi in Yamanashi
------ Olympus OM-D E-M1, Olympus MZD60mm Macro ED MSC


体には長い毛が密生している。

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---- A densely haired body of Nyssiodes lefuarius --

------- February-21/2016, South Alps-shi in Yamanashi
------ Olympus Stylus Tough TG-3


オスを目で追っていると怪しい動きを示した。
案の定、枯れ草の中で交尾していた。

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---- A mating behavior of Nyssiodes lefuarius --

------- February-21/2016, South Alps-shi in Yamanashi
------ Olympus OM-D E-M1, Olympus MZD60mm Macro ED MSC


オスは翅を有していて飛び回るが、メスには翅がない。
でも、フェロモンを発してオスを呼び寄せるのだろう。
これだけ広い場所でオスを惹きつけるのだから、フェロモンは強力だな。

この写真には、2頭のメスが写っている。

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---- Two females of Nyssiodes lefuarius --

------- February-21/2016, South Alps-shi in Yamanashi
------ Olympus OM-D E-M1, Panasonic Lumix 8mm G Fisheye


フチグロのメスに翅がないのは、鳥など多くの天敵から身を守るためであろう。
こんな広い場所で跳び回れば、鳥たちに簡単に捕食されてしまうからね。
メスの形はどこかユーモラスで、フッチーのキャラクター人形ができそうだ。

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---- A female of Nyssiodes lefuarius --

------- February-21/2016, South Alps-shi in Yamanashi
------ Olympus OM-D E-M1, Olympus MZD60mm Macro ED MSC, Olympus Stylus Tough TG-3



虫眼鏡ノート

本日は風が強く、少し肌寒かったが、フチグロトゲエダシャクのオスは出てきてくれた。数は多くはなかったが、オス、メス、交尾の写真が撮影できたのはよかった。まだ、時期的には発生初期だと思われるので、来週あたりはもっと多くの個体が見られるだろう。午前中で撮影を終了し、午後からはこれまで調べていなかった場所を歩いてみた。結局、僕の万歩計では2万歩をこえることができた。

本日はフチグロトゲエダシャク以外に、モンキチョウやキタテハなどもみることができた。来週あたりはミヤマセセリの羽化が気になるが、まだ早いかな。

Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-02-21 19:22 | ■他の昆虫 | Comments(4)

20160110 公園の散歩道:フユシャクを探して

DIARY Vol.11 (708): #04, 2016 :  

久しぶりにブログ更新。

フユシャクは冬に羽化する蛾。
この蛾をみると2つの疑問に突き当たる。
1)なぜ冬だけに出現?
2)なぜメスだけ翅が退縮?
多分、その答えは「種の維持に特化」ということだろうか


フユシャク♀

大きな桜の木が並ぶ公園。
フユシャクの♀を探した。
小さな翅のナミスジフユナミシャク♀発見

ここは見晴らしが良いので、富士山背景で撮影した。
広角で撮ると富士山が小さくなるので100mmマクロで撮影。

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----A female of “Winter Moth" resting on the trunk of cherry tree. Please note Mt. Fuji in the background.-- (Kofu-shi, Yamanashi)

------- January-09/2016, Canon EOS 6D, EF8-15mm F4L Fisheye USM, 100mm F2.8L Macro IS USM


オリンパス60mmマクロにGyoromeレンズをつけて撮影。
周囲がケられるけどストロボが使えるので使用範囲が広がるね。

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----Insect eye image of A female of “Winter Moth" -- (Kofu-shi, Yamanashi)

------- January-10/2016, Olympus OM-D E-M5, MZD60mm Macro + Gyorome 8


フユシャク♀の組写真、左上からチャバネフユエダシャク、ナミスジフユナミシャク、イチモジフユナミシャクかナミスジフユエダシャク、ウスオビフユエダシャク

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----Females of “Winter Moth" -- (Kofu-shi, Yamanashi)

------- January-10/2016, Olympus OM-D E-M5, EF60mm Macro



フユシャク♂

夜、自動販売機でフユシャクの♂を見つけた。
そこで、1時間ほど探してみると、何とか数種類をみることができた。

フユシャク♂は普通の蛾。

下の写真の上がクロテンフユシャク、下左からナミスジフユナミシャク、ミヤマフユナミシャク、シモフリトゲエダシャクだ。でも、蛾の同定には自信がないので間違っていたらご指摘願いたいと思います。

