NATURE DIARY

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20061120 台湾胡蝶散歩4(蝶の棲むダム湖)

本日は亀山というところにある翡翠水庫(翡翠ダム)の建設20周年記念パーティがあり、そのダムの建設に携わった侯さんが招待され出席するという。そこで、ダム建設に全く関係のない虫林であるがのこのこついていったのだ。そのパーティは盛大で、台北市長も出席し、テレビ局の撮影も入るらしい。

当然、虫林はパーティに出席せず、ダム周囲の道を歩き回って、蝶を探した。ちなみに、このダムの周りの道は関係者以外立ち入り禁止になっている。



。。。。。。。。。。。。◆翡翠水庫の周りの森林◆
d0090322_2238114.jpg
。。。。。。。。。。。。= Ricoh GR-D + GW-1, ASA 100=




。。。。。。。。。。。。◆森林内部(亜熱帯雨林)◆
d0090322_2240189.jpg
。。。。。。。。。。。。= Ricoh GR-D + GW-1, ASA 100=



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侯さんはパーティの途中で抜け出してくれて、ダムの周囲のポイントに連れて行ってくれた。そこは廃道のような道で、センダングサが群落を形成している。ちなみにこのセンダングサは外来種で、近年、非常な勢いで増えているそうである。

歩き始めてまもなく、クワの葉の上にウラフチベニシジミが静止していた。このシジミはベニモンシジミという名前でも呼ばれているように、翅裏の黄色地に赤い紋が目立つ、すこぶる美しいシジミ蝶だ。とても綺麗な個体なので、GR-DにDW-1を装着して22mm相当の広角で撮影した。



◆ウラフチベニシジミ裏面◆
d0090322_22403980.jpg
= Ricoh GR-D + GW-1, ASA 100=




◆ウラフチベニシジミ♀の開翅◆
d0090322_22405388.jpg
= Ricoh GR-D + GW-1, ASA 100=




◆ウラフチベニシジミ♀◆
d0090322_2241734.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =




◆ウラフチベニシジミ♂の開翅◆
d0090322_22411981.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =



タイワンキチョウはどこでも最も普通に見られる蝶だった。そのため少しモチベーションが下がってしまうが、虫林にとっては今まで見たことのない蝶なのだ。



◆タイワンキチョウ◆
d0090322_2243886.jpg
= Ricoh GR-D + GW-1, ASA 100=



タイワンキチョウの冬型は後翅の外縁の黒い帯がほとんど消失するのが特徴らしい。これをみると、確かに後翅の黒帯がかなり細くなっているのがわかる。



◆タイワンキチョウの飛翔◆
d0090322_22432278.jpg
= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 200=



道の脇ではクロテンシロチョウやタンワンモンシロチョウが飛んでいた。
クロテンシロチョウの雰囲気は日本のヒメシロチョウに似ているので、タイワンヒメシロチョウという呼び名もあるらしいが、実際にはあまり近い種とはいえないようだ

クロテンシロチョウはユーラユーラとゆっくり飛んで、いかにもすぐに静止するように見えるが、めったに止まらない。これに付き合っていると時間がいくらあっても足りなくなってしまう。
こうなれば飛翔写真で撮影するのがもっとも手っ取り早い。GR-Dを飛翔用のプログラムにかえて、撮影した。



◆クロテンシロチョウ静止◆
d0090322_22433756.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =




◆クロテンシロチョウ飛翔◆
d0090322_22434985.jpg
= Ricoh GR-D, ASA 100、内蔵ストロボ+自家製ディフューザ使用=



侯先生からバナナをいただき、休んでいると、小型のシジミがすごい速さで飛んでいる。目が悪い虫林はその飛翔を目でトレースするのが結構きつい。どうやらルリウラナミシジミのようだ。オスが飛翔すると青い点滅となってみえる。
しょうがないのでまた飛翔写真にトライした。メスの飛翔は何とか撮影できたが、残念ながら、オスの飛翔写真は失敗した。なにしろ、オスの飛翔は速過ぎるのだ。



◆ルリウラナミシジミ♂◆
d0090322_22443285.jpg
= Ricoh GR-D, ASA 100=




◆ルリウラナミシジミ♀飛翔◆
d0090322_22444521.jpg
= Ricoh GR-D, ASA 100、内蔵ストロボ+自家製ディフューザ使用=



ヤマトシジミにもやっと出会えた。台湾のヤマトシジミは沖縄のものと同様に亜種になっているはずだ。渡台する前からこのヤマトシジミの亜種には興味があった。
オスはかなり明るく、裏面が特徴的で、紋が薄く、地色が黒い。



◆ヤマトシジミ冬型♂開翅◆
d0090322_22445922.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =




