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20160827 キャノンMシステムを昆虫撮影に導入

DIARY Vol.11 (728): #24, 2016 :  

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<昆虫お散歩カメラの物欲・衝動購入>


虫林も「寄る年波には勝てぬ」で、このごろ通常の一眼レフカメラが何とも重く感じる時があります。先週、所用で東京に行った折に、中野のフジヤカメラに立ち寄り、小さくて軽いキャノンEOS M3+EF-M 28mm Macroレンズキットを購入してしまいました(はっきり言えば物欲衝動買いだ)。

このカメラはミラーレスで、小さいけどAPS-Cサイズのイメージセンサーを持っています。また、同時に購入した28mmマクロレンズは「ハイブリッド手振れ補正機能」が効くので、昆虫撮影には向いているようです。さらにこのレンズの前面にはLEDランプが装着されているのもユニークで有用だと思います。このカメラではアダプターを介して、一眼レフ用のキャノンEFレンズが使用できるのも、撮影システムを統一する意味ではとても大事なことですね。僕の場合、5D M-IIIや7D M-IIをメインカメラで使用することになるので、M3は気軽なお散歩サブカメラとして使用していく予定です。




夜、自動販売機にヤママユが訪れていた。

M3にEFレンズにアダプターを介して、EF8-15mm魚眼レンズを装着して撮影した。意外にこの組み合わせは違和感がなくて、合焦速度、露出なども問題がありませんでした。広角撮影では、地面も含めていろいろなアングルで撮影することが多いのですが、M3の背面のチルト式の液晶モニター(90度まで動く)はとても有用でした。魚眼レンズとの組み合わせはよさそうなので、これから飛翔撮影にもチャレンジしたいと思います。

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----ヤママユ: Japanese oak silkmoth (Antheraea yamamai)
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(August-27-2016, Nagano, Canon EOS M3, EF8-15mm f/4L Fisheye USM , Speedlight 430EX)



マルバダケブキの枯れ葉にフジコブヤハズカミキリ。
M3にEFレンズの60mmマクロレンズをアダプターを介して装着した。
マクロツインストロボMT-EX24を併用。

僕にとってはこの組み合わせが最も良かった。というのも、マクロツインストロボは大きいので、これをカメラに装着するとハンドリングが悪い。でも、M3にEF60mmマクロレンズ+ツインストロボ EX24の組み合わせは、僕の小さなカメラバックにちょうどすっぽり入るのだ。「ストロボ付きカメラをむき出しで持つ」必要がなくなるのがとても嬉しい。

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----フジコブヤハズカミキリ
----
(August-27-2016, Nagano, Canon EOS M3, EF60mm f/2.8 Macro USM , MT-EX24)



M3用の28mmマクロレンズの先にGyorome 8を付けて撮影。
トリミングしてもよいが、このままの方がGyoromeの雰囲気が出てよいかも。

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----ダイミョウセセリ
----
(August-20-2016, Yamanashi, Canon EOS M3, EF-M 28mm f/3.5 Macro IS STM, Gyorome 8, , Speedlight 430EX)



虫眼鏡ノート

今回、キャノンのM3を導入したのは、28mmのマクロレンズが登場したためです。このEF-M 28ミリマクロレンズ(フルサイズ換算で44.8ミリ)は、広角域でのユニークなマクロレンズだけど、EF100ミリと同等のハイブリッド手振れ補正機能を持ち、スーパーマクロ機能では実質1.8倍での撮影可能だという謳い文句はとても魅力的でした。さらにレンズ前面にあるLEDも暗い場所では有用に思えました。また、

実際に昆虫撮影で使用してみると、被写体までのワーキングディスタンスがとても短いので、マクロ機能をフルに使用するのは難しい場面がありました。それ以外は、この小さなマクロレンズはとても使いやすくて、今では常用レンズとしても使用しています。また、M3はアダプターを介してすべてのEFレンズが使用できるのも嬉しい。今回も8‐15mm魚眼を付けて撮影してみましたが、特にf不満を感じることはありませんでした。むしろ、M3背面のチルト式モニターは、地面にいる昆虫の広角撮影ではとても使いやすいと思いました。




Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-08-28 07:59 | ■撮影機材ほか | Comments(6)

20160806 信濃の高原散歩道:青いゴマに出会う

DIARY Vol.11 (726): #22, 2016 :

リオ五輪がいよいよ始まった。
アスリートたちの素晴らしいパフォーマンスが楽しみだね。 

このところ夏の日差しがとても厳しくて、だまっていても汗が噴き出てきます。ニュースによれば、昨日(土曜日)の気温は大阪、京都で38℃を越えたらしい。虫林が住む甲府市でも36℃を記録した。ちなみに、本日は暦の上で「立秋」になったとのことだが、こんなに暑い真夏のピークに立秋が宣言されても戸惑うばかりだ。こんな時は家で水風呂にでも入って、一日中ほっこりのんびりするにかぎります。しかし、それでは「ウィークエンドナチュラリスト」を自称する虫林の名がすたるというものだが-----。

