201100722 北アルプス散歩:ハイマツ仙人と山のムスメ
2011年 07月 26日
=山のムスメと山ガール=
最近、「山ガール」という言葉が流行っています。誰が名付けたかは知りませんが、なかなかセンスがある命名だと思います。近頃、確かにカラフルな服をまとった若い女性ハイカーが増えているみたいで、山小屋も少し華やかになったように感じます。稀代のナチュラリスト 故・田淵行男 は、ミヤマ(アルプス)モンキチョウ(以下アルプスモンキ)を「山のムスメ」と称しました。もしも彼が今に生きていたら、赤いオシャレな襟巻をしたアルプスモンキを 「山ガール」 と呼んでいたかも知れませんね。
Nature Diary #402
今回は以前から登ってみたかったT岳に行くことにしました。虫林は大学の山岳部の顧問もしているので、年に一度くらいはアルプスに登らないと学生君たちに示しがつきませんからね。でも、単独行ではやはり不安でしたが、嬉しいことに蝶写友の ダンダラさん が同行してくれることになりました----安心。
登山口からひたすらつづら折の急な坂道を喘ぎながら登り、何とか昼前には山小屋に到着することができました。昼食後、途中で降り始めた雨もあがったので(ガスっていましたが)、さっそく稜線を散策してみました。アルプスモンキは撮影できましたが、タカネヒカゲの方は飛び去る個体を見ただけで終わりました。
明けて翌朝は良い天気になりました。
穂高連峰から続く槍ヶ岳の大パノラマ が朝日に少し染まりながら目の前に迫ってきます。こんな雄大な山々をみれば、アルプスモンキもタカネヒカゲもどうでも良くなってしまいます---絶対ウソです。

► 朝日に映える穂高、槍ヶ岳の山々 (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
山の稜線には、ハイマツだけが絨毯のように地面を覆っています。虫林は中学生の頃に北八ヶ岳でハイマツを初めて見ることができましたが、以来、ハイマツをみるとその時の光景がフラッシュバックしてどこか懐かしく感じてしまいます。アルプスモンキとタカネヒカゲは、このハイマツが生い茂る広い稜線だけに棲息しています。彼らにとってハイマツは自宅といえるでしょう。
稜線のハイマツはとても低くて、ひざ下くらいしかない場所が多く見られますが、良く見るとその幹は太くて、長い間過酷な環境で生きてきたことがその幹からわかります(写真下)。

► 高山蝶が棲息する稜線(上)とハイマツ(下) (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
» ミヤマ(アルプス)モンキチョウ; The Alpine Clouded Yellow
朝、蝶たちがまだ活動する前に、景色を見ながらぶらぶらと稜線を見回ったところ、幸運にもハイマツの葉上に静止する2頭のアルプスモンキチョウを見つけることができました。
ちょうどこの時は槍、穂高連峰の山々の稜線がくっきりと見えていたので、アルペンバックの写真が撮影出来ました(その後、雲が上がってしまって、穂高、槍の稜線は最後まで姿を現すことはありませんでした)。タイトルトップの写真もこの時に撮影したものです。今回の山行の目的がアルペンバックのアルプスモンキの撮影だったので、これでとにかく目的が果たせたことになるわけです---------良かったな。

► ミヤマ(アルプス)モンキチョウ♂ (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
アルプスモンキは、ハイマツの中にもぐりこまずに、どうやらハイマツの上で寝るようです。そのため、活動時間前にハイマツを良く見ていくと、葉の上に静止しているアルプスモンキを何頭も見つけることができました。一方、タカネヒカゲの方はハイマツで見つけたのは1頭のみでしたので、ただ単に個体数が少なかったためかもしれませんが、ハイマツ仙人ですから寝るときはハイマツの下に潜り込むのかもしれません。
活動時間前に静止している個体を見ると、体や触角に沢山の水滴(朝露?)をつけていました。そんな姿を見ると、厳しい気候の稜線で逞しく生きている彼らがとても愛おしく思えてきますね。

