NATURE DIARY

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201100827 県南の散歩道:ツマグロキチョウなど

Nature Diary #407

土曜日は朝起きると空には怪しい雲。

そういえば、日本各地で「ゲリラ豪雨」が猛威をふるったらしい。聞くところによれば、ゲリラ豪雨という奴は予測困難でとても厄介なものだ。今日の雲を見ていると何となくゲリラの襲撃(豪雨)に会いそうな気がして少し不安だったが(幸い杞憂に終わった)、とにかく県南部(南部町)の富士川支流にあるツマグロキチョウのポイントに向かうことにしました。

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色付く稲田 (山梨県身延町、8月27日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA200



途中、道路わきで竹炭を売るお店を見つけました。

竹炭には木炭よりも細かい孔(穴)が空いていて、空気中の水分などを吸着する力が優れているらしい。したがって、燃料として用いるよりは脱臭、除湿などに使われることが多いそうです。

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竹炭のお店 (山梨県身延市、8月27日)

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Ricoh GXR, ASA100




» タカサゴユリ;

富士川の河原には良く目立つ白いユリの群落がありました。

このユリは「タカサゴユリ」という名前の帰化植物です。もともとは台湾に自生していたもので、観賞用として日本に持ち込まれてから広まったそうです。ユリの仲間にしては増殖力が非常に強くて、近年、河原や道の脇、特に高速道路でしばしば見かけますね。

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タカサゴユリ (山梨県身延町、8月27日)

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Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA200




» ツマグロキチョウ; The Angulated Grass Yellow

ツマグロキチョウは以前はかなり普通に見られたようですが、近年は全国的にその数を減じています。山梨県内でも局所的な分布で、県南部にその姿を多く見かけます。僕は県南部の富士川支流の狭い河原しか本種が安定して見ることができる場所を知りません。もっと真面目に探してみようかなと思いますが-----。

河原に到着してみると、何頭もの夏型のツマグロキチョウが出迎えてくれました。夏も終わってそろそろ秋型に移行する時期なので、夏型の撮影としては今回がラストチャンスかもね。

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笹の葉に静止するツマグロキチョウ♂ (山梨県南部町、8月27日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400

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吸蜜するツマグロキチョウ♀ (山梨県南部町、8月27日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400



この河原にはツマグロキチョウの食草であるカワラケツメイが生えています。このカワラケツメイの葉にメスが産卵する姿を何度も見ることができました。卵は面白い形をしています。

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カワラケツメイに産卵するツマグロキチョウ♀ (山梨県南部町、8月27日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400




» クロツバメシジミ; The Black Cupid

帰る途中でクロツの棲息地にも立ち寄ってみました。

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クロツバメシジミ (山梨県身延町、8月27日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400


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交尾するクロツバメシジミ (山梨県身延町、8月27日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400




» アカハネナガウンカ;

アカハネナガウンカは面白い顔をしたヘンテコリンな虫で、翅は体の倍以上もあってアンバランスな姿がどこかユーモラスです。この虫の存在を知ったのは、昆虫写真家:海野和男さんの「小諸日記」でした。僕もいつか見てみたいものだと思っていましたがやっと今回見ることができて感激しました。

どちらかといえば南の虫らしいのですが、海野氏は小諸で本種を撮影しているので驚きです。
写真はトリミング拡大しています。

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ヘンテコリンな虫:アカハネナガウンカ (山梨県南部町、8月27日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400, Trimming (+)




» ミンミンゼミ緑化型;

帰る途中でミンミンゼミの鳴き声が聞こえたので、背中の黒い紋が消失する異常型の 「ミカドミンミン」 を探してみました。甲府盆地はこのミカドミンミンが多いことで知られています。今回見つけたのは黒紋が一部残っているので、黒色部完全消失のミカドミンミンという範疇には入れず、「緑化型」という表現にしておきます。

こうしてみると、緑化型のミンミンゼミって素晴らしい擬態で背景に溶け込んでしまいます。

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ミンミンゼミ緑化型 (山梨県甲府市、8月27日)

