NATURE DIARY

tyurin.exblog.jp

タグ:長野県 ( 101 ) タグの人気記事

20170805 真夏の散歩道:山里の青ゴマと黒ゴマ

DIARY Vol.11 (752): #16, 2017 :

虫仲間では、黒ゴマ(黒いゴマシジミ)よりも青ゴマ(翅表が青いゴマシジミ)が珍重されます。同じ種類なのに色彩で差別するなんて----ウーム、このご時世だとインセクトハラスメント(虫差別)で訴えられるかもしれないな。でも、青ゴマの深い青には「フェルメールの青」に通じるような何ともいえない魅力があるのも事実です(ガングロ化粧の黒ゴマはちょっとね)。ということで、今年の夏も美しい青ゴマを求めて信州の山里を訪れることにしました。


真夏の山里

青い空と白い雲
ヒマワリの花と花豆(ベニバナインゲン)の棚

真夏の太陽が照り付ける信州の山里で、流れる汗を拭きながらゴマシジミを探しました。耕作地の周りでは、クルマユリやオミナエシが咲き、キキョウの花が夏の終わりを知らせてくれる。こんな場所をのんびりと蝶を探して歩けるなんて、幸せ以外の何物でもないなと思う。

d0090322_20504615.jpg
----ヒマワリ
----
(July-30-2017, Yamanashi, Canon EOS M6, EF 8-15mm F3.5 IS STM)



ゴマシジミ

到着して畑の土手の草地を歩くと、ふらふらと飛び回るゴマシジミを見つけました。ゴマシジミは綺麗なオダマキの花に静止したので、思わず撮影しました。でも、ゴマシジミといえば、ワレモコウの花との組み合わせがやはり本命だね。

富士には月見草が良く似合う-----太宰治
ゴマにはワレモコウが良く似合う-----虫林

d0090322_20525700.jpg
d0090322_20510731.jpg
d0090322_20513738.jpg
----ゴマシジミ♂
----
(August-6,12-2017, Nagano, Canon EOS M6, EF 100mm F2.8 IS USM)


d0090322_20521130.jpg
d0090322_20524118.jpg
----ゴマシジミ♂飛翔
----
(August-6,12-2017, Nagano, Canon EOS M6, EF 8-15mm F3.5 IS STM


Nikon1 V3 + 70-300mmで撮る
ダンダラさんが親切にもNikon 1での撮影を教えてくれた。実際、撮影させていただくと小さくて性能もなかなか良さそうだ。そこで、ネットで調べてみると、アマゾンで Nikon1 V3のプレミアムキットの新品があった(Nikon1 V3は現在すでに生産終了)で、思わずポチっとしてしまい、ニッコールVR 70-300mmレンズも中野のフジヤカメラで中古を見つけて手に入れました。え~今頃Nikon1ですかといわれるかもしれませんね。次の週末、また同地を訪れて試撮影してみることにしました。


とにかく、パスト連射機能を使用してゴマの飛翔を撮影してみました。

d0090322_20540765.jpg
d0090322_20542705.jpg
d0090322_20551001.jpg
d0090322_20553774.jpg
----ゴマシジミ飛翔
----
(August-12-2017, Nagano, Nikon1 V3, Nikkor VR 70-300mm f/4.5-5.6)





Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2017-08-21 06:54 | ▣ゴマシジミ | Comments(3)

20170717 信州の散歩道:憧れのアカムネハナカミキリ


DIARY Vol.11 (748): #12, 2017 :

昆虫写真を撮影していると、「あの時にもっと撮っておけばよかったな」と思うことがある。それは初めて出会う珍しい昆虫や貴重な生態シーンに遭遇した時などに多い。そんな過去の苦い経験を思い出させる虫の一つがマクロピドニアことアカムネハナカミキリだ。アカムネハナカミキリの産地は極めて限られていて、この虫に出会うためには信州のある場所に行くしかない。今回はその棲息地を散歩してみた。


アカムネハナカミキリ(赤胸花天牛、学名:Macropidonia ruficollis)