◆ヤマトシジミ冬型♂◆
d0090322_22451274.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =



しかし、中には秋型と思われる紋が薄くない個体も観察できた。



◆ヤマトシジミ秋型?◆
d0090322_22452599.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =



目の前に葉にやや大きなシジミチョウが飛来した。ゼフのメスかなと思って写真を撮影したが、どうやらヒイロシジミという名前のチョウらしい。でもちょっと自信がないのでわかる方がいたら教えていただきたい。



◆ヒイロシジミ?◆
d0090322_22453888.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =



アマミウラナミシジミも時々姿を見せてくれた。
今思えばもっと写真を撮影しておけばよかった。



◆アマミウラナミシジミ◆
d0090322_22455645.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =



多分、タイワンルリシジミと思われるシジミチョウが道路の脇を飛んでいた。少し見ているとどうやら、産卵をしているみたいだ。



◆タイワンルリシジミの産卵◆
d0090322_22461390.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =




◆タイワンルリシジミ♀飛翔◆
d0090322_22463666.jpg
= Ricoh GR-D, ASA 100、内蔵ストロボ+自家製ディフューザ使用=



シロウラナミシジミは良く見るシジミチョウであった。飛んでいると翅表が白いのでかなり目立つ。いつでも撮影できると思っていたら、あとであまり撮影していないのに気がつきあせったが、後の祭りというものだ。



◆シロウラナミシジミ◆
d0090322_22464882.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =

by tyu-rinkazan | 2006-11-28 22:55 | ● Taiwan | Comments(16)

20061119 台湾胡蝶散歩3(蝶の棲む山)

すでに11月も半ばを過ぎているのに、日が照るとまだ暑い------。
しかし、我々虫屋にとってはこの暑さは嬉しい。

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台北駅から観光地として有名な烏来(ウライ)行きのバスに乗った。本日は日曜日ということもあり、ハイキングの格好をした子供達でバスは満員である。
我々は烏来の手前でバスを降り、そこからなんとヒッチハイクで、谷の5kmほど奥まで行った。そこには小さな部落があり、山の斜面に家が散在している。我々を車に乗せてくれた人は学校の先生で、ご自身も昆虫に興味があるといっていた。

ここは台北より標高が高いので涼しいが、斜面をみると紛れもなく亜熱帯の林だ。侯先生によれば、この辺の家は以前にミカン栽培をしていたので、アゲハ類がとくに多いという。



◆亜熱帯林◆
d0090322_18532784.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =



今回の台湾行で是非見たいと思った蝶の一つが、白化したナガサキアゲハ♀だ。台湾産のナガサキアゲハ♀は日本産のものに比較して白化がめだち、特に白化の著しい個体は美しいという。さらに♀には有尾型が出現するとされている。

侯さんとしばし別れて、1人で山道を登っていくと、道路脇の赤い花にナガサキアゲハが吸蜜に訪れていた。なんと後翅の大部分が白いではないか!
額から流れる汗を拭くのも忘れてシャッターを押した。



◆ナガサキアゲハ白化型♀の吸蜜◆
d0090322_18534668.jpg
= Pentax K100D, Pentax FA200mm X 1.5 RC, 1/2000, F3.5, ASA 200 =



少し冷静になってそのメスをみると、後翅は明らかに白化しているのに、前翅はそれほど目立った白化ではなさそうだ。つまり後翅のみが白化している。
こんな白化のタイプがあるのだろうか?-------面白い白化といえるのでは?



◆ナガサキアゲハ白化型♀の吸蜜◆
d0090322_1854349.jpg
= Pentax K100D, Pentax FA200mm X 1.5 RC, 1/2000, F3.5, ASA 200 =



この個体は虫林の近くまで来て吸蜜し始めたので、GR-Dで広角写真を撮影することにした。しかし、明らかに逆光になってしまう。そこで、内蔵ストロボを用いて撮影することにした。自作のディフューザーを出したいところだが、そこまでの余裕はなさそうなので、そのまま撮影した。



◆ナガサキアゲハ白化型♀の吸蜜◆
d0090322_18593491.jpg
= Ricoh GR-D, ASA100, Flash(+) =



ナガサキアゲハの♂は飛翔が俊敏で、なかなか撮影できなかった。しかし、シャワーが降った後に訪花した個体を何とか撮影することができた。
台湾産の♂は♀に比較して地味ではあるが、後翅表面の青燐が広く発達していてそれなりに美しい。



◆ナガサキアゲハ♂の吸蜜◆
d0090322_18594536.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =



ナガサキアゲハのオスは必ず無尾型になるが、メスは有尾と無尾の両方のタイプがある。どうしてメスだけが両方のタイプが出現するのだろうか?
これは多分、伴性遺伝形式をとっているのだろう。つまり、性染色体(蝶の性染色体がどんなものかわからないが)上に尾状突起の形成に関係した遺伝子があるのかも知れない。

