NATURE DIARY

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20160327 武田の杜の散歩道:春型のアゲハ類は美しい

DIARY Vol.11 (716): #12, 2016 :  

数日前の天気予報では、日曜日の天気は芳しくなかったので、フィールド散歩は諦めていました。でも、あにはからんや、本日は朝から青空が広がって良い天気になりました。やはり、この時期の天気予報は直前のものしかあてになりませんね。ということで、午前中はマイフィールドにしている武田の杜に行ってみることにしました。

今年は暖冬で、桜の開花も少し早かったようですが、その後の寒さで季節の歩が止まってしまいました。まあ、結局は例年並みといったところでしょうか。ここ武田の杜では、桜の花は2−5分咲きでしたが、コブシの花が満開でした。

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---- Magnolia kobus --
The recent low temperature makes the advance of flowering time very slow. The Magnolia kobus is in full bloom in Takeda forest

March-27/2016, Takeda forest in Kofu-city, Yamanashi, Panasonic LUMIX DMC-CM10


アゲハ類の春型がもう出ていた

本日は少し急なトレッキングコースを辿り、小さな神社があるピークにいってみた。そこには数頭のヒオドシチョウとともにキアゲハの春型が占有行動をしていました。このピークにはキアゲハ春型が何頭も訪れてくれましたが、ヒオドシチョウとキアゲハのバトルがしばしばみられました。

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----The Battle of Swallowtail and Large Tortoisshell
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March-27/2016, Takeda forest in Kofu-city, Yamanashi, Canon EOS 70D, EF 8-15mm Fisheye

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----The Large Tortoisshell
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March-27/2016, Takedanomori in Kofu-city, Yamanashi, Canon EOS 70D, EF 8-15mm Fisheye

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---- The Swallowtail, Spring type
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March-27/2016, Takedanomori in Kofu-city, Yamanashi, Canon EOS 6D, EF 300mm



ニオイタチツボスミレは蝶が好む

ナミアゲハ春型やミヤマセセリがしばしばニオタチツボイスミレの花で吸蜜してくれました。この時期、タチツボスミレよりもニオイタチツボスミレの方が蝶たちが好むようです。

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---- Viola obtusa
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March-27/2016, Takedanomori in Kofu-city, Yamanashi, Canon EOS 6D, LAOWA 15mm

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----A Chinese Yellow Swallowtail sucking nectar from Viola obtusa
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March-27/2016, Takedanomori in Kofu-city, Yamanashi, Canon EOS 6D, EF 300mm

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----A male of Spring Flat sucking nectar from Violet
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March-27/2016, Takeda forest in Kofu-city, Yamanashi, Canon EOS 6D, EF 300mm

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----A male of Spring Flat sucking nectar from Ajuga nipponensis
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March-27/2016, Takeda forest in Kofu-city, Yamanashi, Canon EOS 6D, EF 300mm


虫眼鏡ノート

この時期は天気予報を常に気にしているが、今週は良い方向に外れたみたいだ。来週は気温が上昇するみたいだが、週末は晴れてくれるだろうか。
 アゲハやキアゲハの春型は、夏型に比べて小さく、色も鮮やかで美しい。でも、意外に撮影しにくいものです。本日は運良く両種とも撮影することができたのはラッキーでした。とくにキアゲハの占有行動は見応えがありました。

里山の春の蝶が出揃いましたね。

Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-03-27 18:44 | ▣ナミアゲハ | Comments(8)

20160326 県南の散歩道:キブシの花でコツバメとスギタニルリシジミを見る

DIARY Vol.11 (715): #11, 2016 :  

このところ海外出張などもあり、しばらくフィールド散歩に出ることができませんでした。なんとなく息苦しく、また気分も落ち込んでしまいます(散歩中毒症状)。今週末はやっと時間ができたので、いつもご一緒している昆虫写真家の山口進さんと県南部のフィールドに出ることにしました(3週間ぶり)。この時期のフィールド散歩は、まだ冬の面影を残す茶がれた景色の中に薄紅色の桜の花が色を添えている。そんな早春の景色を愛でながら、カメラをもってのんびりと歩いた。

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----Early Spring Walk--
Walking along the forest path, we could see cherry blossom almost in full bloom by the road. I took a picture of this early spring landscape.

