NATURE DIARY

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カテゴリ:▣ウラギンシジミ( 9 )

20150103 今年初の散歩道:柚子の葉裏で越冬するウラギンシジミ

DIARY vol.10 (640): #02, 2015 :

年初めのお正月は映画「男はつらいよシリーズ」を一挙放映してほしいと毎年思っている。
お正月はやっぱり寅さんだよね----ダメか。

そんな時、NHKスペシャル「Hotspots 最後の楽園 Season2 謎の類人猿の王国」の再放送を見た。番組では大きな肺魚を食べる怪鳥ハシビロコウやゴリラやチンパンジーなどの社会生活を見事にとらえていた。みるほどに驚きの連続だった。英国BBCなどからの流用ではなく、NHK独自の取材でこれだけクオリティが高い自然番組を作れるようになったのだ。不肖虫林も日本のナチュラリストのはしくれとして嬉しい限りです。ウーム、それにしても番組キャスターで取材に同行している俳優・歌手の福山雅治さんが何とも羨ましいな。

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柚子の葉裏で越冬するウラギンシジミを見つけた

年末から続いている過食と運動不足で体が重い-----このままでは牛になってしまう。
そこで、カメラを片手に「初フィールド散歩」に出ることにした。

道路脇の斜面に大きなユズの木が数本あった。
何気なく目をやると下枝に白く輝く蝶の姿。
越冬しているウラギンシジミだ。
翅先が尖らず夏型のような形なのが違和感がある(こういうこともあるらしい)。

それにしても、一目で見て取れてしまうほどの場所で越冬するなんて大丈夫?
他人ごとならぬ他蝶ごとながら心配してしまう。

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---- 越冬するウラギンシジミ- Toothed Sunbeam

----(Kofu-shi, Yamanashi, Jan/03/2015、Canon EOS 6D, EF24-70mm/ Olympus OMD EM-1 M.ZD60mm Macro)


葉裏に逆さまになって越冬するウラギンシジミを超近接撮影。
拡大してみると前脚2本を折り畳み、中脚と後脚の4本で体を支えている。
このためかどうかわからないが、シジミチョウにしては足が異常に太い。

まさか足先で葉脈を必死でつかんでいるわけではないだろう。
多分、足裏に体を固定するような特別な構造(鍵爪?)があると考えるのが普通だね。
この蝶の足裏構造を何とか見てみたいと思う。
その構造を付けた人間用の靴を作って、僕もどこかにぶら下がってみたいと思う。

とわいえ、寝る虫(子?)を起こすような無粋なことは止めておこう。

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---- 越冬するウラギンシジミ- Toothed Sunbeam

----(Kofu-shi, Yamanashi, Jan/03/2015、Olympus Stylus Tough TG-3)



小さなカモノハシ(コミミズクの幼虫)を見つけた

コナラの小枝に1cmほどの扁平な隆起を発見------よく見ると虫。
確認するために枝を掴むと、目が覚めておもむろに歩き始めた。
その姿は小さなカモノハシに似ているかな。

この虫は“コミミズクの越冬幼虫”だ。

フクロウの仲間にコミミズクという名前の冬鳥がいるが、こちらは虫(カメムシ目ミミズク科)のコミミズク。鳥のミミズクの漢字名は「木菟」で、虫の方は「耳蝉」でミミズクと読ませる。つまり「木にいるウサギ」は鳥のミミズクで、「耳のあるセミ」が虫のミミズクなのだ。

コミミズクの越冬幼虫には耳は無いので「小耳無蝉」かな。

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---- コミミズクの幼虫- Ledropsis discolor

----(Kofu-shi, Yamanashi, Jan/03/2015、Olympus Stylus Tough TG-3)



日光浴するテングチョウを見つけた

1月なのに日光浴するテングチョウを見つけた。

そういえば、昨年はテングチョウ(ヒオドシチョウも)が大発生した。どこに行ってもテングチョウが群れていたし、道路にも死骸が沢山あった。このテングチョウの大発生は全国的なものかと思ったが、あまり他の地域では聞かなかったので局所的な大発生だったように思う。その名残なのか、冬になってもテングチョウの姿が目につくのかもしれない。

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---- 日光浴するテングチョウ- European Beak

----(Kofu-shi, Yamanashi, Jan/03/2015、Olympus OMD EM-1 M.ZD60mm Macro)



柿木の枝のメジロ

残り柿にたくさんの鳥たちが集まっていた。
メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツグミ-----。
中でも、メジロが最も多い。

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---- メジロ- White-eyes

----(Kofu-shi, Yamanashi, Jan/03/2015、Olympus OMD EM-1 M.ZD14-150mm)



Note :

今年はブログ開設10周年目になる。「移り気で堪え性が無く」、「飽きっぽくてレイジーな性格」の虫林にしては良く続いたものだ。まあ、僕のフィールド散歩のアーカイブスといえるだろう。10年目といっても何か特別なことをするわけではなく、これまで通りウィークエンドに散歩して、撮影した昆虫、花、自然の拙写真をブログに載せていくスタンスは変わりません。

今年も拙ブログにお付き合いいただければ幸いです。

By 虫林花山



by tyu-rinkazan | 2015-01-04 17:53 | ▣ウラギンシジミ | Comments(12)

