20130616 梅雨空の散歩道:シラハタリンゴカミキリなど
2013年 06月 16日
〔 私は虫である 〕
これは虫や花を愛し98歳で亡くなるまで描き続けた熊田千佳慕(細密画家・童画家)の言葉だ。たまたま家内が日曜日のテレビ番組で彼のことを知り、その絵の素晴らしさや純粋な探究心に感動していた。「私は虫である」は彼の作品を集めた本のタイトルにもなっているが、この本で彼の絵を眺め、彼の言葉に触れるとなぜかしら僕の心までが優しく素直になる。彼の作品には不思議な力があるように思う。
いつか僕も 「実は私も虫である」 とでもいってみたいものだが、それをいうにはまだまだ修行が足りない。
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▊Diary #521 :
日曜日は起きるとあいにくの小雨。
朝は写友のクロミドリシジミ撮影のお手伝い-------厳しい条件だったけど、最後に撮影できて良かった。
早起きして朝ごはんを抜いたので、早めの昼食をとるために山の中のお蕎麦屋に立ち寄ったところ、店の前の地面にたくさんのテングチョウ(今年の新成虫)やミスジチョウが集まっていた。みると、入口の脇にあるタヌキの置物のお腹にテングチョウが静止して翅を開いたではないか。そっと近づいてオリンパスGR-Dで撮影。
タヌキが「ひゃ!くすぐったいよ」と言っているように見える?----ウーム、見えないか。

-▶ An European Beak resting on the paunch of raccoon dog ornament.
-----Ricoh GR-D IV

-▶ A Sailer resting with wings opened on the ground.
-----Canon EOS 7D, EF300mm
食後、道路脇のスイカズラを見て回った。
スイカズラの花は咲き始めには純白だが、古くなると黄色くなる。とても上品な良い香りが漂うので好きな花だ。スイカズラ(吸い蔓)の名は花を口にくわえて甘い蜜を吸うことからきているそうだ。見習って実際に吸ってみたら、やはり甘かった。みると、葉の葉脈に沿ってカミキリムシらしき食痕。
犯人は----?

-▶honeysuckle
-----Olympus OM-D E-M5+M-ZD 14-42mm + Wcon P01
スイカズラの葉を後食したのは「シラハタリンゴカミキリ」。
シラハタリンゴカミキリはニセリンゴカミキリととてもよく似ているが、ニセリンゴカミキリの分布が愛知県以西なのに対して、シラハタリンゴカミキリは静岡県以北(以東)に分布する。シラハタの名前は発見者である山形県の昆虫研究家•故白旗孝太郎氏に献名されたものだ。


-▶Oberea shirahatai
-----Olympus OM-D E-M5+M-ZD 14-42mm + Wcon P01、MZD 50mm macro + 外部ストロボ
ススキの葉上に クスベニカミキリ を発見した。
このカミキリムシの赤ほど深い赤色の昆虫は他に知らない。

-▶Pyrestes nipponicus
-----Ricoh GR-D IV
道路脇の葉上にヒゲナガオトシブミのカップル。
この虫の♂は下の写真のように著しく首が長い。ヒゲナガというよりはクビナガオトシブミあるいはキリンオトシブミと呼ぶ方がこの虫にあっていると思うがどうだろうか。


-▶Paratrachelophorus longicornis.
-----Ricoh GR-D IV
▊本日は朝から雨で、絶好の日和とはいえなかったが、まずまずのフィールド散歩ができた。とくに、以前から撮影したいと思っていたシラハタリンゴカミキリをスイカズラの葉で何頭も見つけることができたのはとても嬉しかった。これからゼフシーズンになるが、来週あたりは何を撮影しようか迷ってしまう・。
Nature Diary vol.8(34): #521
Date: June-16 (Sunday)/2013
Place: Kofu-shi, Yamanashi
これは虫や花を愛し98歳で亡くなるまで描き続けた熊田千佳慕(細密画家・童画家)の言葉だ。たまたま家内が日曜日のテレビ番組で彼のことを知り、その絵の素晴らしさや純粋な探究心に感動していた。「私は虫である」は彼の作品を集めた本のタイトルにもなっているが、この本で彼の絵を眺め、彼の言葉に触れるとなぜかしら僕の心までが優しく素直になる。彼の作品には不思議な力があるように思う。
いつか僕も 「実は私も虫である」 とでもいってみたいものだが、それをいうにはまだまだ修行が足りない。
▊Diary #521 :
日曜日は起きるとあいにくの小雨。
朝は写友のクロミドリシジミ撮影のお手伝い-------厳しい条件だったけど、最後に撮影できて良かった。
早起きして朝ごはんを抜いたので、早めの昼食をとるために山の中のお蕎麦屋に立ち寄ったところ、店の前の地面にたくさんのテングチョウ(今年の新成虫)やミスジチョウが集まっていた。みると、入口の脇にあるタヌキの置物のお腹にテングチョウが静止して翅を開いたではないか。そっと近づいてオリンパスGR-Dで撮影。
タヌキが「ひゃ!くすぐったいよ」と言っているように見える?----ウーム、見えないか。