► 水滴(朝露?)が付着したミヤマ(アルプス)モンキチョウ♂ (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
アルプスモンキは晴れると活発に飛び回りますが、曇るととたんにハイマツの上に静止します。その習性は撮影にはかえって都合がよく、静止するミヤマモンキチョウの♂♀を二人でかわるがわるゆっくりと撮影することができました。静止している個体はとても鈍感で、指で軽く押してみましたが飛び立ちませんでした。

► ミヤマ(アルプス)モンキチョウ♂ (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
登山道の近くで撮影していると、時折登山者たちが通りかかりました。最近は「山ガール」という言葉が流行しているようですが、登山者(とくに女性)のファッションはひところよりも艶やかになりましたね。

► ミヤマ(アルプス)モンキチョウ♀ (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
アルプスモンキの新鮮な個体は、頭、脚、翅を縁どりがとても赤くて綺麗です。まるで「赤い襟巻」のようですね。今回は、♂(下の写真の上)♀(下の写真の下)ともに新鮮な個体が多く見ることができたので、多分この時期が彼らの発生のピークのように思えました。

► ミヤマ(アルプス)モンキチョウの♂(上)と♀(下) (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
アルプスモンキが棲むこの稜線には、キバナシャクナゲ、コマクサ、ミヤマダイコンソウ、チシマギキョウ、アオノツガザクラ、チングルマ、イワツメクサなどの種々高山植物の花々をみることができました。
アルプスモンキのお気に入りの花はミヤマダイコンソウで、しばしば黄色いこの花で吸蜜していました。運が良いことに登山道脇に咲いたキバナシャクナゲの花で吸蜜する個体が撮影できました。

► キバナシャクナゲの花で吸蜜するミヤマモンキチョウ (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
ハイマツ上の♂をアップで撮影していたら、別のオスが絡んできました。メスと間違えたのでしょうか。
ほんの一瞬の出来事だったので、シャッターを2度ほどしか押せませんでしたが、1枚だけは何とかフォーカスが合っていたのでほっとしました。今回の最もお気に入りの一枚になりました。

► ♂同士の絡み (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400
ダンダラさんがクロマメノキの葉で交尾するアルプスモンキを見つけて呼んでくれました。
アルプスモンキの交尾シーンは初めてなので胸をときめかせながら撮影しました。もしかして交尾したまま夜を明かしたのでは?と思いましたが、水滴が付着していいないので、やはり朝に交尾したのでしょう。

► アルプスモンキの交尾 (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400
時々アルプスモンキのオスとメスの求愛飛翔を観察しましたが、あまり近くでやってくれなかったので、300mmのままで望遠飛翔撮影をしてみました。写真はトリミングしています。

► 求愛飛翔 (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400, trimming(+)
» タカネヒカゲ; The Asamana Arctic
タカネヒカゲの撮影には少し苦労しました。かなり敏感で、飛び立つと風に乗って視野の彼方に飛び去ってしまうからです。そこで、食草のスゲが生えていそうな窪地に降りてみました。するとうまい具合に、そこでは何頭ものタカネヒカゲを観察することができました。
タカネヒカゲは地面に静止すると、全く分からなくなってしまいます-----さすがハイマツ仙人。

► タカネヒカゲ♂ (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
新鮮な♀個体を見ることができました。もう少しゆっくりと観察すれば、交尾シーンやスゲでの産卵シーンなども観察できたと思いますが、次回の課題にしておきます。

► タカネヒカゲ♀ (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
タカネヒカゲは砂礫地に静止すると体を傾けて横になる性質が良く知られています。
この姿勢は高山での強風を避けるためといわれています。今回、ミヤマモンキチョウでも同様の姿勢が観察できましたので、タカネヒカゲだけの特徴的姿勢とはいえないかもしれません。

► 体を横にするタカネヒカゲ♀ (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
タカネヒカゲを上手く刺激すると翅を開いてくれました。
オスは開いても草の間なのでなかなかうまくいきませんでしたが、メスの方は綺麗な開翅写真が撮影できました。タカネヒカゲの開翅撮影のコツが少しわかりましたので、次回も同じようにトライしてみようと思います。

► タカネヒカゲの開翅:上が♂で下が♀ (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400
最後に朝に出会ったブロッケン現象の写真を一枚載せておきます。本日は2度ほどこのブロッケン現象を見ることができました。雲が多い稜線では良く見るものらしいです。

