20130103 真冬の散歩道:虫撮り初め
2013年 01月 03日
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Nature Diary vol.8(02): #489 ‖
ウィークエンドナチュラリストを自認する虫林は、週末になるといそいそと近くのフィールド(野山)に出かけて花や虫たちを愛で、季節の到来を身体で感じながら写真を撮ります。そんなフィールド散歩は、忙しい毎日の生活の中でとても豊かな時間(空間)を提供してくれているといえるでしょう。僕の写真は、フィールドで出逢った昆虫たちの瞬間をただ記録しただけの拙いものですが、そこには「振り返ることができる自らの証」がいっぱい詰まっています。
今年はどうなるでしょうか? Who knows!-God knows
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▊ Diary ▊
今年のお正月は初詣もしないで寝正月を決め込んだ。
昨年、父をなくしたので、年賀状も無い(年賀状がないと楽チンだな)。
でも、食べて寝るだけでは体に良くないし、天気が良いのに蟄居しているのもナチュラリストとしては気が引ける。
ということで、1月2日はカメラを片手に近くの雑木林を散歩してみることにしました。
これが今年の「虫撮り初め」といったところです。
小さな池の表面に張った薄氷に、まるで ジグソーパズルのような氷紋 が描かれていた。
もしかしてジグソーパズルは、こんな氷紋にヒントを得たのかも.......。

ジグソーパズル模様の氷紋 . Jigsaw puzzle-like patches of thin ice on the pond
Olympus OM-D E-M5, M-Zuiko, ED60mm Macro, Jan-02-2013, Kofu, Yamanashi
█ ウラギンシジミ Curetis acuta paracuta (Angled Sunbeam)
昨年の秋はウラギンシジミが極端に少なかった。案の定、いつもの越冬ポイントに立ち寄ってもその姿はありませんでした。それでもやっと1頭の越冬個体を見つけたので喜んで走り寄ったところ、うっかり枝に触れてしまい飛び立たせてしまいました。飛び立った個体はしばらく飛んでから梅の木の根元に静止しました。

日光浴するウラギンシジミ . Angled Sunbeam
Olympus OM-D E-M5, Panasonic Lumix G 8mm Fisheye, Jan-02-2013, Kofu, Yamanashi
やっと本来の越冬する姿のウラギンシジミを発見。
相変わらず白磁を思わせる翅裏だ。

ツバキの葉裏で越冬するウラギンシジミ . A female of Angled Sunbeam busking on the tree trunk
Olympus OM-D E-M5, Panasonic Lumix G 8mm Fisheye, Jan-02-2013, Kofu, Yamanashi

ツバキの葉裏で越冬するウラギンシジミ♀ . A female of Angled Sunbeam busking on the tree trunk
Olympus OM-D E-M5, M-Zuiko, ED60mm Macro, Jan-02-2013, Kofu, Yamanashi
█ チャバネフユエダシャク Erannis golda
桜の太い枝の裏側でチャバネフユエダシャクのメスを発見。

チャバネフユエダシャク♀ . Erannis golda
Olympus OM-D E-M5, Panasonic Lumix G 8mm Fisheye, Jan-02-2013, Kofu, Yamanashi

チャバネフユエダシャク♀ . Erannis golda
Olympus OM-D E-M5, M-Zuiko, ED60mm Macro, Jan-02-2013, Kofu, Yamanashi
▊ Afterword ▊
そういえば、最近は近所での散歩にはオリンパスOM-Dを使用することが多くなりました。このカメラはもともとキャノン7Dのセカンドカメラとして購入したのですが。昨年、OM-D用の良いマクロレンズが発売され、ズームの14-150㎜はお散歩レンズとしては秀逸でお気に入りです。とにかく小さくて持ち運びが楽なのがレイジーな虫林には有難いです。難点は全速同調(ハイスピードシンクロ)する小型専用ストロボがないことかな。
OM-Dにリバースレンズを装着
この冬休みは銀塩時代のレンズを反対につけることにはまっています。
レンズを反対につけることで、ゼフの越冬卵などの拡大が楽に撮影できると思ったからです。
というのも、OM-DはフルサイズやAPS-Cサイズよりもクローズアップ時の被写界深度の面では有利ですし、古いレンズを生き返らせることができるのも僕にとっては有難いです。銀塩時代はニコンでしたので、当時の標準レンズの50㎜F1.4を試したところ、OM-Dのマクロ60㎜レンズの口径にジャストフィットでした(50㎜の口径が52㎜で、マクロ60㎜の口径が48㎜)。なお、リバースするレンズのf値は解放です。
下の写真は左がニコンの50mm標準レンズ(シボリ開放で使用します)で、右がOM-Dの60mmマクロの先にニコンのレンズをリバースに装着したものです。
さらにバッテリーグリップやLEDライトでドレスアップ。最終的にはリバースレンズアダプターの購入は必要と思っていますが、さしあたり、手でレンズを押さえたりするだけでも撮影できますし、テープで留めてもOKです。
野外に持ち出してチャバネフユエダシャクの♀を拡大撮影してみました。

