20120108 湘南の散歩道:ムラサキツバメなど
2012年 01月 11日
Nature Diary #429
「成人の日」は、実家のある神奈川県の海辺の町に向かった。
下の写真は「烏帽子岩」。
子供の頃、いつか烏帽子岩にわたってやろうと思っていた。中学生になった夏のある日、友達と一緒にゴムボートでやっとその岩に上陸することができた。ところが、帰りは潮の流れが意外に速くて、ボートが流されてしまい、なかなか岸に戻ってくることができずに難儀した。今思えば、バカなことばかりしていたよな。
もちろん、当時もそれなりに悩みはあったけれど幸せな日々だった。

► 凧上げする少女と烏帽子岩 Landscape of seashore in Shonan
Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)
神奈川の Daron さんから実家の近くのムラサキツバメのポイントを教えて頂いた。
残念ながら、ピンポイントではその場所を絞り込むことができなかった。でも、ムラサキツバメはこの辺りで広く棲息しているはずなので、とにかくマテバジイが混在する雑木林を探索してみることにした。
嬉しいことに、探し始めて間もなく枯葉の傍で静止しているムラサキツバメを見つけることができた。

► 枯葉に静止するムラサキツバメ♀ The Powdered Oakblue
Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)
風が無い陽だまりでは、一頭のムラサキツバメが飛び回っていた。
何とか見失わないようにしっかりと目で追っていると、シュロの幼木の葉上に静止して翅を開いた。色彩からは♀であることがわかる。多くのチョウでは、メスはオスよりも地味な配色だが、ムラサキツバメのメスは適度な大きさの青紋を配し、艶やかでチャーミングにみえる。

► 開翅するムラサキツバメ♀ The Powdered Oakblue
Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)
写真を見ると、翅の両端に青い小さな紋(矢印)がみえる。これまで撮影したムラツのメスの写真をみても、このような紋はお目にかかったことは無い。この個体だけの特徴なのだろうか?

► 開翅するムラサキツバメ♀ The Powdered Oakblue
Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)
さらに、もう一頭のムラサキツバメが物陰から飛び出して廃木に静止。
こちらはまだ新鮮で尾状突起も長くしっかりしている。

► 静止するムラサキツバメ The Powdered Oakblue
Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)

► 静止するムラサキツバメ The Powdered Oakblue
Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)
帰りは、相模湖から中央道にのって甲府の家に帰宅した。
このコースを通るときには、必ずといってよいほど相模湖近くのイタリアレストラン「ドリームファーム」に立ち寄ることにしている。とにかく、このレストランのピザ(マルゲリータ)は美味だ。

► イタリアレストラン「ドリームファーム」 Dream Farm
Ricoh GXR, S10, ASA100 (神奈川県、1月8日)
§ Afterword §
蝶の成虫撮影には厳しい季節になりました。
でも、、神奈川の海辺に近い場所ではまだムラサキツバメが飛び回っていたのには少し驚きました。これからは月に一度くらいの頻度で高齢の両親の顔を見に行く予定だが、その時には、近くでチョウの撮影もできたらうれしいなと思う。
ムラツポイントをご教示いただいたDaronさんに感謝します。
以上、 by 虫林花山
「成人の日」は、実家のある神奈川県の海辺の町に向かった。
下の写真は「烏帽子岩」。
子供の頃、いつか烏帽子岩にわたってやろうと思っていた。中学生になった夏のある日、友達と一緒にゴムボートでやっとその岩に上陸することができた。ところが、帰りは潮の流れが意外に速くて、ボートが流されてしまい、なかなか岸に戻ってくることができずに難儀した。今思えば、バカなことばかりしていたよな。
もちろん、当時もそれなりに悩みはあったけれど幸せな日々だった。

Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)
神奈川の Daron さんから実家の近くのムラサキツバメのポイントを教えて頂いた。
残念ながら、ピンポイントではその場所を絞り込むことができなかった。でも、ムラサキツバメはこの辺りで広く棲息しているはずなので、とにかくマテバジイが混在する雑木林を探索してみることにした。
嬉しいことに、探し始めて間もなく枯葉の傍で静止しているムラサキツバメを見つけることができた。

Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)
風が無い陽だまりでは、一頭のムラサキツバメが飛び回っていた。
何とか見失わないようにしっかりと目で追っていると、シュロの幼木の葉上に静止して翅を開いた。色彩からは♀であることがわかる。多くのチョウでは、メスはオスよりも地味な配色だが、ムラサキツバメのメスは適度な大きさの青紋を配し、艶やかでチャーミングにみえる。

Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)
写真を見ると、翅の両端に青い小さな紋(矢印)がみえる。これまで撮影したムラツのメスの写真をみても、このような紋はお目にかかったことは無い。この個体だけの特徴なのだろうか?

Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)
さらに、もう一頭のムラサキツバメが物陰から飛び出して廃木に静止。
こちらはまだ新鮮で尾状突起も長くしっかりしている。

Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)

Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)
帰りは、相模湖から中央道にのって甲府の家に帰宅した。
このコースを通るときには、必ずといってよいほど相模湖近くのイタリアレストラン「ドリームファーム」に立ち寄ることにしている。とにかく、このレストランのピザ(マルゲリータ)は美味だ。

Ricoh GXR, S10, ASA100 (神奈川県、1月8日)
§ Afterword §
蝶の成虫撮影には厳しい季節になりました。
でも、、神奈川の海辺に近い場所ではまだムラサキツバメが飛び回っていたのには少し驚きました。これからは月に一度くらいの頻度で高齢の両親の顔を見に行く予定だが、その時には、近くでチョウの撮影もできたらうれしいなと思う。
ムラツポイントをご教示いただいたDaronさんに感謝します。
以上、 by 虫林花山
♀の前翅の先端に紫の斑紋!こんな個体がいるんですね。
いいものを見せていただきました。これからは気をつけて見ます。
いいものを見せていただきました。これからは気をつけて見ます。
0
これは珍しいですね。こんな斑紋の出方があるとは驚きました。
なんだか想定外のイメージです。
私だったら気づかず傷んだ個体ということであまりちゃんと撮影しないで帰ってきてしまったかもしれません。
ちょっと前のお茶の宣伝ではないですが「虫林はんで良かった」
美味しいマルゲリータですか、いいですねえ。
なんだか想定外のイメージです。
私だったら気づかず傷んだ個体ということであまりちゃんと撮影しないで帰ってきてしまったかもしれません。
ちょっと前のお茶の宣伝ではないですが「虫林はんで良かった」
美味しいマルゲリータですか、いいですねえ。
ポイントについての説明が不足してたようですませんでした。
ムラサキツバメの今シーズンの集団形成は少々不調だったようです。
落葉樹に集まった後、葉が落ちてしまってその後何処へ行ったのか発見できませんでした(^^;
♀の前翅の端の斑紋。。。思わず以前に撮影した♀の画像を探してみましたが、残念ながら見つかりませんでした(汗
ムラサキツバメの今シーズンの集団形成は少々不調だったようです。
落葉樹に集まった後、葉が落ちてしまってその後何処へ行ったのか発見できませんでした(^^;
♀の前翅の端の斑紋。。。思わず以前に撮影した♀の画像を探してみましたが、残念ながら見つかりませんでした(汗
ごまさん、
小さな紋なので、見逃されてしまうように思いますが、確かに青紋があるようです。僕も今までこんな個体は見たことがありませんでした。気がついたら教えてくださいね。
小さな紋なので、見逃されてしまうように思いますが、確かに青紋があるようです。僕も今までこんな個体は見たことがありませんでした。気がついたら教えてくださいね。
ダンダラさん、
タイトルでは8日になっていましたが、訪れたのは9日です。タイトルのほうが間違っていました。ご指摘有難う御座います。
この斑紋はムラツを沢山みているダンダラさんも記憶に無いとなると面白いな。
タイトルでは8日になっていましたが、訪れたのは9日です。タイトルのほうが間違っていました。ご指摘有難う御座います。
この斑紋はムラツを沢山みているダンダラさんも記憶に無いとなると面白いな。
naoggioさん、
僕も画像を見ていて気づきましたが、確実に紋が入っていました。気にすれば他にも出てくるのではないでしょうか?
相模原のドリームファームはおいしいですよ。いつか撮影のついでにでも行かれると奥様も喜ぶかと思います。
http://dreamfarm.net/
僕も画像を見ていて気づきましたが、確実に紋が入っていました。気にすれば他にも出てくるのではないでしょうか?
相模原のドリームファームはおいしいですよ。いつか撮影のついでにでも行かれると奥様も喜ぶかと思います。
http://dreamfarm.net/
