20130613 梅雨空の散歩道:クロミドリシジミなど
2013年 06月 14日
▊Diary #520 :
侘・寂のチョウ: 山梨県というと国蝶のオオムラサキが有名だが、実はオオムラサキがいるクヌギ林にはクロミドリシジミ(以下クロミ)というチョウも棲息している。クロミは美しいゼフィルスの仲間とはいえ、その名のとおり♂でも翅表が黒褐色を示す。そんな地味な色彩にも関わらず、虫林がこのチョウに惹かれてしまうのは、日本人の美意識である「侘・寂(わび・さび)の世界」がそこにあるからだろう----本当かよ?
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今週は台風3号が熱帯低気圧になっても居座り、早朝でも気温が下がらず、湿度も高いままだ。
そんな天候だと、枝を叩いてもチョウたちはなかなか下に降りてくれないが、それでも ミズイロオナガシジミ、ウラナミアカシジミ などの常連さんはその姿を時々見せてくれ、さらに突然 ダイセン(ウラミスジ)シジミ までも現れてくれた。

-▶ The Black-banded Hairstreak
-----Olympus OM-D E-M5, M-ZD 14-42mm + Wcon P01

-▶ The Zebra Hairstreak
-----Olympus OM-D E-M5, M-ZD 14-42mm + Wcon P01

-▶ The Alphabetical Hairstreak
-----Canon EOS 7D, EF300mm
▊クロミドリシジミ
クロミの発生地は家から車で15分ほどのところなので、早朝のクロミ撮影は文字通り「朝飯前」だ。
今年はクロミの発生数が少ないためなのか、それとも蒸し暑い天候のせいなのかよくわからないが、いつも必ず出てくるクヌギの枝を叩いてもその姿を見ることがなかなか難しかった。それでも、クズの葉上に何頭かのクロミが降りてくれたので撮影することができた。
オスの翅裏は他のゼフィルスと比較しても格段に黒い。


-▶A male of the Copper Hairstreak on the leaf.
-----Ricoh GR-D IV, Canon EOS 7D + EF300mm
クロミのメスはまだ新鮮で、しばらく待っていると開翅してくれた。
メスの開翅写真はこれまでにも撮影しているが、満足できるものは今回が初めてだ。



-▶A female of the Copper Hairstreak on the leaf.
-----Olympus OM-D E-M5, M-ZD 14-42mm + Wcon P01, Canon EOS 7D, EF300mm, Olympus OM-D E-M5 + Panasonic 100-300mm
▊このところ海外と国内出張(フランス、東京、札幌)が立て続けに続いたので、地元でのフィールド散歩は久しぶりでした---ほっとする。しかし、今年は目的のクロミの数が少ないように思われた。また、♂は若干すれている個体が多かったので、時期的に♂の最盛期は少し過ぎているように感じました。今回はクロミの♀の開翅写真が撮影できたのが嬉しかったです。
Nature Diary vol.8(33): #520
Date: June-13 (Thursday)/2013
Place: Kofu-shi, Yamanashi
侘・寂のチョウ: 山梨県というと国蝶のオオムラサキが有名だが、実はオオムラサキがいるクヌギ林にはクロミドリシジミ(以下クロミ)というチョウも棲息している。クロミは美しいゼフィルスの仲間とはいえ、その名のとおり♂でも翅表が黒褐色を示す。そんな地味な色彩にも関わらず、虫林がこのチョウに惹かれてしまうのは、日本人の美意識である「侘・寂(わび・さび)の世界」がそこにあるからだろう----本当かよ?
今週は台風3号が熱帯低気圧になっても居座り、早朝でも気温が下がらず、湿度も高いままだ。
そんな天候だと、枝を叩いてもチョウたちはなかなか下に降りてくれないが、それでも ミズイロオナガシジミ、ウラナミアカシジミ などの常連さんはその姿を時々見せてくれ、さらに突然 ダイセン(ウラミスジ)シジミ までも現れてくれた。

