20130324 越中の散歩道:ギフチョウなど
2013年 03月 25日
▊ギフチョウ(岐阜蝶):
毎年、ギフチョウを撮影しているはずなのに、シーズンになると、天気予報を気にしながらそわそわどきどきしてしまう。これはギフチョウに対する写欲の表われというよりも一種の恋愛感情(あるいは病気)に近いものかも知れないな。ギフチョウという春のチョウは何歳になっても、何度会っても魅せられて止まないものなのだ。
**************************************************************************************************** ▊Diary ▊
蝶写友 kmkurobeさん(安曇野の蝶と自然)と一緒に今年も越中散歩。
越中の里山風景は、どこか懐かしく、どこか長閑で、ほっこりとしてしまう。。
「日本の原風景」----かな。
▶ 越中の里山風景.. Landscape of small village in Ecchu.
Olympus OM-D E5, March-24-2013, Toyama
█ ギフチョウ The Luehdorfia
今年はギフチョウの発生が早い。
温かな陽だまりにのんびりと腰かけていると、どこからともなくギフチョウが飛来。
(下の写真は両方とも少し赤上がっているべっぴんさん---上がオレンジ紋、下が赤紋)
▶日光浴するギフチョウ♂.. A male of the Luehdorfia basking on the ground..
Canon 7D, EF300mm, March-24-2013, Toyama
日だまりにはカタクリがすでに花をつけていた。
ギフチョウたちは三々五々に現れて吸蜜。
▶カタクリで吸蜜するギフチョウ♂.. A male of the Luehdorfia sucking nectar from Japanese dog’s tooth violet..
Canon 7D, EF300mm, March-24-2013, Toyama
▶カタクリで吸蜜するギフチョウ♂.. A male of the Luehdorfia sucking nectar from Japanese dog’s tooth violet..
Canon 7D, EF300mm, March-24-2013, Toyama
スミレでの吸蜜時間は短くて、シャッターを押せたのは1度のみ。
もう少しゆっくりと撮影してみたい。
▶スミレで吸蜜するギフチョウ♂.. A male of the Luehdorfia sucking nectar from the violets..
Canon 7D, EF300mm, March-24-2013, Toyama
僕のシャッターを押すタイミングは少し遅いようで、押した時にはチョウが消えていることも多い。
しかし、時々飛び立った瞬間のシーンが偶然に撮影できることもある。
▶飛び立つギフチョウ♂.. A male of the Luehdorfia just flying in the air..
Canon 7D, EF300mm, March-24-2013, Toyama
▊Afterword ▊
本日は半信半疑で越中のポイントを訪れた(実は様子見だった)。
でも、kmkurobeさんの推察どおり、気温の上昇とともに複数のギフチョウ達が飛来してくれた。
やはり今年の発生は例年よりもかなり早いようだ。
帰途、立ち寄ったコンビニからは、北アルプスの剣岳や立山が峨峨しい山容を見せていた。
ご一緒したkmkurobeさんに感謝。
Nature Diary vol.8(15): #502
Written by 虫林花山
毎年、ギフチョウを撮影しているはずなのに、シーズンになると、天気予報を気にしながらそわそわどきどきしてしまう。これはギフチョウに対する写欲の表われというよりも一種の恋愛感情(あるいは病気)に近いものかも知れないな。ギフチョウという春のチョウは何歳になっても、何度会っても魅せられて止まないものなのだ。
蝶写友 kmkurobeさん(安曇野の蝶と自然)と一緒に今年も越中散歩。
越中の里山風景は、どこか懐かしく、どこか長閑で、ほっこりとしてしまう。。
「日本の原風景」----かな。
Olympus OM-D E5, March-24-2013, Toyama
█ ギフチョウ The Luehdorfia
今年はギフチョウの発生が早い。
温かな陽だまりにのんびりと腰かけていると、どこからともなくギフチョウが飛来。
(下の写真は両方とも少し赤上がっているべっぴんさん---上がオレンジ紋、下が赤紋)
Canon 7D, EF300mm, March-24-2013, Toyama
日だまりにはカタクリがすでに花をつけていた。
ギフチョウたちは三々五々に現れて吸蜜。
Canon 7D, EF300mm, March-24-2013, Toyama
Canon 7D, EF300mm, March-24-2013, Toyama