朝のうちは涼しかったが、日が高くなるにしたがいとても暑くなってきた。刺すような夏の日差しに目を細めながら、
ホストのクロツバラの木が散在する草原をひたすら歩き回った。

2時間ほど過ぎただろうか、Tシャツに汗がにじむ頃になってやっとススキの葉上に黒っぽいカミキリを見つけた。慌てて近づいてみると、目的のアカムネハナカミキリだった。アカムネハナカミキリは、前胸背の赤と鞘翅の漆黒の鮮やかなコントラストを呈する。このような配色はホタルカミキリ、クビアカモモブトホソ
カミキリ、チャイロホソヒラタカミキリ、クビアカトラカミキリなどがあり、また最近話題のクロジャコウカミキリも同様の色彩だ。

赤と黒は毒虫の警戒色の擬態
かな。


d0090322_19291893.jpg
d0090322_19293194.jpg
d0090322_19294393.jpg
----アカムネハナカミキリ
----
(July-17-2017, Nagano, Canon EOS 7D M-II, EF100mm F2.8L IS USM, EF8-15mm F4.0L USM)


メスは何頭か撮影できたものの、オスにはなかなか出会えなかった。
現地で出会ったカミキリ屋の方がクロツバラの木の幹にオスを見つけて呼んでくれ。

メスに比べてオスの体は細身で、触覚が長くて格好が良い。
d0090322_19300568.jpg
d0090322_19302001.jpg
----アカムネハナカミキリ♂
----
(July-17-2017, Nagano, Canon EOS 7D M-II, EF100mm F2.8L IS USM,)


クロツバラの枝を丁寧にみていくと交尾個体も見つけることができた。
d0090322_19303442.jpg
----アカムネハナカミキリ交尾
----
(July-17-2017, Nagano, Canon EOS 7D M-II, EF100mm F2.8L IS USM,)



ヌバタマハナカミキリ(射干玉花天牛、学名:Judolidia bangi)

d0090322_19304471.jpg
d0090322_19305939.jpg
----ヌバタマハナカミキリ
----
(July-17-2017, Nagano, Canon EOS 7D M-II, EF100mm F2.8L IS USM)



ウンモンテントウムシ(雲紋瓢虫、学名:Anatis halonis)

d0090322_19311497.jpg
----ウンモンテントウムシ
----
(July-17-2017, Nagano, Canon EOS 7D M-II, EF100mm F2.8L IS USM)



ウラジャノメ(裏蛇の目、学名:Lopinga achine)

d0090322_19312819.jpg
----ウラジャノメ
----
(July-17-2017, Nagano, Canon EOS 7D M-II, EF100mm F2.8L IS USM)



アイノミドリシジミ(アイノ緑小灰、学名:Chrysozephyrus brillantinus)

d0090322_19315515.jpg
d0090322_19320745.jpg
----▶アイノミドリシジミ
----
(July-17-2017, Nagano, Canon EOS 7D M-II, EF100mm F2.8L IS USM)



虫眼鏡ノート

久しぶりにアカムネハナカミキリが撮影できました。このカミキリと最後に出会ったのは10年以上も前なので、嬉しくもあり、懐かしくもありだ。このカミキリは稀種という意識があるためか何ともクールで美しく思える。

アカムネハナカミキリの棲息地では、東京と神奈川から来られたというカミキリ屋の方と知り合った。お二人ともいわゆる虫目をお持ちのようで、何頭ものアカムネハナカミキリを見つけたようでした。虫屋というのは、見知らぬ仲であってもすぐに打ち解けて話し込んでしまうから面白い。また、どこかでお会いしましょう。



Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2017-07-23 19:35 | ■カミキリムシ | Comments(8)

20170715 白馬の散歩道:久しぶりにコトラカミキリをみた


DIARY Vol.11 (747): #11, 2017 :

ブログ(Nature Diary)は僕のフィールド散歩(昆虫写真)のアーカイフなのだが、今年はこれまで更新がほとんどできませんでした。これからは少しダウンサイジングして定期的に更新していこうと思っています。


