20120128 コンデジ内蔵ストロボ用ディフューザー
2012年 01月 29日
Nature Diary #432
寒い時には来るシーズンの準備も楽しい。
これまで、昆虫撮影のために導入したGRデジタル(初代)は、すでに発売から5年が経過し、さすがに機械的にも機能的にも古くなった。そこで、2週間前に中野にあるカメラ店「フジヤカメラ」に立ち寄った時に、手ブレ補正機能が加わったという4代目(GRD IV)を思い切って購入した。

► リコー社GRデジタルⅣとGXR+S10 GRD IV and GXR (Ricoh Ltd.)
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<コンデジ内蔵ストロボ用ディフューザー>
小さな昆虫を撮影する場合、ストロボによる補助光が必要になる場面が多い。しかし、最短撮影距離(GRDは1cm)で内蔵ストロボを使用するとレンズの影ができてしまう。両機種とも外部ストロボ用のホットシューがあるので、専用の外部ストロボをチョイスできるのだが、この外部ストロボを装着すると、頭でっかちになってバランスが悪いうえに、物々しくて格好も良いとはいえない(リコーさん失礼)。
そこで、内蔵ストロボ用のディフューザーをつくることにした。
ネットで調べてみたところ、「デジカメのツボ.JP」というサイトに、「フィルムケースを用いた手作りディフューザー」の記事があった。そのサイトの管理人さんは昆虫愛好家では無さそうだが、このディフューザーは使えそうだ。虫林がアレンジした点は、円形のフィルムケースの接着面積を増やすために、マジックテープ(ベルクロテープ)を張ったプラスチック板の小片を瞬間接着剤でケースに固定したことだ。

► 空のフィルムケースディフューザー
フィルムケースは、水平につける必要はなく、やや斜めに装着した。正面から見ると、カメラがまるで「敬礼」しているみたいにも見えるので少し笑える。内蔵ストロボの位置が正面ではないので、ディフューザーをつけてもストロボ光が偏る傾向は残るが、実際の使用時にはほとんど気にならないだろう。

► フィルムケースディフューザーを装着したGRD IV

► フィルムケースディフューザーを装着したGXR/S10
さらに、フィルムケースディフューザーはとても軽いので、使用しない時にはマジックテープでケースの横(写真)かザックのどこかにでも取り付けておけば良い。

► カメラケースの横に付けたディフューザー
<使用例>
今週末に出張した浜松市内で、柳の幹で フユシャク♀ (クロバネフユシャク?) を発見できたので、内蔵ストロボディフューザーを試してみることにした。GRD、GXRともに、内蔵ストロボの発光量がフルから1/64まで調整でき、さらに調光補正もできる(さすがリコーさんだね)。
そこで、ストロボ発光による不自然さを考慮して、発光量を1/64、調光補正をマイナス1.0で撮影してみたところ、なかなか良い結果だった。

► 樹幹のフユシャク♀ Winter moth
.
Ricoh GXR,/S10, ASA100、内蔵ストロボ使用 (静岡県浜松市、1月28日)
§ Afterword §
今週末は土曜日は浜松出張、日曜日は友人の記念パーティで東京に出掛けたので、ほとんどフィールドに出ることがなかった。でも、一年で最も寒いこの時期には、これから春のハイシーズンのフィールド散歩を夢見ながら、色々と撮影準備にいそしむのも楽しいものである。
フィルムケースのディフューザーなんて大したことないように思えるが、小さな昆虫をコンデジの内臓ストロボを使用して撮影する際には、とても簡単で便利かつ実用的なグッズだろうと思う。我田引水、自画自賛かな? まあ、これも昆虫撮影の楽しみなので----。
来週末は2月に入り、まだしばらくは寒い日が続く。
もう少し準備を楽しむのも悪くないな。
以上、 by 虫林花山
寒い時には来るシーズンの準備も楽しい。
これまで、昆虫撮影のために導入したGRデジタル(初代)は、すでに発売から5年が経過し、さすがに機械的にも機能的にも古くなった。そこで、2週間前に中野にあるカメラ店「フジヤカメラ」に立ち寄った時に、手ブレ補正機能が加わったという4代目(GRD IV)を思い切って購入した。