スミレでの吸蜜時間は短くて、シャッターを押せたのは1度のみ。
もう少しゆっくりと撮影してみたい。
Canon 7D, EF300mm, March-24-2013, Toyama
僕のシャッターを押すタイミングは少し遅いようで、押した時にはチョウが消えていることも多い。
しかし、時々飛び立った瞬間のシーンが偶然に撮影できることもある。
Canon 7D, EF300mm, March-24-2013, Toyama
▊Afterword ▊
本日は半信半疑で越中のポイントを訪れた(実は様子見だった)。
でも、kmkurobeさんの推察どおり、気温の上昇とともに複数のギフチョウ達が飛来してくれた。
やはり今年の発生は例年よりもかなり早いようだ。
帰途、立ち寄ったコンビニからは、北アルプスの剣岳や立山が峨峨しい山容を見せていた。
ご一緒したkmkurobeさんに感謝。
Nature Diary vol.8(15): #502
Written by 虫林花山
Commented
by
maximiechan at 2013-03-25 06:08
「日だまりにはカタクリが花をつけていた。待っていると、ギフチョウたちは三々五々に現れて・・・」
なんだか、私までその場にいてギフチョウを目にしているような気がしてきました。
それが現実だったらなぁ。羨ましいです。
キクザキイチゲの濃い青紫色の花はまだ見たことがありません。
新潟の山中で見るものは白かもっと薄い色です。
こちらも羨ましく拝見しました。
なんだか、私までその場にいてギフチョウを目にしているような気がしてきました。
それが現実だったらなぁ。羨ましいです。
キクザキイチゲの濃い青紫色の花はまだ見たことがありません。
新潟の山中で見るものは白かもっと薄い色です。
こちらも羨ましく拝見しました。
0
Commented
by
hemlenk at 2013-03-25 07:07
今年は静岡や神奈川のギフを見ても心が騒ぎませんが、越中のギフを見せられると心にザワザワっと来ますね。
やっぱり日本海側のあの環境のもとでギフを追いかけたいですね~。
イヤー良い物を見せていただきました。
やっぱり日本海側のあの環境のもとでギフを追いかけたいですね~。
イヤー良い物を見せていただきました。
Commented
by
kmkurobe at 2013-03-25 19:30
Commented
by
konty33 at 2013-03-25 20:06
富山のギフチョウも早い発生ですね。豪雪と聞いていたので嘘のようです。
早速のカタクリ吸蜜の画像がワクワクさせてくれます。
静岡とは環境が全く違うのがよく分かります。この環境がギフチョウのイメージですね。
早速のカタクリ吸蜜の画像がワクワクさせてくれます。
静岡とは環境が全く違うのがよく分かります。この環境がギフチョウのイメージですね。
富山でももう発生したんですか。今年は早いですね。
あんなに冬が寒かったのに嘘のようです。
オレンジ紋の上がったギフチョウは初めて見ました。変わってますね。
それにしてものどかな風景。行ってみたいものです。
あんなに冬が寒かったのに嘘のようです。
オレンジ紋の上がったギフチョウは初めて見ました。変わってますね。
それにしてものどかな風景。行ってみたいものです。
Commented
by
Sippo5655 at 2013-03-25 21:08
わ~、そちらでも、早いですね!!
カタクリで吸蜜を、、うっとり見入っています(*´∀`*)
ほんと春の妖精の魔力?ってすごいですよね。
私も、天気予報見ながらそわそわしてます^^;
飛翔の瞬間、やりましたねっ☆~~☆
ちょっとこの先予報が今一つなのが残念ですが
私もまた足を運ぶんだろうなあ。。
カタクリで吸蜜を、、うっとり見入っています(*´∀`*)
ほんと春の妖精の魔力?ってすごいですよね。
私も、天気予報見ながらそわそわしてます^^;
飛翔の瞬間、やりましたねっ☆~~☆
ちょっとこの先予報が今一つなのが残念ですが
私もまた足を運ぶんだろうなあ。。
Commented
by
蝶山人
at 2013-03-26 11:41
x
maximiechanさん、
越中ではキクザキイチゲは青かったです。
同時に出しているナガハシスミレも紅がのって通常のもの
と色合いが少し違います。地域的な色の変異は面白いで
すね。
ギフチョウはやはりいいものです。
越中ではキクザキイチゲは青かったです。
同時に出しているナガハシスミレも紅がのって通常のもの
と色合いが少し違います。地域的な色の変異は面白いで
すね。
ギフチョウはやはりいいものです。
ヘムレンさん、
僕も今年は雪が多くてギフチョウの発生が遅れるかもしれない
と思っていたのですが、意外でした。すでにギフチョウたちは
飛び回っていたのでうれしかったです。自然界は理解が難しい
ですね。
僕も今年は雪が多くてギフチョウの発生が遅れるかもしれない
と思っていたのですが、意外でした。すでにギフチョウたちは
飛び回っていたのでうれしかったです。自然界は理解が難しい
ですね。
ダンダラさん、