写真のタイプは白化していない通常型であった。注意深く見ると有尾型で、白化した個体はみることができなかった。白化の個体の割合はそれほど高くないみたいだ。



◆ナガサキアゲハ♀有尾型の飛翔◆
d0090322_18595651.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, 1/2500, F3.2, ASA 200 =



オスとメスが求愛行動をしていた。
シャッター速度が遅かったためにかなりブレブレになってしまったが、躍動感を出すということで採用した。



◆ナガサキアゲハの求愛◆
d0090322_190513.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =



ツマベニチョウは斜面の林の上を素晴らしいスピードで飛んでゆく。元気なやんちゃ坊主が走り回っているようで、見ているだけでも小気味が良い。このやんちゃ坊主は時たま下まで降りてくるが、ほとんど吸蜜してくれない。今回の撮影の中でツマベニの吸蜜は1度も見なかった。

この蝶の撮影を諦めかけていたときに、たまたま橋の上から下を見たら、コンクリートの湿った部分にツマベニチョウが2匹吸水に訪れていた。滑りやすく危険な斜面を河原まで5mほど降りて撮影した。

カメラに200mmの望遠レンズを装着し、さらに1.5倍のリアコンバーターをかまして、300mmとした。これで実際の倍率は450mm相当になるはずだ。絞り開放、ASA800にして、シャッター速度を上げてやれば手持ちでも何とかなるだろう。こんなとき、内蔵のてぶれ防止装置がついているPentax K100Dは心強い。

純白の翅先に赤いベニをつけた大型のシロチョウが、ファインダーの中で舞っていた。
偶然にこの望遠設定のままピントが合ったが、なんと下に空き缶があるではないか。
だれだここに空き缶を捨て奴は-----------!
少し笑えるショットではある。ウーム、でも空き缶が-------。



◆ツマベニチョウの飛翔◆
d0090322_1902086.jpg
= Pentax K100D, Pentax A 200mm X 1.5 RC, 1/1500. F2.8, ASA 800、トリミング=



ツマベニチョウは吸水中にはなかなか開翅してくれない。しかし、こんなチャンスは再び訪れることは無いと思い、ファインダーを覗いたままでねばってみることにした。
5分ほども待ったろうか、やっと翅を開いたときには、その美しさに息を呑んだ------。

後で写真をみると、ツマベニチョウは翅を閉じたときに後ろ羽と前翅が合わさって翅全体が茶色になる。まるで茶色い蝶である。しかし、開いたときにみると、翅が合わさった部分の下になっている前翅は白いのだ。
何となく日焼けしたときに水着の下の地肌が現れたみたいで面白いではないか。



◆半開翅したツマベニチョウ◆
d0090322_190292.jpg
= Pentax K100D, Pentax A 200mm X 1.5 RC, 1/1000, F4.5, ASA 800 =




◆閉翅したツマベニチョウ◆
d0090322_1904088.jpg
= Pentax K100D, Pentax A 200mm X 1.5 RC, 1/500, F4.5, ASA 800 =



山道の脇で吸水しているカラスアゲハのようなアゲハチョウを見つけた。ファインダーを通してみると何となく変だ。それでも台湾産のカラスアゲハは初めてなので、そんなものかもしれないと思い撮影していた。



◆ルリモンアゲハの吸水◆
d0090322_1904921.jpg
= Pentax K100D, Pentax A 200mm X 1.5 RC, 1/500, F4.5, ASA 800 =



さらに回りこんで、別な角度から撮影しようとしたときに、後翅の大きな緑色の紋が見えたのだ。なんと、カラスアゲハと思ったのが、実はルリモンアゲハだったのだ。思わず胸が高鳴ってしまった。
ルリモンアゲハは日本にはいない南方系の蝶だ。こんな蝶をみていると、ここが日本ではないことが実感できる。



◆ルリモンアゲハの吸水◆
d0090322_191062.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, 1/500, F5.6, ASA 200 =



ルリモンアゲハはさほど珍しい蝶ではないらしく、その後しばしば飛翔する個体を見かけた。しかし、吸蜜撮影のチャンスはなかなか訪れなかった。
やっとセンダングサの花にきた個体を撮影できた。もう少し翅を開いてくれればよかったのに-------。



◆ルリモンアゲハの訪花◆
d0090322_191974.jpg
= Pentax K100D, Pentax A 200mm X 1.5 RC, 1/4000, F3.5, ASA 800 =



とぼとぼと二人でバス停まで歩いていると、ブーゲンビリアの花にカラスアゲハが訪れていた。午後になり曇ってきて、今にも雨が降りそうで薄暗い。この条件では翅の震えを止めることは出来ないだろうと思いながらも数枚シャッターを押してみた。



