20130727 八ヶ岳の散歩道:エルタテハなど
2013年 07月 31日
ー▊Diary #533 :
日曜日は八ヶ岳で散歩。
笹の葉が上の笹の葉を貫通していた。

-▶ A bamboo leaf penetrating the upper leaf.
---- Canon EOS 7D, EF100mm Macro
笹原にはチラチラと飛ぶ小型のシジミチョウの姿-----ゴイシシジミ。
このチョウの英名は「森のピエロ(forest Pierrot)」。
そういえば、どことなく愛嬌があるように思う。
最近は小さな昆虫を小さく表現することも面白いかなと思う。
でも、芸術的なセンスが乏しい虫林にはこれがなかなか難しい。

-▶ The Forest Pierrot.
----Olympus Stylus TG2 tough
ダケカンバの林では足元から羽化したばかりの新鮮なエルタテハが次々に飛び出した。
なかなか敏感で近づくとすぐに飛ばれる。多分、僕の撮気(殺気ではない)を敏感に感じるのかも。
諦めて岩に腰かけて休んでいると、なんと目の前の赤みを帯びた岩の上に静止した。
100㎜マクロで撮影した後にgyorome8でも近接撮影。



-▶ A male of the Large Comma basking on the reddish stone
---- Canon EOS 7D + EF100mm Macro, Olympus Stylus TG2 tough + Gyorome8
エルタテハという名前は、後翅の裏にある「Lの紋」にちなむ。
しかし、実際には L というよりも単なる白い小さな点の個体も多い。
上を見上げると、ダケカンバの枝の樹液に何頭ものエルタテハが集まっていた。

-▶ The Large Comma
---- Canon EOS 7D, EF100mm Macro
湿った地面では数頭のアイノミドリシジミが吸水。
何度かトライアルして魚露目で撮影した。

-▶ The Brilliant Hairstreak
---- Olympus Stylus TG2 tough + Gyorome8
同じ種でも個体変異(斑紋や色彩の多型)を示す昆虫は多い。
ヤツボシハナカミキリはそれがとても顕著だ。
下の2頭はまるで別種のように色彩が異なる。

-▶ Leptura mimica
---- Canon EOS 7D, EF100mm Macro
動物(タヌキ?)の落し物(糞)にクロヒカゲとクロボシヒラタシデムシ。
タヌキやキツネはどういうわけか石の上で用を足すことが多いようだ。
シデムシの仲間は一般に地味だが、このクロボシヒラタシデムシは前胸背が赤くて美しい。
動物たちの糞は他にも見かけたが、そこにはクロボシヒラタシデムシの姿はない。
多分、鮮度とか乾燥度とか彼らが好む状態があるのだろう。

-▶ The Diana Treebrown and Oiceoptoma nigropunctatum.
---- Canon EOS 7D, EF100mm Macro, Olympus Stylus TG2 tough + Gyorome8
▊Postscript :
今回の八ヶ岳では、新鮮なエルタテハなどのチョウたちや面白い甲虫たちに出会うことができました。「鵜の目鷹の目」で目的の昆虫だけを探すのも楽しいけれど、視野を広げるとこれまで気が付かなかった面白いことが見えてきますね。見ているけど見えていないことがいかに多いということに驚いてしまいます。
毎年のことですが、夏休みがなかなかとれません------。
Nature Diary vol.8(46): #533
Date: July-28 (Sunday)/2013
Place: Hokuto-shi inYamanashi
日曜日は八ヶ岳で散歩。
笹の葉が上の笹の葉を貫通していた。

---- Canon EOS 7D, EF100mm Macro
笹原にはチラチラと飛ぶ小型のシジミチョウの姿-----ゴイシシジミ。
このチョウの英名は「森のピエロ(forest Pierrot)」。
そういえば、どことなく愛嬌があるように思う。
最近は小さな昆虫を小さく表現することも面白いかなと思う。
でも、芸術的なセンスが乏しい虫林にはこれがなかなか難しい。

----Olympus Stylus TG2 tough
ダケカンバの林では足元から羽化したばかりの新鮮なエルタテハが次々に飛び出した。
なかなか敏感で近づくとすぐに飛ばれる。多分、僕の撮気(殺気ではない)を敏感に感じるのかも。
諦めて岩に腰かけて休んでいると、なんと目の前の赤みを帯びた岩の上に静止した。
100㎜マクロで撮影した後にgyorome8でも近接撮影。



---- Canon EOS 7D + EF100mm Macro, Olympus Stylus TG2 tough + Gyorome8
エルタテハという名前は、後翅の裏にある「Lの紋」にちなむ。
しかし、実際には L というよりも単なる白い小さな点の個体も多い。
上を見上げると、ダケカンバの枝の樹液に何頭ものエルタテハが集まっていた。

---- Canon EOS 7D, EF100mm Macro
湿った地面では数頭のアイノミドリシジミが吸水。
何度かトライアルして魚露目で撮影した。

---- Olympus Stylus TG2 tough + Gyorome8
同じ種でも個体変異(斑紋や色彩の多型)を示す昆虫は多い。
ヤツボシハナカミキリはそれがとても顕著だ。
下の2頭はまるで別種のように色彩が異なる。

