20130623 梅雨の晴れ間の散歩道:ウラクロシジミなど
2013年 06月 25日
【 世界文化遺産登録 】
ユネスコは日本の富士山について、「荘厳な姿は信仰の対象と芸術の源泉で、西洋芸術の発展にも顕著な影響をもたらした」として、世界文化遺産への登録を決定した(22日)。よく考えれば、文化遺産はそれを対象とした文化が評価されたもので、富士山そのものの自然が直接評価されたものとはいえないようだ。とはいえ、山梨県に住む僕にとっては、毎日みている富士山が文化遺産だろうが自然遺産だろうが国際的に認められれば充分嬉しい。何といっても、「富士は日本一の山」なのだからね------。
*********************************************************************************************************************************
▊Diary #523 :
本日(日曜日)はkmkurobeさんとネイチャーkendamarさんにご一緒させていただきウラクロシジミの撮影行。僕は以前からウラクロシジミとは相性が悪いみたいで、これまで山梨県内でも何度かこの蝶の撮影を試みてきたが、写真を撮るどころか蝶の姿さえも見なかった。昨年、白馬でやっとまともな写真が撮影できたので、今年はもっと良い写真を撮りたいものだ----欲張り。
現地に到着して少し叩いてみると白い翅を点滅させながら小さなシジミチョウが飛び出した。
何度見てもウラクロシジミの飛ぶ姿には胸の高鳴りを禁じ得ない。


-▶ The Silver Hairstreak .
----- Olympus OM-D E-M5+M-ZD 14-42mm + Wcon P01, Canon EOS 7D, EF100mm Macro
林の中の開けた空間では大きなオオミドリシジミが占有行動。
翅の輝きを写しとめようとして、木の枝の上に乗ったところ、見事に滑り落ちてしまった---反省。


-▶ The Oriental Hairstreak
----- Olympus OM-D E-M5+Panasonic 100-300mm
その後、道の駅でシャクガ君、シャクガパパ、fumieさんと合流して、アサマシジミのポイントに移動した。そこはミョウコウ型アサマシジミが棲息する場所で過去に何度かご案内いただいたが、その棲息範囲は狭く、食草のエビラフジも多いとはいえない。
下の写真の上がミョウコウ型アサマシジミ。
下の写真の下に別の場所(白馬村)で撮影した通常型アサマシジミを比較のために並べた。
ミョウコウ型は翅の青鱗が広く発達してとにかく美しい。


-▶ The Asama Silver-studded Blue
-----Canon EOS 7D, EF100mm macro
食草のエビラフジの花で吸蜜するアサマシジミ。

-▶ A male of the Asama Silver-studded Blue suckling a nectar from flowers.
-----Canon EOS 7D, EF100mm macro
ミョウコウ型アサマシジミのメス (円内は卵)。

-▶ A female of the Asama Silver-studded Blue resting on the leaf.
-----Olympus OM-D E-M5+M-ZD 14-42mm + Wcon P01
その後、メスアカシジミのテリ張り撮影。


-▶ The Smaragdinus Green Hairstreak
-----Olympus OM-D E-M5+Panasonic 100-300mm
今回は kmkurobeさんやシャクガパパの高所撮影道具が威力を発揮した。
下の写真はkmkurobe式高所蝶撮影装置で、実際にメスアカシジミを撮影している様子。
その結果は、彼らのブログの素晴らしい写真を見て欲しい。
なにを隠そう、実は一脚の先にコンデジを付けて蝶を撮影する方法は2006年に虫林がブログに掲載した。
http://homepage2.nifty.com/tyu-rinkazan/2006/20060708.html