◆カラスアゲハの訪花◆
d0090322_1911977.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =


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その他、アゲハではアオスジアゲハとナミアゲハをそれぞれ1頭づつ見かけた。ここは時期がよければミカドアゲハが集団吸水する場所だと侯先生がいっていた。

昨日と同様に、午後になるとやはり土砂降りの雨になった。
帰る途中でまたヒッチハイクし、トラックの荷台に乗ってバスの通る道路まで出た。バスを待つ間、侯先生が近くのお店(雑貨屋)の人に話しかけられ、そのお店でジュースをご馳走になった。そこのご主人の話によれば、もっと奥の方が蝶は多いといっていたようだ。台湾の田舎の人たちはとても話好きで、見ず知らずの旅人にも優しい。

台湾胡蝶散歩4につづく---------。
by tyu-rinkazan | 2006-11-27 19:04 | ● Taiwan | Comments(14)

20061118 台湾胡蝶散歩2(蝶の楽園)

虫林が通った小学校の図書室には、加藤正世博士が著した「趣味の昆虫採集」という本があった。その本は虫林以外に借りる人はめったに無かったようで、貸し出しカードには虫林の名前が並んでいた。
その本の中に台湾での採集記があったと思う。詳しい内容は覚えていないが、捕里(プーリー)や阿里山などの地名が登場し、蛮族の住む場所での昆虫採集が胸を躍らせた。
そんな子供の時のトキメキが現実になった----------。

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学会の後、急いでホテルのロビーに来て見ると、ソファに背の高い老人が座っていた。
恐る恐る声をかけてみるとまさしく侯新智先生だった。
今年の春に台湾を訪れた北海道のFieldさんにご紹介いただいた方だ。

侯先生は子供の頃に日本語教育を受けたといっていたが、それにしても日本語がすこぶる上手だ。会話が全て日本語で行えるのはとても有難い。挨拶もそこそこに、さっそく出かけることになった。すでに午後の1時を回っているので時間が無い。
台北から地下鉄とバスを乗り継いで安康という町に到着した。ここには安康生態蝶園という施設があるという。入り口で侯先生の友人でこの園の持ち主の呂輝壁さんが笑顔で迎えてくれた。侯先生の話では、呂さんは1年中、裸足でサンダル履きだということだ。



◆侯新智さん(左)と呂輝壁さん(右)
d0090322_22373080.jpg
= Ricoh GR Digital + GW-1, ASA100=


この自然観察園は呂さんが私財を投げ打ってつくったもので、森を切り開き、蝶の生態を身近に観察できるように色々な蝶の食樹などを植えている。初めは1人で黙々と整備していたらしいが、現在ではボランティアの若者達も集まっているようだ。
呂さんと侯先生に共通している点は、子供達に自然の面白さを教えたいと思って努力していることだ。

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呂さんの説明を聞きながら園内を歩いていると、亜熱帯のチョウ達がその姿を現してくれた。
目の前に、ウスコモンアサギマダラとツマムラサキマダラが枝先で戯れるように飛んでいた。2匹ともお気に入りの枝先が同じ枝先のようで、静止する場所を争っているようだ。



◆ウスコモンアサギマダラとツマムラサキマダラの飛翔◆
d0090322_22375233.jpg
= Ricoh GR-D, ASA100、ストロボ =



ツマムラサキマダラは羽ばたくたびに青い翅表の幻光がはためく、ウーム、これこそ夢にまでみた南国の輝きだ。そこで、翅表の幻光を捕らえるために飛翔写真をストロボを用いて撮影した。



◆ツマムラサキマダラの飛翔◆
d0090322_2238683.jpg
= Ricoh GR-D, ASA100、ストロボ =



目の前の花にクロアゲハが訪れた。
ん!いつも見慣れているクロアゲハであるが、尾状突起が無いではないか。
オナシクロアゲハだ。
台湾産のクロアゲハは、通常無尾で、むしろ有尾なものは少ないらしい。
所変われば蝶も変わるということだ。
その後、アゲハチョウでは有尾型のナガサキアゲハやタイワンモンキアゲハ、シロオビアゲハなどを目撃したが、撮影できなかった。



◆無尾クロアゲハ◆
d0090322_22381921.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =



派手なオレンジ色で、遠くからでもわかる蝶はカバマダラである。
マダラチョウの仲間は毒がある。メスアカムラサキの♀も色合いが似ているが、カバマダラを擬態しているのだろうか。なにしろ南国の蝶に疎い虫林には見る蝶が全て新鮮に感じるのだ。



◆カバマダラ静止◆
d0090322_22383294.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =



