NATURE DIARY

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20161010 久しく待つ蝶(ヒサマツミドリシジミ)

DIARY Vol.11 (734): #31, 2016 :

ヒサマツミドリ♀が舞い降りた。
湧き水で濡れた岩壁で吸水。
飛び立つ瞬間、偶然に翅表を撮影。

ヒサマツは子供の時からの憧れの蝶。

何たる幸せ。
何たる幸運。

ヒサマツミドリシジミ♀
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----ヒサマツミドリシジミ♀
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(October-09-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II EF300mm F4L IS USM)

ヒサマツミドリシジミ♀
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----ヒサマツミドリシジミ♀
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(October-09-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II EF300mm F4L IS USM)


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----ヒサマツミドリシジミの卵
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(October-09-2016, Yamanashi, Canon EOS M3 M-EF28mm Macro)


Written by 虫林花山
by tyu-rinkazan | 2016-10-27 22:46 | ▢ヒサマツミドリシジミ | Comments(6)

20161009 晩秋の散歩道:ツメレンゲと黒いキューピット (クロツバメシジミ)

DIARY Vol.11 (733): #30, 2016 :

午前中に降った雨が昼過ぎにはすっかりあがったので、久しぶり(2年ぶり)で黒いキューピット(クロツバメシジミの英名が Black Cupidという)を見に出かけることにした。

クロツバメシジミの食草となるツメレンゲという植物は葉が肉厚で、まるでサボテンのようだ。この時期になると、花穂が塔のように伸びて美しい。この植物は河原の土手のような乾燥地を好み、他の植物が増えると数が減少する。ここでは草刈りがしっかり行われているので、密度が以前よりも増加しているようだ----で嬉しい。

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----花穂が伸びたツメレンゲの群落
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(October-09-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II + EF100mm F2.8/L IS USM)


クロツバメシジミ

時々、ツメレンゲの花が最盛期でも、肝心のクロツバメシジミがお留守では話にならないが、今回はツメレンゲの群落の中を何頭ものクロツバメシジミが飛び回っていた。今年は個体数が多いようなので、そちらも一安心いったところかな。

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----ツメレンゲの花で求愛行動
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(October-09-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III + EF24-70mm F4L IS USM)


ツメレンゲの葉上で開翅したクロツバメシジミを、EOS M3にアダプターを介して EF8-15mmを装着して撮影してみた。キャノンは 5D も 7D もバリアングルファインダーが無いので、こんな時にはバリアングルファインダーを持つ M3 は重宝する。でも、M3(ミラーレス)は、速くなったとはいえ一眼レフに比較するとまだまだ合焦速度が遅いのでもたつき感はいがめない。

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----葉上で開翅したクロツバメシジミ
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(October-09-2016, Yamanashi, Canon EOS M3 + EF8-15mm F4L USM Fisheye)


比較的新鮮な個体がツメレンゲの花穂で開翅した。クロツバメシジミの翅表は真っ黒で、後翅に小さな青白色の紋が控えめに並んでいる。地味といえば地味だが、タキシードを着た紳士あるいは喪服の淑女のようで、どことなく上品な印象を受ける-----欲目?

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----花穂で開翅したクロツバメシジミ
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(October-09-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II, EF100mm F4/L IS USM)


午後の斜光を逆光にクロツバメシジミをクローズアップしてみた。
クリップオンストロボを全速同調させて、弱い補助光を当てた。
縁毛が光ってなかなか雰囲気のある写真になったと思う。

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----逆光のクロツバメシジミ
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(October-09-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II, EF100mm F4/L IS USM)


クロツバメシジミのクローズアップを見ると、目が大きくて何ともかわいい。
英名のBlack Cupid (黒いキューピット)の意味がよくわかる。

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----クロツバメシジミ
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(October-09-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II, EF100mm F4/L IS USM)


ツメレンゲの葉に一頭のクロツバメシジミが静止した。
怪しいなと思っていると、案の定、産卵行動を示した。

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----産卵するクロツバメシジミ♀
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(October-09-2016, Yamanashi, Ricoh GR-DIII)