以上、by 虫林花山
ウィークエンドナチュラリストを自認する虫林は、週末になるといそいそと近くのフィールド(野山)に出かけて花や虫たちを愛で、季節の到来を身体で感じながら写真を撮ります。そんなフィールド散歩は、忙しい毎日の生活の中でとても豊かな時間(空間)を提供してくれているといえるでしょう。僕の写真は、フィールドで出逢った昆虫たちの瞬間をただ記録しただけの拙いものですが、そこには「振り返ることができる自らの証」がいっぱい詰まっています。
今年はどうなるでしょうか? Who knows!-God knows
▊ Diary ▊
今年のお正月は初詣もしないで寝正月を決め込んだ。
昨年、父をなくしたので、年賀状も無い(年賀状がないと楽チンだな)。
でも、食べて寝るだけでは体に良くないし、天気が良いのに蟄居しているのもナチュラリストとしては気が引ける。
ということで、1月2日はカメラを片手に近くの雑木林を散歩してみることにしました。
これが今年の「虫撮り初め」といったところです。
小さな池の表面に張った薄氷に、まるで ジグソーパズルのような氷紋 が描かれていた。
もしかしてジグソーパズルは、こんな氷紋にヒントを得たのかも.......。

Olympus OM-D E-M5, M-Zuiko, ED60mm Macro, Jan-02-2013, Kofu, Yamanashi
█ ウラギンシジミ Curetis acuta paracuta (Angled Sunbeam)
昨年の秋はウラギンシジミが極端に少なかった。案の定、いつもの越冬ポイントに立ち寄ってもその姿はありませんでした。それでもやっと1頭の越冬個体を見つけたので喜んで走り寄ったところ、うっかり枝に触れてしまい飛び立たせてしまいました。飛び立った個体はしばらく飛んでから梅の木の根元に静止しました。

Olympus OM-D E-M5, Panasonic Lumix G 8mm Fisheye, Jan-02-2013, Kofu, Yamanashi
やっと本来の越冬する姿のウラギンシジミを発見。
相変わらず白磁を思わせる翅裏だ。

Olympus OM-D E-M5, Panasonic Lumix G 8mm Fisheye, Jan-02-2013, Kofu, Yamanashi

Olympus OM-D E-M5, M-Zuiko, ED60mm Macro, Jan-02-2013, Kofu, Yamanashi
█ チャバネフユエダシャク Erannis golda
桜の太い枝の裏側でチャバネフユエダシャクのメスを発見。

Olympus OM-D E-M5, Panasonic Lumix G 8mm Fisheye, Jan-02-2013, Kofu, Yamanashi

Olympus OM-D E-M5, M-Zuiko, ED60mm Macro, Jan-02-2013, Kofu, Yamanashi
▊ Afterword ▊
そういえば、最近は近所での散歩にはオリンパスOM-Dを使用することが多くなりました。このカメラはもともとキャノン7Dのセカンドカメラとして購入したのですが。昨年、OM-D用の良いマクロレンズが発売され、ズームの14-150㎜はお散歩レンズとしては秀逸でお気に入りです。とにかく小さくて持ち運びが楽なのがレイジーな虫林には有難いです。難点は全速同調(ハイスピードシンクロ)する小型専用ストロボがないことかな。
OM-Dにリバースレンズを装着
この冬休みは銀塩時代のレンズを反対につけることにはまっています。
レンズを反対につけることで、ゼフの越冬卵などの拡大が楽に撮影できると思ったからです。
というのも、OM-DはフルサイズやAPS-Cサイズよりもクローズアップ時の被写界深度の面では有利ですし、古いレンズを生き返らせることができるのも僕にとっては有難いです。銀塩時代はニコンでしたので、当時の標準レンズの50㎜F1.4を試したところ、OM-Dのマクロ60㎜レンズの口径にジャストフィットでした(50㎜の口径が52㎜で、マクロ60㎜の口径が48㎜)。なお、リバースするレンズのf値は解放です。
下の写真は左がニコンの50mm標準レンズ(シボリ開放で使用します)で、右がOM-Dの60mmマクロの先にニコンのレンズをリバースに装着したものです。