今回のNDは、暑さにめげずに信州のゴマフィールドを散歩したときのことです。


高原の耕作地とゴマシジミ

ワレモコウが咲く信州の高原(ゴマシジミが棲息)。
この場所からは北アルプス(乗鞍岳)が見渡せる。
ワレモコウの花に来ているゴマシジミがわかるかな。
                 
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高原のゴマシジミ The Teleius Large Blue
--(August-06-2016, Nagano, Canon EOS5D M-III, EF300mm)


耕作地の土手や休耕田にはゴマシジミが飛び交い。
時折、ワレモコウの上で吸蜜していた。

LAOWA 15mm Macroで撮影してみた。このレンズは、15ミリの広角ながら等倍撮影やシフト撮影ができる(ワーキングディスタンスが極めて短いので等倍撮影は難しい)。昆虫写真家の山口進氏から教えていただき、ネットで中国の会社(Venus Optics)から直接購入したが、今では国内のショップでも手に入るようだ。このレンズの裏面には電気接点が無いので、ほぼマニュアル撮影になるがユニークな広角マクロレンズなので気に入っている。

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高原のゴマシジミ The Teleius Large Blue
--(August-06-2016, Nagano, Canon EOS 5D M-III, LAOWA 15mm Macro)


耕作地の土手や休耕田を歩いていくと、ワレモコウの花に静止するゴマシジミを見つけた。ゴマシジミの裏面は写真のように白っぽいものと茶色のものがある。白っぽいものは翅表が青いことが多い。開翅させるために影をつくったり、陽を当てたりしたが翅をひろげてくれなかった。

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ワレモコウの花で静止するゴマシジミ The Teleius Large Blue
--(August-06-2016, Nagano, Canon EOS 5D M-III, EF100mm Macro)



関東や中部地方のゴマシジミの色彩は多様で、青い部分が多い個体は「青ゴマ」、黒い部分が多い個体を「黒ゴマ」と呼んでいる。「ゴマ差別」になるぞと言われるかもしれないが、美しいものは美しいので仕方がないかな。この個体は羽化後まもない新鮮なものだった。

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葉上で開翅するゴマシジミ The Teleius Large Blue
--(August-06-2016, Nagano, Canon EOS 5D M-III, EF100mm Macro)

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ワレモコウの花に産卵するゴマシジミ The Teleius Large Blue
--(August-06-2016, Nagano, Canon EOS 5D M-III, EF-S 60mm Macro)



虫眼鏡ノート

本日はピーカンでとても暑い一日でしたが、蝶写友の皆さん(ダンダラさんご夫妻、Naoggioさん、Sさん)とご一緒して撮影散歩することができました。やはり気が置けない仲間との撮影行は楽しいものです。また、ご一緒したいと思います。さらに、現地ではケンダマーさんをはじめ多くの同好の方々とお会いできてとても楽しい一日になりました。皆さん、ありがとうございました。下の写真はnaoggioさんが夕暮れのゴマを撮影していた時のもの。この時間まで撮影する意欲、体力、根性を見習わなくては-----。

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なお、当日はムモンアカシジミやその他の蝶も撮影しました。
次に掲載しようと思いますが----時間がね。


Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-08-07 17:37 | ▣ゴマシジミ | Comments(6)

20160424 山谿の散歩道:クモマツマキチョウ光臨

DIARY Vol.11 (720): #16, 2016 :  

やっと早春の気配を帯びてきた山の谿。
フキノトウの葉で休むクモマツマキチョウ。
こんな光景を撮影して見たかった。

クモツキは保護色なのでわかるかな?

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----フキノトウで休むクモマツマキチョウ--
Walking along the mountain valley under cloudy sky, we found a male of the Orange-Tip resting on the butterbur sprout.

April-24-2016, Nagano, Canon EOS 6D with Laowa 15mm Macro


クモツキは体には長い毛をまとっています。

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---- Orange Tip
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April-24-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF100m Macro


日が差すと同時に飛びました。
フキノトウで吸蜜。

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---- Orange Tip
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April-24-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300m


クモマツマキチョウ♂の誤求愛

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----False-courtship behavior of Orange Tip
------
April-24-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300m



虫眼鏡ノート

今回は3時間も待ちましたが、何とかクモツキが撮影できました。4月にクモツキが撮影できるとは思っていなかったので、とても驚きました。同行させていただいたkmkurobeさんとkendamarさんに感謝します。

Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-04-28 21:45 | ▣クモマツマキチョウ | Comments(8)

