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20170128 南米フランス領ギアナの散歩道(8):奇々怪々なビワハゴロモたち

DIARY Vol.12 (744): #08, 2017 :

The lantern fly (Biwahagoromo) is a fascinating bug found in tropical rain forest of Southeast Asia and South and Central AmericaLatin America and , unfortunately, not in Japan. I encountered some amazing species of the lantern fly in the forest of Kaw mountain, French Guiana.

ビワハゴロモ(Fulgoridae; lantern fly)はセミに近い仲間。おもに熱帯、亜熱帯地方に分布している。日本にはいない虫です。中南米では「ユカタンビワハゴロモ」が有名なので、今回のフレンチギアナ行でも期待していたのだが、残念ながら見ることはかなわなかった。でも、さすが南米です、いくつかの不思議な形のビワハゴロモに出会うことができました。


ビワハゴロモ

ジャングルの中の道を歩いていたら、目の前を真っ白い虫が飛んでいきました。尾が長いシジミチョウかなと思い、その後を慌てて追いましたが、意外に敏感で静止してもすぐに飛び立ってしまいます。それでも何とか追いついてその姿を確認したところ、シジミチョウではなくて、白くて長い尾状の突起物を持つ昆虫でした。正直なところ、暗いジャングルの中で見たこの虫は「幽霊のようで、オドロオドロしい」というのが僕の感想でした。後日、調べてみると、クジャクハゴロモ(Pterodictya reticularis)という何とも美しい名前が付いていたので驚きました。ちなみに、クジャクの尾のような長い尾は分泌されたロウ状物質だそうです。

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----クジャクハゴロモ(Pterodictya reticularis) -
(January-29-2017, Kaw mountain, French Guiana)

ライトに飛んできたビワハゴロモ。同行の丸山氏が見つけて教えてくれた。前述したように南米ではワニの顔をつけたユカタンビワハゴロモが有名だが、このビワハゴロモの突起も負けず劣らず奇々怪々、奇想天外な形で立派です。ネットで調べてみると、独特の頭をしたこの虫のおしっこには糖分が含まれていて、カタツムリやアリがおしっこを求めて近づいてくるんだそうです(http://hennaikimono.blog.jp/archives/cat_673808.html?p=2)

この個体は僕が撮影していた時に飛んでしまい、その後みることができなかった。丸山氏に申し訳ない。

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----ビワハゴロモ(Phrictus quinquepartitus) -
(January-29-2017, Kaw mountain, French Guiana)


ライトトラップには他のビワハゴロモも飛来しました。
下は緑色のビワハゴロモです。

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----ビワハゴロモ(Phrictus sp.) -
(January-29-2017, Kaw mountain, French Guiana)


Written by 虫林花山

by tyu-rinkazan | 2017-02-19 11:28 | ● France | Comments(3)

20170128 南米フランス領ギアナの散歩道(7):アケボノミズイロタテハチョウ

DIARY Vol.12 (744): #07, 2017 :

アケボノミズイロタテハチョウは南米ガイアナからアマゾン、ブラジルのマトグロッソ、北部アルゼンチンまで広く分布します。美しい種でスリナムやガイアナでは切手の中にその姿をみることができます。フレンチギアナでは雨上がりに葉上で日光浴する本種をみることができました。

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----アケボノミズイロタテハチョウ -
(January-29-2017, Kaw mountain, French Guiana)


Written by 虫林花山

by tyu-rinkazan | 2017-02-18 21:01 | ● France | Comments(1)

20170128 南米フランス領ギアナの散歩道(6):マルバネフクロウチョウ

DIARY Vol.12 (743): #06, 2017 :

バナナトラップにマルバネフクロウチョウが訪れていました。オオフクロウチョウに比較するとやや小さくて眼状紋も小さい。でも、翅を開いた時には鮮やかなオレンジ色の紋が現れた。

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----マルバネフクロウチョウ -
(January-29-2017, Kaw mountain, French Guiana)

Written by 虫林花山

by tyu-rinkazan | 2017-02-18 17:53 | ● France | Comments(0)

20170128 南米フランス領ギアナの散歩道(5):モルフォチョウの輝き

DIARY Vol.12 (742): #05, 2017 :

