20100214 雪木散歩:アイノミドリ越冬卵
2010年 02月 14日
Nature Diary #0307
Date: February 14th (Sunday), 2010
Place: Kofu-shi, Yamanashi Pref.
Weather:Cloudy
<冬季オリンピック開幕>
カナダのバンクーバーで冬季オリンピックが開幕した。
日本との時差は17時間なので、現地の昼12時はこちらでは次の日の朝5時になる。
これでは競技をライブで見るのは難しいかもしれないな。
最近、民放のスポーツ番組は、一様にアナウンサーの絶叫がやかましい。さらにチャラチャラした芸能人の解説なども耳障りというほかはない。今回のオリンピックのライブ放送は NHK がメインなのでゆっくりとアスリートたちの技を鑑賞しようと思っている。
(女子モーグルの上村愛子よ嘆くことなかれ、世界で4位は立派だ!)
ところで、虫林はこの5年の間一度も走った記憶がない----情けない。
§ Diary §
この飛び石連休はどこにも行かずに急ぎの原稿を書くつもりでいた。
でも、休みの日に机のコンピューターの前ばかりに座っているのも精神衛生上良くないばかりか持病を持つ虫林には極めて不健康でもある(いつもの屁理屈)。
ということで、本日(日曜日)はフィールドに出ることにした。
外へ出てみるとちょうど北部の山の上部だけに雲が覆い、良く見るとその辺りの林が白くなっていた。そこで、急いで行ってみると、山の木々に雪がついてとても美しい。その様子は一見、霧氷の様にも見えるのだが、どうやら霧氷ではなくて湿度が高い雪が木々の枝に着いたものだろう。

◆雪に飾られた木々◆
.
Snow decoration on the branches
Olympus Pen EP-1, M-Zuiko 14-42, f8, 1/200, ISO200
(2010-Feburuary-14, Kofu-shi, Yamanashi)

◆雪に飾られた木々◆
.
Snow trees
Olympus Pen EP-1, M-Zuiko 14-42, f4.5, 1/100, ISO200
(2010-Feburuary-14, Kofu-shi, Yamanashi)
▶セグロセキレイ; Motacilla grandis
湿地にセグロセキレイ
白と黒のコントラストが美しい
セキレイの仲間は夫婦がとても仲が良くて、カップルで行動することが多い。
しかし、本日見たのは1羽だけ------喧嘩でもしたのかな?

◆セグロセキレイ◆
.
Motacilla grandis
Olympus E-3, Sigma 150mm Macro, f3.5, 1/4000, ISO400
(2010-Feburuary-14, Kofu-shi, Yamanashi)
▶アイノミドリシジミ越冬卵; Over-wintering egg of Brilliant Hairstreak
少し汗をかきながら山道を登ると、ミズナラの伐採地。
両脇に伐採された幹が積まれていた。この環境で、この伐採木があれば5月以降はカミキリが来集して面白そうだが、この木は3月には運び去られてしまうそうだ------残念。

◆ミズナラの伐採地◆
.
Logging path in the mountain
Olympus Pen EP-1, M-Zuiko 14-42, f7.1, 1/250, ISO200
(2010-Feburuary-14, Kofu-shi, Yamanashi)
アイノミドリシジミの越冬卵を探して、切り取られたミズナラの枝の越冬芽を見てみることにした。アイノミドリの越冬卵は他のゼフに比較して大きくて美しい。
30分ほど斜面を行ったり来たりしてやっと「森の宝石」を見つけた。

◆アイノミドリの越冬卵◆
.
A over-wintering egg of Brilliant Hairstreak
Panasonic DMC-LX3, f4, 1/1600, ISO200
(2010-Feburuary-14, Kofu-shi, Yamanashi)