20160423 卯月の散歩道:ヒメギフチョウとギフチョウ

DIARY Vol.11 (719): #15, 2016 :  

シロウマニア(白馬狂い)?
この時期の白馬村は、桜やコブシの花がいたる所に満開で、加えて魅力的な春のチョウ(ギフチョウやヒメギフチョウ)たちも飛び交う「ナチュラリストの桃源郷:ユートピア」です。ということで、今週末は少し強行軍でしたが白馬村を散歩してみました。ちなみに、金曜日は京都から夜遅くに帰宅したにもかかわらず、次の日(土曜日)の朝まだ暗いうちに家を出て、車で白馬村に向かい、白馬村での散歩を午前中で切り上げて、午後はあたふたと友人宅でのホームパーティに出席。次の日の日曜日も朝早く再び白馬村へ出動-----ウーム、何か変?

夜明け前の月が沈む瞬間
幻想的な朝もやの林


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---- A beautiful moment before dawn
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April-23-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300mm


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----Morning Mist
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April-23-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300mm
 




ヒメギフチョウ The Small Luehdorfia

カタクリの花で吸蜜するヒメギフ。
慎ましやかな「赤上がり」だ。

出勤前にkmkurobeさんが付き合ってくれました---Thanks!

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----A the Small Luehdorfia (ヒメギフチョウ) sucking nectar from dogtooth violet
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April-23-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300mm



ギフチョウ The Luehdorfia

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----A male of the Luehdorfia (ギフチョウ) sucking from Violet
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April-23-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300mm

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---- The Luehdorfia (ギフチョウ)
------
April-23-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300mm



ギフチョウ(イエローバンド) The Luehdorfia

本日初めてのギフチョウがイエローバンドだった。
イエローバンドとは、翅が黄色い縁毛で覆われる変異。
白馬村に多く出現することで知られている。。

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---- The Luehdorfia (ギフチョウ・イエローバンド)
------
April-23-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300mm


愛知のIさんと話をしながら待つと、目の前のカタクリの花にギフチョウが訪れた。
裏面の模様をみると、どうやらイエローバンドらしい。

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---- The Luehdorfia (ギフチョウ・イエローバンド)
------
April-23-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300mm



虫眼鏡ノート

本日は午前中だけの訪問だったが、ヒメギフ、ギフが撮影できました。昨年は忙しかったのかヒメギフ・ギフの撮影に行くことができませんでしたので、今年は何度かリュウドルフィア撮影に行きたいなと思っています。とにかく。このチョウたちの撮影は天候に左右されるので、天気が良い週末は頑張らなくてはなりません。

はてさて、ゴールデンウィークはどうしようかな?


Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-04-25 05:36 | Comments(7)

20160408 南信の散歩道:春の蛾・御三家(オオシモフリスズメ、イボタガ、エゾヨツメ)+1を探して

DIARY Vol.11 (718): #14, 2016 :  

桜が開花すると、僕の周りの自然界が一気に賑やかになります。まるで冬の呪縛から解き放たように一気に活性が上がったように思えるのです。そんな春の昆虫たちの中にオオシモフリスズメ、イボタガ、エゾヨツメといった蛾の重鎮がいます。ブログの友人がこの3種の蛾を「春の蛾・御三家」と呼んでいましたが、なるほど御三家とは言い得て妙な表現ですね。そこで、今週はその御三家を求めて南信地方を訪れることにしました。

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Spring Monster (オオシモフリスズメ:Langia zenzeroides nawai)

この蛾の北限とされている南信地方を訪れてみました。この蛾の分布はやや局地的なようで、見ることができる場所は限られるようです。最初に訪れたポイントでは見ることができませんでしたが、次に訪れた場所で数頭に出会うことができました。そこの電灯はそれほど明るくはありませんが、発生木の関係なのか集まっていました。

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Langia zenzeroides nawai--
I took some pictures of a male of the largest hawk moth, Langia zenzeroides nawai, flying around the light in the night.

April-08-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF100mm Macro


オオシモフリスズメは春に発生する蛾では最も大きくて迫力があります。Spring Monster (春の怪物)と呼んでも過言ではないでしょう。

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Langia zenzeroides nawai
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April-08-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF100mm Macro

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Langia zenzeroides nawai
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April-08-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF100mm Macro

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Langia zenzeroides nawai
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April-08-2016, Nagano, Canon EOS6D with LAOWA 15mm Wide-macro




イボタガ (Brahmaea japonica)

イボタガは春を代表する蛾としてつとに有名です。この蛾は僕が子供の頃には春になると見ることができましたが、最近は出会っていませんでした。本日は数頭が灯りの傍の壁面にひっそりと静止していました。