20141004 秋色の散歩道:ウラギンシジミなど

DIARY 9 (61): #622 :

里山では秋色が濃くなってきた。

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----- 秋色 Autumn Color

---------山梨県甲府市 10月05日 (Canon EOS 70D + EF70-200mm F4 IS USM + X1.4 Telecon)



池の縁で休む赤とんぼと釣り人。

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----- 赤とんぼ Red Dragonfly

---------山梨県甲府市 10月05日(Olympus Tough TG-2)



ウラギンシジミが吸水に来ていた。

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----- ウラギンシジミ The Indo- chine Sunbeam

---------山梨県甲府市 10月05日(Olympus Tough TG-2)



明日からいよいよタイ王国に出発.
その準備が慌ただしい。


by tyu-rinkazan | 2014-10-06 08:26 | ▣ウラギンシジミ | Comments(8)

20131214 真冬の散歩道:Noktonレンズとウラギンシジミ

DIARY #560 :


コシナ(Cosina)社のフォクトレンダー Nokton25mm

銀塩時代の標準レンズは50㎜ f1.4だった。現在は多くのコンデジで28㎜が主流になっているが、やはり50㎜という画角はとても自然だ。ノクトン25mm f0.95 は、画角が 50mm 相当 (35㎜換算)でマニュアルフォーカスときた(銀塩時代を彷彿とさせる)。解放で f0.95 は驚くほど明るく室内でも速いシャッターが切れる。けれど少しぼんやりするので、f1.4 くらいまで絞った方が無難だな。このレンズは普段使いの標準レンズとして使うつもりだけど、結構寄れるのでチョウなどの撮影にも使用できるかもしれない。

ウーム、少々癖があるみたいだけど、ノスタルジックで楽しいレンズだな。

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----- COSINA NOKTON 25mm F0.95

----- Olympus E-PL6, MZD60mm Macro


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そろそろ年末(師走)。
毎日がなんとなくあわただしい。


カシ、ツバキやユズの葉裏で越冬するウラギンシジミ

公園では葉裏に越冬しているウラギンシジミを探した。
今年は越冬個体が多いようだ。

毎年ウラギンシジミの越冬を撮影しているが、同じ木(同じ場所)で見つかることが多いように感じる。日差し、温度、湿度、風通しなどのいろいろな条件が関係するのだろう。

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----- The Angled Sunbeam

---- Olympus OM-D E-M1, MZD14-42mm + WCON-P01, MZD60mm Macro

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----- The Angled Sunbeam

----Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro




斜面のユズの葉裏で越冬するウラギンシジミを見つけた。

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-----Harston House

----Olympus OM-D E-M1, MZD14-42mm + WCON-P01, Cosina Nokton 25mm




突然現れたムラサキシジミ

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-----The Japanese Oakblue

------Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macr



樹皮に溶け込むキノカワガ

キノカワガの擬態は素晴らしいの一言。
どこにいるのかわかるかな?

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----- Blenina senex

------ Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro




POSTSCRIPT :

寒波が訪れて突然寒くなった。寒くなると家に閉じこもっていたくなるけど、思い切ってフィールドに出ようと思う。今回は7頭の越冬しているウラギンシジミを撮影できたけど、このうち冬を越すことができるのは何頭だろうか。冬の間、フォローしてみよう。

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---- Winter Colour


Nature Diary vol.8 (68): #560, 2013
Date: December-14 (Saturday)
Place: Kofu in Yamanashi




by tyu-rinkazan | 2013-12-15 19:45 | ▣ウラギンシジミ | Comments(6)

20081220 冬の散歩道;武田の杜のウラギン・フユシャク (山梨県)

Nature Diary #0228
Date: December 20th (Saturday), 2008
Place: Kofu-shi, Yamanashi Pref.
Weather:Fine


<<霜: frost>>

草の葉に降りた霜。

霜は葉の表面に出現した氷の結晶(アイスクリスタル)。葉の表面の温度が霜点(0℃)よりも低くなると出現する寒さの証しだ。甲府市内も氷が張って霜が降りるようになった。

霜は日が当たると、瞬く間に溶けて水滴になってしまう----------はかないものだ。

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。。。。。。。。。。霜が降りた葉 (12月20日、甲府市)

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。。。。。。。。。。 Leaves covered with frost
。。。。。。。。。。(Canon Power Shot G10, f8.0 1/60, EV-1.0. ASA100、ストロボ)

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§ Diary §

本日は晴れて、日中は気温も上がりそうだ。そこで、朝食後に「武田の杜」まで散歩に出かけることにした。時期が時期なので、目的とする昆虫は設定しないで、のんびりと歩こう。

カシの葉裏に時季外れのセミの抜け殻を見つけた。

ここは丘の上なので、甲府市の向こうに富士山が遠望できる。そこで、富士山が背景に写りこむようにしたが、ここまで近寄ると、一眼のデジカメよりもCCDが小さく被写界深度の深いコンデジでもバックはボケてしまうようだ。Power Shot G10はf8が最高絞りなのだ。

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セミの抜け殻と背景の富士山 (12月20日、甲府市)

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A cast-off skin of a cicada on the back of oak leaf. Please note Mt. Fuji in the background.
(Canon Power Shot G10, f8.0, 1/250, EV-2.0, ASA100、ストロボ)