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Ricoh GXR, ASA100

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ミンミンゼミ(上:緑化型、下:通常型) (山梨県甲府市、8月27日)

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Ricoh GXR, ASA100




» その他; Miscellaneous

目の前にトンボが止まったので何気なくそちらに目をやると、驚いたことに腹部が完全に無かった。多分、トカゲか鳥にでも襲われてしまったのだろうか。バランスが悪そうなので、飛べないかも知れないなと思って手を出してみたら、なんと元気に飛び去ってしまったのには驚いた。

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腹部が無いトンボ (山梨県南部町、8月27日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400



狩人ハチがコオロギの仲間(カンタン?)を抱えて目の前に静止した。観察していると、どうやら獲物に針を刺して麻酔をかけているように見えた。自然界とは残酷に見えるが、彼らにとっては生きてゆく術なのだ。

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狩人ハチ (山梨県南部町、8月27日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400, Trimming (+)



§ Afterword §

今年の夏休みシーズンももう終わろうとしているが、とにかく講習会とか学会とかでほとんど休みが取れなかったように思う。来年はもう少しゆっくりとしたいものである。

話は変わるが、このブログもすでに400回の更新を過ぎた。日記を書くことや写真を撮ることは本来全く個人的なもので、そこには他人からの制約は受けない。しかし、個人的な日記や写真とはいえ、それをブログで公開した時点で、そこには社会的な責任が生じてくるのだ---生意気(虫林も色々失敗したからね)。

まあ、堅い話は抜きにして、これからもゆっくりとフィールド散歩を楽しもう。夏の終わりにブログを更新しながら、ふとそんなことを考えてしまった。老化現象かな。



以上、 by 虫林花山
by tyu-rinkazan | 2011-08-28 18:04 | Comments(12)

201100821 雨の散歩道:ミヤマシジミなど

Nature Diary #406

日曜日は朝から小雨に加えて気温も低く、夏から一気に秋になってしまったようです。

そんな天気なので、朝食後は カウチポテト (couch potato) 族 (この言葉を知っている人は良い年かも?) よろしく、ソファに横になって軽薄なテレビ番組をだらだらと観ていました。でも、せっかくの日曜日に部屋にこもっているのは、サンデーナチュラリストの虫林には精神衛生上とても良くありません。結局、雨にも負けず、昼過ぎにフィールドに出かけることにしました。

» スイレン(睡蓮); Nymphaea

少しだけ立ち寄った池には、スイレンが純白の花を咲かせていました。

虫林は長い間、スイレンの漢字名は「水蓮」 だと信じこんでいました。でも、調べてみたら正式な漢字名は 「睡蓮」 でした----恥ずかしいな。日本のスイレンは未の刻(午後2時くらい)に花を咲かせ、夕方に花を閉じるようです。この花を閉じるのを、睡(ねむ)ると見立てて睡蓮と名づけられたようです。スイレンの花には種々の園芸種があるみたいですが、やはりオーソドックスな純白の花が良いですよね。

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スイレン(睡蓮)の花 (山梨県甲府市、8月21日)

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Ricoh GXR, ASA100




» ミヤマシジミ; The Argyrognomon Blue

雨の日のチョウたちを観察するのはいつもと違った趣があります。そこで、 「ミヤマシジミが棲む河原」 を訪ねてみることにしました。ミヤマシジミなら雨の日でも観察が可能かなと思ったからです。

小雨の中、長靴を履いて、傘を差しながら歩き始めると、さっそく足元の草の葉上で数頭の小さなシジミチョウを見つけることができました。彼らは雨中でも、草の上でじっとしているようです。葉の上にできた水滴とミヤマシジミの組み合わせはこんな小雨の日ならではのシーンですのでゆっくりと撮影させてもらいました(少し薄暗かったので、手振れしないようにストロボ光を弱く(-3) 当てています)。

「雨の御堂筋」ではなくて「雨のミヤマシジミ」ですね----意味不明。

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雨の中で葉上に静止するミヤマシジミ (山梨県白州町、8月21日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400, 外部ストロボ

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雨の中で葉上に静止するミヤマシジミ (山梨県白州町、8月21日)