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Brahmaea japonica
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April-08-2016, Nagano, Canon EOS6D with LAOWA 15mm Wide-macro


この個体はとても新鮮で綺麗でした。
これまで出会ったイボタガの中でもトップクラスです・

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Brahmaea japonica
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April-08-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF100mm Macro

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Brahmaea japonica
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April-08-2016, Nagano, Canon EOS6D with LAOWA 15mm Wide-macro



エゾヨツメ(Aglia japonica microtau Inoue)

御三家の一つはヤママユの仲間のエゾヨツメです。
この蛾の撮影は1週間前でした。

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Aglia japonica microtau Inoue
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April-02-2016, Yamanashi, Canon EOS6D with EF100mm Macro



トビモンオオエダシャク(Biston robustus robustus)

トビモンオオエダシャクも見つかりました。
この蛾の幼虫は小枝に擬態するので知られています。

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Biston robustus robustus
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April-02-2016, Yamanashi, Canon EOS6D with EF100mm Macro



虫眼鏡ノート

今週末はフィールド散歩の時間がとれそうもありません。そこで、昆虫写真家の山口進さんと一緒に、金曜日の夜に春の蛾・御三家の撮影にチャレンジしてみました。数年ぶりでオオシモフリスズメに出会いましたが、その大きさもさることながら、翅の形や模様は美的観点からもなかなか秀逸です。また、イボタガやエゾヨツメもそれぞれ独特の魅力がありますね。

これからの時期は本業の方が忙しくなりますが、何としても時間を見つけてフィールド散歩に出たいなと思います。

Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-04-13 21:33 | Comments(6)

20151010 錦秋の山の散歩道:タニグチコブヤハズとタダコブヤハズを探して

DIARY Vol.10 (692): #54, 2015 :  

この時期になると無骨だが可愛い(ぶこ可愛い)コブヤハズカミキリムシの仲間に会いたくなる。このカミキリムシは秋になると枯葉に集まる習性がある。そこで、この連休初日(土曜日)は枯葉に潜むタニグチコブヤハズカミキリ(以下タニグチコブ)とコブヤハズカミキリ(以下タダコブヤハズ)を探索することにした。嬉しいことに、今回も昆虫写真家の花虫さん花と虫の地球)が同行してくれることになった。


錦秋の山

アルプスの谿間にて。

見渡す山肌はダケカンバやブナなどの葉が黄変し、カエデ、ナナカマドなどの紅がそれに複雑に混ざり合って錦のように美しい。写真の下は幹をデコレーションしたようなツタウルシの葉。逆光に色づくカエデ。その光景はまさに「錦秋」と呼ぶにふさわしい艶やかさだ。

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---- 錦秋の山-Autumn mountain

-----(Nagano, 10/October/2015, Canon EOS6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM



タニグチコブヤハズカミキリ

南アルプス前衛の山でタニグチコブヤハズカミキリを探した。

ポイントに到着してマルバダケブキの枯葉をめくっていくと、ほどなく同行の花虫さん(昆虫写真家:花と虫の地球)から「見つけたよ」という声があがった。みると枯葉の中にまさしくタニグチコブヤハズの姿があった。

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---- タニグチコブヤハズカミキリ-Mesechithistatus taniguchii

-----(Nagano, 10/October/2015, Canon EOS70D, EF8-15mm Fisheye F4/L USM


鞘翅の黒紋は水戸黄門の印籠みたいなものだ。

この紋所(黒紋)が目に入らぬか。ここにおわす御方を、どなたと心得る。
こちらにおわすは、タニグチコブヤハズカミキリ様であらせられるぞ。
頭が高い、控えおろう


----と助さん、格さんにいわれそうだ。

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---- タニグチコブヤハズカミキリ-Mesechithistatus taniguchii

-----(Nagano, 10/October/2015, Canon EOS6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM, Macro twin light MT-24EX, Olympus Stylus tough TG-3

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---- タニグチコブヤハズカミキリ-Mesechithistatus taniguchii

-----(Nagano, 10/October/2015, Canon EOS6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM, Macro twin light MT-24EX



タダコブヤハズカミキリ

南アルプスでタニグチコブヤハズを撮影した後、タダコブヤハズ探しに北アルプスの谷に向かった。

到着後、しばらく探したがポイントを絞りきれず見つけることができなかった。場所を移動するために車に帰る途中、林の中の小径で花虫さんが目的のタダコブヤハズを見つけてくれた。

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---- コブヤハズカミキリ-Mesechthistatus binodosus binodosus

-----(Nagano, 10/October/2015, Canon EOS70D, EF8-15mm Fisheye F4/L USM


その後、この場所でさらに♂♀2頭のタダコブヤハズを見つけることができた。

鞘翅に大きなコブがある。
コブヤハズらしいコブヤハズ。

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---- コブヤハズカミキリ-Mesechthistatus binodosus binodosus