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----Males of “Winter Moth" -- (Kofu-shi, Yamanashi)

------- January-10/2016, Canon EOS 70D, EF8-15mm Fisheye, Olympus OM-D E-M5, EF60mm Macro



Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-01-23 17:03 | ■他の昆虫 | Comments(4)

20151229 師走の散歩道:氷霜とキノカワガ

DIARY Vol.10 (704): #67, 2015 :  

 暖冬とはいえ、さすがに本格的な冬の空気に包まれるようになった。やはり、冬はピリッと寒くないと冬らしくないな。この時期になるとなかなか昆虫の姿は見る事ができないが、それでも越冬している昆虫や冬に出てくる昆虫たちを探してみるのも楽しいものだ。
 本日は昼食後にキノカワガの撮影に向かった。キノカワガは樹皮に擬態するヤガ科の蛾で、成虫で越冬するのでこの時期には撮影したいものの一つだ。個体変異が大きくて、なかなか味わい深い色彩をしている。


氷霜 Ice Frost

白くなっている地面に近づいてみると、枯れ草の表面に霜が付いていた。
霜といっても細かい氷ではなく、ワイングラスのような氷の塊だ。

「氷霜」という言葉は木の枝に付いた霜を表すようだが、この霜も草に付いた霜が大きな氷の結晶になったもので、広い意味の氷霜で良いかも知れない。それにしても、大きさと形がよく揃っていて、なかなか綺麗だ。

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----Dead branches covered with ice frost -- (Ichikawa-Sango cho, Yamanashi)

------- December-30/2015, Olympus Stylus Tough TG-3, Canon EOS 70D, EF8-15mm F4L Fisheye USM


枯れ枝の表面に発達した霜を拡大撮影してみた。
面白い形の氷のクリスタルになっているのに驚いた。
冬の自然界の造形美といっておこう。

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----Magnification image: ice crystal of frost -- (Ichikawa-Sango cho, Yamanashi)

------- December-30/2015, Olympus Stylus Tough TG-3, Canon EOS 70D, EF8-15mm F4L Fisheye USM




キノカワガ

キノカワガの静止するケヤキを見ると、数頭が静止していた。
広角レンズにストロボを併用して、午後の陽を入れて撮影した。
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----Blenina senex -- (Ichikawa-Sango cho, Yamanashi)

------- December-30/2015, Canon EOS 70D, EF8-15mm F4L Fisheye USM


キノカワガの擬態は巧みなので、よく見ないと認識できない。

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----Blenina senex -- (Ichikawa-Sango cho, Yamanashi)

------- December-30/2015, Canon EOS 6D, EF100mm F2.8L Macro IS USM, MT-24EX Macro Twin Light


キノカワガの翅の色調や模様は個体間でかなり差がある。

白いものは樹皮の白い部分にいて、暗色のものは黒っぽい樹皮に付いている。
彼らは自分自身の色や模様が認識できているのだろうか?

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----Blenina senex -- (Ichikawa-Sango cho, Yamanashi)

------- December-30/2015, Canon EOS 6D, EF100mm F2.8L Macro IS USM, MT-24EX Macro Twin Light


TG−3の顕微鏡モード+深度合成機能を用いて頭部を拡大してみた。

すでにオリンパスはTG−4を出しているが、両者の違いはRAW撮影ができるかどうかだけなので、買い替えを控えている。それにしても、僕のTG-3は使い方が荒いために、モニターやボディの表面が傷だらけで、一部は破損もしている。そろそろTG−5を出して欲しいものだ。

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----Blenina senex -- (Ichikawa-Sango cho, Yamanashi)

------- December-30/2015, Olympus Stylus Tough TG-3



??虫眼鏡ノート

思い起こせば、今年も忙しい仕事の合間にいろいろな昆虫たちを撮影できたと思う。今年は国内の他にアメリカ、フィジー、ベトナム、中国、インドネシア、オーストラリアと海外にも度々訪れることができた。来年もすでに海外発表の予定が入っているが、テロの関係で少し控えるつもりだ。また、いくつか学会も主催する予定なので、色々と忙しい。何とか時間をつくってフィールド散歩を楽しみたいものだ。

Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2015-12-30 18:34 | ■他の昆虫 | Comments(4)

20151226 暖冬の散歩道:コマダラウスバカゲロウの幼虫を探して

DIARY Vol.10 (703): #66, 2015 :  

本日(土曜日)は久しぶりに昆虫写真家の山口進さんと一緒に近場を散歩した。山口さんはインドネシア取材から帰国してまだ数日しかたっていないが、快くお付き合いいただいた。山口さんとお話しすると、昆虫に対する価値観みたいなものが少しずつ変わってくるような気がする。
 日曜日は天気が良かったので、教えていただいたコマダラウスバカゲロウの幼虫が見られる場所を一人で訪れてみた。何といってもこの虫のカモフラージュはとても巧みで、ある意味フォトジェニックだからね。


落ち葉の霜

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----Frosted leaves-- (Kofu-shi, Yamanashi)

------- December-26/2015, Olympus Stylus Tough TG-3



コマダラウスバカゲロウの幼虫

コマダラウスバカゲロウの幼虫が棲息する道路脇の岩。
日が当たらず、表面には地衣類がひろがっている。

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----Habitat of lDendroleon yezoensis-- (Kofu-shi, Yamanashi)

------- December-26/2015, Canon EOS 6D, EF8-15mm F4L Fisheye USM



地衣類がある場所をゆっくりと見た。
コマダラウスバカゲロウの姿を地衣類の表面に見つけることができた。

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----A larva of Dendroleon yezoensis-- (Kofu-shi, Yamanashi)

------- December-26/2015, Canon EOS 6D, EF8-15mm F4L Fisheye USM


コマダラウスバカゲロウの幼虫は、体長5−8mm。
地衣類に溶け込むような擬態をしている。
この寒い時期には獲物も無いはずなのに、大顎を左右に広げて待ち構えている。

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----A larva of Dendroleon yezoensis-- (Kofu-shi, Yamanashi)

------- December-26/2015, Canon EOS 6D, EF100mm F2.8L Macro IS USM, MT-24EX Macro Twin Light


以前に見つけた崖よりも棲息密度はかなり高いようだ。
一度に3頭を入れて撮影できた。

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----Three larvas of Dendroleon yezoensis-- (Kai-shi, Yamanashi)

------- December-26/2015, Canon EOS 6D, EF100mm F2.8L Macro IS USM, MT-24EX Macro Twin Light



オリンパスのTG−3の顕微鏡モードで、深度合成を用いて撮影した。

拡大してみると、地衣類を体の表面に付けているのがよく分かる。多分、体の表面が粘着性で、その表面に地衣類が付着するのだろうが、どのようにそれを表面につけるのかが今ひとつよくわからない。

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----A composite photo of larva of Dendroleon yezoensis-- (Kofu-shi, Yamanashi)

------- December-26/2015, Olympus Stylus Tough TG-3



??虫眼鏡ノート

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今年のエルニーニョは非常に強く大規模らしい。この強力なエルニーニョは日本に暖冬をもたらす。実際、気象庁の発表ではむこう1ヶ月は高温傾向が続くということだ。当地では年明けに花をつける梅が、すでに花をつけ始めている。このままいけば、花の開花と越冬昆虫たちの目覚め、新昆虫の羽化などにズレが生じてきて、植物と昆虫の双方にとってはあまり好ましくないことになる。ひるがえって、人間についてはどうだろうか?異常気象がもたらす災害、環境の変化が良くないのは自明の理。

Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2015-12-27 18:29 | ■他の昆虫 | Comments(2)

20151121 インドネシアの散歩道:南国の珍虫たち(シュモクバエなど)

DIARY Vol.10 (699): #61, 2015 :  

村の周囲は水田や畑が広がり、自然林はほとんど無い。
でも、川の周りの土手だけには少し林が残っていることがわかった。
そこで、あぜ道に沿って林までアプローチ。
うまい具合に林の中に細い道を見つけたので入ってみた。