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Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400、外部ストロボ



<開翅>
雨のため開翅の写真はもともと諦めていたのですが、雲が切れて雨がやみ、周囲が明るくなってくると、ミヤマシジミたちは翅を開いてくれました。晴れの日よりも太陽光が弱いこんな日の方が、しっとりとしてやわらかくまた色の出も良い写真が撮影できるものです。無理して来てよかったな。

ミヤマシジミ♂の明るい青は、日本産ブルースの中でも特別鮮やかです。

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開翅するミヤマシジミ♂ (山梨県白州町、8月21日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400

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開翅するミヤマシジミ♂ (山梨県白州町、8月21日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400

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開翅するミヤマシジミ♂ (山梨県白州町、8月21日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400



見かけたミヤマシジミは思ったよりも多くはありませんでしたが、この時はオスよりメスの方が多く観察できました。このメスは後ろ翅に青い紋が少しだけ発達しています。青♀といえる程度のものではありませんが、控えめな紋でなかなか良いですね。

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開翅するミヤマシジミ♀ (山梨県白州町、8月21日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400



<翅裏の青い紋>
ミヤマシジミの翅裏後翅の辺縁に並ぶ黒紋の中には、青い紋が見られます。この青い紋の発達程度は個体によって少し異なるみたいでした。下の写真の上よりも下の個体の方が明らかに青紋が発達しています。

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ミヤマシジミの翅裏 (山梨県白州町、8月21日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400



<幼虫>
ミヤマシジミの幼虫には クロオオアリ がついているので、アリを目で探しながら幼虫を見つけました。僕は幼虫探しがあまり得意ではありませんが、それでも2頭ほど見つけることができました。

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ミヤマシジミの幼虫とアリ (山梨県白州町、8月21日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400




» その他; Miscellaneous

ツバメシジミの新鮮な♂に出会いました。このチョウの翅裏はとても白くて綺麗です。いつもだとあまり目に留まらないツバメシジミですが、雨の日に出会うとその美しさに感激してしまいました。

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葉の上のツバメシジミ♂ (山梨県白州町、8月21日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400



コミスジが雨の中で翅を閉じて静止していました。このチョウは晴れていればすぐに翅を開いてしまいますので、逆に翅を閉じた写真を綺麗に撮影するのが困難な蝶です。今回は雨の中でゆっくりと翅裏を撮影できましたが、改めて見ると、このチョウの前翅前縁にオレンジの筋が入ってとても綺麗でした。

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コミスジ (山梨県白州町、8月21日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400




<へんてこりんな蛾>

名前はまだ調べていませんが、ススキの葉に前脚2本でぶら下がる 「へんてこりんな蛾」 を見つけました。初めは枯葉でも下がっているのかと思いました。2本の前脚だけでぶら下がるこの蛾は、見れば見るほどどこか愛嬌があってユーモラスですね。

注:蝶鳥ウォッチング のYoda-1さん セグロシャチホコ Clostera anastomosis という種名であることを教えてくれました。本種の詳しい内容は以下のホームページまで http://www.jpmoth.org/Notodontidae/Clostera_anastomosis.html 

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前脚でぶら下がるセグロシャチホコ (山梨県白州町、8月21日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400

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前脚でぶら下がるセグロシャチホコ (山梨県白州町、8月21日)

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Canon EOS 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400



§ Afterword §

<タイトルトップの写真>
渓流(小さな滝)に面した葉上で翅を開いたミヤマシジミです。

なかなか雨の中でのチョウたちを観察する機会が無かったのですが、出かけてみると雨の日だから撮影できるシーンもあることがわかりました。ただ、雨の日は昆虫の活動性が著しく低いので、散歩場所の選択には気を使う必要があるでしょう。また、カメラが濡れてしまいますので、タオルや傘は必携ですね。



以上、 by 虫林花山
by tyu-rinkazan | 2011-08-22 20:54 | Comments(8)