-----(Nagano, 10/October/2015, Canon EOS6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM, Macro twin light MT-24EX、Olympus Stylus tough TG-3

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---- コブヤハズカミキリ-Mesechthistatus binodosus binodosus

-----(Nagano, 10/October/2015, Olympus Stylus tough TG-3


??虫眼鏡ノート

僕はもともと天牛虫(カミキリ)屋だったので、コブヤハズカミキリの仲間には特別な興味と憧憬がある。今年はチュウブマヤサンコブヤハズとフジコブヤハズをすでに撮影しているので、今回のタニグチコブヤハズとタダコブヤハズで、中部・関東に分布するコブヤハズカミキリ4種を全て撮影できたことになる。これは コブヤハズ年間グランドスラム Mesechthistatus Grand Slam:MGS) になるのだ。最後に、今回も同行していただいた花虫さんに感謝。

Written by 虫林花山





by tyu-rinkazan | 2015-10-12 00:03 | ■カミキリムシ | Comments(8)

20150927 高原の散歩道:「ゲレンデトノサマバッタ」と「フジコブヤハズカミキリ」に出会う

DIARY Vol.10 (691): #53, 2015 :  

朝晩が涼しくなって、昆虫たちの姿も少なくなってきた。少し寂しいが、自然界の生物にとって晩秋から冬は総じてお休みの季節だ。十分に栄養と休息をとって、きたる春に備えなければならない。ところが、人間は秋でも冬でも変わりなく活動を続けている。これは「大自然の摂理」、「生物共通の生理」に反しているにちがいない-----などとホラを吹いて周囲を煙に巻いているが誰も耳を貸さない。

本日(土曜日)は「ゲレンデトノサマバッタ」に会いに、昆虫写真家のYさんと信州の小さなスキー場に向かった。


高原のスキー場でトノサマバッタに出会う

トノサマバッタといえば、子供の頃に「裏の原っぱで追いかけた虫」だ。ところが八ヶ岳のあるスキー場(標高1800メートル)のゲレンデにはトノサマバッタがたくさん棲息しているという--------うーむ、面白い。


到着してみると、この時期のスキーゲレンデはススキの原。

曇り空で肌寒い。これではトノサマバッタも出てきそうもないが、とにかく探してみることにした。歩き始めてほどなく、Yさんがきれいなトノサマバッタを見つけてくれた--------さすがプロの目(お世辞)。トノサマバッタは本来警戒心が強くてなかなか近づけない虫だが、本日は動きが鈍いようだ。

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---- トノサマバッタ-Locusta

-----(Nagano, 27/September/2015, Canon EOS70D, EF8-15mm F4/L Fisheye USM


TG-3の顕微鏡モードで顔をアップ。
トノサマバッタは「仮面ライダー」(挿入図)。

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---- トノサマバッタ-A close-up image of the face of locusta

-----(Nagano, 27/September/2015, Olympus Stylus TG-3 tough



白樺林とキノコ

フォトジェニックなベニテングダケは白樺林に出るという。そこで、この可愛いキノコを探して白樺林の中をゆっくりと歩いてみたが、残念ながらみることはできなかった。しかし、林の中には色々なキノコが豊富で楽しめた。

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---- 白樺林とキノコ-White birch forest and mushrooms

-----(Nagano, 27/September/2015, Canon EOS6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM



フジコブヤハズカミキリ

白樺林の中にマルバダケブキの群落を発見。葉の一部が枯れて垂れ下がり、いかにもコブヤハズの仲間が入っていそうに見えた。早速、同行のYさんに声をかけて、枯葉を少しめくってみた。

ほどなく、枯葉の中にぶこ可愛いコブヤハズカミキリを見つけた。
鞘翅に大きな白い紋があるのでフジコブヤハズカミキリだ。

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---- フジコブヤハズカミキリ-Mesechthistatus fujisanus

-----(Nagano, 27/September/2015, Olympus Stylus TG-3 tough


TG−3の顕微鏡モードで、フジコブヤハズカミキリを近接深度合成。

この写真は斜めから撮影しているので、翅の表面のゴツゴツ、デコボコした感じがよく出ている。さらに顕微鏡モードでかなり近接しても、深度合成を用いれば背景も写し出すことができるので便利だ。

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---- フジコブヤハズカミキリ-Mesechthistatus fujisanus

-----(Nagano, 27/September/2015, Olympus Stylus TG-3 tough


コブヤハズカミキリの仲間は飛ぶことができない。

そのため、オサムシみたいに地方変異が多い。フジコブヤハズカミキリは南アルプスと八ヶ岳に分布するみたいだが、両者は非連続的な分布を示す。

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---- フジコブヤハズカミキリ-Mesechthistatus fujisanus