コトラカミキリ(小虎天牛、学名:Plagionotus pulcher)

コトラカミキリは小さなトラカミキリという意味だが、けっして小さくない。
むしろトラカミキリの仲間では大型の部類に入る。
最近はなぜか個体数が減ったようで、このカミキリになかなか出会えなかった。
今回、白馬村の道路脇のコナラの材上にその姿を見ることができた。

d0090322_21540477.jpg
----交尾するコトラカミキリ
----
(July-17-2017, Nagano, Canon EOS 7D M-II, EF8-15mm F4L USM)


Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2017-07-22 21:55 | ■カミキリムシ | Comments(1)

白馬の散歩道:久しぶりにコトラカミキリをみた


DIARY Vol.11 (747): #11, 2017 :

ブログ(Nature Diary)は僕のフィールド散歩(昆虫写真)のアーカイフなのだが、今年はこれまで更新がほとんどできませんでした。これからは少しダウンサイジングして定期的に更新していこうと思っています。


コトラカミキリ(小虎天牛、学名:Plagionotus pulcher)

コトラカミキリは小さなトラカミキリという意味だが、けっして小さくない。
むしろトラカミキリの仲間では大型の部類に入る。
最近はなぜか個体数が減ったようで、このカミキリになかなか出会えなかった。
今回、白馬村の道路脇のコナラの材上にその姿を見ることができた。

d0090322_21540477.jpg
----交尾するコトラカミキリ
----
(July-17-2017, Nagano, Canon EOS 7D M-II, EF8-15mm F4L USM)


Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2017-07-22 21:55 | ■カミキリムシ | Comments(0)

20170716 白馬の散歩道:小さな赤トンボ (ハッチョウトンボ)



DIARY Vol.12 (746): #10, 2017 :


Visited Hakuba village, Mr. Kurobe guided me to the damp ground. We took some pictures of tiny scarlet dragonflies, Nannophya pygmaea, which are known as scarlet dwarf and consideredto be the world smallest, measuring 1.5-2.0 cm in body length. To my joy, I found another rare dragonfly, Libellula quadrimaculata..


白馬村を訪れた時に、蝶友のkurobeさんに案内していただいた湿地で、小さな赤トンボ(ハッチョウトンボ)を撮影した。このトンボは体長が1.5-2.0cmで、日本はもとより世界で最も小さいとみなされている。真夏の湿地は暑かったな----


d0090322_22014041.jpg

d0090322_22034335.jpg
d0090322_22050448.jpg



珍しいヨツボシトンボも見つけました
d0090322_22104249.jpg





by tyu-rinkazan | 2017-07-19 22:13 | ■トンボ | Comments(2)

20160827 キャノンMシステムを昆虫撮影に導入

DIARY Vol.11 (728): #24, 2016 :  

d0090322_7393716.jpg

<昆虫お散歩カメラの物欲・衝動購入>


虫林も「寄る年波には勝てぬ」で、このごろ通常の一眼レフカメラが何とも重く感じる時があります。先週、所用で東京に行った折に、中野のフジヤカメラに立ち寄り、小さくて軽いキャノンEOS M3+EF-M 28mm Macroレンズキットを購入してしまいました(はっきり言えば物欲衝動買いだ)。

このカメラはミラーレスで、小さいけどAPS-Cサイズのイメージセンサーを持っています。また、同時に購入した28mmマクロレンズは「ハイブリッド手振れ補正機能」が効くので、昆虫撮影には向いているようです。さらにこのレンズの前面にはLEDランプが装着されているのもユニークで有用だと思います。このカメラではアダプターを介して、一眼レフ用のキャノンEFレンズが使用できるのも、撮影システムを統一する意味ではとても大事なことですね。僕の場合、5D M-IIIや7D M-IIをメインカメラで使用することになるので、M3は気軽なお散歩サブカメラとして使用していく予定です。