201100814 青い森のゴマシジミたち

Nature Diary #405

お盆休みをとって、家内の実家がある青森県八戸市を訪れました。

 八戸は海辺の街です。新幹線の駅から外に出ると、何処からともなく潮の香が漂ってきました。現在、僕は海の無い山梨県に棲んでいますが、もともとは神奈川県の海辺の街で生まれ育ったので、その潮の香や海辺の町特有の雰囲気などがどこか懐かしくどこか嬉しく感じられます。多分、僕の記憶中枢の奥底にはそれらがしっかりと刻み込まれているからでしょう。

高台から見下ろすと、市街地の向こうには地平線が見え、広々として清涼な風景がひろがっています。生前お世話になった義父を偲んでお墓参りをしました。

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八戸市街とお寺 (青森県八戸市、8月13日)

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Ricoh GXR, ASA100



お盆の色々な行事が全て終了した月曜日(14日)は、寒立馬で有名な尻屋岬でゴマシジミたちとゆっくり戯れてみようと思いました。レンタカーで八戸市を朝早く発ち、六ヶ所村を過ぎて、下北半島までくると雷を伴った強い雨が降っていました。どうやら、北海道から前線が南下してきたようです----ウーム、残念。

そこで、尻屋岬は諦めて、雨が降っていない六ヶ所村あたりまで戻ることにしました。

途中、車窓から浜が見えたので、車を脇に止めて浜辺に降りてみました。訪れる人も無い無垢の砂浜をゆっくりと波打ち際まで歩いて行くと、そこには打ち寄せる波の音だけが響く静かな空間がありました。そういえば、3.11の大津波はここにもあったのだろうか----ふと、そんなことが頭をよぎりました。

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静かな浜辺 (青森県六ヶ所村、8月14日)

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Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400




» ミソハギ; Lythrum anceps

六ヶ所村にはいくつも大きな沼地があるので、その沼地周囲の湿地帯ではゴマシジミが棲息しているはずです。そこで、車で流しながら村内の湿地をいくつかまわってみました。何ヶ所目だったろうか、そろそろ疲れてきたときに、やっと食草のナガボノシロワレモコウが生える草原を見つけることができました。

嬉しいことには、そこには ミソハギ (禊萩) という名前の濃いピンク色の花が一面に咲いていました。ちなみに、ミソハギはお盆の頃に花を付けるので、 「精霊花」 あるいは 「仏花」 とも呼ばれていています。お盆の精霊花 ミソハギ が咲き乱れる広い湿原で、ゴマシジミたちと戯れることは虫屋冥利につきますよね。

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ミソハギ(精霊花)が咲く湿地 (青森県六ケ所村、8月14日)

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Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400




» ゴマシジミ; The Teleius Large Blue

八戸市内で購入した長靴に履き替えて、下草を痛めないように慎重に歩を進めました。ここにはゴマシジミの食草のナガボノシロワレモコウが点在していましたが、まだ朝が早いためかゴマシジミはなかなか姿を見せてくれませんでした。でも、さらに奥に向かって歩いて行くと、突然、足元からやや大型のシジミチョウが飛び立ち近くのワレモコウの穂先に静止しました-----目的のゴマシジミでした。

その後、気温が上昇するとともに湿原のあちらこちらで多くのゴマシジミたちが飛び始めました。

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ナガボノシロワレモコウの穂先に静止するゴマシジミ (青森県六ケ所村、8月14日)

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Canon EOS 60D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400



ミソハギの群落の中で撮影すると、花のピンク色が背景に入ってとても艶やかです。

僕はどちらかというと被写体の背景が適度にボケるのが好きなので、100㎜程度のマクロレンズではF値5.6を中心に撮影することにしています。この時はF8まで絞りました。

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ナガボノシロワレモコウの穂先に静止するゴマシジミ (青森県六ケ所村、8月14日)

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Canon EOS 60D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400



最近、腕力が弱くなってきたせいでしょうか、支持なしに手撮りで撮影すると、強力な手ブレ補正装置がついたマクロレンズを使用していても微妙にブレが入ってしまいます。今まで三脚は重くて行動範囲が著しく制限されるという理由で、あまり積極的には使用してきませんでしたが、近頃はよりシャープな画像を得るために近接撮影時には三脚を使用することにしています。