<コンデジ内蔵ストロボ用ディフューザー>
小さな昆虫を撮影する場合、ストロボによる補助光が必要になる場面が多い。しかし、最短撮影距離(GRDは1cm)で内蔵ストロボを使用するとレンズの影ができてしまう。両機種とも外部ストロボ用のホットシューがあるので、専用の外部ストロボをチョイスできるのだが、この外部ストロボを装着すると、頭でっかちになってバランスが悪いうえに、物々しくて格好も良いとはいえない(リコーさん失礼)。
そこで、内蔵ストロボ用のディフューザーをつくることにした。
ネットで調べてみたところ、「デジカメのツボ.JP」というサイトに、「フィルムケースを用いた手作りディフューザー」の記事があった。そのサイトの管理人さんは昆虫愛好家では無さそうだが、このディフューザーは使えそうだ。虫林がアレンジした点は、円形のフィルムケースの接着面積を増やすために、マジックテープ(ベルクロテープ)を張ったプラスチック板の小片を瞬間接着剤でケースに固定したことだ。

フィルムケースは、水平につける必要はなく、やや斜めに装着した。正面から見ると、カメラがまるで「敬礼」しているみたいにも見えるので少し笑える。内蔵ストロボの位置が正面ではないので、ディフューザーをつけてもストロボ光が偏る傾向は残るが、実際の使用時にはほとんど気にならないだろう。


さらに、フィルムケースディフューザーはとても軽いので、使用しない時にはマジックテープでケースの横(写真)かザックのどこかにでも取り付けておけば良い。

<使用例>
今週末に出張した浜松市内で、柳の幹で フユシャク♀ (クロバネフユシャク?) を発見できたので、内蔵ストロボディフューザーを試してみることにした。GRD、GXRともに、内蔵ストロボの発光量がフルから1/64まで調整でき、さらに調光補正もできる(さすがリコーさんだね)。
そこで、ストロボ発光による不自然さを考慮して、発光量を1/64、調光補正をマイナス1.0で撮影してみたところ、なかなか良い結果だった。