夕立の前

黒い雲が突然、空の半分ほどを覆った。
遠くで雷の音までも聞こえてきた。
しばらくすると雨が降り出すはず。
ジョグジャは今、雨季の始まりなのだ。

OM-Dのアートフィルターのダイナミックトーンで撮影した。
この機能は雲の様子が驚くほど強調されるのでこんな時には良い。

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---- A Landscape of Suburban Village before raining-- (Yogyakarta in Indonesia)

--------November-21/2015, Olympus OM-D EM-1, MZD40-150mm
 


この村ではジャックフルーツの木がどこにでもある。
下の写真の木は大きな実が沢山ついていた。

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---- Jackfruit-- (Yogyakarta in Indonesia)

--------November-21/2015, Olympus OM-D EM-1, MZD40-150mm



シュモクバエ

大きな葉をみると、そこに数ミリのハエの姿。

横に伸びた触覚のような棒状の突起物(眼柄)の先に小さな丸い付属物がある----ムムム、これはシュモクバエに違いない。あわててストロボを装着して撮影したが、あちらこちらたえず動き回るので焦った。

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------Chrysochroa fulminans fulminans -- (Java Island, Indonesia)

-------- November-21/2015, Olympus OM-D EM-1, MZD60mm Macro、Electric light FL-600R


シュモクバエは長い眼柄の先に複眼があるヘンテコリンなハエだ。

なんでこんな形態に特化したのかはわからないが、何かメリットがあるに違いない。聞くところによれば、長い眼をもつオスは、メスに選ばれる可能性が高くなるらしい。アフリカや東南アジアに広く分布するらしいが、これまで出会ったことが無かった。

ワンダフルサプライズだな。

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------Chrysochroa fulminans fulminans -- (Java Island, Indonesia)

-------- November-21/2015, Olympus OM-D EM-1, MZD60mm Macro、Electric light FL-600R



テングスケバ

大きさ1センチほどのテングスケバを見つけた。
頭部が前方に細長く伸びていてユニークだ。

*当初、ビワハゴロモと思っていましたが、テングスケバという昆虫でした。
調べてみると、同じ仲間は日本にもいるみたいです。
ご指摘ただいたカオヤイさん、ありがとうございました。

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------Dictyophara patruelis-- (Yogyakarta in Indonesia)

-------- November-21/2015, Olympus OM-D EM-1, MZD60mm Macro、Electric light FL-600R


この虫はセミに近い仲間らしいが、確かに翅が透明でセミによく似ている。
体は青緑の地に赤い縞模様が入っていてなかなか美しい。
面白いことに「複眼も縞模様」になっていて怪しい雰囲気も漂っているな。

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------Dictyophara patruelis-- (Yogyakarta in Indonesia)

-------- November-21/2015, Olympus OM-D EM-1, MZD60mm Macro、Electric light FL-600R


TG−3の顕微鏡モードで頭部を拡大してみた。
頭部を拡大するとなかなか迫力あるな。

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------Dictyophara patruelis-- (Yogyakarta in Indonesia)

-------- November-21/2015, Olympus Stylus TG-3 tough



ヒョウモンカマキリ

東南アジアには広く分布するみたいだが、成虫を見るのは初めてだ。
(以前、タイでの散歩で幼虫を観察したことがある)

昆虫写真家の海野和夫さんのブログではたびたび登場し、刺激して翅を開かせて迫力ある写真を出されている。僕はカマキリなどの直翅目の昆虫の撮影は好きだが、意気地ないことに触るのはちょっと抵抗があるのだ。

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-----Elegant mantis-- (Yogyakarta in Indonesia)

-------- November-21/2015, Olympus OM-D EM-1, MZD60mm Macro、Electric light FL-600R



カワトンボ

翅に美しく輝く紋をもつカワトンボの仲間を見つけた。
この紋は光の加減で青色から赤紫に変化する。

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-----Mnais sp-- (Yogyakarta in Indonesia)

-------- November-21/2015, Olympus OM-D EM-1, MZD60mm Macro



??虫眼鏡ノート

日本は寒い。ニュースによれば、東北、北海道は雪が降ったようだ。インドネシアのジャワ島から帰国してまだ2日ほどだが、蒸し暑かったジャワ島の一日が今は懐かしく思い出される。また訪れてみたいな。

