20100320 米国ワシントンDCにて:国立自然史博物館
2010年 03月 22日
Nature Diary #0312
Date: March 20th (Saturday), 2010
Place: Washington DC, USA
Weather: fine
§ Diary §
学会に出席、発表するためにワシントンDCにやってきた。
空港に到着してみると、気温はイメージと異なりかなり高かった。でも、季節の進み具合を見てみると、やはり東京あたりと比べて少し遅めで、この数日でやっと桜や白モクレンが蕾から開花し始めているようにみえる。もしかして、越冬明けのチョウに会えるかも。
**************************************************
本日(土曜日)は、夕方のレセプションとシンポジウムまで時間がある。
とにかく天気が良いので、ホテルから スミソニアン博物館 まで、散歩もかねて歩いてみた。
アメリカには、これまでに何度か訪れたが、意外にも東部の町はワシントンDCが初めてなのだ。
やはり、実際に歩いてみると、ワシントンDCにはアメリカ東部の町らしいそしてアメリカの首都らしい落ち着きとか威厳、伝統のようなものが感じられる。
スミソニアンに行く途中には、アメリカ大統領の官邸(ホワイトハウス)がある。
せっかく近くまで来たのに、無視して通り過ぎるのは、ここにお住まいの小浜家の方々(デレク、ミシェル夫人、マリアとナターシャ+ワンコ)に失礼なので、少しだけ立ち寄らせて頂いた。
◆ホワイトハウス◆
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White House
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
ホワイトハウスはペンシルバニア通り。
◆ペンシルバニア通りの案内板◆
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Pennsylvania AVE
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
公園のベンチには、いつも人生を感じるなl。
◆公園◆
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Park
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
▶スミソニアン博物館 ; Smithsonian
ワシントンDCで、是非とも訪れたかったのは、スミソニアン協会の国立自然史博物館
National museum of natural history
というのも、スミソニアン博物館は、ロンドンの大英博物館 (Natural history museum) とともに、世界でも最も良く知られた博物館で、「博物館評論家」の虫林は(オイオイいつからだい?)、いつか訪問したいと思っていた。
◆国立自然史博物館◆
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National museum of natural history
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
入口の受付で写真撮影を聞いてみると、「可能ですよ」といわれた。
ちなみに、入場料は無料。
そこで、2階から大きなゾウの剥製が置かれた1階の様子を撮影してみた。
シャッター速度が遅くて、動いている人間がぶれてしまっているが、人の動きの方向などが何となくわかって面白い。
本日は日曜日なので、子供連れが多い。
◆1階ホール◆
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National museum of natural history
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
2階にチョウ関係が集まっていたが、標本の展示などはほとんど無くて、チューブのような温室で生きたチョウを見学できるような仕組みだった。
このチューブの中に入るのには、入場料金が必要。
(管理にはお金がかかるのだろう)。
◆チョウの温室?◆
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National museum of natural history
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
温室内に入ると、手前からバナナ、メロン、パイナップルと3種類の果物が置いてあって、果物好きなフクロウチョウたちが集まっていた。
スミソニアンの人たちは、なぜこの3種類の果物を置いたのだろう?