► ブロッケン現象 (北アルプス、7月23日)
Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400, Trimming (+)
§ Afterword §
実はこの登山は、○○代最後のメモリアル登山でした。
T岳の登りは1350mもの標高差があって、日頃、歩かない虫林には長く辛いものでした。さらに霧でガスり、雨まで降ってきたのですから、虫林一人だと途中で諦めて帰ってしまったかも知れません(多分帰ってしまったでしょう)。最後まで登りきることが出来たのは、同行してくれたダンダラさんのお陰です。
この日記を書いている時には、まだ筋肉痛を我慢しながら歩いています。山に登るともう二度と登りたくないと思いますが、年があけるとまたその時期には登ってしまうようです。それだけアルプスと高山蝶には魅力があるのかなと思います。来年はまたどこかの山で高山蝶たちと戯れたいものだと思います。
ダンダラさん、ご苦労様でした。
以上、 by 虫林花山
最近、「山ガール」という言葉が流行っています。誰が名付けたかは知りませんが、なかなかセンスがある命名だと思います。近頃、確かにカラフルな服をまとった若い女性ハイカーが増えているみたいで、山小屋も少し華やかになったように感じます。稀代のナチュラリスト 故・田淵行男 は、ミヤマ(アルプス)モンキチョウ(以下アルプスモンキ)を「山のムスメ」と称しました。もしも彼が今に生きていたら、赤いオシャレな襟巻をしたアルプスモンキを 「山ガール」 と呼んでいたかも知れませんね。
Nature Diary #402
今回は以前から登ってみたかったT岳に行くことにしました。虫林は大学の山岳部の顧問もしているので、年に一度くらいはアルプスに登らないと学生君たちに示しがつきませんからね。でも、単独行ではやはり不安でしたが、嬉しいことに蝶写友の ダンダラさん が同行してくれることになりました----安心。
登山口からひたすらつづら折の急な坂道を喘ぎながら登り、何とか昼前には山小屋に到着することができました。昼食後、途中で降り始めた雨もあがったので(ガスっていましたが)、さっそく稜線を散策してみました。アルプスモンキは撮影できましたが、タカネヒカゲの方は飛び去る個体を見ただけで終わりました。
明けて翌朝は良い天気になりました。
穂高連峰から続く槍ヶ岳の大パノラマ が朝日に少し染まりながら目の前に迫ってきます。こんな雄大な山々をみれば、アルプスモンキもタカネヒカゲもどうでも良くなってしまいます---絶対ウソです。

Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
山の稜線には、ハイマツだけが絨毯のように地面を覆っています。虫林は中学生の頃に北八ヶ岳でハイマツを初めて見ることができましたが、以来、ハイマツをみるとその時の光景がフラッシュバックしてどこか懐かしく感じてしまいます。アルプスモンキとタカネヒカゲは、このハイマツが生い茂る広い稜線だけに棲息しています。彼らにとってハイマツは自宅といえるでしょう。
稜線のハイマツはとても低くて、ひざ下くらいしかない場所が多く見られますが、良く見るとその幹は太くて、長い間過酷な環境で生きてきたことがその幹からわかります(写真下)。

Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
» ミヤマ(アルプス)モンキチョウ; The Alpine Clouded Yellow
朝、蝶たちがまだ活動する前に、景色を見ながらぶらぶらと稜線を見回ったところ、幸運にもハイマツの葉上に静止する2頭のアルプスモンキチョウを見つけることができました。
ちょうどこの時は槍、穂高連峰の山々の稜線がくっきりと見えていたので、アルペンバックの写真が撮影出来ました(その後、雲が上がってしまって、穂高、槍の稜線は最後まで姿を現すことはありませんでした)。タイトルトップの写真もこの時に撮影したものです。今回の山行の目的がアルペンバックのアルプスモンキの撮影だったので、これでとにかく目的が果たせたことになるわけです---------良かったな。

Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
アルプスモンキは、ハイマツの中にもぐりこまずに、どうやらハイマツの上で寝るようです。そのため、活動時間前にハイマツを良く見ていくと、葉の上に静止しているアルプスモンキを何頭も見つけることができました。一方、タカネヒカゲの方はハイマツで見つけたのは1頭のみでしたので、ただ単に個体数が少なかったためかもしれませんが、ハイマツ仙人ですから寝るときはハイマツの下に潜り込むのかもしれません。
活動時間前に静止している個体を見ると、体や触角に沢山の水滴(朝露?)をつけていました。そんな姿を見ると、厳しい気候の稜線で逞しく生きている彼らがとても愛おしく思えてきますね。

Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
アルプスモンキは晴れると活発に飛び回りますが、曇るととたんにハイマツの上に静止します。その習性は撮影にはかえって都合がよく、静止するミヤマモンキチョウの♂♀を二人でかわるがわるゆっくりと撮影することができました。静止している個体はとても鈍感で、指で軽く押してみましたが飛び立ちませんでした。

Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
登山道の近くで撮影していると、時折登山者たちが通りかかりました。最近は「山ガール」という言葉が流行しているようですが、登山者(とくに女性)のファッションはひところよりも艶やかになりましたね。

Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
アルプスモンキの新鮮な個体は、頭、脚、翅を縁どりがとても赤くて綺麗です。まるで「赤い襟巻」のようですね。今回は、♂(下の写真の上)♀(下の写真の下)ともに新鮮な個体が多く見ることができたので、多分この時期が彼らの発生のピークのように思えました。

Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
アルプスモンキが棲むこの稜線には、キバナシャクナゲ、コマクサ、ミヤマダイコンソウ、チシマギキョウ、アオノツガザクラ、チングルマ、イワツメクサなどの種々高山植物の花々をみることができました。
アルプスモンキのお気に入りの花はミヤマダイコンソウで、しばしば黄色いこの花で吸蜜していました。運が良いことに登山道脇に咲いたキバナシャクナゲの花で吸蜜する個体が撮影できました。

Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
ハイマツ上の♂をアップで撮影していたら、別のオスが絡んできました。メスと間違えたのでしょうか。
ほんの一瞬の出来事だったので、シャッターを2度ほどしか押せませんでしたが、1枚だけは何とかフォーカスが合っていたのでほっとしました。今回の最もお気に入りの一枚になりました。

Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400
ダンダラさんがクロマメノキの葉で交尾するアルプスモンキを見つけて呼んでくれました。
アルプスモンキの交尾シーンは初めてなので胸をときめかせながら撮影しました。もしかして交尾したまま夜を明かしたのでは?と思いましたが、水滴が付着していいないので、やはり朝に交尾したのでしょう。

Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400
時々アルプスモンキのオスとメスの求愛飛翔を観察しましたが、あまり近くでやってくれなかったので、300mmのままで望遠飛翔撮影をしてみました。写真はトリミングしています。

Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400, trimming(+)
» タカネヒカゲ; The Asamana Arctic
タカネヒカゲの撮影には少し苦労しました。かなり敏感で、飛び立つと風に乗って視野の彼方に飛び去ってしまうからです。そこで、食草のスゲが生えていそうな窪地に降りてみました。するとうまい具合に、そこでは何頭ものタカネヒカゲを観察することができました。
タカネヒカゲは地面に静止すると、全く分からなくなってしまいます-----さすがハイマツ仙人。

Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
新鮮な♀個体を見ることができました。もう少しゆっくりと観察すれば、交尾シーンやスゲでの産卵シーンなども観察できたと思いますが、次回の課題にしておきます。

Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
タカネヒカゲは砂礫地に静止すると体を傾けて横になる性質が良く知られています。
この姿勢は高山での強風を避けるためといわれています。今回、ミヤマモンキチョウでも同様の姿勢が観察できましたので、タカネヒカゲだけの特徴的姿勢とはいえないかもしれません。

Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400
タカネヒカゲを上手く刺激すると翅を開いてくれました。
オスは開いても草の間なのでなかなかうまくいきませんでしたが、メスの方は綺麗な開翅写真が撮影できました。タカネヒカゲの開翅撮影のコツが少しわかりましたので、次回も同じようにトライしてみようと思います。