(March-26/2016, Nanbu-cho in Yamanashi, Panasonic LUMIX DMC-CM10


キブシの花で吸蜜する蝶

林道の脇に蝶が集まるキブシの花があります。以前は低くて撮影しやすかったのですが、木がだんだんと大きくなって、今では脚立の上に乗って撮影しなければなりません。でも、期待どおり、キブシの花にコツバメやスギタニルリシジミが吸蜜に訪れていました。春一番にでてくるSpring Ephemeralです。

コツバメは逆光で縁毛が青く光っていました。

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----The Tailless Hairstreak
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(March-26/2016, Nanbu-cho in Yamanashi, Canon EOS 6D, EF300mm

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----The The Sugitani's Hedge Blue
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(March-26/2016, Nanbu-cho in Yamanashi, Canon EOS 6D, EF300mm


スギタニルリは葉上に静止して翅を開いてくれました。この蝶は地面ではけっして翅を開かないので、半開きながら喜んで撮影しました。地味な蝶ですが、ここのスギタニは大型で、ルリシジミと大きさはかわりません。

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----The The Sugitani's Hedge Blue
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(March-26/2016, Nanbu-cho in Yamanashi, Canon EOS 6D, EF300mm


虫眼鏡ノート

今年は暖冬だと思っていたが、このところの寒さで季節の歩みが遅くなったようです。でも、県南部では少ないながらもコツバメやスギタニルリシジミに出会うことができました。これから桜の花が満開になると、ギフチョウをはじめ、いろいろな蝶たちが出てきて賑やかな季節になります。

楽しみです。

Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-03-26 20:57 | ▣スギタニルリシジミ | Comments(0)

20160306 早春の散歩道:越冬明けのヒオドシチョウとテングチョウに会う

DIARY Vol.11 (714): #10, 2016 :  

昨日は東京から帰宅したのが夜遅かったので、朝はゆっくりと起きた。「虫林暁を覚えず」といったところかな。でも、朝の気温が低いこの時期は、チョウたちも起きるのが遅いのでちょうど良いのだ。本日は雲が少し多いようだが日差しがあるので、いつものコナラの森を散歩してみることにした。それにしても、スギ花粉が----うーむ。

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----Konara Forest--
Walking along the path in sunny place, I found the over-wintered butterflies.

(March-06/2016, Kofu in Yamanashi, Olympus Pen E-P5, Panasonic 8mm Fisheye


越冬明けのヒオドシチョウとテングチョウ

林の中の明るい小道にはたくさんのヒオドシチョウやテングチョウに出会った。春の暖かい日差しを受けて気持ちよさそうだ。

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----The Large Tortoisshell
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(March-06/2016, Kofu in Yamanashi, Olympus OM-D E-M1, MZD40-150mm

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----The European Beak sun-bathing with the wings opened.
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(March-06/2016, Kofu in Yamanashi, Olympus OM-D E-M1, MZD40-150mm


紅梅にテングチョウが集まっていた。他にも梅の花はあるのだが、どういうわけか、この木の花に多くのテングチョウが吸蜜に訪れる。梅の花はかなり終わりに近かったが、比較的新しい花を選んで吸蜜しているようだった。

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----An European Beak sucking on the flowers of red apricot
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(March-06/2016, Kofu in Yamanashi, Olympus OM-D E-M1, MZD40-150mm



虫眼鏡ノート

これまでミヤマセセリの初見は3月10日前後だったので、本日観察できれば僕の初見レコード更新だった。残念ながらミヤマセセリはみることができなかったが、ヒオドシチョウやテングチョウ、キタテハ、キチョウ、スジボソヤマキチョウたちに会うことができたので満足だ。

来週は出張で留守にするので散歩ができない。

Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-03-07 05:24 | Comments(6)