確かに静岡や神奈川とは周囲の環境がかなり違って、
ギフチョウの生息地らしい里山での発生です。こんな
場所で撮影していると、やはり嬉しくなってしまいまし
た。これから新潟などのカタクリの絨毯で、ギフチョウ
が舞う姿を見てみたいものですね。
確かに静岡や神奈川とは周囲の環境がかなり違って、
ギフチョウの生息地らしい里山での発生です。こんな
場所で撮影していると、やはり嬉しくなってしまいまし
た。これから新潟などのカタクリの絨毯で、ギフチョウ
が舞う姿を見てみたいものですね。
kmkurobeさん、
ご苦労様でした。
2日間あまり寝ていなかったので、助手席ではコックリして
しまいました。失礼しました。やはり睡眠は必要ですね。
今回は本当に最もきれいなギフが撮影できたのかなとおも
います。有難うございました。
また是非ともご一緒したいと思います。
ご苦労様でした。
2日間あまり寝ていなかったので、助手席ではコックリして
しまいました。失礼しました。やはり睡眠は必要ですね。
今回は本当に最もきれいなギフが撮影できたのかなとおも
います。有難うございました。
また是非ともご一緒したいと思います。
kontyさん、
そちらでもギフチョウに出会うことができて良かったですね。
北陸の里は太平洋方面とはまた違う趣があってなかなか
良かったです。
今年は雪が多いと小生も思っていましたが、意外でした。
そちらでもギフチョウに出会うことができて良かったですね。
北陸の里は太平洋方面とはまた違う趣があってなかなか
良かったです。
今年は雪が多いと小生も思っていましたが、意外でした。
naoggioさん、
やはり僕もオレンジ紋は見たことがありません。
珍しいのかな?調べてみたいと思います。
今年は北陸は雪が多いので発生が遅れるのかな
と思っていたのですが、意外に早いみたいです。
富士川のギフもまた見てみたいものです。
やはり僕もオレンジ紋は見たことがありません。
珍しいのかな?調べてみたいと思います。
今年は北陸は雪が多いので発生が遅れるのかな
と思っていたのですが、意外に早いみたいです。
富士川のギフもまた見てみたいものです。
Shippoさん、
春先だけに出てくるチョウの中でもギフチョウは別格の
思い入れがあります。毎年、この蝶を撮影すると春が
実感できるようで嬉しくなってしまいます---病気ですかね。
良い写真が撮れるといいですね。
春先だけに出てくるチョウの中でもギフチョウは別格の
思い入れがあります。毎年、この蝶を撮影すると春が
実感できるようで嬉しくなってしまいます---病気ですかね。
良い写真が撮れるといいですね。
蝶山人さん、
2日間あまり寝ていなかったのですが、ギフチョウをみると
元気になってしまいます。でも、帰りの車では助手席で意識
がなくなりました。
そちらもお忙しいみたいですね、でも、是非とも気分転換に
どこかにご一緒してみたいものです。
また宜しくお願いします。
2日間あまり寝ていなかったのですが、ギフチョウをみると
元気になってしまいます。でも、帰りの車では助手席で意識
がなくなりました。
そちらもお忙しいみたいですね、でも、是非とも気分転換に
どこかにご一緒してみたいものです。
また宜しくお願いします。
Commented
by
midori
at 2013-03-26 20:41
x
うっとり、カタクリ吸蜜シーンを拝見させて頂きました。ギフチョウは、“春の妖精”と言われるだけあって、品格が違いますね…美しい(*^^*)。
midoriさん、
ありがとう御座います。
ギフチョウはカタクリの花との組み合わせは定番ですが、
やはり気合がはいってしまいます。
実は今年のテーマは、桜とギフチョウの組み合わせです。
うまく撮影できると良いのですがーーー。
ありがとう御座います。
ギフチョウはカタクリの花との組み合わせは定番ですが、
やはり気合がはいってしまいます。
実は今年のテーマは、桜とギフチョウの組み合わせです。
うまく撮影できると良いのですがーーー。
Commented
by
clossiana at 2013-03-30 12:19
今までに沢山のギフの写真を見て来ましたが後から6番目の写真は最高傑作の一つだと思いました。素晴らしくて、うっとりしてしまいました。↑のベニシジミですが、ゆっくり歩きだと、確かに普段は見えてこないものも見えてきますね。でも撮られる前に斑紋の異常に気が付いていたとすれば、やはり虫林さんはすごいです。
clossianaさん、
有り難うございます。
カタクリでのギフチョウ吸蜜はやはりチョウ写真のなかでも
大好きなものです。嬉しく思いました。
ベニシジミの斑紋異常は撮る前に何か変だぞと思いました。
軽微な異常ですが、わかるものですね。
有り難うございます。
カタクリでのギフチョウ吸蜜はやはりチョウ写真のなかでも
大好きなものです。嬉しく思いました。
ベニシジミの斑紋異常は撮る前に何か変だぞと思いました。
軽微な異常ですが、わかるものですね。
by tyu-rinkazan
| 2013-03-25 00:57
| ▣ギフ
|
Comments(22)