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ナガボノシロワレモコウの穂先に静止するゴマシジミ (青森県六ケ所村、8月14日)

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Canon EOS 60D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400



<開翅>
ゴマシジミはなかなか翅を開いてくれません。

何度か静止したゴマシジミに、「開けゴマ!」と呟きましたが、彼らは一向に聞く耳を持たないのです(当たり前)。しかし 「待てば海路の日和あり」 で、ワレモコウに静止したゴマシジミに朝日が当たるとおもむろに翅を広げてくれました。それでも半開翅ですが、これ以上の期待は無理というものです。

ゴマシジミが翅を広げたのは後にも先にもこの時だけでした。

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ナガボノシロワレモコウの穂先で半開翅するゴマシジミ (青森県六ケ所村、8月14日)

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Canon EOS 60D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400



<飛翔>
所有のレンズの中で、チョウの飛翔の写真には魚眼レンズ(10㎜)を使用してきました。でも、今回は魚眼レンズを使用せずに(自宅に忘れてきた)、広角24㎜とマクロ100㎜だけで飛翔写真を撮影することにしました。広角24㎜で飛翔を撮影すると、魚眼に比較して背景が適度にボケてくれるので気に入っています。

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飛翔するゴマシジミ (青森県六ケ所村、8月14日)

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Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400



飛翔写真の中で、翅表が比較的良く見えるものを選んでみました。

ここ青森のゴマシジミは北海道と同じ亜種(ogumae)で、翅表の青色の紋が広く鮮やかでとても綺麗です。またこの亜種は翅表辺縁の黒帯の境界が明瞭で、黒紋が小さいのも特徴とされています。

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飛翔するゴマシジミ (青森県六ケ所村、8月14日)

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Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400, Trimming (+)



求愛飛翔しているゴマシジミを、100㎜マクロレンズのままで撮影してみました。

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飛翔するゴマシジミ (青森県六ケ所村、8月14日)

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Canon EOS 60D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400, Trimming (+)



<交尾>
交尾シーンが楽に撮影できるシジミチョウは、ムモンアカシジミ、チョウセンアカシジミ、クロツバメシジミなどがあげられます。このゴマシジミも前述のチョウたちほどではありませんが、見る機会が多いようです。

今回は意識的に2組の交尾ペアを発見することができました。

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交尾するゴマシジミ (青森県六ケ所村、8月14日)

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Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400


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交尾するゴマシジミ (青森県六ケ所村、8月14日)

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Canon EOS 60D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400



<産卵>
ナガボノシロワレモコウの穂先に止まった個体は産卵行動を示します。でも、あまりに多いので本当に産卵しているのかそれとも偽産卵行動なのかがよくわかりません。

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産卵するゴマシジミ (青森県六ケ所村、8月14日)

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Canon EOS 60D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400


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産卵するゴマシジミ (青森県六ケ所村、8月14日)

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Canon EOS 60D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400




» ヒメシロチョウ; The Eastern Wood White

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ヒメシロチョウ (青森県六ケ所村、8月14日)

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Canon EOS 60D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400




§ Afterword §
最近、青い森鉄道や青い森信用金庫など「青い森」という言葉が好んで使われているようです。そこで、今回のNDには「青い森のゴマシジミたち」というタイトルを付けてみました-------少し変ですかね。

今回は天候不良のために下北半島での撮影は断念しましたが、そのおかげでミソハギが咲き乱れる素晴らしいゴマシジミのポイントが発見できました。「災い転じて福となる」 とはまさにこのことですね。蝶の撮影はできるだけ美しい場所で撮影したいものです。その意味からも今回の場所は申し分の無いところでした。

青森県は 《日本で唯一のゴマシジミ天国 》ということができるでしょう。いつの日かまた、この夢の花園で青い森のゴマシジミたちと戯れたいものだと願っています。


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山梨県北杜市に生息するゴマシジミの保全活動へご協力のお願い