ウラギンシジミ; Angled Sunbeam

ミカンの葉裏に越冬しているウラギンシジミを発見した。

この時期にカシ、アオキ、ツバキなどの常緑樹を丁寧に見回ってみると、かなりの頻度でこのウラギンを見ることができるようだ。このチョウは「冬の友」である。

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ミカンの葉裏に休むウラギンシジミ (12月20日、甲府市)

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Insect-eye view: an Angled Sunbeam resting on the back of oak leaf
(Olympus E-3, ZD50mm + EC14 + Gyorome-8, f32.0, 1/160, EV-3.3, ASA400、ストロボ)


見ると、ウラギンシジミの翅の一部に噛み跡(バイトマーク)が付いている。

鳥によるバイトマークでは、嘴の形にあわせてクサビ状の欠損なるのでそれとわかる。しかし、この四角い欠損は何によるものなのだろうか-----不思議だね。

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。。。。。。。。。。バイトマークを付けたウラギンシジミ (12月20日、甲府市)

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。。。。。。。。。。 A winter-passing Angled Sunbeam
。。。。。。。。。。(Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, f4.5 1/250, ASA200、ストロボ)



イチモンジフユナミシャク; Operophtera rectipostmediana

丘の上の桜の大木の幹でフユシャクのメスを見つけた。

体の模様からコナミイチモンジフユナミシャクと同定したが、その模様や色彩が桜の幹の表面と非常によく似ているので、小さいことも相まって、一度目を離すとまた見つけるのが難しい。

昆虫の擬態(protective mimicry)とは、なかなか凄いものである。

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イチモンジフユナミシャク♀ (12月20日、甲府市)

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A winter moth on the trunk of cherry tree
(Olympus E-3, ZD50mm + EC14, f7.1, 1/500, EV0.0, ASA4200)


フユシャクのメスは、写真のように翅が退化して小型化しているので、飛ぶことができない。しかし、細い枝の先で少しつついてみたら、体と不釣り合いに長い脚で、器用に幹の上を歩いた。飛べない分、歩くのは得意なようである。


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イチモンジフユナミシャク♀ (12月20日、甲府市)

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Insect-eye view: a winter moth on the trunk of cherry tree
(Olympus E-3, ZD50mm + EC14 + Gyorome-8, f22.0, 1/160, EV-3.3, ASA400、ストロボ)



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§ Afterword §

夜が長い。

そういえば、もうすぐ「冬至」だ。風邪をひかないように、冬至には「柚子湯」に入るのが習わしなので、今日はゆっくりと柚子湯に入ろう。そろそろインフルエンザが流行り始めたみたいだから、注意しないとね。

冬至を過ぎれば、昼が少しずつ長くなっていく-------。

以上、 by 虫林花山
by tyu-rinkazan | 2008-12-21 13:50 | ▣ウラギンシジミ | Comments(2)

20081109 ウラギンシジミの死骸 (山梨県)

Nature Diary #0218
Date: November 9th, 2008
Place: Kofu, Yamanashi Pref.
Weather:Cloudy



§ Diary §

風景; Landscape

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。。。。。。。。。。楓の葉 (11月9日、岐阜県)

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。。。。。。。。。。Maple leaves (Olympus E-3, ZD35mm MACRO, ASA200)



ウラギンシジミ; Angled Sunbeam

富山県での研究会からは、日曜日の昼過ぎに帰宅した。

夕方、少し調子の悪いコンデジ(GR-D)だけをポケットに入れて、曇り空の下、家の裏の河原道を少しだけ散歩した。肌寒さを気にしてポケットに手を入れながらしばらく歩くと、小さな公園に植栽されているカシの木の下に、周りの環境から浮き出して見える紙の切れ端のようなものが落ちているを見つけた。

--------死んだウラギンシジミだった。

動かないこのチョウを手にとってみると、紙のように軽く、持っているという実感が乏しい。みたところ、翅の下部に少し破損がある以外には麟粉なども良く保たれているようだ。しかし、頭部や胴体などは無い。

ウラギンシジミはかなりの割合で越冬できずに死亡するらしい。このチョウもこのところの寒さで死んだのだろうか。それとも、カマキリかクモあるいは小鳥にでも捕食されたのだろうか。虫林には後者(捕食説)の可能性の方が正しそうな気がした。

自然とは我々の想像以上に厳しいものだ-----------。
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死んだウラギンシジミ (11月9日、山梨県)

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A dead body of Angled Sunbeam lying on the ground. (GR-D, GW-1, ASA200)


ウラギンシジミが落ちていた場所にある樫の木の葉を注意深く見渡してみると、道路に面した南面の葉裏に、お決まりの逆さまポーズで静止しているウラギンシジミを一頭見つけた。

生きている蝶を見つけて、なぜかホっとした。
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。。。。。。。。。。ウラギンシジミ (11月9日、甲府市)

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。。。。。。。。。。 An Angled Sunbeam resting under leaf. (GR-D, GW-1 ASA100)


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§Afterword§

山梨県から富山県までのアクセスはなかなか難しい。

当初は富山県の砺波市まで飛行機で行こうかとも考えたが、羽田まで行くのが(戻るのが)どうも不合理な気がしてならない。そこで、車を運転していくことにした。富山県までやはり遠かったが(距離380km、4時間50分)、途中の安房峠付近の黄葉はかなり綺麗だったので得をした気分になった。

