NATURE DIARY

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20140429 新緑の散歩道:カエデのミヤマルリハナカミキリとケブカヒゲナガガ

DIARY #578 :

広島市で開催された学会で、僕にとってとても記念すべき講演が終わった。
この数か月の間、この発表のために色々と準備してきた.
とにかく終わったので今はホッとしている(本音かな)。
広島からは日曜日に帰宅したが、所要時間は6時間----さすがに遠かった。

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祝日「昭和の日」.

久しぶりにフィールド散歩。
生憎の前線のため空には雲が覆っている。
これではチョウは飛ばないけど、野山を歩けるだけで幸せだ。

里山はすでに新緑の様相。
僕の好きなウワミズザクラやアケビの花が咲いていた。


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---- Woodlands (satoyama)

---- Olympus OM-D E-M5 MZD 60mm Macro,




 カエデの花のミヤマルリハナカミキリ

昨年見つけたミヤマルリハナカミキリが集まるカエデも満開だ。

カエデの花は他にも沢山あるのだが、カミキリが集まる木は限られるのが不思議」。
多分、花つきなどの他にも日照や風通しなどの条件があるのかも知れない。

カエデの周りをミヤマルリハナカミキリが飛び回っていた。。

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---- Kanekoa azumensis

---- Olympus OM-D E-M5 MZD 60mm Macro


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---- Kanekoa azumensis

---- Olympus OM-D E-M5 MZD 60mm Macro



2頭のミヤマルリが接近。
案の定、交尾したがすぐに離れてしまった。

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---- Kanekoa azumensis

----Olympus OM-D E-M1, Borg 36ED




 ケブカヒゲナガガ

このカエデにはケブカヒゲナガガも集まっていた。
この蛾は色彩もさることながら、形も面白い。

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---- Adela praepilosa

---- Olympus OM-D E-M1, Borg 36ED



何頭もケブカヒゲナガガがまるで遊びでいるように飛び回っていた。
メスはいないので、♂たちの競演。

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---- Adela praepilosa

---- Olympus OM-D E-M1, Borg 36ED




 その他

貯木場でゴマフカミキリとオオゾウムシを発見。
魚露目で撮影。

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---- Mesosa (Msesosa) japonica

---- Olympus Tough TG-2, Gyorome 8


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---- Sipalinus gigas

---- Olympus Tough TG-2, Gyorome 8




Notes :

仕事も一段落でやっとフィールドに出ることができた。

すでに里山は新緑がまぶしいくらいに輝いていた。良い季節になった。天気が思わしくなくてチョウの姿は少なかったが、昨年見つけたカエデの木を訪れてみると、やはりミヤマルリハナカミキリが集まっていた。さらに、ケブカヒゲナガガも見つけたのは嬉しかった。しかし、フィールドに出たら花粉症がひどくなってしまった。クシャミをしつつ、鼻水をふきながら、目をこすってこのブログをつくっています。

来る5月の連休はどうしようか。
計画しなければレイジーな僕は近場での撮影になってしまう。
とにかく、散歩先で迷うのも楽しいものだね。



Nature Diary vol.9 (18): #578, 2014
Date: April-29 (Tuesday)
Place: Kofu, Yamanashi





by tyu-rinkazan | 2014-04-29 21:48 | Comments(2)

20140419 Olympus OM-D E-M1 + BORG36EDで撮影

DIARY #577 :

秋葉原の三共産業でコボーグ36EDを購入。

どうやらこのレンズは本来天体観察用らしいが、カメラに装着して200mmED F5.6の望遠レンズとしても使用可能とのこと。絞りもオプションで付けられるが今回は基本システムだけを購入した。オリンパスOM-Dに装着してみると、なかなかバランスが良くて使いやすそうだ。

オートフォーカスは出来ないが、とにかく軽いのが嬉しい。

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---- BORG 36ED

---- Olympus OM-D Pen E-P5, MZD 12-40mm,



野外での撮影。
朝、雨上りのヤグルマソウ。

水滴の丸ボケが綺麗-----絞りが無いので完全に丸。

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---- BORG 36ED

---- Olympus OM-D E-M1, Borg 36ED




 吸水するナミアゲハ

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---- Citrus swallowtail

---- Olympus OM-D E-M1, Borg 36ED



小さなオトシブミを撮影。
写真はトリミングしている。

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---- Leaf-rolling weevil

---- Olympus OM-D E-M1, Borg 36ED




 ゲンジスミレ

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---- Viola variegata var. nipponica