そんなことが気になったので、しばらく蝶の様子を見ることにした。
東南アジアなどを訪問した時に用いるトラップの参考になるかもしれないからね。
しかし、どうも蝶たちの動きは、この果物と顕著な関係がなかった(多分、ボーとみているので、発見できなかったのかも知れないが)。
◆果物に集まったフクロウチョウ◆
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National museum of natural history
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
大きなフクロウチョウを手にのせた子どもを撮影する父親。
世界中のどこでも見かける風景に思えるが、やはり微笑ましくて幸せな光景だ。
◆フクロウチョウを手にのせた子供◆
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National museum of natural history
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
子供にオースロラリア産の大きなナナフシを説明する女性研究員。
見ていると、子供と同じ目線で、笑顔を絶やさずに説明するのはなかなかのものに見えた。しかし、子供の反応はというと、どうやら怖がっているようだ。
◆子供に説明する研究員◆
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National museum of natural history
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
◆南米のチョウ◆
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National museum of natural history
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
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§ Afterword §
今回のブログ更新は、ここワシントンDCのホテルから直接行うことができた。
宿泊したホテルがインターネットがフリーで使用できて便利。
虫林は 花粉症。
この時期に日本にいると、スギ花粉による花粉症の症状が出現して辛い。
ワシントンDCにはスギなどが無いので、花粉症も起こらないだろうと思っていた。
実はこちらにきてから、目が痒くて、くしゃみもでる----典型的な花粉症の症状。
花粉症は外国でも起こるのが意外だったし残念だった。
せっかくワシントンまで来たのだから、少しくらいはフィールドを散歩してみたいな。
どうなることやら。
以上、 by 虫林花山
Date: March 20th (Saturday), 2010
Place: Washington DC, USA
Weather: fine
§ Diary §
学会に出席、発表するためにワシントンDCにやってきた。
空港に到着してみると、気温はイメージと異なりかなり高かった。でも、季節の進み具合を見てみると、やはり東京あたりと比べて少し遅めで、この数日でやっと桜や白モクレンが蕾から開花し始めているようにみえる。もしかして、越冬明けのチョウに会えるかも。
本日(土曜日)は、夕方のレセプションとシンポジウムまで時間がある。
とにかく天気が良いので、ホテルから スミソニアン博物館 まで、散歩もかねて歩いてみた。
アメリカには、これまでに何度か訪れたが、意外にも東部の町はワシントンDCが初めてなのだ。
やはり、実際に歩いてみると、ワシントンDCにはアメリカ東部の町らしいそしてアメリカの首都らしい落ち着きとか威厳、伝統のようなものが感じられる。
スミソニアンに行く途中には、アメリカ大統領の官邸(ホワイトハウス)がある。
せっかく近くまで来たのに、無視して通り過ぎるのは、ここにお住まいの小浜家の方々(デレク、ミシェル夫人、マリアとナターシャ+ワンコ)に失礼なので、少しだけ立ち寄らせて頂いた。
.
White House
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
ホワイトハウスはペンシルバニア通り。
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Pennsylvania AVE
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
公園のベンチには、いつも人生を感じるなl。
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Park
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
▶スミソニアン博物館 ; Smithsonian
ワシントンDCで、是非とも訪れたかったのは、スミソニアン協会の国立自然史博物館
National museum of natural history
というのも、スミソニアン博物館は、ロンドンの大英博物館 (Natural history museum) とともに、世界でも最も良く知られた博物館で、「博物館評論家」の虫林は(オイオイいつからだい?)、いつか訪問したいと思っていた。
.
National museum of natural history
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
入口の受付で写真撮影を聞いてみると、「可能ですよ」といわれた。
ちなみに、入場料は無料。
そこで、2階から大きなゾウの剥製が置かれた1階の様子を撮影してみた。
シャッター速度が遅くて、動いている人間がぶれてしまっているが、人の動きの方向などが何となくわかって面白い。
本日は日曜日なので、子供連れが多い。
.
National museum of natural history
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
2階にチョウ関係が集まっていたが、標本の展示などはほとんど無くて、チューブのような温室で生きたチョウを見学できるような仕組みだった。
このチューブの中に入るのには、入場料金が必要。
(管理にはお金がかかるのだろう)。
.
National museum of natural history
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
温室内に入ると、手前からバナナ、メロン、パイナップルと3種類の果物が置いてあって、果物好きなフクロウチョウたちが集まっていた。
スミソニアンの人たちは、なぜこの3種類の果物を置いたのだろう?
そんなことが気になったので、しばらく蝶の様子を見ることにした。
東南アジアなどを訪問した時に用いるトラップの参考になるかもしれないからね。
しかし、どうも蝶たちの動きは、この果物と顕著な関係がなかった(多分、ボーとみているので、発見できなかったのかも知れないが)。
.
National museum of natural history
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
大きなフクロウチョウを手にのせた子どもを撮影する父親。
世界中のどこでも見かける風景に思えるが、やはり微笑ましくて幸せな光景だ。
.