滞在中はほとんど毎日雨でした、しかし時折雲が切れて日が差すと、どこからともなく大きなモルフォチョウが現れ、青い金属光沢の翅を点滅させながら不規則な軌跡を描いて飛ぶ姿がみられました。モルフォたちを目にすると、はるばる南米まで来たことが実感できます。ここカウ山の森で見ることができたモルフォは、メネラウスモルフォ M. menelaus、ディダミアモルフォ M. deidamia、アキレスモルフォ Morpho achillesの3種でした。


静止した時に、モルフォはほとんど翅を開くことがありませんが、1度だけ雨後に開翅しているディダミアモルフォに出会う機会がありました。ちょうど60ミリマクロレンズを装着していたのですが、何とか近寄ってまばゆい翅表を撮影することができました。

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----ディダミアモルフォチョウの開翅 -
(January-29-2017, Kaw mountain, French Guiana)


メラネウスモルフォは数があまり多く無いようで、数回その姿を目にしたにすぎませんでした。そこで、飛翔写真にチャレンジしてみました。チョウの姿を大きく写すことができませんでしたが、同行の山口 進氏の頭上を飛び去るモルフォが撮影できました。

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----メラネウスモルフォチョウ -
(January-29-2017, Kaw mountain, French Guiana)


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----日陰で静止するアキレスモルフォチョウ -
(January-29-2017, Kaw mountain, French Guiana)


森の中で大きな網を持ったフランス人採集者と出会いました。

彼の手には青色の銀紙を貼った卓球のラケットのようなものが握られていました。用途を訪ねてみると、これをモルフォチョウにかざすと寄ってくるということでした。この銀紙の反射によってモルフォチョウをおびき寄せ、網で捕まえる採集方法は、昔、フレンチギニアの役人で標本商として名高いフランス人のル・ムールトが考え出したものらしい。
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----モルフォチョウの採集者 -
(January-29-2017, Kaw mountain, French Guiana)



Written by 虫林花山

by tyu-rinkazan | 2017-02-18 07:49 | ● France | Comments(0)

20170129 南米フランス領ギアナの散歩道(4):アクテオンゾウカブトムシ

DIARY Vol.12 (741): #04, 2017 :

灯に飛んできたアクテオンゾウカブトの♀を見つけた。♀とはいえ、大きさや体表面の皺などさすがの貫禄がある。実は♂も飛んできたのだが、容器に入れていたらいつの間にか逃げられていた。かなり力が強そうだ。南米から北米にはゾウカブト(Megazoma)の仲間が14種ほど分布しているが、ここにはこのアクテオンが棲息しているようだ。アクテオンは南米では最も普通で、分布も広いが、その体はゾウカブトと呼ぶにふさわしい貫禄がある。

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----アクテオンゾウカブトムシ♀ -
(January-29-2017, Kaw mountain, French Guiana, Olympus TG-4)


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----アクテオンゾウカブトムシ♀ -
(January-29-2017, Kaw mountain, French Guiana, Canon EOS 7D-MII, EF100mm Macro)


 Prosted by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2017-02-14 04:11 | ● France | Comments(0)

20170128 南米フランス領ギアナの散歩道(3):ナンベイオオタマムシ

DIARY Vol.12 (740): #03, 2017 :

灯に飛んできたナンベイオオタマムシ(Euchroma gigantea)を丸山氏からいただいた。体積は日本のヤマトタマムシの3倍くらいはあって、色彩も派手でなかなか味がある。巨大で美しいタマムシだ。

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----ナンベイオオタマムシ -
(January-29-2017, Kaw mountain, French Guiana, Olympus TG-4)


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----ナンベイオオタマムシ -
(January-29-2017, Kaw mountain, French Guiana, Canon EOS 7D-MII, EF100mm Macro)


 Prosted by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2017-02-13 04:28 | ● France | Comments(0)

20170128 南米フランス領ギアナの散歩道(2):世界一大きな甲虫(タイタンオオウスバカミキリ)を見た

DIARY Vol.12 (739): #02, 2017 :

フレンチギアナ(French Guiana)は「熱帯モンスーン気候」で、我々が滞在したKaw山あたりの年間降水量は4000mmを越えます。滞在中、毎日雨が降り、しばしばバケツをひっくり返したような土砂降りになることもありました。広大な熱帯雨林とそこに棲む生物は、この豊かな雨に育まれているのが良くわかります。彼らにとってこの雨は慈雨なのでしょうか。