ゴマシジミは以前にはかなり普通に見られたチョウですが、関東・中部地方では急激な減少の一途をたどり、とくに翅表が青いいわゆる「青ゴマ」は見ることすら困難になってしまいました。そこで、現在、日本チョウ類保全協会(北杜市オオムラサキセンター)では山梨県のゴマシジミの保全活動を展開しています。この保全活動では、ゴマシジミの生息に配慮した環境の維持・管理を行っており、草刈りの際に食草のワレモコウを残すように留意しているほか、寄主アリの調査なども行っています。


保全活動を進めるにあたり、草刈りなどの管理活動にご協力いただけるボランティアを募集しております。本活動にご協力いただける方は、ご連絡をお願いいたします。

NPO法人 日本チョウ類保全協会
〒140-0014 東京都品川区大井1-36-1-301
TEL:080-5127-1696

北杜市オオムラサキセンター
 〒408-0024 山梨県北杜市長坂町富岡2812
TEL:0551-32-6648


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以上、 by 虫林花山
by tyu-rinkazan | 2011-08-17 23:08 | ▣ゴマシジミ | Comments(20)

201100807 アカガシの森にて:キリシマミドリシジミほか

Nature Diary #404

立秋の候
夏休み期間だというのに、このところ何だかんだと忙しい。バタバタとしている間に、暦の上では夏が過ぎ、すでに秋になってしまった。季節の歩みは止まることを知らない。

日曜日はやっと時間がとれたので、蝶写友のダンダラさん小畔川日記】と甲府市内で待ち合わせ、一緒に静岡県方面に行くことにした。目的はキリシマミドリシジミ(キリシマミドリ)だ。このチョウは「見ることはできても撮影は困難」といわれるチョウの代表挌で、なかなか撮影できない。ウーム、まるで最近, [TSUTAYA]でDVDを借りて見た「ナバロンの要塞」のような難攻不落の蝶だな(意味がわからない)。


» キリシマミドリシジミ;
Chrysozephyrus ataxus , Wonderful Hairstreak


昨年、偶然に見つけたアカガシのポイントに到着した時は、ホストプラントのアカガシの木に朝日が当たっていたが、瞬く間に雲が出てしまい、周囲も暗くなってしまった。

そこで、ブラブラしながら明るくなるのを待ったところ、1時間ほども経っただろうか、再び周囲が明るくなって薄日までさしてきた。すると、アカガシの枝からやや大きめのシジミチョウが飛び出し、近くの枝に静止した。早速、カメラのファインダーで確認してみると、その蝶はまさしくキリシマミドリシジミ♀だった。

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アカガシの葉に静止するキリシマミドリシジミ♀ (静岡県、8月7日)

Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400, Trimming (+)

このキリシマミドリシジミのメスは、反対側からみると翅の一部が欠けていた。8月7日は時期的にそれほど遅いとは思わなかったのだが、この姿をみると出現の盛期は1週間から2週間前くらいかも知れないな。

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アカガシの葉にキリシマミドリシジミ♀ (静岡県、8月7日)

Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400, Trimming (+)

出現したキリシマミドリの♀は下の写真のようにアカガシの新芽の周りで怪しい動きをしていた。

すわ「産卵行動」かなと思って注意して見ていたが、結局、産卵と分かるほど腹部を曲げることはなかった。でも新芽に関心があったことには間違いないので、新芽の様子を観察していたのかもしれないな。面白いことに新芽にストローを伸ばしている姿が観察できた(円内)。

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アカガシの新芽に静止するキリシマミドリシジミ♀ (静岡県、8月7日)

Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400, Trimming (+)

キリシマミドリシジミのメスは、繁みの中に入ってしまったがそれでも角度を変えて撮影することができたので、見失わないように注意しながらかなりの枚数撮影した。下の写真はその時のものだ。しかし、同じようなアングルからのその後の写真がとんでもない事実を含んでいたことに全く気づいていなかった。

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キリシマミドリシジミ♀ (静岡県、8月7日)

Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400, Trimming (+)