土曜日に砺波市で行われた研究会後のパーティでは、久しぶりに会った友人たちと楽しい時間を過ごすことができた。講演に招待してくれた友人(Tさん)に感謝したい。

以上、 by 虫林花山
by tyu-rinkazan | 2008-11-10 21:40 | ▣ウラギンシジミ | Comments(6)

20081013 県南のツマグロキチョウとウラギンシジミ (山梨県)

Nature Diary #0212
Date: October 13th, 2008
Place: Nambu-cho, Yamanashi Pref.
Weather:Fine



本日は月曜日だが、「体育の日」で祝日。

朝から快晴だ。連休の最終日くらいは家の中で北京オリンピックの総集編番組などを見ながら、ゆっくりと過ごすのも良いかなと思う。しかしながら、休日に晴れると、虫屋はやはり散歩に出ずにいられないのだ。

この虫林の習性はたぶん子供の頃からのものだと思う。すなわち、根っからのナチュラリストは、天気が良いと反射的に散歩に出てしまうものなのだ。まるでパブロフの犬の反射のようにね。
生理学的見地から説明すると、この行動は条件反射の1種で、いわゆる「晴れ散歩反射」というらしい。
------嘘をつけ。


§ Diary §

そろそろツマグロキチョウの秋型のシーズンなので、県南の南部町に行くことにした。

天気が良いので、ポイントの手前で富士川の河原に降りてみた。富士川は釜無川と笛吹川の水を集め、静岡県で太平洋に流れ込む大河川だ。県南部では河原がとても広々していて気持ちが良い。

だれが何のために作ったのだろうか、服を着た変なカカシが立っていた。

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富士川の河原 (2008-October-13、南部町)

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Olympus E-3, ZD 8mm FISHEYE, X1.5 Telecon (EC-14), ASA400



ツマグロキチョウ; Angulated Grass Yellow

ツマグロキチョウは近年その数が減少しているチョウの一つだ。虫林が育った神奈川の海辺の町では、秋になると庭先に時々飛んでいたように思う。今ではお目にかかるのさえも簡単ではない。

数年前に県南の富士川の支流の河原で見つけたツマグロキチョウのポイントに到着すると、ほどなくセンダングサの花で吸蜜しているツマグロキチョウを発見することができた。

このポイントはとても小さいが、いつも期待を裏切らない。

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ツマグロキチョウ (2008-October-13、南部町)

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Olympus E-3, ZD 8mm FISHEYE, X1.5 Telecon (EC-14), ASA400


ツマグロキチョウはキタキチョウに比較して、長時間飛翔することは少なく、よく静止するので撮影は比較的楽である。面白いと思うのは、ツマグロキチョウは好んで枯葉や枯れ草に静止する。確かに枯れ草などに静止すると翅の色や後翅裏面の黒いスジは保護色になっているように見える。

この写真は、広場に落ちていた枯葉に静止したものだ。本人は、失礼、本チョウは完璧な保護色で隠れているつもりだが、どっこい虫林にはミエミエなのだ。

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枯葉に静止するツマグロキチョウ (2008-October-13、南部町)

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Olympus E-3, ZD 8mm FISHEYE, X1.5 Telecon (EC-14), ASA400


逆光を意識しながら吸蜜するツマグロキチョウを撮影してみた。翅を透過した日の光が独特の雰囲気を演出し、翅の周囲の短毛が日の光に輝いて輪郭を際立たせている。

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。。。。。。。。。。逆光のツマグロキチョウ (2008-October-13、南部町)

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。。。。。。。。。。 Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA200


ツマグロキチョウはジプシーのように放浪するようだが、甲府市内でこのチョウに出会ったことはない。

静止したツマグロキチョウを拡大してみた。この弱弱しいチョウのどこに放浪するたくましさがあるのだろうか。弱弱しく見えるものほど、実は強いものなのだ。

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ツマグロキチョウ (2008-October-13、南部町)

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Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA200

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ツマグロキチョウ (2008-October-13、南部町)

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Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA200


キタキチョウとツマグロキチョウは飛翔時でも区別できる-------と思っていた。確かにツマグロキチョウはキタキチョウに比べて、小さくて、翅の先がとがり、色が少しオレンジ色に見える。しかし、実際には飛翔時で両者の区別は難しく、本日も小さなキタキチョウとよく間違えた。

どのくらい似ているかというと、シルビアとヤマトの飛翔時よりも似ているように思う。

ツマグロキチョウはキタキチョウと同様に飛翔速度が遅くて直線的に飛ぶので、飛翔写真は比較的楽に撮影できる。そこで、広角レンズで飛翔写真を少し撮影してみた。

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ツマグロキチョウ (2008-October-13、南部町)

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Olympus E-3, ZD 8mm FISHEYE, X1.5 Telecon (EC-14), ASA800、トリミング

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。。。。。。。。。。吸蜜するツマグロキチョウ (2008-October-13、南部町)

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。。。。。。。。。。Olympus E-3, ZD 8mm +EC-14, ASA800

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ツマグロキチョウ (2008-October-13、南部町)

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Olympus E-3, ZD 8mm FISHEYE, X1.5 Telecon (EC-14), ASA800、トリミング



ウラギンシジミ; Angled Sunbeam

道路上や道路脇にはウラギンシジミが非常に多い。地面でミネラルや水分を吸っているのだろうか、それとも日光浴が主な目的なのだろうか-------うーむ、前者かな?