夜、自動販売機にヤママユが訪れていた。

M3にEFレンズにアダプターを介して、EF8-15mm魚眼レンズを装着して撮影した。意外にこの組み合わせは違和感がなくて、合焦速度、露出なども問題がありませんでした。広角撮影では、地面も含めていろいろなアングルで撮影することが多いのですが、M3の背面のチルト式の液晶モニター(90度まで動く)はとても有用でした。魚眼レンズとの組み合わせはよさそうなので、これから飛翔撮影にもチャレンジしたいと思います。

d0090322_7463159.jpg
----ヤママユ: Japanese oak silkmoth (Antheraea yamamai)
----
(August-27-2016, Nagano, Canon EOS M3, EF8-15mm f/4L Fisheye USM , Speedlight 430EX)



マルバダケブキの枯れ葉にフジコブヤハズカミキリ。
M3にEFレンズの60mmマクロレンズをアダプターを介して装着した。
マクロツインストロボMT-EX24を併用。

僕にとってはこの組み合わせが最も良かった。というのも、マクロツインストロボは大きいので、これをカメラに装着するとハンドリングが悪い。でも、M3にEF60mmマクロレンズ+ツインストロボ EX24の組み合わせは、僕の小さなカメラバックにちょうどすっぽり入るのだ。「ストロボ付きカメラをむき出しで持つ」必要がなくなるのがとても嬉しい。

d0090322_75554.jpg
----フジコブヤハズカミキリ
----
(August-27-2016, Nagano, Canon EOS M3, EF60mm f/2.8 Macro USM , MT-EX24)



M3用の28mmマクロレンズの先にGyorome 8を付けて撮影。
トリミングしてもよいが、このままの方がGyoromeの雰囲気が出てよいかも。

d0090322_7474313.jpg
----ダイミョウセセリ
----
(August-20-2016, Yamanashi, Canon EOS M3, EF-M 28mm f/3.5 Macro IS STM, Gyorome 8, , Speedlight 430EX)



虫眼鏡ノート

今回、キャノンのM3を導入したのは、28mmのマクロレンズが登場したためです。このEF-M 28ミリマクロレンズ(フルサイズ換算で44.8ミリ)は、広角域でのユニークなマクロレンズだけど、EF100ミリと同等のハイブリッド手振れ補正機能を持ち、スーパーマクロ機能では実質1.8倍での撮影可能だという謳い文句はとても魅力的でした。さらにレンズ前面にあるLEDも暗い場所では有用に思えました。また、

実際に昆虫撮影で使用してみると、被写体までのワーキングディスタンスがとても短いので、マクロ機能をフルに使用するのは難しい場面がありました。それ以外は、この小さなマクロレンズはとても使いやすくて、今では常用レンズとしても使用しています。また、M3はアダプターを介してすべてのEFレンズが使用できるのも嬉しい。今回も8‐15mm魚眼を付けて撮影してみましたが、特にf不満を感じることはありませんでした。むしろ、M3背面のチルト式モニターは、地面にいる昆虫の広角撮影ではとても使いやすいと思いました。




Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-08-28 07:59 | ■撮影機材ほか | Comments(6)

20160806 信濃の高原散歩道:青いゴマに出会う

DIARY Vol.11 (726): #22, 2016 :

リオ五輪がいよいよ始まった。
アスリートたちの素晴らしいパフォーマンスが楽しみだね。 

このところ夏の日差しがとても厳しくて、だまっていても汗が噴き出てきます。ニュースによれば、昨日(土曜日)の気温は大阪、京都で38℃を越えたらしい。虫林が住む甲府市でも36℃を記録した。ちなみに、本日は暦の上で「立秋」になったとのことだが、こんなに暑い真夏のピークに立秋が宣言されても戸惑うばかりだ。こんな時は家で水風呂にでも入って、一日中ほっこりのんびりするにかぎります。しかし、それでは「ウィークエンドナチュラリスト」を自称する虫林の名がすたるというものだが-----。