Canon EOS 7D, EF 300mm F4L IS USM, ASA400
最後に朝に出会ったブロッケン現象の写真を一枚載せておきます。本日は2度ほどこのブロッケン現象を見ることができました。雲が多い稜線では良く見るものらしいです。

Canon EOS 60D, Sigma 24mm F1.8 EX DG Aspherical Macro, ASA400, Trimming (+)
§ Afterword §
実はこの登山は、○○代最後のメモリアル登山でした。
T岳の登りは1350mもの標高差があって、日頃、歩かない虫林には長く辛いものでした。さらに霧でガスり、雨まで降ってきたのですから、虫林一人だと途中で諦めて帰ってしまったかも知れません(多分帰ってしまったでしょう)。最後まで登りきることが出来たのは、同行してくれたダンダラさんのお陰です。
この日記を書いている時には、まだ筋肉痛を我慢しながら歩いています。山に登るともう二度と登りたくないと思いますが、年があけるとまたその時期には登ってしまうようです。それだけアルプスと高山蝶には魅力があるのかなと思います。来年はまたどこかの山で高山蝶たちと戯れたいものだと思います。
ダンダラさん、ご苦労様でした。
以上、 by 虫林花山
ミヤマ(アルプス)モンキチョウの朝露に濡れた姿(そのバックに槍ヶ岳!)や赤い襟巻き、タカネヒカゲの開翅など素晴らしい写真を楽しませてもらいました。ありがとうございます。
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まだ逢った事のナイ、ミヤマモンキのそぼ濡れる姿。
ソシテ、山をバックに佇む姿に感動いたしました。
行動的な写真も好いデスガ、静動的な写真に今回は惹かれました。
友人が小諸に住んでいるので、来年は観に行きたいなぁ。。。と、思っております。
ソシテ、山をバックに佇む姿に感動いたしました。
行動的な写真も好いデスガ、静動的な写真に今回は惹かれました。
友人が小諸に住んでいるので、来年は観に行きたいなぁ。。。と、思っております。
標高差1350mを究めた者だけが味わうことのできる景色・映像がありますね。小生も体力のあるうちに・・・と思い始めてしまう素晴らしい画像の数々です。特に7枚目は雲海で山頂部が隠れているためか、日本アルプスではなくて、本場のアルプスを想起させる広がりのある絵だと思います。タカネヒカゲ♀開翅画像は絶品です。開翅の秘儀、是非知りたいですが・・・。
ご無沙汰しております。ラス前の雌開翅写真を見て、思わずコメントせずにはおられませんでした。おめでとうございます。素晴らしい。
お〜、タカネヒカゲ♀の全開画像、ここまで開くとは凄いですね。
こんなに開く秘訣、今度教えて下さい。
早朝の水滴付きミヤモンと槍穂高連峰、最高ですね。
今年は九州遠征などして少し疲労感があったので北ア稜線に上がるのは自重しましたが、こんなのを見るとやっぱり行けば良かったと.....、来年こそ今年計画していた山へ行かないと。
こんなに開く秘訣、今度教えて下さい。
早朝の水滴付きミヤモンと槍穂高連峰、最高ですね。
今年は九州遠征などして少し疲労感があったので北ア稜線に上がるのは自重しましたが、こんなのを見るとやっぱり行けば良かったと.....、来年こそ今年計画していた山へ行かないと。
お疲れ様でした。
筋肉痛もようやく良くなってきました。
登るのも降りるのもしんどかったですが、それだけの努力をする価値のある山行でしたね。
♂同士の絡み、チャンスを逃しただけに羨ましく拝見しました。
筋肉痛もようやく良くなってきました。
登るのも降りるのもしんどかったですが、それだけの努力をする価値のある山行でしたね。
♂同士の絡み、チャンスを逃しただけに羨ましく拝見しました。
お疲れ様でした。
これはYODA訪問地より少し南下した場所ですね。
でも標高差1350mは、YODAの駐車場からは確か1250mぐらいで、負けてしまいました。
アルプスモンキはこんなにも赤いのですね。次回は、ミヤマモンキとあなどらずにじっくりと撮影してみたいです。
タカネヒカゲの開翅もお見事ですね。これも負けました(笑)