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葉上で開翅したウラギンシジミ♂ (2008-October-13、南部町)

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Olympus E-3, ZD 8mm FISHEYE, X1.5 Telecon (EC-14), ASA200


出会ったウラギンシジミの多くはオスだ。メスは一体どこにいるのだろか---と思っていたら、眼下の葉に静止して開翅した個体をみると翅の紋が白くメスだった。メスの翅表の紋は変化に富んでいるので面白い。

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ウラギンシジミ♀ (2008-October-13、南部町)

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Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA100


ウラギンシジミの飛翔写真にトライした。とにかく、飛翔速度が速く、また飛翔経路も不規則で予想がつき難い。しかし、どうにかこうにか撮影することができた。

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。。。。。。。。。。飛翔するウラギンシジミ (2008-October-13、南部町)

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。。。。。。。。。。 Olympus E-3, ZD 8mm, X1.5 Telecon, ASA800、トリミング

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飛翔するウラギンシジミ (2008-October-13、南部町)

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Olympus E-3, ZD 8mm FISHEYE, X1.5 Telecon (EC-14), ASA800、トリミング


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§Afterword§

本日訪れた県南では、ツマグロキチョウ、ウラギンシジミの他にも、ウラナミシジミ、キタテハ、ヒメアカタテハ、アカタテハ、モンキチョウ、スジグロシロチョウ、アサギマダラ、イチモンジセセリ、クロコノマチョウなどを見ることができた。

今回の目的の一つは、ツマグロキチョウの新しいポイントを探す事だった。そこで、富士川流域の数か所を調査してみたのだが、残念ながらツマグロキチョウは発見できなかった。 でも、秋の河原歩きはとても気持ちが良いので、またチャレンジしてみたい。



このブログには載せなかったが、実はハチの仲間の「セイボウ」も撮影できた。セイボウは青緑の金属光沢を持つとても美しい昆虫だ。時間が許せば、後日その他の昆虫たちと一緒にアップする。




以上、 by 虫林花山
by tyu-rinkazan | 2008-10-13 22:30 | ▣ウラギンシジミ | Comments(10)

20080211 近所の河川敷散歩:ウラギンシジミの越冬態 (山梨県)

Nature Diary #0149

Place: Kofu-shi, Yamanashi Pref.
Date: February 11th (Monday)
Weather: Cloudy


連休の最終日。

朝、ゆっくり起きて、河川敷を散歩しながら先週見つけたウラギンシジミを見にいった。
そこは自宅から歩いて10分ほどの小さな公園だ。探し始めてまもなく、同じ部位(カシの木の西側の枝の葉裏)にその蝶を見つけた。

関東では、ウラギンシジミはほとんどが冬を越すことができずに死んでしまい、春まで生き残るのはごく少数らしい。甲府市内でもここ数日は寒さが厳しく、安否を気にしていたのだ。--よかった。

越冬するウラギンシジミはほとんどがメスで、オスは非常に少ない。多分、メスの方が寒さに耐性があるのだろう。なにしろ、この蝶の場合、越冬した個体は春に産卵するだけなので、♂が越冬する必要がないともいえるのだが-------。

持参したピンセットを翅の間に差し込んで、そっと翅表をのぞいて見たところ、白い紋が見えた。
ウーム---------やはりこの個体もメスだった。

Re-visited a small park to see a winter passing “Uraginshijimi (Angled Sunbeam)” which I found a week ago. At the park, I found out it under the oak leaf immediately and got relief. According to the book for Japanese butterfly, most winter passing Angled Sunbeams are female and can be difficult to survive winter in Kanto district. I took some photos using a so-called “Insect-eye lens”, Gyrome-8.
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カシの葉裏で越冬しているウラギンシジミ♀ Curetis acuta, Angled Sunbeam

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Olympus E-3, ZD50mmMacro + EC14 + Gyorome8, F29, EV-2.7, ASA 400, , Buit-in-flash
(2008-Feburuary-11th, Kofu-shi, Yamanashi)


面白いことに、ウラギンシジミの越冬姿勢は必ず葉裏で葉先に頭をむけている。昨年末から観察した個体は10頭以上になるが、例外なく、葉裏、葉先のパターンをとっていた。一方、ムラサキシジミやムラサキツバメは、これと対照的で、葉表で葉奥(葉柄の方)に頭を向けていることが多い。

葉裏で越冬する方が、鳥などの天敵に発見される可能性が低くなるのが道理であるが、風に揺れる葉から落ちないためには、しっかりと足を葉裏に付着・固定する必要がある。

そういう目で、ウラギンシジミの足をみると----------------とにかく太い。
全体重を支えながら、葉裏で一冬過ごすのだから、これくらい逞しくて当然である。中足と後足でしっかりと葉に固定し、前足はたたまれている。

足の裏には吸盤でもあるのだろうか?
まるで、スパイダーマンのようだ。---------疑問はどんどん広がってしまう。

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越冬しているウラギンシジミ Curetis acuta

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Omaezaki lighthouse
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Olympus E-3, ZD50mmMacro + EC14 + Gyorome8, F32, 1/160, EV-5.0, ASA 400, Buit-in-flash
(2008-Feburuary-11th, Kofu-shi, Yamanashi)

知れば知るほど、ウラギンシジミはけったいな蝶である。

聞くところによると、ウラギンシジミはシジミチョウではなくて、タテハチョウの仲間だという噂もあるらしい。そういわれてみれば、この蝶の形態や行動はタテハチョウのようにも見えてくるから不思議だ。-------ウーム、もしかしてタテハチョウかも?