---- Olympus Pen E-P5 MZD12-40mm, OM-D E-M1, MZD 60mm Macro




Notes :

BORG 36EDは200mmなので、OM=Dに付けると実質400mmの望遠レンズになる。とにかく軽くて撮影ストレスは感じないのが嬉しい。画質としては評判通りで悪くない。手ぶれ補正はOM-Dではカメラ内なのでもちろん問題なく効く。
フォーカスはオートにならないので、フォーカシングには少し慣れる必要がある。シボリはなくてもしばらくはこのままで撮影してみようと思っている。



Nature Diary vol.9 (17): #577, 2014
Date: April-19 (Saturday)
Place: Kofu, Yamanashi




by tyu-rinkazan | 2014-04-20 20:37 | Comments(12)

20130413 越中の散歩道:桜ギフチョウ

DIARY #576 :

越中富山に桜ギフ詣。

今年はまだギフチョウにお目にかかっていない。というのもこれまで週末の天気が良くなかったからだ。でも、今週末(日曜日)は天気が良さそうなので、kmkurobe (安曇野の蝶と自然) 、ネイチャーkendamar さんご夫妻(ネイチャーKendamarの歳時記)と越中富山のギフチョウ撮影行に出かけた。


 春の花たち

途中、満開の桜の先に剣岳や立山の峩々たる山々が聳えている。

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---- Mt. Tsurugi

---- Olympus OM-D E-M1, MZD 14-150mm,



気温が低くてギフチョウが飛ばない。

そこで周囲を散策してみると、ギフチョウの食草のヒメカンアオイを見つけた。
美しいショウジョウバカマやシロバナイカリソウも目を楽しませてくれた。

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---- Spring Flowers

---- Olympus OM-D E-M1, MZD 14-150mm




 ギフチョウ

やっと飛び出したギフチョウはスギの木の上に静止。
なかなか動いてくれなかった。

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---- A gifu butterfly basking on the branch (Luehdorfia japonica)

---- Olympus OM-D E-M1, MZD 14-150mm



気温の上昇とともにギフチョウが満開の桜の花を訪れた。

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---- Gifu butterflies nectaring on the cherry blossam

---- Olympus OM-D E-M1, MZD 14-150mm



場所を変えてみると、林の中の陽だまりにギフチョウが飛び回っていた。

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---- A Gifu butterfly basking on the leaf (Luehdorfia japonica)

---- Olympus OM-D E-M1, MZD 14-150mm



すでにメスも出現し、下草をふらふら飛びながら草の葉にタッチングを繰り返していた。しばらく見守っていたが、産卵シーンまではみることができなかった。

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---- A female of the Gifu butterfly (Luehdorfia japonica)

---- Olympus OM-D E-M1, MZD 14-150mm



糸魚川方面のポイントでもギフチョウを見ることができた。

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---- A Gifu butterfly nectaring on the violet flower

---- Olympus OM-D E-M1, MZD 14-150mm




 エルタテハとヒオドシチョウ

白馬村ではヒメギフチョウが飛ぶ姿が見られたが、撮影はできなかった。
カエデの幹にエルタテハとヒオドシチョウが静止していた。

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---- Tortoiseshell and Large Commma

---- Olympus OM-D E-M1, MZD 14-150mm




 春の怪物

ギフ撮影行の前に寄り道してオオシモフリスズメを撮影した。

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---- The spring monster

---- Olympus OM-D E-M1, MZD 14-150mm





Notes :

今年もやっとギフチョウが撮影できました。

それにしても越中路は桜がちょうど満開で、そんな満開の桜にからむギフチョウを見ていると幸福感がふつふつと湧いてきます。そして仲間との楽しい会話も楽しいものでした。虫友のkmkurobe さんとネイチャーkendamar さんに感謝します。








Nature Diary vol.9 (16): #576, 2014
Date: April-13 (Saturday)
Place: Toyama




by tyu-rinkazan | 2014-04-18 07:11 | ▣ギフ | Comments(16)

20140405 コナラ林の散歩道:ミヤマセセリ♀、クリストフコトラカミキリ、ホタルカミキリなど

DIARY #574 :