-----(Nagano, 22/September/2015, Canon EOS6D, EF100mm Macro F4/L IS USM



??虫眼鏡ノート

秋は学会シーズンなので、あっちへ行ったりこっちへ行ったりとまるで渡り鳥のようだ。昨日(土曜日)も昼はつくば市の国際会議場で開催された学会に出席し、夜は夜で新宿の京王プラザホテルで行われた知人の教授就任パーティに出向いた。当然、帰宅は夜遅くなったが、日曜日は朝からフィールドへ-----。毎日慌ただしい日常の中で、週末のフィールド散歩は「自分を取り戻す時間」になっていると思う。そんな時間を大事にしたいと思います。


Written by 虫林花山





by tyu-rinkazan | 2015-10-02 22:23 | ■カミキリムシ | Comments(6)

20150922 シルバーウィークの散歩道3:ぶこ可愛いマヤサンコブヤハズカミキリを探してブナの森を歩く

DIARY Vol.10 (690): #52, 2015 :  

本日(火曜日)はチュウブマヤサンコブヤハズカミキリ(以下マヤサンコブ)という長ーい名前のちょっと無骨だが何とも可愛い(ぶこ可愛い)カミキリムシを探しに長野県の某所へ遠征することにした。相変わらず「行き当たりばったり、出たとこ勝負の撮影行」だが、とにかく行かないことには百年たっても撮影できないからね。

Cross Finger!


補虫網を持った少年

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途中、白馬村に立ち寄った。

今日は空気が澄みわたってすこぶる気持ちが良いので、少し斜面を登って高い場所から白馬村を見渡した。

雲の間から顔を出した鹿島槍(一番奥の高い山)をみながら秋晴れの村景色を楽しんでいると、長い柄の補虫網を肩に担いだ少年が歩いてきた。

そんな光景をみていると、遠い昔に「虫捕り少年」だった頃の自分の姿が、灰色の脳細胞にある記憶の倉庫からにわかにリトリーブされ、その少年の姿に重ね合わされた。

なんとなく “ピースフル
そこはかとなく “ノスタルジック
どことなく “ほっこり”する。






ブナの森

マヤサンコブが棲息する大きくて豊かなブナの森に到着した。

ブナの太い幹にはヒラタケに似た大きなキノコが付いていた。
ここの木にも、あそこの木にも、ブナの木はキノコだらけだ。

これはヒラタケなどではなく、毒キノコのツキヨタケにちがいない。ツキヨタケの誤食による中毒は毎年のように出ているので注意しないとね。ちなみにツキヨタケのヒダは夜になると緑色に怪しく光るらしい。いつか夜に訪れて怪しく光るツキヨタケを撮影してみてみたいと思う------。

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---- ブナの木とツキヨタケ-A beech tree with moonlight mushrooms

-----(Nagano, 22/September/2015, Canon EOS6D, EF24-70mm F4/L IS USM



オオルリボシヤンマの産卵する池にて

森に囲まれた静かな池には、ヤンマ類がたくさん飛んでいた。
どうやら、大きいヤンマは高地生のオオルリボシヤンマらしい。
しばらく観察すると、メスが岸の近くで盛んに産卵している。
産卵場所の近くで待機しているとかなり近くで広角撮影できた。

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---- オオルリボシヤンマの産卵-A egg-lying dragonfly (Aeshna crenata)

-----(Nagano, 22/September/2015, Canon EOS70D, EF8-15mm F4/L Fisheye USM



チュウブマヤサンコブヤハズカミキリを発見

道路脇に刈られて数日たったと思われる枝を見つけた。
まだ萎れた葉が付いていたので、ゆっくりと見て行く。
ほどなく葉の間にカミキリムシの触角が伸びているのを発見。
うーむ、この触角は目的としているマヤサンコブかな?

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---- チュウブマヤサンコブヤハズカミキリ♀- A female of Mesechthistatus furciferus meridionalis

-----(Yamanashi, 22/September/2015, Canon EOS6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM


手前の葉を取り除くと無骨だが可愛い(ぶこ可愛い)姿が現れた。
鞘翅の後ろにやや小型の黒い紋------まさしくマヤサンコブの♀だ。

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---- チュウブマヤサンコブヤハズカミキリ♀- A female of Mesechthistatus furciferus meridionalis

-----(Yamanashi, 22/September/2015, Canon EOS6D, EF100mm F2.8/L Macro IS USM


周りを探すとマヤサンコブの♂も数頭見つけることができた。
ここはマヤサンコブの密度がけっこう濃いみたいだな。
これで、ミッションインポッシブルでなくミッションクリア。
撮影後は、ご当地サイダーの「雪解けサイダー」で祝杯だ。