-▶ The Smaragdinus Green Hairstreak
----- Olympus OM-D E-M5+Panasonic 100-300mm
▊今回、富士山が世界文化遺産に登録されたことで、浅間神社がある富士吉田市などの地元ではとても盛り上がっているようですが、それによって周辺が騒がしくなり、車が混み、虫林が好む富士山周辺での静かなフィールド散歩ができなくなりそうです。文化遺産登録も痛し痒しといえますね-----仕方がないか。
今年もお陰様で何とかウラクロシジミを撮影できましたが、ウラクロシジミの開翅は今後の課題になりました。
考えてみれば、昆虫写真は課題があるからこそ楽しいともいえるかもしれません。いつかウラクロシジミのパールホワイトを撮影できることを期待しています。今回はkmkurobeさんの高所撮影装置の威力を目の当たりにしました。装置の詳しい内容については彼のブログを参照してくださいね。
今回ご一緒させていただいた諸氏に感謝いたします。
楽しい一日でした。
Nature Diary vol.8(36): #523
Date: June-23 (Sunday)/2013
Place: Itoigawa-shi, Hakuba-mura, Nagano
ユネスコは日本の富士山について、「荘厳な姿は信仰の対象と芸術の源泉で、西洋芸術の発展にも顕著な影響をもたらした」として、世界文化遺産への登録を決定した(22日)。よく考えれば、文化遺産はそれを対象とした文化が評価されたもので、富士山そのものの自然が直接評価されたものとはいえないようだ。とはいえ、山梨県に住む僕にとっては、毎日みている富士山が文化遺産だろうが自然遺産だろうが国際的に認められれば充分嬉しい。何といっても、「富士は日本一の山」なのだからね------。
▊Diary #523 :
本日(日曜日)はkmkurobeさんとネイチャーkendamarさんにご一緒させていただきウラクロシジミの撮影行。僕は以前からウラクロシジミとは相性が悪いみたいで、これまで山梨県内でも何度かこの蝶の撮影を試みてきたが、写真を撮るどころか蝶の姿さえも見なかった。昨年、白馬でやっとまともな写真が撮影できたので、今年はもっと良い写真を撮りたいものだ----欲張り。
現地に到着して少し叩いてみると白い翅を点滅させながら小さなシジミチョウが飛び出した。
何度見てもウラクロシジミの飛ぶ姿には胸の高鳴りを禁じ得ない。


----- Olympus OM-D E-M5+M-ZD 14-42mm + Wcon P01, Canon EOS 7D, EF100mm Macro
林の中の開けた空間では大きなオオミドリシジミが占有行動。
翅の輝きを写しとめようとして、木の枝の上に乗ったところ、見事に滑り落ちてしまった---反省。


----- Olympus OM-D E-M5+Panasonic 100-300mm
その後、道の駅でシャクガ君、シャクガパパ、fumieさんと合流して、アサマシジミのポイントに移動した。そこはミョウコウ型アサマシジミが棲息する場所で過去に何度かご案内いただいたが、その棲息範囲は狭く、食草のエビラフジも多いとはいえない。
下の写真の上がミョウコウ型アサマシジミ。
下の写真の下に別の場所(白馬村)で撮影した通常型アサマシジミを比較のために並べた。
ミョウコウ型は翅の青鱗が広く発達してとにかく美しい。


-----Canon EOS 7D, EF100mm macro
食草のエビラフジの花で吸蜜するアサマシジミ。

-----Canon EOS 7D, EF100mm macro
ミョウコウ型アサマシジミのメス (円内は卵)。

-----Olympus OM-D E-M5+M-ZD 14-42mm + Wcon P01
その後、メスアカシジミのテリ張り撮影。


-----Olympus OM-D E-M5+Panasonic 100-300mm
今回は kmkurobeさんやシャクガパパの高所撮影道具が威力を発揮した。
下の写真はkmkurobe式高所蝶撮影装置で、実際にメスアカシジミを撮影している様子。
その結果は、彼らのブログの素晴らしい写真を見て欲しい。
なにを隠そう、実は一脚の先にコンデジを付けて蝶を撮影する方法は2006年に虫林がブログに掲載した。
http://homepage2.nifty.com/tyu-rinkazan/2006/20060708.html