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----雨で川のようになった道 -
(January-28-2017, Kaw mountain, French Guiana)



ライトトラップ

世界一大きな甲虫として広く知られるタイタンオオウスバカミキリは、
雨期、
豪雨、
深夜(夜半過ぎ)、
に光に飛んでくるといわれています。

日本の感覚では、雨が強いと虫の飛来が少ないように思えますが、ここフレンチギアナの夜は雨が降ると虫の活性がにわかに上がるようです。実際、雨の中でも沢山の昆虫がライトに飛来します。

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----雨の中のライトトラップ -
(January-28-2017, Kaw mountain, French Guiana)



タイタンオオウスバカミキリ

滞在二日目の夜、夜半過ぎにロッジに帰って寝ていると、山口 進氏に突然起こされました。眠い目をこすりながら時計をみると午前2時。山口氏が笑いながら差し出した容器には、なんと15cmはあろうかという巨大な甲虫が入っていました。それは紛れもなくタイタンオオウスバカミキリでした。聞くところによれば、後ろで音がしたので探してみるとこの虫がいたということでした。さすがに、持っていますね。


実際に目の前で動くタイタンの「存在感」はこれまで見てきた虫とは全く別次元といえるもので、南米の森の主、王様という貫禄でした。甲虫とくにカミキリムシに興味がない方は、大きなゴキブリにしか見えないかもしれませんが-----。以前カミキリ屋だった虫林には、
その美しい姿(?)、圧倒的な迫力(今風にいうとオーラ)に言葉を失ってしばし見入ってしまいました。

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----タイタンオオウスバカミキリ Titanus giganteus ----
(January-28-2017, Kaw mountain, French Guiana)


驚くことに、後日、同行の丸山宗利氏が、ライトトラップでタイタンをさらに2頭も追加してくれました。この撮影行でタイタンの姿を拝める確率は良くて五分五分かなと踏んでいたのですが----意外でした。

タイタンを手で触れてみると、鞘羽は意外に薄くて柔らかでした。大きな体ですが、飛びやすくする工夫が体の各所にされているのでしょう。こんな巨大甲虫が棲んでいるフレンチギアナの広大な熱帯雨林の自然力の大きさには驚くほかありませんでした。

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----タイタンオオウスバカミキリ Titanus giganteus ----
(January-28-2017, Kaw mountain, French Guiana)


キープしていたタイタンを、日中に戸外で撮影をしました。

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----タイタンオオウスバカミキリ Titanus giganteus ----
(January-28-2017, Kaw mountain, French Guiana)


さらに、恥ずかしながら虫林とともに記念撮影。

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----タイタンオオウスバカミキリ Titanus giganteus ----
(January-28-2017, Kaw mountain, French Guiana)



虫眼鏡ノート
僕自身は今回のフレンチギアナ行で、ライトトラップでタイタンを見る確率は良くて五分五分かなと思っていたので、3頭ものタイタンが飛来したのは、よほど我々の運が良かったのかもしれません。結局のところ、タイタンが飛来するライトの場所はかなり限られているようで、飛来時間は夜半過ぎから5時まで、雨か雨後間も無くという条件でした。昨年タイタンを見ている丸山氏の経験がとても有用であったことは言うまでもありません。THANKS!

僕自身もポンチョ、傘、長靴などの雨対策はしていましたが、野外での撮影ではどうしてもカメラ機材は濡れてしまうのが不安でした。とくに、レンズが曇ってしまうのにはしばしば困惑しました。これはレンズの温度が低いための飽和水蒸気量の問題ですので、レンズを冷やさない工夫が必要ですね。ちなみに、ツインストロボMT-24EXは結露のために使用不可になってしまいました。



Written by 虫林花山

by tyu-rinkazan | 2017-02-12 09:49 | ● France | Comments(1)

20170127 南米フランス領ギアナの散歩道(1):カイエンヌの風景

DIARY Vol.12 (738): #01, 2017 :

フランス領ギアナ(French Guiana)は総面積の90%以上が大アマゾンの森林が広がり、地球上に残された数少ない「野生生物のパラダイス」です。しかしながら、このパラダイスへのアクセスは悪く、情報もほとんど入手できませんでした。そんな時、丸山宗利(九大)、野村周平(国立科学博物館)、山口 進(昆虫植物写真家)の各氏がフランス領ギアナで昆虫調査を行うことになり、虫林(加藤良平)もこれに参加できることになりました。

