NATURE DIARY

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20140223  記録的積雪後の散歩道:ベニシジミ幼虫

DIARY #008 :

このところロシアのソチで行われた冬のオリンピックのために寝不足気味だ。なにも深夜のライブ放送じゃなく録画やニュースで見れば良いのだが、オリンピック競技はやはりリアルタイムで見たくなる。オリンピックにかけた選手たちの努力の大きさを思えば、せめてリアルタイムで応援してあげたいと思うからだ-------とかなんとか言いながら途中で眠りに落ちる。


日曜日は午後から自宅近くの河原を散歩した。先週末の1メートル14センチという記録的な積雪から1週間が経ち、河川敷の土手の斜面の雪はかなり消えていたが、地面はまだ白いままだった。あと1週間のがまんかな。

そろそろモンキチョウやベニシジミが羽化する時期だがこの雪では--------。

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----- Riverbed

---- Olympus OM-D E-P5 + MZD14-40mm




ベニシジミの幼虫

ベニシジミの幼虫を探すことにした。

土手のスイバやギシギシは葉をひろげていたが、幼虫はなかなか見つからなかった。それでもスイバの葉上に2頭ほどふっくら太った幼虫を認めた。ベニシジミの幼虫はほぼ緑色のタイプ(下写真左)赤桃色の鮮やかな帯模様をつけているタイプ(下写真右)がある。

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----- A Caterpillar of the Small Copper

---- Olympus OM-D E-M1 + MZD14-40mm, MZD60mm Macro



葉上に幼虫が少ないので、スイバの根際を探してみた。
ベニシジミの幼虫を数頭見つけることができた。。

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----- A Caterpillar of the Small Copper

---- Olympus OM-D E-P5 + MZD14-40mm






先週末の記録的大雪

先週末の大雪の様子をアップしておく。

先週の14日(金曜日)から15日(土曜日)にかけて降った雪は、なんと1メートル14センチにも達した。これは観測史上例のない大雪とのこと。とにかく朝起きてドアを開けた時には、周りの様子に言葉を失ってしまった。

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----- Record Snowfall.

---- Olympus OM-D E-M1 + MZD14-40mm




Notes :

すでに梅の蕾もほころんで、モンキチョウやベニシジミの新成虫もみることができる季節なのだが、記録的な大雪のために県内ではまだまだ孤立している場所があるようだ。早く回復することを祈るばかりだ。こんな時期にもかかわらず、近くの梅の木は花をつけていた。

新しい春はもうそこまで来ているな。

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来週末は学会出張で米国にわたるが、散歩できるかどうか微妙だ。



Nature Diary vol.9 (08): #568, 2014
Date: Feb-23 (Saturday)
Place: Kofu, Yamanashi



by tyu-rinkazan | 2014-02-23 20:12 | Comments(12)

20140208 雪降る夜に虫屋が見る夢は:五麗蝶譜を読む

DIARY #007 :

本日は朝から雪。
久しぶりの銀世界となった。

こんな雪降る日に虫屋が見る夢は----。


五麗蝶譜

数週間前に写真家の山口 進氏から突然小包が届いた。
開けてみると中には「五麗蝶譜」という本が入っていた。
本には山口氏の直筆サインも添えられていた。大感謝です。

昨年末に山口氏宅を訪れた際に、氏が上梓された「五麗蝶譜」という本を見せていただいた。この五麗蝶譜という本には「アリに育てられる5種類の蝶(ゴマ、オオゴマ、クロ、キマルリ、ムモンアカ)」の素晴らしい写真がその生態観察記録とともに載っていた。学術的価値を持った文献だった。これだけの内容を取材するには途方もない時間と労力が費やされたことは想像に難くない。聞けば、山口氏は若い頃に故・田淵行男(山岳写真家で高山蝶の研究者)に師事していたとのこと-----納得。