---- Canon EOS 7D, EF100mm Macro
動物(タヌキ?)の落し物(糞)にクロヒカゲとクロボシヒラタシデムシ。
タヌキやキツネはどういうわけか石の上で用を足すことが多いようだ。
シデムシの仲間は一般に地味だが、このクロボシヒラタシデムシは前胸背が赤くて美しい。
動物たちの糞は他にも見かけたが、そこにはクロボシヒラタシデムシの姿はない。
多分、鮮度とか乾燥度とか彼らが好む状態があるのだろう。

---- Canon EOS 7D, EF100mm Macro, Olympus Stylus TG2 tough + Gyorome8
▊Postscript :
今回の八ヶ岳では、新鮮なエルタテハなどのチョウたちや面白い甲虫たちに出会うことができました。「鵜の目鷹の目」で目的の昆虫だけを探すのも楽しいけれど、視野を広げるとこれまで気が付かなかった面白いことが見えてきますね。見ているけど見えていないことがいかに多いということに驚いてしまいます。
毎年のことですが、夏休みがなかなかとれません------。
Nature Diary vol.8(46): #533
Date: July-28 (Sunday)/2013
Place: Hokuto-shi inYamanashi
散歩道…その雰囲気がいいですね。小生の場合、目的の蝶がいるようないないような、こんな感じが大好きです。(=^・^=)
エルタテハ…いい感じで止まってくれましたね。そろそろキベリも登場してきそうです。
時間に余裕ができるといいですね。
エルタテハ…いい感じで止まってくれましたね。そろそろキベリも登場してきそうです。
時間に余裕ができるといいですね。
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よく大きいものは小さく、小さいものは大きくと言いますが。
小さな昆虫を小さく・・・いいですね。私もなんとなくそんなふうに思った事があるのですが工夫がないのでアイディアは放置されたままです。
背景との兼ね合いも大切でしょうね。
ゴイシの写真はそんな意味で成功例だと思います。
ヤツボシハナカミキリ、渋いですね。けっこう好みです。
小さな昆虫を小さく・・・いいですね。私もなんとなくそんなふうに思った事があるのですが工夫がないのでアイディアは放置されたままです。
背景との兼ね合いも大切でしょうね。
ゴイシの写真はそんな意味で成功例だと思います。
ヤツボシハナカミキリ、渋いですね。けっこう好みです。
樹液のエル、良いですね。今までいちどだけキベリが樹液にいたのを見たことがありますが、なかなか樹液を出している樹を見つけられません。
葉っぱが、葉っぱを突き刺す・・・
偶然にも私も同じ光景に出会いました。
ヤマユリが終わって、残されたしべに想いを寄せていたら
ふと、その葉っぱに、上から降ってきた松の葉っぱが突き刺さっていたんです。
思わず、そっと抜いてあげました。
タヌキの・・・ですか。
このシデムシは初めて見ました。
赤が、本当にお洒落ですね!
偶然にも私も同じ光景に出会いました。
ヤマユリが終わって、残されたしべに想いを寄せていたら
ふと、その葉っぱに、上から降ってきた松の葉っぱが突き刺さっていたんです。
思わず、そっと抜いてあげました。
タヌキの・・・ですか。
このシデムシは初めて見ました。
赤が、本当にお洒落ですね!
naoggioさん、
ありがとうございます。
小さな虫を大きくとりも小さく移すことのほうが工夫が必要かも
しれません。昆虫写真の命題の一つと思っていますが、なか
なか思うような写真が撮影できていません。
ありがとうございます。
小さな虫を大きくとりも小さく移すことのほうが工夫が必要かも
しれません。昆虫写真の命題の一つと思っていますが、なか
なか思うような写真が撮影できていません。
Akakokkoさん、
エルタテハは向こうから目の前の岩に止まってくれたので、
魚露目でも撮影できました。このチョウは結構敏感なので
近接するのに苦労します。
笹の葉は驚いてしまいましたが、どうしてでしょうね。
エルタテハは向こうから目の前の岩に止まってくれたので、
魚露目でも撮影できました。このチョウは結構敏感なので
近接するのに苦労します。
笹の葉は驚いてしまいましたが、どうしてでしょうね。
愛野緑さん、
コメントありがとうございます。
僕もシラカバの樹液に来たキベリを見たことがありますが、
なかなかおっしゃるように樹液をだしている木が少ないですね。
今回は上を見たときに偶然見つけることができました。
コメントありがとうございます。
僕もシラカバの樹液に来たキベリを見たことがありますが、
なかなかおっしゃるように樹液をだしている木が少ないですね。
今回は上を見たときに偶然見つけることができました。
Shippoさん、
そっと貫通した葉を抜いてあげたのが、心優しいShippoさん
らしいですね。その感性が素晴らしいです。
キツネだと虫の羽などが入っているので、一応、タヌキかも
しれないなと思っています。
このシデムシはシデムシの仲間ではとてもきれいです。
そっと貫通した葉を抜いてあげたのが、心優しいShippoさん
らしいですね。その感性が素晴らしいです。
キツネだと虫の羽などが入っているので、一応、タヌキかも
しれないなと思っています。
このシデムシはシデムシの仲間ではとてもきれいです。
by tyu-rinkazan
| 2013-07-31 22:42
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Comments(10)