春爛漫の候。
しかし、今週末は本州の上空を強い寒気が覆ったので寒い (花冷え)。

虫ブログ諸兄のギフチョウ写真を見て、虫林も今週末は----と思っていたが、この寒さのために早々に日和ってしまった(相変わらず軟弱)。毎年撮影しているギフチョウも気になるサブジェクトだが、この時期だと実はスギカミキリが気になっているのだ。スギカミキリは4月のカミキリムシで、これまで撮影したことがない。是非とも今年は撮影してみたいが、スギ花粉症の身でスギ林の中を徘徊するのはちとくるしい。



 春の花たち

拙宅の周囲の桜はちょうど満開で見頃。
桜の木の下をお花見の人々が歩く。

日本の春景

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---- Spring Landscape

---- Olympus Pen E-P5, MZD 12-40mm,



里山の散歩道にもコブシ、レンギョウ、タチツボスミレ、キジムシロの花。
林床にはひっそりとシュンラン(春蘭)が花を付けていた。

虫林はもともとスミレの花が好きだが、ここ数年真面目に撮影していないな。
4月、5月はスミレの花も撮影しなければと思う。

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---- Spring Flowers

---- Olympus Pen OMD EM-1, Sigma 150mm Macro




 ミヤマセセリ♀出現

コナラ林の散歩道を歩くとテングチョウやミヤマセセリ♂が足元から飛び出した。

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---- Dingy skipper ♂

----Olympus Tough TG-2, Gyorome 8



さらにミヤマセセリ♀までも見ることができた。

昆虫はオスが綺麗でメスは地味といわれているが、一概にそんなこともいえない。実際、ナガサキアゲハやミヤマセセリではメスの方が美しい思う。はたして人間はメスの方が美しいといっておいた方が無難だけど、近頃は男(♂)はメス化し、化粧をする美しい♂が増殖中かもしれない。。

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---- Dingy skipper ♀

---- Olympus OM-D E-M1, Sigma 150mm Macro





 ナミアゲハの吸水

ナミアゲハの春型が数頭吸水に訪れていた。

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---- Citrus Swallowtail

---- Olympus Pen E-P5, MZD12-40mm




 コナラの伐採木上のクリストフコトラカミキリ

大きさといい、色彩といいとても立派で美しい。
このカミキリはクリストフという外人さんの名前がついていて雰囲気が良いな。

クリストフはあまり多い昆虫ではないが、甲府市周辺では見る機会が多い。それに比べてコトラカミキリの方は少なくて、僕は県内ではお目にかかったことがない。両種とも小さいという意味の「こ」の字が名前に入っているが、決して小さくない(むしろ大きい)トラカミキリなのだ。

クリストフオオトラというのもはばかれるので、クリストフチュウトラが名前としてフィットする。

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----- Plagionotus christophi

---- Olympus OM-D E-M1, Sigma 150mm Macro


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----- Insect-eye image of Plagionotus christophi

---- Olympus Tough TG-2, Gyorome 8




 ホタルカミキリ

笹にホタルカミキリを見つけた。
ホタルといっても別に光るわけでもなく、前胸背が赤いだけだ。


このカミキリは小さいが、TG-2のスーパーマクロモードで拡大してみると色彩がとても美しい。このスーパーマクロモードは、光学ズーム域(4倍まで)の全域で使用可能で、テレ側では被写体を7倍程度に拡大できるというのだから驚くしかない。

コンデジにしては少し図体が大きくて重いけど、このモードの存在だけで価値がある。

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----- Dere thoracica

----Olympus OM-D E-M1, Sigma 150mm Macro Olympus Tough TG-2 (スーパーマクロモード)




 ホウジャク

ホウジャクは越冬する蛾で、春先にも見ることができる。
目の前でホバリングしてくれたので撮影したが、よく見ると産卵しているようにも見えた。

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----- Macroglossum stellatarum

---- Olympus OM-D E-M1, Sigma 150mm Macro




Notes :

今週末は桜が満開で、春爛漫を感じるが、典型的な花冷えとなった。でも、日中は晴れて少し気温が上がったので、ミヤマセセリをはじめチョウたちの飛ぶ姿を見ることができた。また、訪れたコナラ林では昨年伐採された木にクリストフコトラカミキリが集まっていたのは意外だった。

春はフィールドを歩くだけでも気持ちが良い。
来週も散歩したいと思うが----どうなることやら。






Nature Diary vol.9 (15): #575, 2014
Date: April-05 (Saturday)
Place: Kofu-Yamanashi




by tyu-rinkazan | 2014-04-06 15:48 | Comments(8)