-----Olympus OM-D E-M5, M-ZD 14-42mm + Wcon P01

-----Olympus OM-D E-M5, M-ZD 14-42mm + Wcon P01

-----Canon EOS 7D, EF300mm
▊クロミドリシジミ
クロミの発生地は家から車で15分ほどのところなので、早朝のクロミ撮影は文字通り「朝飯前」だ。
今年はクロミの発生数が少ないためなのか、それとも蒸し暑い天候のせいなのかよくわからないが、いつも必ず出てくるクヌギの枝を叩いてもその姿を見ることがなかなか難しかった。それでも、クズの葉上に何頭かのクロミが降りてくれたので撮影することができた。
オスの翅裏は他のゼフィルスと比較しても格段に黒い。


-----Ricoh GR-D IV, Canon EOS 7D + EF300mm
クロミのメスはまだ新鮮で、しばらく待っていると開翅してくれた。
メスの開翅写真はこれまでにも撮影しているが、満足できるものは今回が初めてだ。



-----Olympus OM-D E-M5, M-ZD 14-42mm + Wcon P01, Canon EOS 7D, EF300mm, Olympus OM-D E-M5 + Panasonic 100-300mm
▊このところ海外と国内出張(フランス、東京、札幌)が立て続けに続いたので、地元でのフィールド散歩は久しぶりでした---ほっとする。しかし、今年は目的のクロミの数が少ないように思われた。また、♂は若干すれている個体が多かったので、時期的に♂の最盛期は少し過ぎているように感じました。今回はクロミの♀の開翅写真が撮影できたのが嬉しかったです。
Nature Diary vol.8(33): #520
Date: June-13 (Thursday)/2013
Place: Kofu-shi, Yamanashi
クロミはやっぱりいいですね(=^・^=)
家から15分のクロミ散歩!最高ですね。安曇野時代の家から15分のアイノ観察が懐かしいです(^_^;)
♀の開翅、素晴らしいですね。
今年は、発生が早くてダラダラなのか、どのゼフィルスもまとまった数がみられないような気がします(^_^;)
家から15分のクロミ散歩!最高ですね。安曇野時代の家から15分のアイノ観察が懐かしいです(^_^;)
♀の開翅、素晴らしいですね。
今年は、発生が早くてダラダラなのか、どのゼフィルスもまとまった数がみられないような気がします(^_^;)
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うーんそろそろかとは思ってはいましたが、雄にはやや遅いようですね。やはりそちらも昨年より10日はやいようですね。
シジミチョウ、すべてが素晴らしい!宝石箱の中を覗いたような感動です。
虫林さんのクロミドリシジミの写真を見てから、憧れの5Kの一つになっています。今年こそと思っていますが、オスは終盤のようなので、来年こそきっと、になりそうです。朝飯前の散歩道のようですが、私は春型が不作だったトラフシジミ気にかかり、朝食後の腹ごなしに、開園9時の都心の森に通うことにします。
kmkurobeさん、
留守にしている間にオスの新鮮な時期が過ぎてしまったかも
しれません。でも、なかにはまだ新鮮な個体も混ざっている
ので、可能性はあります。
個体数が少ないのが気になりますが-----。
留守にしている間にオスの新鮮な時期が過ぎてしまったかも
しれません。でも、なかにはまだ新鮮な個体も混ざっている
ので、可能性はあります。
個体数が少ないのが気になりますが-----。
クズの葉の水滴がこの季節を良く表していますね。
お忙しいのに、時間を見つけてよく撮影に出られていますね。
朝飯前って、本当に出勤前の朝飯前ですか。
ガッツが素晴らしいです。
ア・・もちろん写真も素晴らしいです。
お忙しいのに、時間を見つけてよく撮影に出られていますね。
朝飯前って、本当に出勤前の朝飯前ですか。
ガッツが素晴らしいです。
ア・・もちろん写真も素晴らしいです。
ダンダラさん
コメントありがとうございます。
朝飯前は本当に出勤前です。朝、5時半くらいから1時間ほど
ですね。ですので、朝の散歩みたいなものです。この時期の
お楽しみです。
でも、クロミはこれで来年かな。
コメントありがとうございます。
朝飯前は本当に出勤前です。朝、5時半くらいから1時間ほど
ですね。ですので、朝の散歩みたいなものです。この時期の
お楽しみです。
でも、クロミはこれで来年かな。
by tyu-rinkazan
| 2013-06-14 18:59
| ▣クロミドリシジミ
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Comments(16)