<ダンダラさんからの驚きの電話>

帰宅後、写真の整理をしていると、ダンダラさんから電話が入った。
それは「キリシマミドリの♀は1頭ではなくて2頭いるよ」というにわかに信じがたい内容だった。

慌てて撮影した写真をもう一度チェックしてみると、そこにはまさしく2頭のキリシマミドリのメスが写っていた(矢印)。撮影時はとにかく見失わないように1頭の♀を注視していたので、すぐそばに現れたもう1頭のメスに気付かなかったのだ。「意識しなければ見えるものも見えない」ですね。

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2頭のキリシマミドリシジミ♀ (静岡県、8月7日)

Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400, Trimming (+)

嬉しいことにキリシマミドリの♂も近くの枝の葉に静止してくれた。

我々のいる場所からわずか3-4mくらいの場所なのでゆっくりと撮影できたが、よくみるとやや古い個体だったのが少し残念だ。この個体は開翅を期待したが、曇り空のもとでは翅を開くことがなかった。

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キリシマミドリシジミ♂ (静岡県、8月7日)

Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400

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キリシマミドリシジミ♂ (静岡県、8月7日)



» その他; Miscellaneous

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ダイミョウセセリ (静岡県、8月7日)

Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400

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カラスアゲハとミヤマカラスアゲハの吸水 (静岡県、8月7日)

Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400, Trimming (+)

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オナガアゲハ♀の開翅 (静岡県、8月7日)

Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400

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ジャコウアゲハ♀の産卵 (静岡県、8月7日)

Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400




§ Afterword §

本日は天気が悪かったもののそれが幸いしてかゆっくりとキリシマミドリの撮影ができた。キリシマミドリのメスも撮影できて喜んでいたが、それが同時に2頭だったとは嬉しい驚きだった。人間の目は意識と強く関連していて、「見ようとしなければ見えない」ものだということが如実にわかる出来事だったな。

最後にダンダラさん、ご苦労様でした。

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<憧れのGXR>
リコーGXR というカメラに発売当初から憧れていた。このカメラは、その風貌といい、世界初のカメラユニット交換システムといい、カタログデータだけでは語れない不思議な魅力があると思う。過日の東京出張のおりに、たまたま(?)立ち寄った新宿のヨドバシカメラで思わず「衝動買い」してしまった。

少し充電して、新宿界隈とミンミンゼミを撮影してみた。
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このカメラは「日常のお散歩カメラ」 として持ち歩きたいと思う。


以上、 by 虫林花山
by tyu-rinkazan | 2011-08-09 01:31 | ▣キリシマミドリシジミ | Comments(22)

201100731 クヌギ林の散歩道:クロヒカゲモドキほか

Nature Diary #403

週末は天気が思わしくないので、遠出をせずに近くのクヌギ林を散策してみました。

伐採されてから2年ほど経った林の斜面に、良く目立つ綺麗なキキョウ(タイトルトップ)の花を見つけました。キキョウは山上憶良が詠んだ秋の七草のひとつで、夏の終わりが近づいていることの証です。この花を見ると、虫屋はどこか寂しくどこか侘しくなってしまいます。

きりきりしやんとしてさく桔梗哉(一茶)



» オオムラサキ; The Great Purple

クヌギ林ではまだオオムラサキたちが元気に飛び回っていました。しばらく見ていると、オスとメスが一緒に近くの木の枝に静止しました--------求愛行動です。そこに別のオスも訪れて、偶然一緒に写ってしまいました。何となく「突然のライバル出現」というようなシーンですよね。

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オオムラサキの求愛 (山梨県、7月31日)
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Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400




» クロヒカゲモドキ; The Marginalis Treebrown

曇っていて、雨がちらつくような時には「日陰者」といわれるジャノメチョウ科のチョウたちが日中でも活動します。そこで、本日は近年個体数が減っているクロヒカゲモドキを探してみようと思いました。

ゆっくりと道の脇の草の上に注意しながら歩を進めていくと、蛇の目紋が目立つ大きな灰色のチョウを見つけました。そっと近づいて、前翅裏に並ぶ3つの同大の紋が確認できました-----目的のクロヒカゲモドキです。この3個の蛇の目紋は、水戸黄門様の御印籠のようなものですね。