今回のNDは、暑さにめげずに信州のゴマフィールドを散歩したときのことです。


高原の耕作地とゴマシジミ

ワレモコウが咲く信州の高原(ゴマシジミが棲息)。
この場所からは北アルプス(乗鞍岳)が見渡せる。
ワレモコウの花に来ているゴマシジミがわかるかな。
                 
d0090322_17152640.jpg
高原のゴマシジミ The Teleius Large Blue
--(August-06-2016, Nagano, Canon EOS5D M-III, EF300mm)


耕作地の土手や休耕田にはゴマシジミが飛び交い。
時折、ワレモコウの上で吸蜜していた。

LAOWA 15mm Macroで撮影してみた。このレンズは、15ミリの広角ながら等倍撮影やシフト撮影ができる(ワーキングディスタンスが極めて短いので等倍撮影は難しい)。昆虫写真家の山口進氏から教えていただき、ネットで中国の会社(Venus Optics)から直接購入したが、今では国内のショップでも手に入るようだ。このレンズの裏面には電気接点が無いので、ほぼマニュアル撮影になるがユニークな広角マクロレンズなので気に入っている。

d0090322_17154770.jpg
高原のゴマシジミ The Teleius Large Blue
--(August-06-2016, Nagano, Canon EOS 5D M-III, LAOWA 15mm Macro)


耕作地の土手や休耕田を歩いていくと、ワレモコウの花に静止するゴマシジミを見つけた。ゴマシジミの裏面は写真のように白っぽいものと茶色のものがある。白っぽいものは翅表が青いことが多い。開翅させるために影をつくったり、陽を当てたりしたが翅をひろげてくれなかった。

d0090322_1718612.jpg
d0090322_17161046.jpg
ワレモコウの花で静止するゴマシジミ The Teleius Large Blue
--(August-06-2016, Nagano, Canon EOS 5D M-III, EF100mm Macro)



関東や中部地方のゴマシジミの色彩は多様で、青い部分が多い個体は「青ゴマ」、黒い部分が多い個体を「黒ゴマ」と呼んでいる。「ゴマ差別」になるぞと言われるかもしれないが、美しいものは美しいので仕方がないかな。この個体は羽化後まもない新鮮なものだった。

d0090322_17165832.jpg
d0090322_17171098.jpg
d0090322_17172113.jpg
葉上で開翅するゴマシジミ The Teleius Large Blue
--(August-06-2016, Nagano, Canon EOS 5D M-III, EF100mm Macro)

d0090322_1719213.jpg
ワレモコウの花に産卵するゴマシジミ The Teleius Large Blue
--(August-06-2016, Nagano, Canon EOS 5D M-III, EF-S 60mm Macro)



虫眼鏡ノート

本日はピーカンでとても暑い一日でしたが、蝶写友の皆さん(ダンダラさんご夫妻、Naoggioさん、Sさん)とご一緒して撮影散歩することができました。やはり気が置けない仲間との撮影行は楽しいものです。また、ご一緒したいと思います。さらに、現地ではケンダマーさんをはじめ多くの同好の方々とお会いできてとても楽しい一日になりました。皆さん、ありがとうございました。下の写真はnaoggioさんが夕暮れのゴマを撮影していた時のもの。この時間まで撮影する意欲、体力、根性を見習わなくては-----。

d0090322_1719395.jpg

なお、当日はムモンアカシジミやその他の蝶も撮影しました。
次に掲載しようと思いますが----時間がね。


Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-08-07 17:37 | ▣ゴマシジミ | Comments(6)

20160424 山谿の散歩道:クモマツマキチョウ光臨

DIARY Vol.11 (720): #16, 2016 :  

やっと早春の気配を帯びてきた山の谿。
フキノトウの葉で休むクモマツマキチョウ。
こんな光景を撮影して見たかった。

クモツキは保護色なのでわかるかな?

d0090322_21384153.jpg
----フキノトウで休むクモマツマキチョウ--
Walking along the mountain valley under cloudy sky, we found a male of the Orange-Tip resting on the butterbur sprout.