National museum of natural history
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
子供にオースロラリア産の大きなナナフシを説明する女性研究員。
見ていると、子供と同じ目線で、笑顔を絶やさずに説明するのはなかなかのものに見えた。しかし、子供の反応はというと、どうやら怖がっているようだ。
.
National museum of natural history
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
.
National museum of natural history
Olympus EP-1, M-ZD M-Zuiko 14-42mm, ASA200
(2010-March-20, Washington DC, USA)
§ Afterword §
今回のブログ更新は、ここワシントンDCのホテルから直接行うことができた。
宿泊したホテルがインターネットがフリーで使用できて便利。
虫林は 花粉症。
この時期に日本にいると、スギ花粉による花粉症の症状が出現して辛い。
ワシントンDCにはスギなどが無いので、花粉症も起こらないだろうと思っていた。
実はこちらにきてから、目が痒くて、くしゃみもでる----典型的な花粉症の症状。
花粉症は外国でも起こるのが意外だったし残念だった。
せっかくワシントンまで来たのだから、少しくらいはフィールドを散歩してみたいな。
どうなることやら。
以上、 by 虫林花山
Commented
by
himeoo27 at 2010-03-22 20:54
花粉症辛いですよね!
私は毎年1月はじめより桜の花が散るまで飲み薬と
マスク、目薬は手放せません。
生きたフクロウチョウに一度は会ってみたくなりました。
私は毎年1月はじめより桜の花が散るまで飲み薬と
マスク、目薬は手放せません。
生きたフクロウチョウに一度は会ってみたくなりました。
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蝶山人
at 2010-03-23 18:45
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miyagi
at 2010-03-23 21:39
x
こんな大きな博物館が無料というのはいいですね。
私の住む街の、民家のような博物館でさえ有料です。考えさせられてしまいました。
私の住む街の、民家のような博物館でさえ有料です。考えさせられてしまいました。
Miyagiさん、
コメントありがとうございます。
スミソニアンの自然史博物館は国営でして、無料ですが、内部の蝶の温室には10ドルくらいとられたと思います。大英博物館でも無料でした。
子供をまず第一に考えるなら、少なくとも子供は無料が良いでしょうね。博物館の役割や意義を良く考えると良いかなと思います。
コメントありがとうございます。
スミソニアンの自然史博物館は国営でして、無料ですが、内部の蝶の温室には10ドルくらいとられたと思います。大英博物館でも無料でした。
子供をまず第一に考えるなら、少なくとも子供は無料が良いでしょうね。博物館の役割や意義を良く考えると良いかなと思います。
虫林さん、こんにちは
スミソニアンはいいですよね。僕も何回か行きましたが、2回に蝶の放蝶室は昔はなかったような気がします。ここではなく、違う昆虫館で学芸員のおねえちゃんが僕の手のひらにタランチュラを載せました。なんだか気もちのよい感触でした。
スミソニアンはいいですよね。僕も何回か行きましたが、2回に蝶の放蝶室は昔はなかったような気がします。ここではなく、違う昆虫館で学芸員のおねえちゃんが僕の手のひらにタランチュラを載せました。なんだか気もちのよい感触でした。
アッキーマッキーさん、
ごめんなさい。
見逃してしまいました。
スミソニアンにアッキーさんは何回も行かれたのですね。僕は初めてでしたが、あまり時間がなかったのでゆっくりとは回れませんでした。
次回にちゃんと見ようと思っています。
タランチュラは野生のものをアルゼンチンで見ましたが、あんな大きなクモを手のひらに載せるなんて少し怖いですね。
いつか僕も載せてみたいな。
ごめんなさい。
見逃してしまいました。
スミソニアンにアッキーさんは何回も行かれたのですね。僕は初めてでしたが、あまり時間がなかったのでゆっくりとは回れませんでした。
次回にちゃんと見ようと思っています。
タランチュラは野生のものをアルゼンチンで見ましたが、あんな大きなクモを手のひらに載せるなんて少し怖いですね。
いつか僕も載せてみたいな。
by tyu-rinkazan
| 2010-03-22 07:43
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Comments(8)