◆アイノミドリの越冬卵◆
.
An over-wintering egg of Brilliant Hairstreak
Olympus E-3, ZD35mm Macro, f16, 1/80, ISO400
(2010-Feburuary-14, Kofu-shi, Yamanashi)
§ Afterword §
アイノミドリの越冬卵は見つけるとやはり嬉しいものだ。でも、伐採木の枝で見つけたので、もうすぐ乾燥してしまうに違いない----少し微妙な気持ちになる。
<河川敷のミヤマシジミ>
ミヤマシジミの生息地は、いつもの場所から見ると完全に消失してしまったように見えたが、後日、確認のために問題の河原を訪れて別の角度からみたら、非常に限局してしまったもののまだ何とか保存されていた。ただ保護されていたことは事実で、「壊滅」とした記事は間違いでした。
したがって、「生息地壊滅の記事」は削除しました。
昨年はミヤマシジミの発生はわずかだったので、何とか生き残ってくれることを願っています。
以上、 by 虫林花山
Date: February 14th (Sunday), 2010
Place: Kofu-shi, Yamanashi Pref.
Weather:Cloudy
<冬季オリンピック開幕>
カナダのバンクーバーで冬季オリンピックが開幕した。
日本との時差は17時間なので、現地の昼12時はこちらでは次の日の朝5時になる。
これでは競技をライブで見るのは難しいかもしれないな。
最近、民放のスポーツ番組は、一様にアナウンサーの絶叫がやかましい。さらにチャラチャラした芸能人の解説なども耳障りというほかはない。今回のオリンピックのライブ放送は NHK がメインなのでゆっくりとアスリートたちの技を鑑賞しようと思っている。
(女子モーグルの上村愛子よ嘆くことなかれ、世界で4位は立派だ!)
ところで、虫林はこの5年の間一度も走った記憶がない----情けない。
§ Diary §
この飛び石連休はどこにも行かずに急ぎの原稿を書くつもりでいた。
でも、休みの日に机のコンピューターの前ばかりに座っているのも精神衛生上良くないばかりか持病を持つ虫林には極めて不健康でもある(いつもの屁理屈)。
ということで、本日(日曜日)はフィールドに出ることにした。
外へ出てみるとちょうど北部の山の上部だけに雲が覆い、良く見るとその辺りの林が白くなっていた。そこで、急いで行ってみると、山の木々に雪がついてとても美しい。その様子は一見、霧氷の様にも見えるのだが、どうやら霧氷ではなくて湿度が高い雪が木々の枝に着いたものだろう。

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Snow decoration on the branches
Olympus Pen EP-1, M-Zuiko 14-42, f8, 1/200, ISO200
(2010-Feburuary-14, Kofu-shi, Yamanashi)

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Snow trees
Olympus Pen EP-1, M-Zuiko 14-42, f4.5, 1/100, ISO200
(2010-Feburuary-14, Kofu-shi, Yamanashi)
▶セグロセキレイ; Motacilla grandis
湿地にセグロセキレイ
白と黒のコントラストが美しい
セキレイの仲間は夫婦がとても仲が良くて、カップルで行動することが多い。
しかし、本日見たのは1羽だけ------喧嘩でもしたのかな?

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Motacilla grandis
Olympus E-3, Sigma 150mm Macro, f3.5, 1/4000, ISO400
(2010-Feburuary-14, Kofu-shi, Yamanashi)
▶アイノミドリシジミ越冬卵; Over-wintering egg of Brilliant Hairstreak
少し汗をかきながら山道を登ると、ミズナラの伐採地。
両脇に伐採された幹が積まれていた。この環境で、この伐採木があれば5月以降はカミキリが来集して面白そうだが、この木は3月には運び去られてしまうそうだ------残念。

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Logging path in the mountain
Olympus Pen EP-1, M-Zuiko 14-42, f7.1, 1/250, ISO200
(2010-Feburuary-14, Kofu-shi, Yamanashi)
アイノミドリシジミの越冬卵を探して、切り取られたミズナラの枝の越冬芽を見てみることにした。アイノミドリの越冬卵は他のゼフに比較して大きくて美しい。
30分ほど斜面を行ったり来たりしてやっと「森の宝石」を見つけた。

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A over-wintering egg of Brilliant Hairstreak
Panasonic DMC-LX3, f4, 1/1600, ISO200
(2010-Feburuary-14, Kofu-shi, Yamanashi)