野外に持ち出してチャバネフユエダシャクの♀を拡大撮影してみました。

以上、by 虫林花山
チャバネフユエダシャク♀私も本日撮影したので、
一番下のピントの深い写真の凄さが実感出来ます。
素晴らしいですね!
一番下のピントの深い写真の凄さが実感出来ます。
素晴らしいですね!
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凄い技術、撮り上げた写真のロマン!恐れ入りました。
お正月、初撮り!!
私も出かけたいのですが、なかなか叶いません><
ウラギンは私も昨年やっと1頭確認したのみです。
機材のことは全くわからないので、コメントできなくてごめんなさい・・・
これからどれだけ撮影に出られるかわからないけど
冬場の探検、私も楽しみたいです(^-^*)
私も出かけたいのですが、なかなか叶いません><
ウラギンは私も昨年やっと1頭確認したのみです。
機材のことは全くわからないので、コメントできなくてごめんなさい・・・
これからどれだけ撮影に出られるかわからないけど
冬場の探検、私も楽しみたいです(^-^*)
大変遅くなりましたが、
昨年中は大変お世話になりました。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
氷紋、美しいですね。最初布の柄をクローズアップされたのかと思ってしまいました。
最後のはすばらしいクローズアップシステムですね。オリンパスの角張ったボディーが引き立つ機能美を感じました。
ピントもなかなか良さそうです。
昨年中は大変お世話になりました。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
氷紋、美しいですね。最初布の柄をクローズアップされたのかと思ってしまいました。
最後のはすばらしいクローズアップシステムですね。オリンパスの角張ったボディーが引き立つ機能美を感じました。
ピントもなかなか良さそうです。
虫林さん、今年もよろしくお願いいたします。
遅ればせながら、今年の虫林大賞のタカネキマダラセセリにうっとりしてしまいました。
素晴らしい光景をたくさん切りとられていらっしゃる虫林さんにとって大賞を選ぶのは大変な作業だと思います。
それにしても…氷紋の美しさ!
寒い日ならではの素敵な発見ですね。
遅ればせながら、今年の虫林大賞のタカネキマダラセセリにうっとりしてしまいました。
素晴らしい光景をたくさん切りとられていらっしゃる虫林さんにとって大賞を選ぶのは大変な作業だと思います。
それにしても…氷紋の美しさ!
寒い日ならではの素敵な発見ですね。
新年おめでとうございます。
第7回虫林大賞決定おめでとうございます。タカネキとハクサンフウロの拘りが作品に表れていると思います。
以前グンナイフウロで吸蜜するタカネキを撮影しましたが、花が下向きのため、ぶら下がるような画しか撮れなかったような・・・
クローズアップ用の新兵器は、威力を発揮しそうですね。卵撮影用に皆さん色々と工夫されていますが、良いところを参考にさせていただきます。
本年もよろしくお願いします。
第7回虫林大賞決定おめでとうございます。タカネキとハクサンフウロの拘りが作品に表れていると思います。
以前グンナイフウロで吸蜜するタカネキを撮影しましたが、花が下向きのため、ぶら下がるような画しか撮れなかったような・・・
クローズアップ用の新兵器は、威力を発揮しそうですね。卵撮影用に皆さん色々と工夫されていますが、良いところを参考にさせていただきます。
本年もよろしくお願いします。
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
こんばんわ♪
うちも義父が昨夏に逝去し、年賀のあいさつを遠慮してました。でも、けっこう年賀状来てしまってその対応にも大変でした。
リバースレンズの威力、すごいですね。
今年もよろしくお願いします。
アッキーマッキー
うちも義父が昨夏に逝去し、年賀のあいさつを遠慮してました。でも、けっこう年賀状来てしまってその対応にも大変でした。
リバースレンズの威力、すごいですね。
今年もよろしくお願いします。
アッキーマッキー
by tyu-rinkazan
| 2013-01-03 16:55
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Comments(22)