----- Olympus OM-D E-M5+Panasonic 100-300mm
▊今回、富士山が世界文化遺産に登録されたことで、浅間神社がある富士吉田市などの地元ではとても盛り上がっているようですが、それによって周辺が騒がしくなり、車が混み、虫林が好む富士山周辺での静かなフィールド散歩ができなくなりそうです。文化遺産登録も痛し痒しといえますね-----仕方がないか。
今年もお陰様で何とかウラクロシジミを撮影できましたが、ウラクロシジミの開翅は今後の課題になりました。
考えてみれば、昆虫写真は課題があるからこそ楽しいともいえるかもしれません。いつかウラクロシジミのパールホワイトを撮影できることを期待しています。今回はkmkurobeさんの高所撮影装置の威力を目の当たりにしました。装置の詳しい内容については彼のブログを参照してくださいね。
今回ご一緒させていただいた諸氏に感謝いたします。
楽しい一日でした。
Nature Diary vol.8(36): #523
Date: June-23 (Sunday)/2013
Place: Itoigawa-shi, Hakuba-mura, Nagano
皆様楽しそうで次の機会は是非ご一緒したいです
銀塩の時代からファインダーでピント合わせる癖があると
ファインダーレスなかなかなじめません
私もウラクロ開翅未撮影なので
いつもS大師匠のHP羨ましく眺めてます
いつかウラクロ開翅ご一緒したいですね
銀塩の時代からファインダーでピント合わせる癖があると
ファインダーレスなかなかなじめません
私もウラクロ開翅未撮影なので
いつもS大師匠のHP羨ましく眺めてます
いつかウラクロ開翅ご一緒したいですね
0
ウラクロ、アサマ、メスアカミドリ、いつかご一緒したルートを思い出しました。
今年はウラクロがばっちり撮影できておめでとうございます。
良い蝶ですよね。
それに、富士山の文化遺産登録、我が家でも人ごとでなく興味を持ってTVを見ていました。
今年はウラクロがばっちり撮影できておめでとうございます。
良い蝶ですよね。
それに、富士山の文化遺産登録、我が家でも人ごとでなく興味を持ってTVを見ていました。
素敵な出会いがたくさんでしたね!
ウラクロシジミ、私もいつか会える日を楽しみにしています♪
シジミチョウの飛翔撮影、、こんなに素敵に撮れるなんて(≧∇≦)
富士山、、そうなんですか!
周辺環境がどうなっていくのか、
人々のマナーも含めて、ちょっと心配でもありますね。。
ウラクロシジミ、私もいつか会える日を楽しみにしています♪
シジミチョウの飛翔撮影、、こんなに素敵に撮れるなんて(≧∇≦)
富士山、、そうなんですか!
周辺環境がどうなっていくのか、
人々のマナーも含めて、ちょっと心配でもありますね。。
ダンダラさん、
そうですね2年ほど前にたどったコースと同じです。
あの時はウラクロのポイントでは天気が悪かったですね。
今回は天気が良かったので、何とか撮影することができま
した。
富士山は好きですけど、梅雨の時期にはなかなか見ることが
できませんね。
そうですね2年ほど前にたどったコースと同じです。
あの時はウラクロのポイントでは天気が悪かったですね。
今回は天気が良かったので、何とか撮影することができま
した。
富士山は好きですけど、梅雨の時期にはなかなか見ることが
できませんね。
ネイチャーKENDAMARさん、
いつも有り難うございます。
今回もご一緒できまして嬉しかったです。
オオムラサキと富士山のコラボは千載一遇のチャンスだった
のですが、その時はその発想がありませんでした。ぜひとも
いつか撮影してみたいと思います。
いつも有り難うございます。
今回もご一緒できまして嬉しかったです。
オオムラサキと富士山のコラボは千載一遇のチャンスだった
のですが、その時はその発想がありませんでした。ぜひとも
いつか撮影してみたいと思います。
Shippoさん、
ウラクロシジミは僕の苦手なチョウでしたが、何とか撮影
できて嬉しかったです。ただ開翅はこれからの楽しみです。
山梨県では富士山が世界遺産に登録されて、今年の夏はか
なり人が集まりそうです。
僕にとっては静かな散歩ができるかどうか不安です。
ウラクロシジミは僕の苦手なチョウでしたが、何とか撮影
できて嬉しかったです。ただ開翅はこれからの楽しみです。
山梨県では富士山が世界遺産に登録されて、今年の夏はか
なり人が集まりそうです。
僕にとっては静かな散歩ができるかどうか不安です。
ウラクロシジミは私も相性が悪く、3〜4回しか撮影した事がありません。
それも全て擦れすれの裏翅ばかりで開翅は遥か彼方でした。
いつか新鮮個体をバッチリ撮影してみたいものです。
オオミドリシジミの2枚目、いいですねえ。
ミョウコウの卵もしっかり接着されているのがわかって面白いです。
それも全て擦れすれの裏翅ばかりで開翅は遥か彼方でした。
いつか新鮮個体をバッチリ撮影してみたいものです。
オオミドリシジミの2枚目、いいですねえ。
ミョウコウの卵もしっかり接着されているのがわかって面白いです。
naoggioさん、
ウラクロシジミは意外に撮影するのが難しい蝶かもしれませ
んね。僕も昨年までスレ個体を撮影するのがやっとでした。
でも、いるところにはいるものなのですね。
これからまだ撮影できますので、楽しみです。
オオミドリやミョウコウも心が刺激されました。
ウラクロシジミは意外に撮影するのが難しい蝶かもしれませ
んね。僕も昨年までスレ個体を撮影するのがやっとでした。
でも、いるところにはいるものなのですね。
これからまだ撮影できますので、楽しみです。
オオミドリやミョウコウも心が刺激されました。
コメント遅れまして・・・・・
ワイヤレス撮影中のモニターにこんなにはっきりと写っているとは想像していませんでした。オオミドリシジミはそのもののすばらしい光の表現ですね。
ワイヤレス撮影中のモニターにこんなにはっきりと写っているとは想像していませんでした。オオミドリシジミはそのもののすばらしい光の表現ですね。
by tyu-rinkazan
| 2013-06-25 23:40
| ▣ウラクロシジミ
|
Comments(14)