「五麗蝶譜」は不出世のアリ蝶本。

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----- 五麗蝶譜

---- Olympus OM-D E-M1 + MZD14-150mm



「五麗蝶譜」は、幼虫時代にアリに育てられる日本産の蝶5種(ゴマシジミ、オオゴマシジミ、クロシジミ、キマダラルリツバメシジミ、ムモンアカシジミ)について書かれている。5種とも今では開発や乱獲のために見ることさえも難しくなっている。

以下に、虫林が撮影した「五麗蝶譜のシジミチョウたち」の拙写真を載せておく。


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----- ゴマシジミ The Teleius Large Blue

---- Canon EOS60D, Sigma24mm, 2011/08/15, Aomori




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----- オオゴマシジミ The Eastern Large Blue

----Pentax istDS, FA200mm, 2006/08/12, Gifu




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----- クロシジミ The Gray-pointed Pierrot

----Olympus E-3, Sigma 150mm Macro, 2009/07/05, Hakuba




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----- キマダラルリツバメ The Japanese Silverlines

----Olympus E-3, ZD8mm Fisheye, ZD50mm Macro, 2009/06/20, Fukushima




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----- ムモンアカシジミ The Jonasi Orange Hairstreak

----Ricoh GR-D, Olympus E-510 + ZD50mm, 2008/08/03, Nagano




Notes :

当地としては大雪で、本日は高速道路や電車にも影響が出ている。

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----- Snow Falls

---- Olympus OM-D E-M1 + MZD14-150mm



こんな日にはゆっくりとチョウの本でも見ながらのんびりと過ごしたいものだ。

山口 進氏から拝受した「五麗蝶譜」はそのコンテンツのレベルからするとこんな雪の日にじっくりと味わいながら見るに限る。「五麗蝶譜」に載っている5種のアリ蝶の生態と写真は、見るほどに読むほどに引き込まれ、この蝶たちの生態を追っていた山口氏の姿まで連想してしまう。

有難うございました。


Nature Diary vol.9 (07): #567, 2014
Date: Feb-08 (Saturday)
Place: Kofu, Yamanashi



by tyu-rinkazan | 2014-02-08 15:49 | Comments(16)

20140202 渓谷沿いの散歩道:カエデの枯葉のミスジチョウ越冬幼虫

DIARY #006 :

明日は節分。

本日は雨があがった午後に渓谷沿いの道を散歩。
渓谷に沿った道から川を眺めると、流れる水はどこまでも透明。

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----- Transparent water

---- Olympus OM-D E-M1 + MZD14-150mm



ミスジチョウの越冬幼虫

ミスジチョウの越冬幼虫はカエデの枯葉で越冬する。

今年の初散歩で、川沿いの道をカエデの枝に。ミスジチョウの幼虫を見つけた。
そこで、継続観察もかねて同じ幼虫を撮影した。

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----- An Overwintering Caterpillar on the Maple Leaf

---- Olympus OM-D E-M1 (MZD14-150mm, Nokton25mm), Tough TG-2 + Gyorome8



さらに別のカエデでもミスジチョウの幼虫が見つかった。
こちらのカエデの葉は暗色で、ミスジチョウの幼虫の色も暗い。

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----- An Overwintering Caterpillar on the Maple Leaf

---- Olympus OM-D E-M1 (MZD14-150mm, 14-42mm), TG-2




Notes :

明日は節分。季節の進みは速い。本日(日曜日)は午前中が雨だったので家に蟄居。しかし、午後になって晴れてきたので、フィールド散歩に出かけることができた。渓谷に沿った道は気持ちよく、カエデの枝に残る枯葉で越冬しているミスジチョウの幼虫も探しやすかった。


僕の周りに人にインフルエンザが流行っている。

僕はワクチンを投与していないにも関わらず、これまでインフルの症状が無い。何となく不思議だが、多分、知らないうちに抗体を持っているのかも知れないな。

Nature Diary vol.9 (06): #568, 2014
Date: Feb-02 (Sunday)
Place: Kai-shi, Yamanashi



by tyu-rinkazan | 2014-02-02 22:43 | Comments(2)