タイワンクロボシシジミが吸蜜している。この蝶は何度か見かけたが、なかなか静止しないのでいらいらしてしまう。さらにやや暗いところにいることが多く、撮影するのが困難だった。
ゆっくりと歩いていると、見知らぬ花で吸蜜している個体が目に入った。さすがにこの蝶も吸蜜しているときにはおとなしくなり、ゆっくりと撮影させてくれた。



◆タイワンクロボシシジミ◆
d0090322_22384684.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =



クロテンシロチョウは優雅に飛んでいるが、なかなか静止しないので大変だ。
晴れて明るければ、飛翔写真で翅表の黒点を撮影することができるが、すでに午後3時をまわっており、小雨交じりの曇り空で暗いのだ。



◆クロテンシロチョウ◆
d0090322_2239473.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =



センダングサの花で待っていると、クロボシセセリやタイワンキマダラセセリも訪れてくれた。
両種とも台湾では普通に見られる蝶のようである。
クロボシセセリは地味な蝶であるが、虫林にはその紋が面白く感じた。



◆クロボシセセリ
d0090322_22391824.jpg
= Ricoh GR Digital + GW-1, ASA100=



呂さんは種々の蝶の幼虫を親切に教えてくれた。ところが虫林は、幼虫よりも成虫の写真が撮りたいので、呂さんの説明を聞きながら幼虫の撮影をするものの、目は常に成虫を追いかけていた。



◆蝶の幼虫色々◆
d0090322_22393522.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =



**************************************************
ここは山から流れ出る水を利用して錦鯉の養殖をしている。
この自然観察園の収入は錦鯉にあるみたいだ。結構な大きさの錦鯉が100元(日本円で300円)で販売していた。

トンボも多い。
綺麗な赤いチョウトンボと青い羽をもつカワトンボの1種がいたので、写真を撮った。



◆赤いハグロトンボ?◆
d0090322_22394996.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =




◆青い羽を持ったカワトンボ◆
d0090322_2240071.jpg
= Pentax K100D, Pentax 100mm MACRO, ASA 200 =



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しばらく撮影した後、呂さんが台湾茶を振舞ってくれた。亜熱帯の林を前に飲むお茶はなかなか旨かった。
すると突然強い雨が振り出し、瞬く間に土砂降り状態になった。
侯先生がタクシーを呼んでくれて、バス停まで行き、バスを乗り換え台北まで戻ったときはすでに午後6時をまわっていた。

侯先生のお陰で、本日は午後から出陣したにもかかわらず、20種以上の蝶が観察できた。
ただ、天気が悪く、暗かったので撮影は困難を極めた。明日からの胡蝶散歩に期待しながら本日は眠ろう。
謝々!

台湾胡蝶散歩3につづく--------------
by tyu-rinkazan | 2006-11-22 23:16 | ● Taiwan | Comments(24)

20061118 台湾胡蝶散歩1(11月的台北風景)

飛行機を降りたとたん暑さが体を取り巻く------。そうなのだ、ここ台湾は11月とはいえまだ蒸し暑い。

IAP(国際病理アカデミー)の主催で、第1回の台湾と日本の合同カンファレンスが行われることになった。今回は、このカンファに出席するため、昨日の午後、台湾の台北市を訪れた。

カンファレンスは、台湾大学(旧台北帝大)の附属病院で行われた。
カンファの後、午後から日本のメンバーはexcursion(観光)に行ったが、虫林だけは不参加。もちろん、その理由は昆虫写真の撮影にいくためだ。
また、せっかくだから滞在を少し伸ばしてもう少し台湾の蝶を見てみたい。
その成果は後ほどの日記に出していくことにする。



◆学会会場(台湾大学附属病院)◆
d0090322_0165410.jpg
=Ricoh GR-D, ASA100 =


虫林が台北を訪れるのは何年ぶりになるのだろうか?
しばらく(10年以上)見ないうちに、台北市内もかなり変わって、ゴミも無くクリーンだ。さらにセブンイレブンなどのコンビニがそこここにある。一言でいえば垢抜けしてきている。

しかし、虫林は生活臭あふれる台北の街角風景が好きなのだ。そこには笑いがあり、涙があり、人々の人生があるからだ。
幸せは物質ではないのだ------。



◆台北市街角◆
d0090322_0171122.jpg
=Ricoh GR-D, ASA100 =




◆台北市街角◆
d0090322_0173994.jpg
=Pentax istD, Pentax DA 10-17mm FISHEYE, ASA200 =


移動はバスが便利だ。非常に多数の路線があるので、良く調べると簡単に目的地に到着できる。



◆台北市のバス◆
d0090322_0175589.jpg
= Pentax istD, Pentax DA 10-17mm FISHEYE, ASA200=



バスの窓からみる看板はなかなか興味深い。ちなみに牙科とは歯科のことらしい。



◆台北市の看板◆
d0090322_018971.jpg
=Ricoh GR-D, ASA100 =



町の中には若者の乗るバイクがあふれている。バイクは台北に住む若者の現代の足といったところであろうか。自転車はほとんど見ない。
不思議なことに、バイクに乗るのは若者のみで、熟年は決して乗らないみたいだ。