-----Ricoh GR-D IV

-----Canon EOS 7D, EF300mm
食後、道路脇のスイカズラを見て回った。
スイカズラの花は咲き始めには純白だが、古くなると黄色くなる。とても上品な良い香りが漂うので好きな花だ。スイカズラ(吸い蔓)の名は花を口にくわえて甘い蜜を吸うことからきているそうだ。見習って実際に吸ってみたら、やはり甘かった。みると、葉の葉脈に沿ってカミキリムシらしき食痕。
犯人は----?

-----Olympus OM-D E-M5+M-ZD 14-42mm + Wcon P01
スイカズラの葉を後食したのは「シラハタリンゴカミキリ」。
シラハタリンゴカミキリはニセリンゴカミキリととてもよく似ているが、ニセリンゴカミキリの分布が愛知県以西なのに対して、シラハタリンゴカミキリは静岡県以北(以東)に分布する。シラハタの名前は発見者である山形県の昆虫研究家•故白旗孝太郎氏に献名されたものだ。


-----Olympus OM-D E-M5+M-ZD 14-42mm + Wcon P01、MZD 50mm macro + 外部ストロボ
ススキの葉上に クスベニカミキリ を発見した。
このカミキリムシの赤ほど深い赤色の昆虫は他に知らない。

-----Ricoh GR-D IV
道路脇の葉上にヒゲナガオトシブミのカップル。
この虫の♂は下の写真のように著しく首が長い。ヒゲナガというよりはクビナガオトシブミあるいはキリンオトシブミと呼ぶ方がこの虫にあっていると思うがどうだろうか。