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---- チュウブマヤサンコブヤハズカミキリ♂- A male of Mesechthistatus furciferus meridionalis

-----(Yamanashi, 22/September/2015, Canon EOS6D, EF8-15mm F4/L Fisheye USM

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---- チュウブマヤサンコブヤハズカミキリ♂- A male of Mesechthistatus furciferus meridionalis

-----(Yamanashi, 22/September/2015, Olympus Stylus Tough TG-3


??虫眼鏡ノート

鮮やかな原色でピカピカしたムシも良いが、コブヤハズカミキリの仲間ように土色でゴツゴツしているムシも味わい深いものだ。日本の焼き物でいえば美濃焼に近いものかも-----うーむ、どうかな。「侘び寂びの心」がわかる諸兄には、コブヤハズカミキリの良さをきっと理解してもらえるにちがいないと思うがどうだろう。

コブヤハズカミキリの仲間は鞘翅が癒着(退化or 進化?)していて飛べないため、それぞれの地域で色や体つきが異なる。川をはさんで白馬村はただのコブヤハズ地帯でこちらはマヤサンコブヤハズ地帯になる。これまで、この時期にここまで来ることがなかったが、こんかいやっと念願のマヤサンコブを撮影できた。これで中部に産するコブヤハズ4種の撮影ミッションはコンプリートできたことになる。

心残りはセダカコブヤハズだが、これがまたすこぶる異形で「ぶこ可愛い」。こちらは慌てず来年の楽しみに取っておこうと思う。

Written by 虫林花山



by tyu-rinkazan | 2015-09-26 23:36 | ■カミキリムシ | Comments(4)

20150815 高原の散歩道:アサギマダラとスジボソヤマキチョウほか

DIARY Vol.10 (682): #44, 2015 :  

<写真とは>
ある人から「虫との自撮り写真集」なるものを見せていただいた。内容は実にファニーで笑ってしまった。よくもまぁ-----である。そもそも、写真とは瞬間的にその場面を記録する手段であるが、そこには「撮影者すなわち自分」が必ずいる(リモート撮影以外はね)。つまり、写真撮影とは(自撮りではなくても)、その時、その瞬間の自分自身の記録に他ならない。自撮り写真集をみながらふとそんなことを考えた。

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高原にて

本日(土曜日)は信州の某高原を散歩することにしました。

穏やかな起伏の草原には咲く花も少なく、時折、ススキの間からヒョウモンチョウが飛び出した。そういえば、そろそろ夏も終盤で、吹く風に秋の気配がただよう。思い起こせば、今年の夏も何かと忙しくて夏休みがあまり取れないでいる。不完全燃焼の夏(完全燃焼の夏なんて無いかも)。

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---- 晩夏の草原 -A Landscape of Glassland in the late summer

-----(Nagano, 15/August/2015, Canon EOS 70D, EF8-15mm F4/L USM FISHEYE



アサギマダラ

道路脇のヒヨドリバナやアザミの花に多くのアサギマダラが集まっていた。

彼らは「命がけの秋の渡り」にそなえて集まってきたのだろう。
ゆっくりと栄養をとり(吸蜜して)、体力をつけて旅立って欲しいと思う。
それにしても、アサギマダラの「浅葱色」はなんとも綺麗だな。

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---- アサギマダラ -A Chestnut Tiger Butterfly

-----(Nagano, 15/August/2015, Canon EOS 6D, EF100mm F4/L IS USM

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---- 飛翔するアサギマダラ -A flying feture of Chestnut Tiger Butterfly

-----(Nagano, 15/August/2015, Canon EOS 70D, EF8-15mm F4/L USM FISHEYE



ヒメキマダラヒカゲ

日陰の花で吸蜜するヒメキマダラヒカゲを見つけた。

この蝶は存在感が薄くて(失礼)、これまでレンズを向けることが少なかった。
今回はマクロレンズできっちりと撮影してみよう。

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---- ヒメキマダラヒカゲ - The Small Labyrinth

-----(Nagano, 15/August/2015, Canon EOS 6D, EF100mm F4/L IS USM MACRO



スジボソヤマキチョウ

スジボソヤマキチョウは高原の蝶だ。
この蝶に出会うと高原を実感。

アザミやマルバダケブキの花を渡り歩いて吸蜜していた。

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---- スジボソヤマキチョウ- The Lesser Brimstone

-----(Nagano, 15/August/2015, Canon EOS 70D, EF8-15mm F4/L USM FISHEYE


スジボソヤマキチョウは逆光気味に撮影すると黄色が鮮やかだ。

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---- スジボソヤマキチョウ- The Lesser Brimstone