でも、蝶友と励ましあっての登山もいいですよね。
山小屋でも同じ布団だったのでしょうか。
これはYODA訪問地より少し南下した場所ですね。
でも標高差1350mは、YODAの駐車場からは確か1250mぐらいで、負けてしまいました。
アルプスモンキはこんなにも赤いのですね。次回は、ミヤマモンキとあなどらずにじっくりと撮影してみたいです。
タカネヒカゲの開翅もお見事ですね。これも負けました(笑)
でも、蝶友と励ましあっての登山もいいですよね。
山小屋でも同じ布団だったのでしょうか。
ダンダラさんの方にお邪魔してからこちらに参りましたので、大筋の感想はダンダラさんへのコメントで・・・
素晴らしいチャンスに恵まれた楽しい山旅でしたね。
同じ場面に遭遇していても、お二人で微妙に写真表現が異なるのでとても興味深く拝見致しました。
朝露に濡れたアルプスモンキとその下の写真、とても好きです。
本当にお疲れさまでした。
素晴らしいチャンスに恵まれた楽しい山旅でしたね。
同じ場面に遭遇していても、お二人で微妙に写真表現が異なるのでとても興味深く拝見致しました。
朝露に濡れたアルプスモンキとその下の写真、とても好きです。
本当にお疲れさまでした。
アルプスモンキにタカネヒカゲ・・・おめでとうございます。
とても小生には無理なので、いい目の保養をさせていただきました。
ブロッケン現象・・見る機会がけっこうあるのですね。驚きました。
登りきったときの感動・・・風は気持ちよかったでしょうね。
素晴らしいです。
とても小生には無理なので、いい目の保養をさせていただきました。
ブロッケン現象・・見る機会がけっこうあるのですね。驚きました。
登りきったときの感動・・・風は気持ちよかったでしょうね。
素晴らしいです。
maximiechanさん
有難うございます。
高山蝶は年に一度は撮影したいと思っていました。
ちょうど良い時期だったみたいですが、まだいくつかの課題は残っています。
でも、天気が良かっただけでもラッキーとしなければね。
有難うございます。
高山蝶は年に一度は撮影したいと思っていました。
ちょうど良い時期だったみたいですが、まだいくつかの課題は残っています。
でも、天気が良かっただけでもラッキーとしなければね。
fanseabさん、
有難うございます。
登るのはなかなかきつかったですけど、それだけのご褒美は期待できるのが高山蝶ですね。是非とも行かれたら良いかと思います。
タカネヒカゲの開翅は、何かで刺激して静止する前に翅を開くのでその瞬間を逃さず撮影することです。一人だとなかなかうまくいきませんが、今回はダンダラさんと一緒だったので、お互い協力しながら撮影できました。
有難うございます。
登るのはなかなかきつかったですけど、それだけのご褒美は期待できるのが高山蝶ですね。是非とも行かれたら良いかと思います。
タカネヒカゲの開翅は、何かで刺激して静止する前に翅を開くのでその瞬間を逃さず撮影することです。一人だとなかなかうまくいきませんが、今回はダンダラさんと一緒だったので、お互い協力しながら撮影できました。
ノゾピーさん、有難うございます。
昨年と異なる山は、また雰囲気が少し違うので面白かったです。
タカネヒカゲの開翅は上手く撮影できたので嬉しかったです。
開いている時間が短いので、何度も失敗しましたけど----。
昨年と異なる山は、また雰囲気が少し違うので面白かったです。
タカネヒカゲの開翅は上手く撮影できたので嬉しかったです。
開いている時間が短いので、何度も失敗しましたけど----。
theclaさん、
有難うございます。
今年は九州での活躍を見せていただいていますよ。
北アルプスの高山チョウは、僕自身も決心が必要です。
でも、大体行って良かったなと思えるので、また行ってしまいました。
タカネヒカゲの開翅は嬉しかったです。
有難うございます。
今年は九州での活躍を見せていただいていますよ。
北アルプスの高山チョウは、僕自身も決心が必要です。
でも、大体行って良かったなと思えるので、また行ってしまいました。
タカネヒカゲの開翅は嬉しかったです。
ダンダラさん、
色々とこちらこそ有難うございました。