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----交尾するクロツバメシジミ
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(October-09-2016, Yamanashi, Canon EOS M3 + EF8-15mm F4L USM Fisheye)




虫眼鏡ノート
 週末は健康維持のために何とかフィールド散歩に出ている。でも、このところ本業の方が忙しくて、ブログを更新する時間がとれなかった。まあ、物事には順番があるので、本業の方を優先させるのは当然といえば当然であるが、何となく便秘気味のようで気持ちが悪いな。
 この時期になるとツメレンゲの花が咲くので、クロツバメシジミを撮影したくなる。やはりこの蝶はツメレンゲの花とのコンビネーションが絵になるな。

Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-10-16 16:59 | ▣クロツバメシジミ | Comments(4)

20161008 高原の散歩道:ヒメヤママユとフジコブヤハズカミキリ

DIARY Vol.11 (733): #29, 2016 :

友人のYさんが「高原のトイレ」を案内してくれることになった。トイレといってももちろんそこに「連れション」しに行くわけではない。そのトイレは夜になるとヤママユという大きな蛾の仲間が集まり、朝行けばその姿を見ることができるとのことだった。この時期だと、ヒメヤママユやクロウスタビといった美麗種に会えるかもしれない。虫屋仲間では、貴重な虫が集まる木を「ご神木」と呼ぶのが通例だが、その伝からするとこのトイレは「ご神トイレ」ということになるね。うーむ、ご神トイレ、あり難きしあわせ。

高原はすでに秋色が濃い
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----秋の高原
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-III + EF24-70mm)


ヒメヤママユ
蛾というと何となく暗いイメージがあるが、ヤママユの仲間はとても美しいと思う。実際、ヘルマンヘッセの「少年の日の思い出」は、少年が友達の美しいクジャクヤママユがうらやましくて盗んでしまった話である。

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----ヒメヤママユ♂
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II + EF100mm Macro F4L IS USM)

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----ヒメヤママユ♂
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-III + EF100mm Macro F4L IS USM)

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----ヒメヤママユ♂
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III , EF8-15mm Fisheye F4 USM)


キベリタテハ
トイレの天井にキベリタテハ。

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----キベリタテハ
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-III + EF100mm Macro F4L IS USM)


フジコブヤハズカミキリ

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----フジコブヤハズカミキリ
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III , EF8-15mm Fisheye F4 USM)

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----フジコブヤハズカミキリ
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-III + EF100mm Macro F4L IS USM)



虫眼鏡ノート

ドイツのケルンでは、毎食、肉、イモ、ビールだった。虫林はどちらかといえば肉好きに分類される人間だが、いかんせん量が多いのだ。同行の友人のNさんはそれをペロッと平らげていたが、虫林は完食するのに四苦八苦だった。それなら残せばいいじゃんと思われるかもしれないが、子供の頃に「ご飯は一粒も残さず食べるように」と親から厳しくしつけられてきたので、食事はすべて綺麗に平らげないと気持ちが悪いのだ。その結果、ケルン1週間の滞在で体重が3㎏も増えてしまった。1㎏くらいなら誤差の範囲で済まされるが、3㎏増というと体はむくみ動きも鈍くなる。ということで、今回の連休初日は小雨が降っていたが、健康のために秋の高原を散歩してみた。


Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-10-09 22:04 | ■他の昆虫 | Comments(4)

20161008 高原の散歩道:ヒメヤママユとフジコブヤハズカミキリ

DIARY Vol.11 (733): #29, 2016 :

友人のYさんが「高原のトイレ」を案内してくれることになった。トイレといってももちろんそこに「連れション」しに行くわけではない。そのトイレは夜になるとヤママユという大きな蛾の仲間が集まり、朝行けばその姿を見ることができるとのことだった。この時期だと、ヒメヤママユやクロウスタビといった美麗種に会えるかもしれない。虫屋仲間では、貴重な虫が集まる木を「ご神木」と呼ぶのが通例だが、その伝からするとこのトイレは「ご神トイレ」ということになるね。うーむ、ご神トイレ、あり難きしあわせ。

高原はすでに秋色が濃い
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----秋の高原
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II + EF24-70mm)