これまでにもアルゼンチンとブラジルなどの南米を訪れ、数は多くありませんが、蝶を中心に昆虫たちを撮影しました。興味深いのは、そこで見かけた昆虫たちは、日本はおろかアジアに産するものとは大きく異なることです。それは、古代のプレートテクトニクスにおける超大陸(ゴンドワナ大陸)の存在を思わせるような気がしてなりません。「奇々怪々」、「驚愕仰天」、「眉目秀麗」のゴンドワナの虫たち--------会いたい。


村の風景

羽田からパリのシャルル・ド・ゴール国際空港に飛び、オルリー空港から国内線でフランス領ギアナのカイエンヌ・フェリックス・エブエ空港に到着した。足掛け2日間にわたるアプローチだが、地球の裏側だと思えばそんな旅も長くは感じないものだ。空港からジャングルの中のロッジに向かう途中、小さなスーパーに立ち寄り買い出しした。入口から振り返ると、そこには村の風景が広がっていた。

湿気を含む生暖かい風
雲の隙間から顔を出す青空
青いトタン屋根の家
ブラジルバクやオウムの像

-----うーむ、思えば遠くに来たものだ


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----村の風景 -
(January-27-2017, French Guiana, Olympus Stylus TG4)


カイエンヌCayenneの街

カイエンヌはフランス領ギアナのキャピタルで、人口の約半分が住んでいます。しかし、街の中心部でも歩く人は少なく、どちらかといえば閑散としていた。人種的にはクレオール人とアフリカ系黒人が60%を超え、ヨーロッパ系とインド系がそれぞれ12%、先住民インディオが人口の3-4%という。確かに、街中を歩いている人をみると、黒人の割合が高いように思われました。東洋系の人はほとんどみませんでしたが、目抜き通りには中華レストランもあるので、いることはいると思います。

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----カイエンヌCayenne ----
(January-31-2017, French Guiana, Olympus Stylus TG4)


カイエンヌは大西洋に面した港町。主な産業は漁業らしい。
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----カイエンヌCayenne ----
(January-31-2017, French Guiana, Olympus Stylus TG4)


ジャングルのロッジに向う途中、眼下に広がるギアナのジャングルをみた。少し靄っていてはっきりとしないが、どこまでも続く熱帯雨林の力を感じる。

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----カイエンヌCayenne ----
(January-31-2017, French Guiana, Olympus Stylus TG4)


虫眼鏡ノート
フランス領ギアナの渡航には、黄熱病の国際予防接種証明書(イエローカード)が必要です。宿泊した場所が人の住まないジャングルの中のロッジなので、伝染病などの可能性は少ないと思いますが、用心に越したことはありませんね。今回の記事は風景写真をメインにしましたが、次回は昆虫たちを掲載していきます。



Written by 虫林花山

by tyu-rinkazan | 2017-02-05 10:04 | ● France | Comments(7)

20130530 フランスの散歩道:モネの庭にて

Diary #518 :
パリのオランジェリー美術館 Musée de l’Orangerie には、光の画家 クロード・モネ(Oscar Claude Monet)の代名詞になっている「睡蓮」の連作がある。睡蓮は部屋の壁全体に描かれた大作。晩年、モネ自身はこの絵を書いた「睡蓮の庭」自体が、自分の「最高傑作」だと語っていたという。モネの庭にいつ行くの? 今でしょ!

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les nymphéas in Musée de l’Orangerie

学会終了後、1日だけフリーになったので、家内のリクエストに従い、パリのサンラザール駅から電車に乗ってルーアン(Rouen)ジヴェルニー(Giverny) を訪ねてみることにした。ルーアンは中世の町並みや大聖堂で有名、ジヴェルニーには前述の画家モネが住んだ家と庭がある。


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ヨーロッパを旅するときは田舎に行きたい----と思う。
そこには、独特の空気感を持つ風景が広がっているからだ。

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- A Landscape of Village

----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm


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- Impressive Moments in Rouen

----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm


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- Impressive Moments in Rouen

----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm




ジヴェルニー (Giverny) 村にて
モネ Monet は43歳で小さなジヴェルニー村に移り住み、池を掘り庭にさまざまな花を植えた。

このジヴェルニー村には、鉄道のヴェルノン駅からバスで行くが(本数は少ない)、驚いたことに午後にはジヴェルニー村からヴェルノン駅へのバスが運行していなかったのだ(多くの人は車で来るみたいで、誰に聞いてもバスの運行状況はわからなかった)。ジェジェ〜! 

