20140301 米国サンディエゴ郊外の散歩道(2):カリフォルニアイチモンジほか
2014年 03月 09日
▊DIARY #010 :
サンディエゴ郊外の ロス・ペナスキートス・キャニオン保護区 Los Penasquitos Canyon Preserve には Waterfall(滝)があるという。
そこで、Waterfall の標識に従って見に行ったが、渓谷の単なる段差だった。下の写真で白い波のように見えるのは泡です。何メートルの落差から滝と呼ぶかの定義はない。滝評論家の虫林にとっては、数メートルほどの落ち込みは「滝であって滝にあらず」ですな。
滝はともかくとして、キャニオンの周りは南カリフォルニアの自然そのものなのだ。
ママス&パパスの「夢のカリフォルニア」が脳裏に浮かぶ。

----- Waterfall?
---- Olympus Pen E-P5, MZD12-40mm, MZD14-150mm
█サボテンとモンシロチョウ
サボテンの上に静止した白いチョウを見つけた。
近づいてみるとモンシロチョウ。
サボテンとモンシロチョウとは面白い!
北米のモンシロチョウは19世紀(1860年頃)にヨーロッパからカナダに侵入したものらしい。今ではアメリカ合衆国全域からメキシコ北部に進出しているというのだから恐ろしい(まるでエイリアンだね)。ちなみに日本のモンシロチョウは奈良時代に大根の栽培と共に移入されたそうである。

----- Small White
---- Olympus OM-D E-M5, ZD50-200mm
█ 占有行動を示すカリフォルニアイチモンジ
灌木の枝でテリトリーを張っている大きなタテハチョウを見つけた。
前翅に大きなオレンジ紋が良く目立つ-----California Sister(カリフォルニアの娘)。
この California Sister は、僕が見守っているのを知ってか知らずか木の梢を悠々と旋回していたが、しばらくするとうまい具合に低い枝に降りて静止した。どうやらテリトリーを見張っているようだ。大きさはアカタテハよりも明らかに大きくて、日本のスミナガシほどもあるように思う。
黒地に大きなオレンジ紋がひときわ目立つ。
上品かつ華麗にしてお洒落-------だな。


----- California Sister
---- Olympus OM-D E-M5, ZD50-200mm
█ カリフォルニアヒメヒカゲ
ドライな草原にはヒラヒラと頼りなげに飛ぶ小さな蛾------と思ったらヒメヒカゲだった。
場所によってはかなり個体数が多くて、歩くたびに飛び出すほどだ。


----- Common Ringlet
---- Olympus OM-D E-M5, ZD50-200mm
█ アメリカカバイロシジミ
青いシジミチョウが目の前の花を訪れた。
どうせルリシジミの仲間だろうと思いながら目をやると、翅裏の紋がカバイロシジミに似ていた。
日本のカバイロシジミは北海道と青森県に生息している。そんな北方系のチョウにカリフォルニア南部でお目にかかるとは意外だった。その後もカバイロシジミらしい個体を何度も目にしたが、飛び回るだけで静止しなかった。


----- Silvery Blue
---- Olympus OM-D E-M5, ZD50-200mm
█ キベリタテハ
色褪せた越冬明けのキベリタテハを数頭見つけた。
カルフォルニアには多いチョウらしい。

----- Mourning Cloak
---- Olympus OM-D E-M5, ZD50-200mm
█ ゴミムシダマシ
トレッキングコースの入り口付近は広い農地になっているが、その地面にはゴミムシダマシの1種 がもそもそ這っていた。個体数はかなり多く、よく見ると地面に点々とその姿を認めた。体全体が光沢のある黒色で、体長2-3センチほどもあってなかなか立派な甲虫だ。
指で少し刺激するとお尻を高く上げる姿勢をとった。