僕は登りが苦手なので、ダンダラさんが羨ましく思いました。
僕もそろそろ筋肉痛が楽になってきました。
オス同士の絡みはほんの一瞬の出来事だったので、撮影できて何となく申し訳ない気がしています。
僕もアルプスモンキの産卵をきっちりと抑えたいな。
色々とこちらこそ有難うございました。
僕は登りが苦手なので、ダンダラさんが羨ましく思いました。
僕もそろそろ筋肉痛が楽になってきました。
オス同士の絡みはほんの一瞬の出来事だったので、撮影できて何となく申し訳ない気がしています。
僕もアルプスモンキの産卵をきっちりと抑えたいな。
yoda-1さん、
場所は想像の通りだと思います。
こちらも似たような環境ですが、穂高がはっきり見えるところがメリットかな。ダンダランさんとはしばしばご一緒しているので、アウンの呼吸で撮影できます。山小屋では一緒の布団でしたよ(笑)。
場所は想像の通りだと思います。
こちらも似たような環境ですが、穂高がはっきり見えるところがメリットかな。ダンダランさんとはしばしばご一緒しているので、アウンの呼吸で撮影できます。山小屋では一緒の布団でしたよ(笑)。
naoggioさん、
山岳写真はペンタ6X7のnaoggioさんの迫力ある写真には到底及びません。でも、北アルプスの風景はアルペンムードがあってとても楽しかったです。そんな風景を背景にして撮影できるのは幸せですね。
有難うございました。
山岳写真はペンタ6X7のnaoggioさんの迫力ある写真には到底及びません。でも、北アルプスの風景はアルペンムードがあってとても楽しかったです。そんな風景を背景にして撮影できるのは幸せですね。
有難うございました。
ネイチャーkendamar さん、
僕が行ける場所は、皆さんはもっと楽に行けると思います(笑)。
とくにネイチャーkendamar さんなら絶対に楽勝です。
僕は山岳部の顧問といっても、コンパのときだけですので、あまり胸を張ることができません。
僕が行ける場所は、皆さんはもっと楽に行けると思います(笑)。
とくにネイチャーkendamar さんなら絶対に楽勝です。
僕は山岳部の顧問といっても、コンパのときだけですので、あまり胸を張ることができません。
へムレンさん、
有難うございます。
僕が登れるところはヘムレンさんも登ることができます
間違いありません(笑)。
今回は登った時にはガスって、小雨まで降っていたので、少し心配しましたが、次の日の午前中はまずまずの天気で良かったです。
高山蝶は天気次第ですからね。
有難うございます。
僕が登れるところはヘムレンさんも登ることができます
間違いありません(笑)。
今回は登った時にはガスって、小雨まで降っていたので、少し心配しましたが、次の日の午前中はまずまずの天気で良かったです。
高山蝶は天気次第ですからね。
1日違いなのに条件が良いのか綺麗なミヤマモンキが多かったようで羨ましく拝見しています。
こちらも両種がしっかり素晴らしい背景で狙えるのですね。次の機会にどちらへ登るか迷うところです。
僕も擦れた個体で掲載しませんでしたが、クロマメノキの上で夜を過ごしたと思える個体を見つけました。そんな点も雨の影響で擦れやすいのかと思いました。
こちらも両種がしっかり素晴らしい背景で狙えるのですね。次の機会にどちらへ登るか迷うところです。
僕も擦れた個体で掲載しませんでしたが、クロマメノキの上で夜を過ごしたと思える個体を見つけました。そんな点も雨の影響で擦れやすいのかと思いました。
「山のムスメとハイマツの仙人」を大変羨ましく見させてもらいました。どの写真も蝶のみならず、その背景がまた絶景ですから、見させて頂き乍らため息がでました。露に濡れたミヤマモンキ、開翅しているタカネヒカゲ、どれも最高傑作ですね。○○代最後の登山だったとのことですが私ならきっと現地まで登りきったとしても、その段階ですでに息も絶え絶えでしょうから撮る気力などとっくに失せてしまっていたでしょう。
○○代最後のメモリアル登山、素晴らしいメモリーを残すことが出来ましたね。
水滴の付着したアルプスモンキ、タカネヒカゲの翅表等々、見事です。何より無事にT岳を征服したことの喜びも大きいかと思います。