daronさん、
ポイント情報有難う御座いました。
僕は実家の近くのポイントを全く知らないのでたすかりました。ピンポイントでなくても、かなり良さそうな場所があるようでしたので、また立ち寄ってみようと思っています。もう少し時間が取れればよいのですが。また教えてくださいね。
ポイント情報有難う御座いました。
僕は実家の近くのポイントを全く知らないのでたすかりました。ピンポイントでなくても、かなり良さそうな場所があるようでしたので、また立ち寄ってみようと思っています。もう少し時間が取れればよいのですが。また教えてくださいね。
22wn3288 さん、
この時は結構暖かかったので、ムラツも活発に飛び回っていました。僕もこの時期にムラツの開翅を見ることができて嬉しかったです。紋は小さいので見逃されるかもしれませんね。
この時は結構暖かかったので、ムラツも活発に飛び回っていました。僕もこの時期にムラツの開翅を見ることができて嬉しかったです。紋は小さいので見逃されるかもしれませんね。
冬場は暖かい湘南はいいですね。
それにしてもムラツの斑紋は珍しいですね。もう少し大きいとインパクトはすごいでしょうね。僕も気をつけて観察するようにしたいです。
それにしてもムラツの斑紋は珍しいですね。もう少し大きいとインパクトはすごいでしょうね。僕も気をつけて観察するようにしたいです。
banyanさん、
コメント有難う御座います。
父母の様子を見るのが目的だったので、撮影にはあまり時間をさけませんでした。でも、気温が上がったので、蝶たちも活発に飛び回っていたので撮影できたのだと思います。
この時期に成虫の写真は嬉しかったです。
コメント有難う御座います。
父母の様子を見るのが目的だったので、撮影にはあまり時間をさけませんでした。でも、気温が上がったので、蝶たちも活発に飛び回っていたので撮影できたのだと思います。
この時期に成虫の写真は嬉しかったです。
ちゃんと紫の鱗粉が乗っているのですね・・・・・不思議ですね。
同世代の当方も帰省してきました。貴殿同様これから帰省する回数が増えることでしょう。4月初めに40年ぶり谷汲再訪などと不心得にも考えております。
いくつになっても親不孝であります。もっとも虫屋にしたのは両親の影響が大ではありますが・・・・・
同世代の当方も帰省してきました。貴殿同様これから帰省する回数が増えることでしょう。4月初めに40年ぶり谷汲再訪などと不心得にも考えております。
いくつになっても親不孝であります。もっとも虫屋にしたのは両親の影響が大ではありますが・・・・・
虫林さん、子供の頃の海岸・・・思い出が甦って素晴らしいですね・・・小生の子供の頃の海岸線は、飯岡海岸の南でしたが、あの頃は良かったような気がします・・・遠浅の海岸線で地引網ができました・・・ムラツの斑紋・・・面白いですね・・・素晴らしい観察です!
ムラサキツバメは♂の渋い紫の表翅を何とか上手く表現したいとチャレンジしていますがなかなか撮れません。
♀のこのような斑紋本当に珍しいですね!
♀のこのような斑紋本当に珍しいですね!
kmkurobeさん、
コメント有難うございます。
やはりこの年になると、色々と別な用事が出来てしまいますよね。でも、それを苦労ではなく、プラスアルファで楽しめれば良いかもしれませんね。僕も親不孝者です。
コメント有難うございます。
やはりこの年になると、色々と別な用事が出来てしまいますよね。でも、それを苦労ではなく、プラスアルファで楽しめれば良いかもしれませんね。僕も親不孝者です。
ヒメオオさん、
コメント有難うございます。
ムラサキツバメのオスの翅表の表現はなかなか難しいですね。是非ともチャレンジしてください。メスの斑紋はオスと異なり、あまり当たり外れが無いのがよいですね。でも、今回は異常紋があって良かったです。
コメント有難うございます。
ムラサキツバメのオスの翅表の表現はなかなか難しいですね。是非ともチャレンジしてください。メスの斑紋はオスと異なり、あまり当たり外れが無いのがよいですね。でも、今回は異常紋があって良かったです。
by tyu-rinkazan
| 2012-01-11 00:24
| ▣ムラサキツバメ
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Comments(18)