----- Tenebrionid Beetle
---- E-M1 + MZD60mm, TG2 + Gyorome8
▊ Notes :
これでサンディエゴのフィールド散歩は終了です。
今回のサンディエゴ行は機中泊を含めて4泊5日だったのでとても慌ただしかった。スケジュールがタイトでフィールド散歩は無理かなと思っていたが、何とか半日開けることができたので、タクシーで Los Penasquitos Canyon Preserve に行くことができた。まだ春浅くチョウの姿は多いとはいえなかったが、この保全地域はサンディエゴに近いわりにカルフォルニア南部の自然が楽しめる散歩道だと思う。
もう一日くらい滞在して散歩したいと思ったが、これが目的ではないのでそうもいかない。
日本での仕事が待っている-----ウーム、残念。

Nature Diary vol.9 (10): #570, 2014
Date: Mar-02 (Sunday)
Place: Sun Diego, USA
サンディエゴ郊外の ロス・ペナスキートス・キャニオン保護区 Los Penasquitos Canyon Preserve には Waterfall(滝)があるという。
そこで、Waterfall の標識に従って見に行ったが、渓谷の単なる段差だった。下の写真で白い波のように見えるのは泡です。何メートルの落差から滝と呼ぶかの定義はない。滝評論家の虫林にとっては、数メートルほどの落ち込みは「滝であって滝にあらず」ですな。
滝はともかくとして、キャニオンの周りは南カリフォルニアの自然そのものなのだ。
ママス&パパスの「夢のカリフォルニア」が脳裏に浮かぶ。

---- Olympus Pen E-P5, MZD12-40mm, MZD14-150mm
█サボテンとモンシロチョウ
サボテンの上に静止した白いチョウを見つけた。
近づいてみるとモンシロチョウ。
サボテンとモンシロチョウとは面白い!
北米のモンシロチョウは19世紀(1860年頃)にヨーロッパからカナダに侵入したものらしい。今ではアメリカ合衆国全域からメキシコ北部に進出しているというのだから恐ろしい(まるでエイリアンだね)。ちなみに日本のモンシロチョウは奈良時代に大根の栽培と共に移入されたそうである。

---- Olympus OM-D E-M5, ZD50-200mm
█ 占有行動を示すカリフォルニアイチモンジ
灌木の枝でテリトリーを張っている大きなタテハチョウを見つけた。
前翅に大きなオレンジ紋が良く目立つ-----California Sister(カリフォルニアの娘)。
この California Sister は、僕が見守っているのを知ってか知らずか木の梢を悠々と旋回していたが、しばらくするとうまい具合に低い枝に降りて静止した。どうやらテリトリーを見張っているようだ。大きさはアカタテハよりも明らかに大きくて、日本のスミナガシほどもあるように思う。
黒地に大きなオレンジ紋がひときわ目立つ。
上品かつ華麗にしてお洒落-------だな。


---- Olympus OM-D E-M5, ZD50-200mm
█ カリフォルニアヒメヒカゲ
ドライな草原にはヒラヒラと頼りなげに飛ぶ小さな蛾------と思ったらヒメヒカゲだった。
場所によってはかなり個体数が多くて、歩くたびに飛び出すほどだ。


---- Olympus OM-D E-M5, ZD50-200mm
█ アメリカカバイロシジミ
青いシジミチョウが目の前の花を訪れた。
どうせルリシジミの仲間だろうと思いながら目をやると、翅裏の紋がカバイロシジミに似ていた。
日本のカバイロシジミは北海道と青森県に生息している。そんな北方系のチョウにカリフォルニア南部でお目にかかるとは意外だった。その後もカバイロシジミらしい個体を何度も目にしたが、飛び回るだけで静止しなかった。


---- Olympus OM-D E-M5, ZD50-200mm
█ キベリタテハ
色褪せた越冬明けのキベリタテハを数頭見つけた。
カルフォルニアには多いチョウらしい。

---- Olympus OM-D E-M5, ZD50-200mm
█ ゴミムシダマシ
トレッキングコースの入り口付近は広い農地になっているが、その地面にはゴミムシダマシの1種 がもそもそ這っていた。個体数はかなり多く、よく見ると地面に点々とその姿を認めた。体全体が光沢のある黒色で、体長2-3センチほどもあってなかなか立派な甲虫だ。
指で少し刺激するとお尻を高く上げる姿勢をとった。