短時間での散歩だったが、シュモクバエ、テングスケバ、ヒョウモンカマキリなどのフォトジェニックな珍虫を見ることができたことは嬉しかった。これらの虫は本やブログで見ていたが、実際に目にすることができるとは想定してなかった。嬉しい驚きだ。こんな虫たちをみるとジャワ島の自然力に今更ながら驚かされる。

インドネシアの記事はもう一回掲載する予定だ。


Written by 虫林花山





by tyu-rinkazan | 2015-11-23 18:53 | ■他の昆虫 | Comments(10)

20151115 晩秋の散歩道:擬態の達人(達虫?)コマダラウスバカゲロウの幼虫を見つけた

DIARY Vol.10 (697): #59, 2015 :  

このところ週末になると天気がくずれて雨がシトシト。
虫屋殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降れば良い
虫林は全天候型ナチュラリストなので気にしない---うそ。


秋色

フランチャイズにしている郊外の里山はすでに晩秋色。
全てが黄色〜茶色を帯びてそろそろ冬支度。

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---- A landscape of late autumn-- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Canon EOS 6D, EF100mm Macro IS USM


エノキの葉をみるとオオムラサキの幼虫。
体が褐色に変化し「越冬準備完了」かな。

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---- A caterpillar of Great Purple Emperor -- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Canon EOS 6D, EF100mm Macro IS USM


コマダラウスバカゲロウの幼虫を見つけた

「コマダラウスバカゲロウの幼虫」は地衣類が多いところにいると聞いた。
というのも、この幼虫は地衣類を体に付着して擬態する。
擬態の名人(名虫)として知る人ぞ知るマニアックな虫なのだ。

この土手は上が樹木に覆われていて、地衣類もかなりついている。

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---- A habitat of Dendroleon yezoensis -- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Canon EOS 6D, EF100mm Macro IS USM


土手の表面を見てみるがなかなか見つけることができない。
でも、しばらくしてそれらしきもの(虫?)を見つけた。
目をこらしてみるとどうやらコマダラウスバカゲロウの幼虫。

やはりこんなところに棲息していたのだ。

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---- A larva of Dendroleon yezoensis -- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Canon EOS 6D, EF100mm Macro IS USM, Macro twin light MT-24EX


TG−3に純正のLEDライトガイドLG-1を装着。
顕微鏡モードで拡大し、深度合成を使って撮影。

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---- A larva of Dendroleon yezoensis -- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Olympus Stylus Tough TG-3


気を良くしてさらに探してみると小さな個体を見つけた。
下の写真ではストロボを用いているので、虫の輪郭が強調されている。

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---- A larva of Dendroleon yezoensis -- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Canon EOS 6D, EF100mm Macro IS USM, Macro twin light MT-24EX, Olympus Stylus Tough TG-3


茶色い土が露出している場所でも見つけることができた。
ちいさな窪みにはまっているようだ。

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---- A larva of Dendroleon yezoensis -- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Olympus Stylus Tough TG-3


地衣類の中に埋もれてしまったような個体。
この個体は頭を下に向けている(わかるかな?)

自分でもよく見つけたものだと思う。

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---- A larva of Dendroleon yezoensis -- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Canon EOS 6D, EF100mm Macro IS USM, Macro twin light MT-24EX



キノカワガ

この地衣類が付着した壁面にはキノカワガも持つけた。
こちらも素晴らしい擬態。

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---- Blenina senex-- (Shikishima-cho in Yamanashi)

--------November-15/2015, Olympus Stylus Tough TG-3



??虫眼鏡ノート

d0090322_19594233.jpg秋も深まり、そろそろ冬支度の季節になった。この季節は赤色や黄色、茶色が混ざり世界がカラフルに感じる。

今回はなんとかコマダラウスバカゲロウの幼虫を見つけることができた。目に自信が無い虫林には、コマダラウスバカゲロウの幼虫のような擬態の名人(名虫)は到底見つからないだろうと諦めていたが、今回は散歩の途中で偶然見つけた土壁の表面で数頭の個体を見つけることができたのは嬉しい。この虫を初めて見つけた時には半信半疑で、撮影して画像を拡大してみるまで確信が持てなかったほどだ。我ながらよく見つけたものだと感心してしまう。