-----Ricoh GR-D IV
▊本日は朝から雨で、絶好の日和とはいえなかったが、まずまずのフィールド散歩ができた。とくに、以前から撮影したいと思っていたシラハタリンゴカミキリをスイカズラの葉で何頭も見つけることができたのはとても嬉しかった。これからゼフシーズンになるが、来週あたりは何を撮影しようか迷ってしまう・。
Nature Diary vol.8(34): #521
Date: June-16 (Sunday)/2013
Place: Kofu-shi, Yamanashi
昨日は、大変お世話になりました。雨が中々止まず、クロミの証拠写真1枚撮影して、転戦するはめになりそうなところ、お二人様にお会いでき、夢のような日になりました。ありがとうございました。甲虫類も興味ありますが、昨日は美蝶撮影に没頭してしまいました(*^^*)。ヒゲナガオトシブミって、名前がちょっと合っていないと思ってました。やはり、クビナガ…ですよね(笑)。ツーショットいいですね。
0
昨日はこれはまずいかなあ、と焦り始めた所に救いの神のようにお二人が降臨され、一振りの長竿で奇跡を起こして下さいました(笑)。
クロミ♂の開翅シーン、息が止まるかと思いました。
本当にありがとうございました。
また虫林さんはサービスばかりで撮影時間がとれず申し訳ありませんでした。
記事の写真に関係ない話ばかりですみません。
クロミ♂の開翅シーン、息が止まるかと思いました。
本当にありがとうございました。
また虫林さんはサービスばかりで撮影時間がとれず申し訳ありませんでした。
記事の写真に関係ない話ばかりですみません。
Midoriさん、
ご苦労様でした。
何とか最後に撮影できたので、良かったですね。
僕は近くに住んでいますので、いつでも撮影できるので、
その日は皆さんのお手伝いができて嬉しく思います。
クロミのオスは撮影するのに3年かかりましたが、あや
しい魅力に魅せられています。
あの後は、僕は前から気になっていたカミキリが撮影でき
たので満足な一日になりました。
ご苦労様でした。
何とか最後に撮影できたので、良かったですね。
僕は近くに住んでいますので、いつでも撮影できるので、
その日は皆さんのお手伝いができて嬉しく思います。
クロミのオスは撮影するのに3年かかりましたが、あや
しい魅力に魅せられています。
あの後は、僕は前から気になっていたカミキリが撮影でき
たので満足な一日になりました。
naoggioさん、
皆さん良いお仲間で、撮影に頑張っている姿は素晴らしいと
思います。今回は厳しい条件でしたが、何とかオスの開翅ま
で撮影できたので良かったですね。
あの場所はいつでもいける場所ですので、皆さんの撮影のお
手伝いでOKです。むしろ、撮影できないと残念です。
また、ご一緒しましょう。
皆さん良いお仲間で、撮影に頑張っている姿は素晴らしいと
思います。今回は厳しい条件でしたが、何とかオスの開翅ま
で撮影できたので良かったですね。
あの場所はいつでもいける場所ですので、皆さんの撮影のお
手伝いでOKです。むしろ、撮影できないと残念です。
また、ご一緒しましょう。
ヒメオオさん、
嬉しいなタヌキをほめていただき感激です。
僕にとって良い写真とは綺麗にうつすくことが第一ですが、
見た人の感情を刺激できる写真が目標です。今回はやはり
タヌキの力をかりました(笑)。
嬉しいなタヌキをほめていただき感激です。
僕にとって良い写真とは綺麗にうつすくことが第一ですが、
見た人の感情を刺激できる写真が目標です。今回はやはり
タヌキの力をかりました(笑)。
Akakokkoさん、
ご苦労様でした。
小雨の中、厳しい条件でしたが、何とか撮影できて良かった
ですね。お手伝いできて光栄です。
タヌキとテングですので、何か化かし合いのような雰囲気も
ありますが、なるほどテングバッジという切り口もあります
ね。さすがです。
ご苦労様でした。
小雨の中、厳しい条件でしたが、何とか撮影できて良かった
ですね。お手伝いできて光栄です。
タヌキとテングですので、何か化かし合いのような雰囲気も
ありますが、なるほどテングバッジという切り口もあります
ね。さすがです。
遅まきながら本当にお世話になりました。おかげさまで初期の目的を達することができました。
カミキリの写真を拝見するにつけ、いつかは一度甲虫専門の撮影行もしてみたいものですね。
またよろしくお願いします。
ところで長野県北部はニセリンゴカミキリなのですかね?
カミキリの写真を拝見するにつけ、いつかは一度甲虫専門の撮影行もしてみたいものですね。
またよろしくお願いします。
ところで長野県北部はニセリンゴカミキリなのですかね?
「私は虫である」
思わずAmazon ポチっちゃった(≧∇≦)
たぬきの置物にテングチョウ^^可愛い~♪
深い赤のカミキリムシも綺麗ですね!!
お首の長~いのは、男の子なんだ、、
5月に撮影しました。
飴色とろ~りとした感じがたまりません♪
思わずAmazon ポチっちゃった(≧∇≦)
たぬきの置物にテングチョウ^^可愛い~♪
深い赤のカミキリムシも綺麗ですね!!
お首の長~いのは、男の子なんだ、、
5月に撮影しました。
飴色とろ~りとした感じがたまりません♪
kmkurobeさん、
こちらこそいつもお世話になっています。
甲虫を離れてからもうかなりたつので、なかなか感覚が取り戻せ
ませんが、何とか思い出しながら撮影しています。
長野はシラハタだと思います。スイカズラの葉に食痕があれば
探してみるとよいですよ。
こちらこそいつもお世話になっています。
甲虫を離れてからもうかなりたつので、なかなか感覚が取り戻せ
ませんが、何とか思い出しながら撮影しています。
長野はシラハタだと思います。スイカズラの葉に食痕があれば
探してみるとよいですよ。
Shippoさん、
クマチカさんの絵はただの細密画ではなくて、物語が入ってい
ますね。みていて驚きました。今、展覧会もやっているみたいです。
昆虫の形態の多様性はただただ見つめて驚嘆するだけです。
飴色のヒゲナガオトシブミは僕も大好きです。
クマチカさんの絵はただの細密画ではなくて、物語が入ってい
ますね。みていて驚きました。今、展覧会もやっているみたいです。
昆虫の形態の多様性はただただ見つめて驚嘆するだけです。
飴色のヒゲナガオトシブミは僕も大好きです。
リンゴカミキリの仲間は昨年、数回撮影したのですが同定が出来ませんのでお蔵入り状態です。ですのでシラハタリンゴカミキリは名前を聞いたことがあるだけですが「白旗孝太郎」氏につきましては保全協会のNさんが本を出されていましたので読んでいます。戦地に赴いても精力的に虫を集められる等、凄い人だと思いました。その人の名前だったのですか。。勉強になりました。
clossianaさん、
コメントありがとうございます。
遅レスで失礼しました。
リンゴカミキリの仲間は同定が難しい種類が含まれていますね。
シラハタリンゴとニセリンゴも鑑別が難しいです。
白旗孝太郎は昆虫界の巨人でしたね。
コメントありがとうございます。
遅レスで失礼しました。
リンゴカミキリの仲間は同定が難しい種類が含まれていますね。
シラハタリンゴとニセリンゴも鑑別が難しいです。
白旗孝太郎は昆虫界の巨人でしたね。
by tyu-rinkazan
| 2013-06-16 21:14
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Comments(14)