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天気が良いので、ぶらぶらと近くの林を散歩した
いつも何気なく見ているものでも、マクロレンズで切り取ってみると、意外に美しいものだ。

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梅の花

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Plum flower
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Olympus E-3, Sigma 150mm Macro, F5.6, 1/500, EV-0.7 ASA 400
(2008-Feburuary-11, Kofu, Yamanashi)

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逆光の葉の模様

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Pattern of backlit leaf
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Olympus E-3, Sigma 150mm Macro, F5.6, 1/400, EV-0.7 ASA 400
(2008-Feburuary-11, Kofu, Yamanashi)

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綿毛1

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Floccus
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Olympus E-3, Sigma 150mm Macro, F5.6, 1/1000, EV-0.7, ASA 400
(2008-Feburuary-11, Kofu, Yamanashi)

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綿毛2

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Floccus
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Olympus E-3, Sigma 150mm Macro, F5.6, 1/1250, EV-2.0 ASA 400
(2008-Feburuary-11, Kofu, Yamanashi)

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§Afterword§

ウラギンシジミはけったいなチョウである。
2月は彼らにとって、越冬期の正念場であろう。
是非とも冬を無事越してほしいと思うばかりだ。

いつも何気なく見ているものでも写真にしてみると実に美しく、新たな発見をしたような感激を味わえる。これからも、気をつけて見ていくことにしようかな。

来週あたりから、山梨でも春の花が咲き始める。
楽しみだ。
by tyu-rinkazan | 2008-02-13 22:25 | ▣ウラギンシジミ | Comments(8)

20080203 雪中散歩:雪と越冬ウラギンシジミ (山梨県甲府市)

§Diary§

February 3rd

朝起きて外をみると、一面の雪。
今年初めての積雪だ-------明日は立春なのに。

早速、長靴を履いて、傍を流れる荒川の河川敷を散歩。
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雪の日

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It has snowed hard today. I walked on the bankroad by the river (Arakawa). The wet snowdrops made my way towards the river at a quick trot. On the way to the bridge, I found a winter passing Angled Sunbeam under the oak leaf in the small park.
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Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm, F5.0, 1/640, EV+2.0, ASA 200
(2008-Feburuary-03, Kofu-shi, Yamanashi)


水分が多いためなのだろうか、大きな塊になって桜の枝に付着する雪。
赤と黒の服で、雪の中を散歩する人。
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雪の日

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Snowing day
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Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm, F5.0, 1/2500, EV+0.3, ASA 200
(2008-Feburuary-03, Kofu-shi, Yamanashi)


歩いて10分ほどの小さな公園。

カシの木の葉裏にやや小型だが綺麗なウラギンシジミを発見。
ウラギンが越冬する木の近くで、子供たちがソリで遊んでいた。
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ウラギンシジミCuretis acuta paracutaとソリで遊ぶ子供

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A winter passing Angled Sunbeam and sleighing kids
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Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm, F5.0, 1/250, EV-0.3, ASA 200
(2008-Feburuary-03, Kofu-shi, Yamanashi)


こんな雪の日だと、ウラギンシジミの翅裏の白さが雪の擬態に見えてくる。
そもそもウラギンシジミは、南方系のチョウなので、雪の擬態はありえない。

でも、このシジミは緑のカシの葉の中に、雪のように白く輝く、。
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。。。。。。。。。。雪とウラギンシジミCuretis acuta paracuta

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。。。。。。。。。。A winter passing Angled Sunbeam and snow
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。。。。。。。。。。Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm, F5.0, 1/320, EV-0.7, ASA 200
。。。。。。。。。。(2008-Feburuary-03, Kofu-shi, Yamanashi)


見つけた個体は、思いのほか新鮮で、綺麗な個体だった。
この公園には、他にもカシの木があったが、この個体以外には見つけることができなかった。
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。。。。。。。。。。ウラギンシジミCuretis acuta paracuta

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。。。。。。。。。。A winter passing Angled Sunbeam and snow
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。。。。。。。。。。 Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm, F5.0, 1/160, EV+0.7, ASA 200
。。。。。。。。。。(2008-Feburuary-03, Kofu-shi, Yamanashi)


仲の良いキジバトのペアがいた。
ゆっくりと接近したが、突然飛んだ。
そり遊びをしていた子供が、怪訝な顔でこちらを見ていた。
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キジバトが飛んだ

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A flying turtledove
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Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm, F5.0, 1/800, EV+2.0, ASA 200
(2008-Feburuary-03, Kofu-shi, Yamanashi)

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§Afterword§

ウラギンシジミを見つけた場所は、自宅から10分ほどのところで、いつでも会いに行ける場所だ。そんな近くで、ウラギンシジミの越冬を見つけたのは、とてもうれしい。
「灯台下暗し」 とはこのことだ。