ヒメヤママユ
蛾というと何となく暗いイメージがあるが、ヤママユの仲間はとても美しいと思う。実際、ヘルマンヘッセの「少年の日の思い出」は、少年が友達のクジャクヤママユがうらやましくて盗んでしまった話である。

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----ヒメヤママユ♂
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II + EF100mm Macro F4L IS USM)

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----ヒメヤママユ♂
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II + EF100mm Macro F4L IS USM)

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----ヒメヤママユ♂
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III , EF8-15mm Fisheye F4 USM)


キベリタテハ
トイレの天井にキベリタテハ。

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----キベリタテハ
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II + EF100mm Macro F4L IS USM)


フジコブヤハズカミキリ

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----フジコブヤハズカミキリ
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III , EF8-15mm Fisheye F4 USM)

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----フジコブヤハズカミキリ
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(October-08-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D M-II + EF100mm Macro F4L IS USM)



虫眼鏡ノート

ドイツのケルンでは、毎食、肉、イモ、ビールだった。虫林はどちらかといえば肉好きに分類される人間だが、いかんせん量が多いのだ。同行の友人のNさんはそれをペロッと平らげていたが、虫林は完食するのに四苦八苦だった。それなら残せばいいじゃんと思われるかもしれないが、子供の頃に「ご飯は一粒も残さず食べるように」と親から厳しくしつけられてきたので、食事はすべて綺麗に平らげないと気持ちが悪いのだ。その結果、ケルン1週間の滞在で体重が3㎏も増えてしまった。1㎏くらいなら誤差の範囲で済まされるが、3㎏増というと体はむくみ動きも鈍くなる。ということで、今回の連休初日は小雨が降っていたが、健康のために秋の高原を散歩してみた。


Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-10-09 22:04 | ■他の昆虫 | Comments(0)

20161002 神無月の散歩道;ウラギンシジミの集団吸汁など

DIARY Vol.11 (732): #28, 2016 :
 
昨日、ドイツで開かれた国際学会から帰国した。彼の地はすでに秋も深まって朝晩は上着が必要だった。日本よりもマイナス9時間なので、帰国後は夜眠れず日中が眠い(時差ぼけ)。ヨーロッパに出かけると帰ってからがひどいようだ。体内時計を元に戻さなければ------。ところで、今回の旅行にはキャノンM3を持参した。フォーカシング速度はM2 に比較して改善されたというが、ミラーレスなのでやはりもたつき感があった----残念。

帰国の次の日ということで少し疲れていたが、そろそろツマグロキチョウやウラギンシジミが秋型に変身する時期なので、県南のフィールドをのんびりと歩いてみることにした。



ウラギンシジミの集団吸汁

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---- ウラギンシジミの集団吸汁
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(October-02-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-II + EF8-15mm Fisheye, EOS7D MII + EF100mm Macro)

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---- ウラギンシジミの集団吸汁
----
(October-02-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-II + EF8-15mm Fisheye, EOS7D MII + EF100mm Macro)

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---- 静止するウラギンシジミ
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(October-02-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D MII + EF100mm Macro f/4L IS USM)

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---- 開翅するウラギンシジミ♂♀
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(October-02-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D MII + EF100mm Macro f/4L IS USM)


ツマグロキチョウが秋型になっていた

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----ツマグロキチョウ
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(October-02-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D MII + EF100mm Macro f/4L IS USM)


ハエトリグモがハエを捕まえた

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---- ハエトリグモ
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(October-02-2016, Yamanashi, Canon EOS 7D MII + EF100mm Macro f/4L IS USM)


虫眼鏡ノート

本日は雲が多かったが、時々薄日がさして気持ちが良い一日になった。秋型になった蝶たちをみると何となく寂しくかんじるが、その哀愁が僕にはフォトジェニックに思える。今回、初めてハエトリグモを撮影したが、このクモは複眼が大きいうえにモフモフしているのでなかなか面白いと思う。海外にはハエトリグモを撮影する写真家がいるが、その気持ちがわかるな。


Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-10-05 00:32 | ▣ウラキンシジミ | Comments(4)