次は○○代最初のメモリアル登山となりますね。私もこんな撮影行を自分史に残していきたいと思っています。
水滴の付着したアルプスモンキ、タカネヒカゲの翅表等々、見事です。何より無事にT岳を征服したことの喜びも大きいかと思います。
次は○○代最初のメモリアル登山となりますね。私もこんな撮影行を自分史に残していきたいと思っています。
虫林の体力と全ての写真に脱帽です。特に、朝露に全身を濡らしたアルプスモンキとバックの槍穂は感動的です。タカネヒカゲ♀の開翅もこんな綺麗なのは初めて拝見しました。虫林さんよりずっと若いはずのkontyはまったく体力に自信がありませんが、来年に向けて身体を鍛え直し挑戦したいと思いました。
banyanさん、
今年は以前から登ってみたいと思っていたT岳にいってきました。ミヤマモンキはちょうど最盛期のようで、新鮮な個体が撮影できてとても良かったです。そちらでは、穂高が山の陰に隠れて見えませんが、こちらでは全てが見えますので、苦労し甲斐がありますよ。
今年は以前から登ってみたいと思っていたT岳にいってきました。ミヤマモンキはちょうど最盛期のようで、新鮮な個体が撮影できてとても良かったです。そちらでは、穂高が山の陰に隠れて見えませんが、こちらでは全てが見えますので、苦労し甲斐がありますよ。
clossianaさん、
僕も登りきる自信がありませんでした。雨が降ってきたりして一人では帰りたくなったにちがいありません。登頂できたのはダンダラさんのおかげだと思います。多分、ゆっくりと登れば、clossianaさんも登ることができると思いますよ。山小屋はとても空いていて快適でしたが、食事がね----。
僕も登りきる自信がありませんでした。雨が降ってきたりして一人では帰りたくなったにちがいありません。登頂できたのはダンダラさんのおかげだと思います。多分、ゆっくりと登れば、clossianaさんも登ることができると思いますよ。山小屋はとても空いていて快適でしたが、食事がね----。
Akakokkoさん、
コメント有難うございます。
高山蝶は氷河期の生き残りで、山の上に残された蝶といわれています。彼らは下界の暑さに耐えきれずに、山の上だけに棲むようになったようですが、僕は専門ではないのでその辺のことがいまひとつよくわかりません。
コメント有難うございます。
高山蝶は氷河期の生き残りで、山の上に残された蝶といわれています。彼らは下界の暑さに耐えきれずに、山の上だけに棲むようになったようですが、僕は専門ではないのでその辺のことがいまひとつよくわかりません。
霧島緑さん、
有難うございます。
●●代最後の登山にはふさわしい山だったように思えます。来年は●●代最初の登山ですので、また色々考えて登りたいと思います。山登りはだんだんときつくなるので、まだ余力があるうちに撮影しておこうと思っています。どうぞトライしてみてくださいね。
有難うございます。
●●代最後の登山にはふさわしい山だったように思えます。来年は●●代最初の登山ですので、また色々考えて登りたいと思います。山登りはだんだんときつくなるので、まだ余力があるうちに撮影しておこうと思っています。どうぞトライしてみてくださいね。
kontyさん、
過分なお言葉を有難うございます。僕は体力が無いので、かなり無理して登っていますよ。kontyさんだったら、もっと楽に登ることができると思います。タカネヒカゲのメスの開翅は、偶然に刺激したら翅を開くことがわかりました。ダンダラさんと協力して、お互いに開翅を撮影できたときのものです。良い個体でした。
過分なお言葉を有難うございます。僕は体力が無いので、かなり無理して登っていますよ。kontyさんだったら、もっと楽に登ることができると思います。タカネヒカゲのメスの開翅は、偶然に刺激したら翅を開くことがわかりました。ダンダラさんと協力して、お互いに開翅を撮影できたときのものです。良い個体でした。
by tyu-rinkazan
| 2011-07-26 21:20
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Comments(32)