◆台北市の現代道路事情◆
d0090322_0182569.jpg
=Ricoh GR-D, ASA100 =



彼女を乗せて2人乗りをしているバイクも多い。彼らはバイクに乗っているといっても、決して暴走族ではない。初々しくてとてもよろしいではないか。



◆台北市の現代道路事情◆
d0090322_0183867.jpg
=Ricoh GR-D, ASA100 =



台湾の人々は信心深い人が多いようである。台北市内で最も古い「龍山寺」はいつも賑やか信者で溢れ返っている。口々にお経を読み、真剣に拝んでいる姿がそこにあった。子供でさえもお経をつぶやいているではないか。
仏教が市民の生活に密接に関係しているのが見て取れる。



◆龍山寺にて◆
d0090322_0185161.jpg
=Ricoh GR-D, ASA100 =



夜になると町はネオンで彩られ賑やかになる。お店の看板がまたカラフルで面白い。
多くの人が行きかっているが、町にはそれほどの喧騒は見られず、おおむね静かだ。また、街角には決して危険なにおいもしない。台北は安全な町のように思える。



◆台北市の夜◆
d0090322_019474.jpg
=Ricoh GR-D, ASA100 =



昨日の夜のウェルカムパーティでは素晴らしい台湾料理をご馳走になった。あまり食事に興味のない虫林ではあるが、さすがに美味しかった。
しかし、虫林は屋台の料理にことさら興味がある。言葉が不自由なので、声をかけるのがためらわれたが、勇気をだしていくつかの露天で「台湾風ジャンキーフード」をトライしてみた。豚の肉そぼろご飯や肉饅類はさすがに旨い!
こんなところの食事であれば、夕食でも100元以下(300円以下)で終わってしまうのだ。



◆台北市の屋台◆
d0090322_0192086.jpg
=Ricoh GR-D, ASA100 =



帰る前に少しだけ散歩してみたら、いつの間にか市場に迷い込んだ。そこは庶民の台所といった場所で、品物をみるおばさん達の目が厳しく光っている。



◆市場にて◆
d0090322_0195886.jpg
= Pentax istD, Pentax DA 10-17mm FISHEYE, ASA400=




◆市場にて◆
d0090322_0201229.jpg
= Pentax istD, Pentax DA 10-17mm FISHEYE, ASA400=




◆市場にて◆
d0090322_0202433.jpg
= Pentax istD, Pentax DA 10-17mm FISHEYE, ASA400=



ここ台湾は何となく懐かしさを感じる国だ。人々も優しく、どこでも笑顔で迎えてくれた。

この国では高齢者がとても大切にされているようで、高齢者はバスなどの公共料金は無料になり、高い年金もうけているとのことであった。
すれ違うお年寄りの顔に笑顔が見えるのが嬉しく思った。
by tyu-rinkazan | 2006-11-22 00:29 | ● Taiwan | Comments(8)

061112 武田の杜散歩 (山梨県甲府市)

今週末も学会に出席したために、昨日まで東京に滞在した。
朝起きて外をみると、天気は良いようだが風が強く寒い。もう立冬も過ぎて、暦の上ではもう冬になってしまったのだ。こんな日は寒くて風が強い河原の散歩道よりも、森の中の散歩道が良い。そうだ、武田の杜にいってみよう。


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武田の杜は、虫林の自宅から車で20分ほどの近さの散歩道の一つだ。
ここの駐車場からは甲府市内が一望できる。ここから見渡すと、富士山や白峰三山は雪をかぶって白く輝いている。



◆甲府市一望◆
d0090322_2152681.jpg
=Ricoh GR-D+GW-1, ASA100 =



武田の杜の林に囲まれた小道は風が少なく、日溜りはポカポカ暖かい。落ち葉を踏みしめながら歩いていると、綺麗な木の実を見つけたので、思わずコンデジで写真を撮ってみた。



◆木の実◆
d0090322_2154576.jpg
= Ricoh GR-D+GW-1, ASA100 =



日向になった斜面ではアメリカセンダングサが猛烈に増殖している。そこにヤマトシジミがチラチラと飛んでいた。
ヤマトシジミは虫林の自宅でも見ることのできる普通の蝶なので、今まで真面目に写真を撮ってこなかった。さすがに蝶がいないこの時期には貴重な蝶になるのだ。開翅したところをみると、低温(晩秋)型のヤマトは明るいブルーでまるでルリシジミのように見える。