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An over-wintering egg of Brilliant Hairstreak
Olympus E-3, ZD35mm Macro, f16, 1/80, ISO400
(2010-Feburuary-14, Kofu-shi, Yamanashi)
§ Afterword §
アイノミドリの越冬卵は見つけるとやはり嬉しいものだ。でも、伐採木の枝で見つけたので、もうすぐ乾燥してしまうに違いない----少し微妙な気持ちになる。
<河川敷のミヤマシジミ>
ミヤマシジミの生息地は、いつもの場所から見ると完全に消失してしまったように見えたが、後日、確認のために問題の河原を訪れて別の角度からみたら、非常に限局してしまったもののまだ何とか保存されていた。ただ保護されていたことは事実で、「壊滅」とした記事は間違いでした。
したがって、「生息地壊滅の記事」は削除しました。
昨年はミヤマシジミの発生はわずかだったので、何とか生き残ってくれることを願っています。
以上、 by 虫林花山
アイノミドリの卵綺麗ですね!
どこかこの卵が、避難出来る場所が見つかると良いのですが。
どこかこの卵が、避難出来る場所が見つかると良いのですが。
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越冬芽に産み付けられた卵は正に宝石ですね。
私も、伊那市近くの天龍川沿いにあるミヤマシジミの産地で、一昨年秋に道路工事で上の写真のようにダンプカーが走り回るのを見て唖然としました。どこかで細々と生きながらえていてくれるといいですね。
私も、伊那市近くの天龍川沿いにあるミヤマシジミの産地で、一昨年秋に道路工事で上の写真のようにダンプカーが走り回るのを見て唖然としました。どこかで細々と生きながらえていてくれるといいですね。
虫林さん、こんにちは
ミヤマシジミ、いつか虫林さんに生息地を案内してもらえたらなあって思っていたこともあり、非常に残念です。
そちらの山も雪でしたか?今朝は箱根峠まで出かけましたが、やはり白銀の世界でした。三島の里では、河津桜にメジロが遊び、うららかな朝だったのとはえらい違いでした。
ミヤマシジミ、いつか虫林さんに生息地を案内してもらえたらなあって思っていたこともあり、非常に残念です。
そちらの山も雪でしたか?今朝は箱根峠まで出かけましたが、やはり白銀の世界でした。三島の里では、河津桜にメジロが遊び、うららかな朝だったのとはえらい違いでした。
ブルドーザーで一気に生息地が失われるシーンは多摩川でも見ております。なんともやるせない気持ちになります。昨日、保全協会の集いに参加しておりましたが、保全の議論をする以前の次元で論ずべき問題ですね。
最後の写真はショックです。昨年の♀1匹が見納めになってしまうのでしょうか。
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
河川敷の工事、大規模ですね。
これでは生存は難しいでしょうね。残念です。
天竜川 浜松市・河北地区では、河川事務所の方々が、コマツナギ を植えていて、ミヤマシジミ の生息を確認に来ていたのに、出会ったことがありました。コマツナギ は並木のようで、生育し過ぎのような感じもありましたが、大事に保護するつもりのように思えました。
これでは生存は難しいでしょうね。残念です。
天竜川 浜松市・河北地区では、河川事務所の方々が、コマツナギ を植えていて、ミヤマシジミ の生息を確認に来ていたのに、出会ったことがありました。コマツナギ は並木のようで、生育し過ぎのような感じもありましたが、大事に保護するつもりのように思えました。
ヒメオオさん、
アイノミドリの越冬卵はゼフの中で最も大きくて綺麗かもしれません。伐採された枝の卵たちは残念ながら救うことは難しいですね。
アイノミドリの越冬卵はゼフの中で最も大きくて綺麗かもしれません。伐採された枝の卵たちは残念ながら救うことは難しいですね。
アッキーマッキーさん、
小生もアッキーさんにこのポイントでご一緒できたら嬉しかったのですが、残念です。今年は雪は少なく雨が多いのですが、今回の雪木は幻想的で綺麗でしたよ。
小生もアッキーさんにこのポイントでご一緒できたら嬉しかったのですが、残念です。今年は雪は少なく雨が多いのですが、今回の雪木は幻想的で綺麗でしたよ。
fanseabさん、
保全協会の集会に参加発表ご苦労様でした。
河川敷はもっとも環境の変化が大きいところで、保全が必要な場所のように思えます。とくに護岸工事はなるべく事前の調査をしてほしいと思います。
保全協会の集会に参加発表ご苦労様でした。
河川敷はもっとも環境の変化が大きいところで、保全が必要な場所のように思えます。とくに護岸工事はなるべく事前の調査をしてほしいと思います。
furuさん、
昨年発生したものが、この河川敷では最後になるでしょう。
小生はこの場所しか知りませんが、まだ他に生き残っていればよいですね。furuさんがご存じの場所があれば一緒に調査しましょう。
昨年発生したものが、この河川敷では最後になるでしょう。
小生はこの場所しか知りませんが、まだ他に生き残っていればよいですね。furuさんがご存じの場所があれば一緒に調査しましょう。
蘭丸さん、
河川敷はもっとも変化をしやすい場所で、とくに護岸工事は致命的になりますね。小生もどこかでミヤマシジミが生き残ってくれれていることを祈っています。
河川敷はもっとも変化をしやすい場所で、とくに護岸工事は致命的になりますね。小生もどこかでミヤマシジミが生き残ってくれれていることを祈っています。
ダンダラさん、
何度かご一緒した場所ですが、写真のように大規模な護岸工事が始まってしまい見る影も無くなってしまいました。
自然の価値を理解できない行政は時代遅れですね。
愛着のある場所だっただけに、がっかりでした。
何度かご一緒した場所ですが、写真のように大規模な護岸工事が始まってしまい見る影も無くなってしまいました。
自然の価値を理解できない行政は時代遅れですね。
愛着のある場所だっただけに、がっかりでした。
22wn3288さん、
コメント有難うございます。
こちらでも事前調査はされていたのですが、完全に工事の中に埋没してしまいました。天竜川 浜松市・河北地区のような配慮がされているとまだよいのですが----。
駄目かもしれません。
コメント有難うございます。
こちらでも事前調査はされていたのですが、完全に工事の中に埋没してしまいました。天竜川 浜松市・河北地区のような配慮がされているとまだよいのですが----。
駄目かもしれません。
by tyu-rinkazan
| 2010-02-14 18:57
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