-----(Nagano, 15/August/2015, Canon EOS 6D EF100mm F4/L IS USM MACRO



ミドリヒョウモン

湖畔のハンゴンソウの花にミドリヒョウモン。

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---- ミドリヒョウモン- The Silver-washed Fritillary

-----(Nagano, 15/August/2015, Canon EOS 70D, EF8-15mm F4/L USM FISHEYE



アカセセリ

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---- アカセセリ-The Oriented Chequuered Darter

-----(Nagano, 15/August/2015, Canon EOS 70D, EF8-15mm F4/L USM FISHEYE



??虫眼鏡ノート

撮影対象を決めずに散歩することはストレスフリーで気楽。とくに今回は、昆虫写真家の山口進さんと出版社のIさんが一緒だったので、フィールド散歩が一段と楽しかった。ここ数年、柳の木のヒメオオクワガタを探していたが、クワガタムシの大御所(山口進さん)から生態に関する有意義なコメントをいただいた。秋になるのが楽しみです。また、ご一緒したいと思います。

Written by 虫林花山



by tyu-rinkazan | 2015-08-16 22:00 | ▣アサギマダラ | Comments(10)

20150809 木曽の散歩道:ゴマシジミとヤマキチョウほか

DIARY Vol.10 (681): #43, 2015 :  

8月はゴマシジミとヤマキチョウ。いずれも近年は環境の変化や開発で棲息地が消滅してしまい、なかなか会うことができない蝶になってしまった。でも、年に一度くらいは撮影したい蝶でもある。そこで、暑さでへたっているレイジーな虫林も意を決してフィールドに出かけてみることにしました。


木曽の御岳山

青空と裾野を広げた御岳山。
緑の水田と小さな集落に曲がりくねる道。
畑一面に咲くそばの花

今は絵に描いたような平和な風景。
しかし、御岳山というと昨年9月27日の噴火を思い出す。
ご冥福をお祈りしたいと思います。

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---- 御岳山 -Mt. Ontake

-----(Nagano, 08/August/2015, Canon EOS 70D, EF8-12mm F4/L USM Fisheye



オミナエシとモンキチョウ

ゴマシジミのポイントでしばらく待った。
なかなか現れてくれなかったので、オミナエシの群落に行ってみた。
するとそこにはモンキチョウの姿。

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----- オミナエシの花とモンキチョウ-Eastern pale clouded yellow on Golden lace

-----(Nagano, 08/August/2015, Canon EOS 70D, EF8-12mm F4/L USM Fisheye



ムモンアカシジミ

昼食後、kenkenさんが見つけたムモンアカシジミのポイント。
チラチラと飛んでノリウツギの花で吸蜜した。
ノリウツギでの吸蜜は初めてなので喜んで撮影。

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---- ムモンアカシジミ-Palimna liturata.

-----(Nagano, 08/August/2015, Canon EOS 70D, EF300mm F4/L IS USM



ヤマキチョウ

以前にチャマダラセセリを撮影した草地に立ち寄ってみた。
1頭のヤマキチョウ♀がクルマユリやカワラナデシコで吸蜜。

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---- ヤマキチョウ-A female of the Brimstone on the wheel lily

-----(Nagano, 08/August/2015, Canon EOS 70D, EF300mm F4/L IS USM



ゴマシジミ

午後から松本市のゴマシジミを撮影。
到着して間もなく何頭ものゴマシジミが飛び出した。

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---- ゴマシジミ-Rosalia batesi

-----(Nagano, 08/August/2015, Canon EOS 70D, EF8-12mm F4/L USM Fisheye

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---- ワレモコウとゴマシジミ-Rosalia batesi

-----(Nagano, 08/August/2015, Canon EOS 6D、EF100mm F4/L IS USM Macro, EOS70D, EF8-12mm F4/L USM Fisheye



オナガシジミ

オナガシジミが目の前の草の上で開翅した。
かなり擦れているが開翅は嬉しい。

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---- 開翅するオナガシジミ-Rosalia batesi

-----(Nagano, 08/August/2015, Canon EOS 6D, EF8-12mm F4/L USM Fisheye



??虫眼鏡ノート

この時期になると息切れしてあまりフィールドに出たくなくなるが、ゴマシジミやヤマキチョウを撮影となるとやはり心が躍る。ゴマシジミは有名ポイント以外ではかなり難しいようで、午前中いっぱい待機したが、僕の前には1度しか現れてくれなかった。こんなに少ないと存続できるのかなと思ってしまう。でも、午後にkmkurobeさんにご案内いただいたポイントではたくさんの個体を見ることができて嬉しかった。

kmkurobeさん、kendamarさん、kenkenさんやMさん達にお世話になりました。
楽しかったです。

Written by 虫林花山





by tyu-rinkazan | 2015-08-13 19:12 | ▣ゴマシジミ | Comments(10)