◆ヤマトシジミ♂ Pale Grass Blue 
d0090322_2155944.jpg
= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



ヤマトシジミ♀も見つけたが、♂に比較すると少ない。♂♀比では10:1くらいであろうか。個体数が多ければ、もっと青いメス個体を探したいところだが、この程度の青さでもかなり綺麗に見える。



◆ヤマトシジミ♀ Pale Grass Blue  
d0090322_2161270.jpg
= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



ゆっくりと近寄り、アップで♂の翅裏を撮影した。
見たときからなにか違和感があると思ったが、この違和感の原因は翅裏の紋が薄いためだった。
この蝶は決して古い個体ではないが、紋が薄墨のように薄くなっている。
この変化はこの時期の特徴なのだろうか。それとも単に個体変異なのだろうか。
他の♂も裏面の紋がかなり薄いように思えた。



◆ヤマトシジミの翅裏 Pale Grass Blue 
d0090322_2162446.jpg
= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



求愛行動をするペアのヤマトシジミを見つけたので撮影した。
残念ながらこのペアは交尾までには至らなかった。



◆ヤマトシジミの求愛行動 Pale Grass Blue 
d0090322_2163512.jpg
= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



キチョウがふらふら飛んでいたが、みると紅葉した葉の上に静止した。
赤に黄色でなかなか綺麗なコントラストだ。
今の時期ならではカットだろう。



◆キチョウ Common Grass Yellow 
d0090322_2164876.jpg
= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



綺麗なヒメアカタテハが飛んできた。
センダングサの花で吸蜜したが、虫林のいる場所から離れている。ヒメアカのいる場所まで行くには、実が付いたアメリカセンダングサの海の中を行かなくてはならない。
少し躊躇したが、意を決して海にのりだした。何とか近くで1枚だけ撮影したが、こんなにヒメアカが美しい蝶だとは思っても見なかった。



◆ヒメアカタテハ
d0090322_217183.jpg
= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



綺麗でなかなか大きなハチが飛んできたので撮影してみた。
どうやらハキヒメバチのようであるが、ハチの同定には自信が持てない。



◆ハキヒメバチ?
d0090322_217154.jpg
= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



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今日は風が強く寒いので、早々に引き上げた。
午後は家族とともにレンタルビデオショップで借りてきた「ダビンチコード」をみた。
by tyu-rinkazan | 2006-11-12 21:13 | ▣ヤマトシジミ | Comments(16)

全国ギフチョウ・ヒメギフチョウ保全シンポジウムの連絡

全国で行われているギフチョウ、ヒメギフチョウの保全の現状を紹介し、保全とは何か?里山全体の生物の保全をどう進めていくか?また、それを地域の活性化に結びつけるためにどのような工夫がなされているか? そうしたテーマについて考える場として「全国ギフチョウ・ヒメギフチョウ保全シンポジウム」が以下のとおり開催されます。チョウ、里山など、広く自然に関心のある方はもちろん、どなたでも参加することができます。

◆名称:全国ギフチョウ・ヒメギフチョウ保全シンポジウム
◆日時:2007年1月20日(土)10:00~16:30
◆場所:岐阜県岐阜市文化センター
◆主催:特定非営利活動法人(NPO法人)日本チョウ類保全協会
 主催者HP http://japan-inter.net/butterfly-conservation/
◆後援:岐阜県・岐阜市・(財)岐阜観光コンベンション協会
◆参加費:1人\1,000(高校生以下は無料)
◆シンポジウムへの参加申し込み、当日のプログラムなど、詳細は、
 次の案内ファイルをご参照下さい。
 http://japan-inter.net/butterfly-conservation/GIFULeaflet.pdf
 http://japan-inter.net/butterfly-conservation/GIFULeafletJPEG.jpg
(PDFファイル、JPGファイル、いずれも同一内容です)

※主催者の日本チョウ類保全協会については、次のHPをご参照下さい。
 どなたでも入会することができます。
 http://japan-inter.net/butterfly-conservation/
by tyu-rinkazan | 2006-11-05 21:39 | Comments(0)

061105 黒い天使(Black Cupid)を探して3 (山梨県身延町)

ある学会の学術集会に参加し、昨日の夕方、東京から帰宅した。連休最終日の今日、やっとフリーになった。

さて、どの辺を散歩しようかな?ここ数週間ほど近場ばかりを散歩しているので、今日は富士川流域のクロツバメシジミの発生地を探して、県南に足を伸ばしてみることにした(実は富士川流域のクロツ発生地探索は、昨年もトライして失敗している)。