明日は立春だが、まだしばらくは寒さが厳しい。
もう少し、頑張って欲しいと思う-----。


今回は、久しぶりにペンタックスのカメラを使用した。
オリンパスのE-3を購入してから、それに慣れるためにオリンパスばかり使っていたからだ。
これから、両方の併用で、撮影して行きたいと思っている。
個人的には、ペンタックスに愛着を持っているのだから。

一方、今回もキタキチョウの越冬態は、見ることができなかった。
キタキチョウに関しては、これからも継続して探索してみたいと思う。

やはり、「キチョウは貴重」ですね。

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§Information§

第2回チョウ類保全シンポジウム-ギフチョウ・ヒメギフチョウ-が開催されます。

◆日時:2008年2月10日(日)10:00~16:30
◆場所:群馬県渋川市民会館
◆主催:特定非営利活動法人(NPO法人)日本チョウ類保全協会
◆共催:群馬昆虫学会・赤城姫を愛する集まり
◆後援:群馬県教育委員会・渋川市教育委員会・(財)日本自然保護協会・日本鱗翅学会
◆参加費:無料(どなたでも参加することができます)


詳しい内容はここをクリックしてください →Information


by tyu-rinkazan | 2008-02-03 20:56 | ▣ウラギンシジミ | Comments(12)

県南の照葉樹林散歩3:ウラギン、ムラシ (山梨県)

土曜日は、所用のため東京に出張し、夜帰宅した。東京では講義終了後に、新宿のヨドバシでオリンパスE-3を購入した。実はこの機種が出ることを見越して、1年前から少しずつオリンパスのレンズを買っていたのだ。いつも衝動買いの虫林にとっては珍しいことだ。このオリンパスE-3に期待するのは、バリアングル液晶モニターでのライブビュー機能だ。この機能のためにこの機種を導入したといっても過言ではない。

今までペンタックスだけを使用してきた虫林にとっては、オリンパスのE-3は見ているだけで面白い。これを下げて早速、出かけてみよう。今回は慣れるためにオリンパスだけを持参した。

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日曜日はゆっくり起きてしまったので、いつものポイントに到着したのは11時になってしまった。さっそく、先週クロコノマチョウを4頭も見かけた柿の木の周りの林を少し覗いて見ることにした。ここには、柿が数本あるが、そのうちの1本はまだ実が付いている。山梨県は「枯露柿」といって、立派な干し柿の産地である。したがって、柿の林も多い。
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。。。。。。。。。。柿 Japanese persimmon

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I bought a camera, Olympus E-3, in the famous camera shop in Tokyo, yesterday. Today, I visited the south end of Yamanashi district, Nanbu-cho, to take some photos with my new camera. There was a beatiful persimmon tree which still ladened with many fruits.
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Olympus E-3, Olympus 8mm Fisheye, EC-14, ASA 100
(2007-December-09, Nanbu-cho, Yamanashi)


ポイントに到着して、先週と同様に林の中を少し歩いたが、どういうわけかクロコノマチョウは1頭も姿を現さなかった。まったく、いつも神出鬼没の怪しいチョウである。

天気が良いので、柿の木を撮影していたら、1頭のウラギンシジミが飛来して、小枝に静止した。古い柿の実でも吸汁しに来たのだろう。枝の上で、日向ぼっこするウラギンシジミを、広角レンズで慎重に撮影した。この8mmの魚眼レンズは、少し大きいが、さすがにつくりがしっかりしているし、フォーカスリングを回すときの抵抗も適度で使い易い。(虫林は写真を撮影するときはマニュアルフォーカスが多いので、フォーカスリングにはこだわりがある)
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枝の上で日光浴するウラギンシジミ

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A male of Angled Sunbeam basking on the branch.
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Olympus E-3, Olympus 8mm Fisheye, EC-14, F4.9, 1/400, EV-0.3, ASA 100

(2007-December-02, Nanbu-cho, Yamanashi)

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枝の上で日光浴するウラギンシジミ

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A male of Angled Sunbeam basking on the branch.
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Olympus E-3, Olympus 50mm Macro, EC-14, F3.5, 1/640, EV-0.3, ASA 100

(2007-December-02, Nanbu-cho, Yamanashi)


ウラギンシジミは飛び立ったので、見ていると、古い柿の実に絡みつくように飛んでいた。そのうちに、柿の実に止まって吸汁を始めた。
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古い柿で吸汁するウラギンシジミ

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An Angled Sunbeam feeding on the old persimon.
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Olympus E-3, Olympus 50mm Macro, EC-14, F3.5, 1/640, EV-0.3, ASA 100

(2007-December-02, Nanbu-cho, Yamanashi)


途中で寄り道をしてしまったので、いつものムラシポイントに到着したときは12時をまわってしまった。気温もかなり上昇しているみたいで、ムラシがチラチラと飛んでいる。8mmの広角レンズに1.4倍のテレコンをかませて撮影した。オリンパスでは2倍のテレコンが新発売されたみたいだが、テレコンは1.4倍くらいが使いやすいのだ。
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葉の上で日光浴するムラサキシジミ♀

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A female of Japanese Oakblues basking on the leaf .
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Olympus E-3, Olympus 8mm Fisheye, EC-14, F7.1, 1/160, EV-1.3, ASA 100

(2007-December-02, Nanbu-cho, Yamanashi)