---- E-M1 + MZD60mm, TG2 + Gyorome8
▊ Notes :
これでサンディエゴのフィールド散歩は終了です。
今回のサンディエゴ行は機中泊を含めて4泊5日だったのでとても慌ただしかった。スケジュールがタイトでフィールド散歩は無理かなと思っていたが、何とか半日開けることができたので、タクシーで Los Penasquitos Canyon Preserve に行くことができた。まだ春浅くチョウの姿は多いとはいえなかったが、この保全地域はサンディエゴに近いわりにカルフォルニア南部の自然が楽しめる散歩道だと思う。
もう一日くらい滞在して散歩したいと思ったが、これが目的ではないのでそうもいかない。
日本での仕事が待っている-----ウーム、残念。

Date: Mar-02 (Sunday)
Place: Sun Diego, USA
「カリフォルニアイチモンジ 」の前翅先端のオレンジ色
と、真っ直ぐ伸びた翅中央部の白い帯、地色の黒と配色
もデザインも素敵なタテハチョウですね!
風が強い場所なのでしょうか? カリフォルニアヒメヒカゲ、
キベリタテハともに風で傾いているように見えます。
と、真っ直ぐ伸びた翅中央部の白い帯、地色の黒と配色
もデザインも素敵なタテハチョウですね!
風が強い場所なのでしょうか? カリフォルニアヒメヒカゲ、
キベリタテハともに風で傾いているように見えます。
0
もう20年以上も前になりますが、Los Penasquitos Canyon Preserve には車ですぐの所に住んでおりまして、よく散策に出かけたものです。
当時はまだデジカメがなく、ろくな写真は撮っておりませんが、古い知り合いに再会したみたいな気分で楽しく拝見しました。
西海岸は乾燥した気候ですが魅力的な蝶が多いですね。
当時はまだデジカメがなく、ろくな写真は撮っておりませんが、古い知り合いに再会したみたいな気分で楽しく拝見しました。
西海岸は乾燥した気候ですが魅力的な蝶が多いですね。
うわ~、どの子も魅力いっぱい!
土地が変わると、チョウチョもこんなにも多彩に変わるんですね。
モンシロチョウってやっぱり凄い、強い・・・
異国の地で出会うチョウチョの、名前まですぐにわかるんですか。
凄い・・・\(^ ^)/
土地が変わると、チョウチョもこんなにも多彩に変わるんですね。
モンシロチョウってやっぱり凄い、強い・・・
異国の地で出会うチョウチョの、名前まですぐにわかるんですか。
凄い・・・\(^ ^)/
Dragonbutterさん、
そうですか近くにお住まいだったのですね。
カリフォルニアらしい自然があるところですね。
春まだ浅いということで、チョウの数はそれほど多く
ありませんでしたが、市街地にも近くて素晴らしい
散歩道だと思いました。
そうですか近くにお住まいだったのですね。
カリフォルニアらしい自然があるところですね。
春まだ浅いということで、チョウの数はそれほど多く
ありませんでしたが、市街地にも近くて素晴らしい
散歩道だと思いました。
ダンダラさん、
コメント有難うございます。
何しろ時間的な制約があって、本格的なフィールドには
なかなか出向くことができないのが残念です。
カメラは小さいと旅行には便利ですが、本格的な撮影に
はカメラの大きさはあまり関係がないかなと思っています。
コメント有難うございます。
何しろ時間的な制約があって、本格的なフィールドには
なかなか出向くことができないのが残念です。
カメラは小さいと旅行には便利ですが、本格的な撮影に
はカメラの大きさはあまり関係がないかなと思っています。
Shippoさん、
今年は日本ではまだ蝶の撮影をしていないので、これが
今年のチョウの初撮影になりました。
日本と外国とは蝶の種類も違い、まして北米とはかなり
違いますが、それでも共通種がいて驚きます。
今年は日本ではまだ蝶の撮影をしていないので、これが
今年のチョウの初撮影になりました。
日本と外国とは蝶の種類も違い、まして北米とはかなり
違いますが、それでも共通種がいて驚きます。
by tyu-rinkazan
| 2014-03-09 05:16
| ● United States
|
Comments(8)