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Ricoh GXR,/S10, ASA100、内蔵ストロボ使用 (静岡県浜松市、1月28日)
§ Afterword §
今週末は土曜日は浜松出張、日曜日は友人の記念パーティで東京に出掛けたので、ほとんどフィールドに出ることがなかった。でも、一年で最も寒いこの時期には、これから春のハイシーズンのフィールド散歩を夢見ながら、色々と撮影準備にいそしむのも楽しいものである。
フィルムケースのディフューザーなんて大したことないように思えるが、小さな昆虫をコンデジの内臓ストロボを使用して撮影する際には、とても簡単で便利かつ実用的なグッズだろうと思う。我田引水、自画自賛かな? まあ、これも昆虫撮影の楽しみなので----。
来週末は2月に入り、まだしばらくは寒い日が続く。
もう少し準備を楽しむのも悪くないな。
以上、 by 虫林花山
ホワイト版のGRDⅣもお洒落ですね。
小生もGXRにフィルムケースをディフューザーとして活用しております。虫林さんのように丸毎使うのではなく、1/4を切り落として本体に装着する小改造をしております。光の周りも自然で気に入っております。
小生もGXRにフィルムケースをディフューザーとして活用しております。虫林さんのように丸毎使うのではなく、1/4を切り落として本体に装着する小改造をしております。光の周りも自然で気に入っております。
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アイデア、いただきました。フィルムケースを1眼の内臓ストロボには少し押すだけですっぽり入りました。これでは少し明るすぎなので、半面をテーピング用テープで覆いました。こうすると、前後に嵌め変えるだけで、2段階に調節できます。テープは外側では汚れると思うので内側に貼りました。今、スナップショットでテストしてみましたが、なかなかいいようです。
白ボディーもあるのですか。オシャレでいいですね。
こんなフィルムケースの使い方があったとは・・・なるほど、これは良さそうですね。写真を拝見しても全く不自然さが感じられません。
工夫すればしただけのことはあるものですね。勉強になりました。
それにしても上記コメントのお二方、既に改造実践されていたり早速応用されたり。凄いです。
こんなフィルムケースの使い方があったとは・・・なるほど、これは良さそうですね。写真を拝見しても全く不自然さが感じられません。
工夫すればしただけのことはあるものですね。勉強になりました。
それにしても上記コメントのお二方、既に改造実践されていたり早速応用されたり。凄いです。
面白いアイディアですね。
手元にフィルムケースがあれば早速試したい所ですが、最近買っていないのでありません。
私も今使っているディフューザーを、コンデジ用に少し改造しようかなと思っている所です。
シーズンオフはそんなことを色々試してみるのも面白いですね。
手元にフィルムケースがあれば早速試したい所ですが、最近買っていないのでありません。
私も今使っているディフューザーを、コンデジ用に少し改造しようかなと思っている所です。
シーズンオフはそんなことを色々試してみるのも面白いですね。
fanseabさん、
コメント有難う御座います。
すでにGXRでお使いなんですね。やはりfanseabさんも工夫されて楽しんでいるとはさすがです。出遅れましたが、コンデジのディフューザーはあるととても便利ですので、今年はこれで撮影することが多くなるかもしれません。
コメント有難う御座います。
すでにGXRでお使いなんですね。やはりfanseabさんも工夫されて楽しんでいるとはさすがです。出遅れましたが、コンデジのディフューザーはあるととても便利ですので、今年はこれで撮影することが多くなるかもしれません。
otto-Nさん、
コメント有難う御座います。
一眼の内蔵ストロボに工夫されたのですね。ビニールテープで反面を覆うのもアイデアですね。僕の場合はマジックテープですので、半分をテープで多い、上下逆転など自由に調節も可能かと思います。いつか試してみたいと思います。
コメント有難う御座います。
一眼の内蔵ストロボに工夫されたのですね。ビニールテープで反面を覆うのもアイデアですね。僕の場合はマジックテープですので、半分をテープで多い、上下逆転など自由に調節も可能かと思います。いつか試してみたいと思います。
naoggioさん、
コメント有難う御座います。
これまで一眼では外部ストロボとディフューザーを使用してきましたが、コンデジのディフューザーはあまり使用してきませんでした(使用してもティッシュ程度)。今年はこれでコンデジでも安心して内蔵ストロボが使用できそうです。
皆さんの工夫を教えて頂けるのも有難いと思っています。
コメント有難う御座います。
これまで一眼では外部ストロボとディフューザーを使用してきましたが、コンデジのディフューザーはあまり使用してきませんでした(使用してもティッシュ程度)。今年はこれでコンデジでも安心して内蔵ストロボが使用できそうです。
皆さんの工夫を教えて頂けるのも有難いと思っています。
ダンダラさん、
コメント有難う御座います。
そうですね、手元に空のフィルムケースは残っているのは少ないでしょうね。僕の場合、研究室の写真のフィルムを見つけたので、それを利用しています。
でも、コンデジのディフューザーは色々工夫すれば、他のアイデアも出てくると思います。うまくいけばよいですね。
コメント有難う御座います。
そうですね、手元に空のフィルムケースは残っているのは少ないでしょうね。僕の場合、研究室の写真のフィルムを見つけたので、それを利用しています。
でも、コンデジのディフューザーは色々工夫すれば、他のアイデアも出てくると思います。うまくいけばよいですね。
フィルムケースの中にトレッシングペーパーを入れて活用していましたが、取り付け方が悪くてイマイチでした。この取り付け位置は良さそうですね。kontyもGRDⅣを冬休みに衝動買いしましたので、早速試してみます。貴重な情報を有り難うございました。
下の2コマのフユシャク♀とっても自然に写ってますね!
この画像を見せられるとフィルムケースディフューザーに挑戦してみたくなりました。
この画像を見せられるとフィルムケースディフューザーに挑戦してみたくなりました。
ヒメオオさん、
有難う御座います。コンデジでのディフューザーが少し苦労していたものですから、これは便利かなと思い記事にしてみました。お役に立てれば幸いです。
有難う御座います。コンデジでのディフューザーが少し苦労していたものですから、これは便利かなと思い記事にしてみました。お役に立てれば幸いです。
面白い方法ですね・・今まで随分苦労したので、今度試してみたくなりました・・・小生は=ハンカチ=で遮光したりしていました・・・なるほどと拝見しました。
by tyu-rinkazan
| 2012-01-29 19:08
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Comments(14)