来週はインドネシアに学会出張----少しだけでも散歩したいな。


Written by 虫林花山





by tyu-rinkazan | 2015-11-15 19:51 | ■他の昆虫 | Comments(4)

20150822 蝉時雨の公園の散歩道:スミナガシとミカドミンミンに会う

DIARY Vol.10 (683): #45, 2015 :  

日本の四季(春は桜、夏は蝉時雨、秋は紅葉、冬は雪)。
そう、日本の夏は「蝉時雨」なのだ。
丘の上の公園では、「夏を惜しむ蝉時雨」が降り注いでいる。

去り行く夏を惜しみながら公園を散歩してみた。


ムクドリの群れ

最近、夕暮れ時になると「ムクドリの群れ」を見るようになった。
職場の敷地内にあるシイの小さな林が彼らのねぐらになっている。
まだ青みを残す夕空を背景に鳥の群れが空を埋める。

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---- ムクドリの群れ-A large swarm of birds in the background of dark sky.

-----(Yamanashi, 15/August/2015, Canon EOS 70D, EF8-15mm F4/L USM FISHEYE



公園の蝶

公園内のクヌギの樹液にスミナガシを見つけた。

そういえば、スミナガシには今年はまだ出会っていなかった。
思いがけないチョウとの出会いに思わず顔がほころんだ。

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---- スミナガシ -Asian Constable

-----(Yamanashi, 22/August/2015, Canon EOS 6D, EF100mm F4/L IS USM


キマダラヒカゲは通好みのチョウだと思う。
この時期には個体数が多い。

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---- サトキマダラヒカゲ - Neope goschkevitschii

-----(Yamanashi, 22/August/2015, Canon EOS 6D, EF100mm F4/L IS USM



ミンミンゼミの通常型と緑化型

ゆく夏を惜しむかのようなセミの合唱。

この公園内にもミンミンゼミの個体数は多い。
ミンミンゼミは北海道から九州に広く分布する。
個体数が多いのは圧倒的に関東地方のようだ。
この時期、関西ではクマゼミの方が多いからね。

アブラゼミとミンミンゼミの合唱は日本の夏。

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---- ミンミンゼミ-Robust Cicada (common type)

-----(Yamanashi, 2/August/2015, Canon EOS 70D, EF8-15mm F4/L USM FISHEYE


この公園には桜の古木にミンミンゼミが多いようだ。
それほど苦労せずに緑化型ミンミンゼミを見つけた。

緑化型ミンミンゼミは苔むした樹幹に保護色になる。

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---- 緑化型(ミカド型)ミンミンゼミ- Robust Cicada (Mikado type)

-----(Yamanashi, 2/August/2015, Canon EOS 70D, EF8-15mm F4/L USM FISHEYE


甲府盆地のミンミンゼミは緑化型の出現率が高い。
緑化型とは体の黒色班が消失した個体のことをいう。
この黒色班の消失程度は個体によって様々だ。
ほとんど体に黒色班が消失した個体を「ミカドミンミン」と呼ぶ。

下の写真の左が通常型、右がミカド型。
ミカド型として出したが、前胸背にちょっとだけ黒色紋が残っているね。。

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---- ミンミンゼミ- Robust Cicada (left: Common type, right: Mikado type)

-----(Yamanashi, 2/August/2015, Canon EOS 70D, EF8-15mm F4/L USM FISHEYE


こちらは完全なミカドミンミン。

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---- ミカドミンミン- Robust Cicada (Mikado type)

-----(Yamanashi, 2/August/2015, Canon EOS 70D, EF8-15mm F4/L USM FISHEYE



??虫眼鏡ノート

昨日の午後は東京で会議があり、その後の夕食会にも出たので帰宅がかなり遅くなった。この程度の出張は若い頃には苦にもならなかったが、近頃はやはり少し疲れる。寄る年波というやつかな。そこで、今回は甲府市内の公園を散歩することにした。この公園ではアカボシゴマダラらしき蝶をみたという噂を聞いているのでそれも期待したが見ることができなかった。


Written by 虫林花山





by tyu-rinkazan | 2015-08-23 08:21 | ■他の昆虫 | Comments(4)