でも、たまたま出会った村人にタクシーを呼んでいただいた----感謝。

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- Claude Monet’s House in Giverny

----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm


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- Claude Monet’s Garden in Giverny

----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm




フランスの田舎は美しい。そんなどこか長閑でどこか芸術的ともいえる空気感の中に身を置いてみると、日本でのバタバタとした毎日の生活がばからしく思えてきてしまいます。ところで、モネは日本通で、実際に、ジヴェルニーの彼の家の食堂の壁には、日本の浮世絵が沢山飾ってあって驚きました。

今回は時間がなかったので、南フランスのアビニョンにあるアンリ•ファーブルの家までは行くことはできませんでしたが(残念)、それは次回の楽しみにしたいと思っています。


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村のレストランで食べた鴨料理は絶品でした。
これで、フランス散歩は終了します。La Fin!
Nature Diary vol.8(31): #518
Date: May-30 (Thursday)/2013
Place: Giverny in France






by tyu-rinkazan | 2013-06-04 05:59 | Comments(12)

20130530 フランスの散歩道:パリの街角にて

Diary #517 :
フランスのパリを訪れるのは何年ぶりだろうか。今回はパリで開かれた国際学会での発表が目的の訪問だが、この時期は夜10時くらいまで明るいので、学会以外の時間は地下鉄でパリ市内をうろうろと徘徊した(家内の後を子犬のように付いて回っただけ)。とにかく、パリは街角を歩いているだけでも面白い街だ。

パリは珍しくもないような顔をして、
良も不良も新も旧も低いも高いも、
凡そ人間の範疇にあるものは同居させ、
必然な事物の自浄作用にあとはまかせる。
パリの魅力は人をつかむ。
人はパリで息がつける。


(高村光太郎、「パリ」より抜粋)


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パリの中心部のマドレーヌ寺院 Église de la Madeleine に面したホテルに滞在した。
周囲にはカフェが多く、昼も夜も賑やか(RX100夜景モードは秀逸)。

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- Café in Madeleine

----- Sony Cyber-shot RX100


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- Café in Madeleine

-----Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm



5月も終わりだというのに、朝晩は肌寒くて、コートやジャケットを身にまとい、人々が足早に過ぎてゆく。パリジャンやパリジェンヌの歩くスピードは、東京の路上を歩く人よりも速いと思う。

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- Parisien and Parisienne

----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm



セーヌ川 la Seine の流れは太く、濁り、留まることを知らない。
昔の王侯貴族たちはこの流れのほとりに豪勢な館を築いた。その栄華を橋桁に残した。

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-la Seine

----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm



パリの街角を歩くと、色々な光景に出くわす。
それは感傷的な場面だったり、不思議な光景だったり、面白い瞬間だったりする。

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-Impressive Moments on the Street of Paris

----- Olympus OM-D E-M5, MZD14-150mm



ブローニュの森 Bois de Boulogne
学会のセッションの間が2時間ほど空いたので、近く(歩いて数分)のブローニュの森をスーツ姿のままで散歩した。そこはパリ市内と思えないほど静かな森で、昆虫の姿こそ少なかったが、気持ちの良い散歩ができた。ところが、森の内部はとても広くて小道が迷路のように入り組んでいるので、案の定、道に迷ってしまった(散歩している人から道を聞いて何とか脱出)。

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-Bois de Boulogne

-----Sony RX100


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-Beetles

-----Olympus OM-D E-M5, M-ZD 14-42mm + Wcon P01


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-Speckled Wood

----- Olympus OM-D E-M5, Panasonic 300mm




初めてパリを訪れた時には、全てが目新しくてワクワクしたものだった。年が過ぎ、パリをまた訪問してみると、この街の人々の暮らしがもっと身近に見えてきて、またフランスという国の大きさが実感できるようになった。そんなことを考えると、年を重ねるのもまんざら悪くないな思う。

次回もフランスの写真をアップする予定です。

Nature Diary vol.8(30): #517
Date: May-29 (Wednesday)/2013
Place: Paris in France


by tyu-rinkazan | 2013-06-02 00:09 | Comments(8)