たまたま2頭のオスが近くで開翅した。
オリンパスはブルーが綺麗だという噂だが(オリンパスブルーというらしい)、確かにペンタックスに比較して、ブルーの色が派手である。
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日光浴をする2頭のムラサキシジミ♂

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Two males of Japanese Oakblues basking on the leaf ..
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Olympus E-3, Olympus 50mm Macro, EC-14, F8.0, 1/400, EV-1.0, ASA 100

(2007-December-02, Nanbu-cho, Yamanashi)


今日は気温が高いので、ムラシ達の活動も活発だ。みると、今度はメス2頭が近くで開翅していた。もう少し近いと良いのだが、贅沢はいえないね。
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。。。。。。。。。。日光浴をする2頭のムラサキシジミ♀

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。。。。。。。。。。 Two females of Japanese Oakblues basking on the leaf .
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。。。。。。。。。。 Olympus E-3, Olympus 50mm Macro, EC-14, ASA 100
。。。。。。。。。。(2007-December-09, Nanbu-cho, Yamanashi)


オリンパスのマクロ50mmはとても小さくて気に入った。EC14をかませてもそれほど気にならない。とくにフォーカスリングの微妙な抵抗の具合が素晴らしい。
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日光浴をするムラサキシジミ♂

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A male of Japanese Oakblues basking on the leaf .
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Olympus E-3, Olympus 50mm Macro, EC-14, F4.5, 1/400, EV-0.7, ASA 100

(2007-December-02, Nanbu-cho, Yamanashi)

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日光浴をするムラサキシジミ♀

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A female of Japanese Oakblues basking on the leaf .
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Olympus E-3, Olympus 50mm Macro, EC-14, F4.5, 1/400, EV-0.7, ASA 100

(2007-December-02, Nanbu-cho, Yamanashi)


今の時期でも、茶の花が少数咲いていた。花の近くに静止したムラシが、そのまま移動して吸蜜し始めた。
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茶の花で吸蜜するムラサキシジミ

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A Japanese Oakblues feeding on the flower of tea.
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Olympus E-3, Olympus 50mm Macro, EC-14, F8,0, 1/60, EV-1.0, ASA 100

(2007-December-02, Nanbu-cho, Yamanashi)


今回も越冬集団には6頭のムラシと1頭のムラツがいた。どうやらムラツはこのあたりでは1頭だけらしい。今回の位置関係をみると、ポジションが決まっているようにはみえない。
d0090322_22589100.jpg
ムラシ+ムラツの越冬集団

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A roosting colony of Japanese Oakblues on the leaf .
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Olympus E-3, Olympus 8mm Fisheye, EC-14, F6.3, 1/100, EV-1.3, ASA 100

(2007-December-02, Nanbu-cho, Yamanashi)

d0090322_225820100.jpg
ムラシ+ムラツの越冬集団

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A roosting colony of Japanese Oakblues on the leaf .
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Olympus E-3, Olympus 50mm Macro, EC-14, F2.8, 1/100, EV-1.0, ASA 100

(2007-December-02, Nanbu-cho, Yamanashi)


キタキチョウがふらふらと飛んで、地面に静止した。このシチュエーションこそ、バリアングルモニターでのライブビューの撮影がものをいう。しかし、ライブビューにすると、ピントが合っているように思えない。慣れないと使いにくいようだ。
d0090322_22583254.jpg
キタキチョウ

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A Common Grass Yellow resting on the leaf .
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Olympus E-3, Olympus 8mm Fisheye, EC-14, F8.0, 1/200, ASA 100

(2007-December-02, Nanbu-cho, Yamanashi)


南向きの杉の皮をめくって見ると、テントウムシの越冬集団を見つけた。
d0090322_2259086.jpg
テントウムシの越冬集団

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A colony of lady beetle
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Olympus E-3, Olympus 8mm Fisheye, EC-14, F8.0, 1/200, ASA 100

(2007-December-02, Nanbu-cho, Yamanashi)

d0090322_22591221.jpg
。。。。。。。。。。テントウムシの越冬集団に混ざるオオトビサシガメ

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。。。。。。。。。。 A colony of lady beetle
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。。。。。。。。。。Olympus E-3, Olympus 50mm MACRO, EC-14, ASA 100
。。。。。。。。。。(2007-December-09, Nanbu-cho, Yamanashi)

(カメムシはホオズキカメムシではなく、オオトビサシガメでした。このオオトビサシガメは不用意に手で触ると刺されて、激痛が走るそうです。ご注意を。Spaticaさんご教示有難うございました。)
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県南のこの場所では、気温さえ上がればチョウの姿を見ることができる。
今回はウラギンシジミの♂の写真が撮影できたのが嬉しい。またムラシも今日は活発に活動して翅を開いてくれたので、オリンパスの特徴であるブルーが撮影できた。

今までペンタックスの1眼とリコーのコンデジGR-Dを使用してきたが、新たにオリンパスが加わって、これからは気分によって使い分けていこうと思う。オリンパスのE-3は今回が初めての使用で、ボタンの配置や機能にも慣れていない。また、写真も画質、コントラスト、色など全てにおいて使い慣れたペンタックスとはかなり異なるようである。
by tyu-rinkazan | 2007-12-09 23:06 | ▣ウラギンシジミ | Comments(30)