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葉上に静止するクロヒカゲモドキ♀ (北アルプス、7月23日)

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Upper: Canon EOS 60D, Sigma 10mm Fisheye, ASA400、Lower: Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400



しばらくクロヒカゲモドキを観察していたら、おもむろに翅を開いてくれました。今までこのチョウの開翅は何度か撮影しているのですが、翅を開く瞬間はいつも胸が高鳴ってしまいます。もう少し、別な角度からもゆっくりと撮影したかったのですが、動いた瞬間に翅を閉じてしまいました。

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開翅するクロヒカゲモドキ♀ (山梨県、7月31日)

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Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400




» ホソバセセリ; The Silver-spotted Skipper

ホソバセセリは地味なセセリチョウの仲間ですが、明るい茶褐色の翅裏には星を散りばめたような白斑がちらばってなかなか綺麗です。全国的には局所的な分布を示すチョウのようですが、この時期にはかなり個体数が多いので撮影することは難しくありません。

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ホソバセセリ (山梨県、7月31日)

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Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400



ホソバセセリが笹の葉の上に腹端をくっつけて何やら不可解な行動をしていました。
もしかして産卵かなと思い観察していたら、実際に卵を産み付けました(写真下)。ホソバセセリの産卵行動を見たのはこれが初めてでしたので興味深く観察しました。

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産卵行動を示すホソバセセリ♀ (山梨県、7月31日)

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Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400




» スジグロチャバネセセリ; The Leoninus Skipper

小さな褐色のセセリが吸蜜に訪れていました。どうやらスジグロチャバネセセリかヘリグロチャバネセセリのようです。両者の♀は非常に良く似ているので、鑑別にはいつも頭を悩ませています。中室外方の黒斑が第4室にもかかっているように見えますので、スジグロチャバネセセリの♀でしょうか---自信がありません。

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スジグロチャバネセセリ (山梨県、7月31日)

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Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400




» オナガシジミ; The Walnut Hairstreak

何となくオニグルミの葉を見ていたら、そこにオナガシジミを偶然に発見しました。そういえば今年はまだオナガシジミを見ていませんでした。オナガシジミの食樹であるクルミの木はどこにでもあるのに、オナガシジミはそう簡単には見ることができません。多分、発生木の条件があるのでしょう。

少し周囲が明るくなってきたら、突然、全開翅してくれたのには驚きました。

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スジグロチャバネセセリ (山梨県、7月31日)

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Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400




» ミドリシジミ; The Green Hairstreak

そろそろ山梨県でもミドリシジミが最盛期のはずですので、以前の記憶をたよりにミドリシジミが棲息するハンノキ林に移動しました。到着して大きなハンノキを見ていた時に、突然、強い雨が降ってきました。雨は20分ほどであがりましたが、下草の水滴でズボンが濡れてしまいました。

少しハンノキを叩いてみると、数頭のミドリシジミが飛び出し、下に降りてきた個体を撮影できました。

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ミドリシジミ (山梨県、7月31日)

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Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400




» ジャコウアゲハ; The Chinese Windmill

ジャコウアゲハのオスがねぐらを探して、フラフラと飛んでいました。

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葉上に静止したジャコウアゲハ♂ (山梨県、7月31日)

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Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400




» アカマダラコガネ; The Alpine Clouded Yellow

このハナムグリは、晩夏に発生しまが、その分布は非常に局地的で、山梨県以外ではなかなか見ることが出来ない甲虫です。面白いことに、この虫の幼虫はワシタカ類の巣の中で生活することがわかってきました。

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アカマダラコガネ (山梨県、7月31日)

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Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400



§ Afterword §

草原にはキキョウの花が咲き、林ではセミたちの声が響き、山の小道ではオニヤンマが旋回する季節になりました。夏もあと僅かですのでもう少しフィールド散歩をしようと思いますが、生憎、来週は忙しくて休みをとることもできません。残念ですが、仕事ですので仕方がありません。

でも忙中閑ありで、時間を見つけて散歩したいと思います。



以上、 by 虫林花山
by tyu-rinkazan | 2011-08-01 23:41 | Comments(12)