知識、記録情報などを総動員して、発生地を探し出す事は大変だが楽しいものだ。昆虫撮影の醍醐味の一つだと思う。そう、ウィークエンドナチュラリストはいわばシャーロックホームズなのだ(虫林は英国推理小説のファン)。

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何箇所かで車を止めてはツメレンゲを探しつつ、身延町までやってきた。この辺りは河原も広く茫洋としている。
こんな広々としたところで風に吹かれていると、世の中の小事などは気にならなくなってしまうものだ。
精神衛生上、とてもよろしい。

ボブディランの「風にふかれて」を思わず口ずさんでしまう。
How many road must a man walkdown
before they call him a man. ------------



◆富士川の広い河原◆
d0090322_19325344.jpg
= Pentax istDS, Pentax DA 10-17mm FISHEYE (10mm), F8.0, 1/400, ASA200 =



色々と歩き回った挙句、やっと古い石組みの上でお目当てのツメレンゲ群落を見つけることができた。ここのツメレンゲは小型だが、数が多く、また群落の範囲は虫林の知る中では最大だ。



◆ツメレンゲ群落◆
d0090322_2052967.jpg
= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



ツメレンゲ群落の周囲では、主役のクロツバメシジミも飛んでいる。
やっと富士川流域のクロツバメシジミの産地を見つけることができた。
今まで笛吹川、釜無川、ミダイ川流域のクロツ発生地は虫林のファイルにあるが、富士川流域はここが初めてなのだ。
良かった----------。

ここのクロツバメシジミの第一印象は小さいことだ。シルビアシジミよりも小さい個体がしばしば認められた。まあ、大きさの印象はかなり主観的なのであまり参考にはならないとは思うが---。



◆ツメレンゲの芽で静止するクロツバメシジミ Black Cupid  
d0090322_19331133.jpg
= Pentax istDS, Pentax DA 10-17mm FISHEYE + X1.5 RC, F3.5, 1/640, ASA200 =



クロツバメシジミは翅裏がやや褐色味を帯びているのが特徴だ。どういうわけか、現れたクロツは皆すぐに開翅してしまうので、翅裏を撮る機会がとても少なかった。この時期では、体温を高めるためにすぐに開翅するのだろうか。

この翅裏に西日が当たると露出がなかなか難しい。



◆クロツバメシジミ Black Cupid  
d0090322_19333924.jpg
= Pentax istDS, Pentax DA 10-17mm FISHEYE, F4.0, 1/640, ASA200 =



11月とはいえ、ここでは新鮮な個体も結構いるように見えたが、後でアップ写真を見てみると、やはりそれなりのようだ。韮崎や南アルプス市の個体に比較して、後翅表の外縁に並ぶ青白色の点状紋がやや小さい。



◆石上で静止するクロツバメシジミ Black Cupid  
d0090322_19335241.jpg
= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F5.9, 1/640, ASA200 =



すぐ傍でモンキチョウが追飛していたので、一応写真におさめた。構図はうまくいったものの、ピントが甘くなってしまったのが残念だ。



◆モンキチョウの追飛◆
d0090322_19341023.jpg
= Pentax istDS, Pentax DA 10-17mm FISHEYE+X1.5RC, ASA200 =



かなりぼろいヤマトシジミだが、裏の紋が大きいような気がする。
個体差なのか、異常範囲に入るのか分からないが、一応掲載しておく。



◆ヤマトシジミ◆
d0090322_20572645.jpg
= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



秋型のベニシジミが美しい。
ベニシジミは沢山見るのであまり気にかけないが、よく見るとその美しさは日本産蝶類の中でもトップクラスに位置するものではないかと思われる。



◆ベニシジミ◆
d0090322_212594.jpg
= = Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



突然、目の前にカエルが現れた。このカエルは石の色に合わせて白色化しているのがなかなか渋い。ちょっと不気味なのと少し可愛いので写真を撮った。
最近の若者用語では、このような場合、「キモカワイイ」というらしい。

このキモカワイイカエルは丸々と太っていいたが、まさかクロツを食べて太ったのではないだろうね!。



◆石の上で白色化したカエル◆
d0090322_1934244.jpg
= Ricoh GR-D, F5.6, 1/640, ASA100 =



虫林の大嫌いなカマキリを見つけた。
写真の対象としては面白いので撮ってみたが、こっちは、キモカワイイではなく、ただの、キモイだ。


◆カマキリ◆
d0090322_19343938.jpg
= Ricoh GR-D, F6.3, 1/640, ASA100 =



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本日は虫林のファイルの中に、また新しいクロツポイントをくわえる事が出来たのでとても満足だ。そろそろ午後1時30分になり、日も弱くなってきたので帰ろう。
by tyu-rinkazan | 2006-11-05 19:55 | ▣クロツバメシジミ | Comments(22)