April-24-2016, Nagano, Canon EOS 6D with Laowa 15mm Macro


クモツキは体には長い毛をまとっています。

d0090322_2139275.jpg
---- Orange Tip
------
April-24-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF100m Macro


日が差すと同時に飛びました。
フキノトウで吸蜜。

d0090322_21392522.jpg
d0090322_21394455.jpg
d0090322_2140179.jpg
---- Orange Tip
------
April-24-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300m


クモマツマキチョウ♂の誤求愛

d0090322_21402545.jpg
----False-courtship behavior of Orange Tip
------
April-24-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300m



虫眼鏡ノート

今回は3時間も待ちましたが、何とかクモツキが撮影できました。4月にクモツキが撮影できるとは思っていなかったので、とても驚きました。同行させていただいたkmkurobeさんとkendamarさんに感謝します。

Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-04-28 21:45 | ▣クモマツマキチョウ | Comments(8)

20160423 卯月の散歩道:ヒメギフチョウとギフチョウ

DIARY Vol.11 (719): #15, 2016 :  

シロウマニア(白馬狂い)?
この時期の白馬村は、桜やコブシの花がいたる所に満開で、加えて魅力的な春のチョウ(ギフチョウやヒメギフチョウ)たちも飛び交う「ナチュラリストの桃源郷:ユートピア」です。ということで、今週末は少し強行軍でしたが白馬村を散歩してみました。ちなみに、金曜日は京都から夜遅くに帰宅したにもかかわらず、次の日(土曜日)の朝まだ暗いうちに家を出て、車で白馬村に向かい、白馬村での散歩を午前中で切り上げて、午後はあたふたと友人宅でのホームパーティに出席。次の日の日曜日も朝早く再び白馬村へ出動-----ウーム、何か変?

夜明け前の月が沈む瞬間
幻想的な朝もやの林


d0090322_22412726.jpg
---- A beautiful moment before dawn
------
April-23-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300mm


d0090322_22414666.jpg
----Morning Mist
------
April-23-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300mm
 




ヒメギフチョウ The Small Luehdorfia

カタクリの花で吸蜜するヒメギフ。
慎ましやかな「赤上がり」だ。

出勤前にkmkurobeさんが付き合ってくれました---Thanks!

d0090322_2242618.jpg
----A the Small Luehdorfia (ヒメギフチョウ) sucking nectar from dogtooth violet
------
April-23-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300mm



ギフチョウ The Luehdorfia

d0090322_22423057.jpg
----A male of the Luehdorfia (ギフチョウ) sucking from Violet
------
April-23-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300mm

d0090322_22424632.jpg
---- The Luehdorfia (ギフチョウ)
------
April-23-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300mm



ギフチョウ(イエローバンド) The Luehdorfia

本日初めてのギフチョウがイエローバンドだった。
イエローバンドとは、翅が黄色い縁毛で覆われる変異。
白馬村に多く出現することで知られている。。

d0090322_224374.jpg
---- The Luehdorfia (ギフチョウ・イエローバンド)
------
April-23-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300mm


愛知のIさんと話をしながら待つと、目の前のカタクリの花にギフチョウが訪れた。
裏面の模様をみると、どうやらイエローバンドらしい。

d0090322_22432572.jpg
d0090322_22434161.jpg
---- The Luehdorfia (ギフチョウ・イエローバンド)
------
April-23-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF300mm



虫眼鏡ノート

本日は午前中だけの訪問だったが、ヒメギフ、ギフが撮影できました。昨年は忙しかったのかヒメギフ・ギフの撮影に行くことができませんでしたので、今年は何度かリュウドルフィア撮影に行きたいなと思っています。とにかく。このチョウたちの撮影は天候に左右されるので、天気が良い週末は頑張らなくてはなりません。

はてさて、ゴールデンウィークはどうしようかな?


Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-04-25 05:36 | Comments(7)

20160408 南信の散歩道:春の蛾・御三家(オオシモフリスズメ、イボタガ、エゾヨツメ)+1を探して

DIARY Vol.11 (718): #14, 2016 :  

桜が開花すると、僕の周りの自然界が一気に賑やかになります。まるで冬の呪縛から解き放たように一気に活性が上がったように思えるのです。そんな春の昆虫たちの中にオオシモフリスズメ、イボタガ、エゾヨツメといった蛾の重鎮がいます。ブログの友人がこの3種の蛾を「春の蛾・御三家」と呼んでいましたが、なるほど御三家とは言い得て妙な表現ですね。そこで、今週はその御三家を求めて南信地方を訪れることにしました。

-------------------------------------------------------------------------


Spring Monster (オオシモフリスズメ:Langia zenzeroides nawai)

この蛾の北限とされている南信地方を訪れてみました。この蛾の分布はやや局地的なようで、見ることができる場所は限られるようです。最初に訪れたポイントでは見ることができませんでしたが、次に訪れた場所で数頭に出会うことができました。そこの電灯はそれほど明るくはありませんが、発生木の関係なのか集まっていました。

d0090322_2301458.jpg
Langia zenzeroides nawai--
I took some pictures of a male of the largest hawk moth, Langia zenzeroides nawai, flying around the light in the night.

April-08-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF100mm Macro


オオシモフリスズメは春に発生する蛾では最も大きくて迫力があります。Spring Monster (春の怪物)と呼んでも過言ではないでしょう。

d0090322_2303178.jpg
Langia zenzeroides nawai
-
April-08-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF100mm Macro

d0090322_2305553.jpg
d0090322_2311455.jpg
d0090322_2312937.jpg
Langia zenzeroides nawai
-
April-08-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF100mm Macro

d0090322_2314757.jpg
Langia zenzeroides nawai
-
April-08-2016, Nagano, Canon EOS6D with LAOWA 15mm Wide-macro




イボタガ (Brahmaea japonica)

イボタガは春を代表する蛾としてつとに有名です。この蛾は僕が子供の頃には春になると見ることができましたが、最近は出会っていませんでした。本日は数頭が灯りの傍の壁面にひっそりと静止していました。

d0090322_2341199.jpg
Brahmaea japonica
-
April-08-2016, Nagano, Canon EOS6D with LAOWA 15mm Wide-macro


この個体はとても新鮮で綺麗でした。
これまで出会ったイボタガの中でもトップクラスです・

d0090322_235623.jpg
Brahmaea japonica
-
April-08-2016, Nagano, Canon EOS6D with EF100mm Macro

d0090322_2352399.jpg
Brahmaea japonica
-
April-08-2016, Nagano, Canon EOS6D with LAOWA 15mm Wide-macro



エゾヨツメ(Aglia japonica microtau Inoue)

御三家の一つはヤママユの仲間のエゾヨツメです。
この蛾の撮影は1週間前でした。

d0090322_236773.jpg
d0090322_2362649.jpg
Aglia japonica microtau Inoue
-
April-02-2016, Yamanashi, Canon EOS6D with EF100mm Macro



トビモンオオエダシャク(Biston robustus robustus)

トビモンオオエダシャクも見つかりました。
この蛾の幼虫は小枝に擬態するので知られています。

d0090322_2364352.jpg
Biston robustus robustus
-
April-02-2016, Yamanashi, Canon EOS6D with EF100mm Macro



虫眼鏡ノート

今週末はフィールド散歩の時間がとれそうもありません。そこで、昆虫写真家の山口進さんと一緒に、金曜日の夜に春の蛾・御三家の撮影にチャレンジしてみました。数年ぶりでオオシモフリスズメに出会いましたが、その大きさもさることながら、翅の形や模様は美的観点からもなかなか秀逸です。また、イボタガやエゾヨツメもそれぞれ独特の魅力がありますね。

これからの時期は本業の方が忙しくなりますが、何としても時間を見つけてフィールド散歩に出たいなと思います。

Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-04-13 21:33 | Comments(6)