20141010 タイ王国の散歩道:スソビキアゲハの吸水、放水など
2014年 10月 17日
▊DIARY 9 (64): #625 ▊:
バンコクから3時間ほどでエラワン国立公園 Erawan National Parkに到着。ここは昔の有名な映画「戦場にかける橋 The Bridge on The River Kwai(1957年公開:アカデミー賞受賞)」の舞台になったクワイ川鉄橋があるカンチャナブリから山に入ったところにある。ミャンマーに近いのでカオヤイとは昆虫相が異なるかも。
エラワン国立公園内を流れる川は、水が透明で清冽なのが良い。
日本の山岳渓流のように落差があって滝が多い。
また、山全体が石灰岩からできているので、薄茶色の川底と水が織りなす幻想的な光景。
タイ王国のチョークストリームといったところだね。
-----▊ 美しい川のエラワン国立公園 Erawan national park
---------Erawan, Thai 10月10日 (Olympus Tough TG-2, Canon EOS 6D, EF100mm f/2.8L IS USM)
川にかかる小さな橋の欄干にチャイロイチモンジを見つけた。
濃い茶色の地に白い紋が映えて大変美しい。
-----▊ 欄干で日光浴するチャイロイチモンジ Poritia hewitsoni
--------- Erawan, Thai 10月10日 (Olympus Tough TG-2,)
シロスソビキアゲハが多い。
道の脇をチョウトンボのようにひらひらと飛んでいた。
昨年訪れた時には見なかったので、季節的なものだろう。
このアゲハは小さいけれど尾が長くて形がユニークだ。
珍しいチョウではないが、訪問者の僕には物珍しい。
-----▊ シロスソビキアゲハ Lamproptera curius walkeri
--------- Erawan, Thai 10月10日 (Canon EOS 6D EF100mm f2.8/L Macro IS USM,)
道の脇の水たまりにシロスソビキアゲハの吸水集団を見つけた。
10頭ほどの集団だが、スソビキアゲハだけの集団は初めて見た。
トレッキング道の脇なので、ハイキングする人が通るたびに散ってしまう。
-----▊ 集団吸水するシロスソビキアゲハ Lamproptera curius walkeri
--------- Erawan, Thai 10月10日 (Canon EOS 6D EF100mm f2.8/L Macro IS USM,)
吸水するスソビキアゲハは腹部の先端から放水していた。そういえば、カオヤイさんのブログにスソビキアゲハの放水シーンの動画が載せてあったことを思いだした。
スソビキアゲハは小さなアゲハだが、放水量は他のアゲハに負けないね。
-----▊ 腹端から放水するシロスソビキアゲハ Lamproptera curius walkeri
--------- Erawan, Thai 10月10日 (Canon EOS 6D EF100mm f2.8/L Macro IS USM,)
しばらく観察すると、放水間隔は個体によってかなり異なり、ピュ、ピュ、ピュと連続的に出すものもいれば、ピュ-----ピュ------ピュと断続的な放水を繰り返す個体もいる。撮影しやすいのは前者の方で、放水間隔に合わせてシャッターを切ればよいことがわかった。
触れるほど近づいても飛ばないので、TG-2の先にGyoromeを付けて撮影した。
-----▊ 放水するシロスソビキアゲハ Lamproptera curius walkeri
--------- Erawan, Thai 10月10日 (Olympus Tough TG-2 + Gyorome8)
本日は暑いので、民家やトイレのそばの湿った地面では、ウスキシロチョウ、アサギシロチョウ、コモンタイマイ、アオスジアゲハなどの吸水集団が形成された。こんな時は自分のおしっこトラップをかければ効果てきめんなのだが、残念ながらうっかりトイレで用を足してしまった------悔やまれる。
-----▊ シロチョウの集団吸水
--------- Erawan, Thai 10月10日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)
その他にも色々なチョウたちが地面で吸水していた。
-----▊ チビ(ヒメ)フタオチョウ Polyura athamas samatha
--------- Erawan, Thai land 10月10日 (Olympus TG-2 + Wcon)
暑いのでお昼過ぎには切り上げて帰ろうと思い駐車場に歩を進めていた。
草にからむ様に飛ぶフシギノモリノオナガシジミを見つけた。
この蝶はカオヤイでも撮影できたが、尾が異常に長くてエレガントに見える。
誰がつけたか知らないが、「不思議の森」とはメルヘンティックな名前だな。
-----▊ フシギノモリノオナガシジミ Common Posy
--------- Erawan, Thai land 10月10日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)
林の中の薄暗い場所でヘンテコリンなシジミチョウを見つけた。
名前は不明。
-----▊ 怪しいシジミ???
--------- Erawan, Thai land 10月10日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)
次回はバンコク市郊外のツノゼミ散歩を掲載したいと思いっています。
バンコクから3時間ほどでエラワン国立公園 Erawan National Parkに到着。ここは昔の有名な映画「戦場にかける橋 The Bridge on The River Kwai(1957年公開:アカデミー賞受賞)」の舞台になったクワイ川鉄橋があるカンチャナブリから山に入ったところにある。ミャンマーに近いのでカオヤイとは昆虫相が異なるかも。
エラワン国立公園内を流れる川は、水が透明で清冽なのが良い。
日本の山岳渓流のように落差があって滝が多い。
また、山全体が石灰岩からできているので、薄茶色の川底と水が織りなす幻想的な光景。
タイ王国のチョークストリームといったところだね。
---------Erawan, Thai 10月10日 (Olympus Tough TG-2, Canon EOS 6D, EF100mm f/2.8L IS USM)
川にかかる小さな橋の欄干にチャイロイチモンジを見つけた。
濃い茶色の地に白い紋が映えて大変美しい。
--------- Erawan, Thai 10月10日 (Olympus Tough TG-2,)
シロスソビキアゲハが多い。
道の脇をチョウトンボのようにひらひらと飛んでいた。
昨年訪れた時には見なかったので、季節的なものだろう。
このアゲハは小さいけれど尾が長くて形がユニークだ。
珍しいチョウではないが、訪問者の僕には物珍しい。
--------- Erawan, Thai 10月10日 (Canon EOS 6D EF100mm f2.8/L Macro IS USM,)
道の脇の水たまりにシロスソビキアゲハの吸水集団を見つけた。
10頭ほどの集団だが、スソビキアゲハだけの集団は初めて見た。
トレッキング道の脇なので、ハイキングする人が通るたびに散ってしまう。
--------- Erawan, Thai 10月10日 (Canon EOS 6D EF100mm f2.8/L Macro IS USM,)
吸水するスソビキアゲハは腹部の先端から放水していた。そういえば、カオヤイさんのブログにスソビキアゲハの放水シーンの動画が載せてあったことを思いだした。
スソビキアゲハは小さなアゲハだが、放水量は他のアゲハに負けないね。
--------- Erawan, Thai 10月10日 (Canon EOS 6D EF100mm f2.8/L Macro IS USM,)
しばらく観察すると、放水間隔は個体によってかなり異なり、ピュ、ピュ、ピュと連続的に出すものもいれば、ピュ-----ピュ------ピュと断続的な放水を繰り返す個体もいる。撮影しやすいのは前者の方で、放水間隔に合わせてシャッターを切ればよいことがわかった。
触れるほど近づいても飛ばないので、TG-2の先にGyoromeを付けて撮影した。
--------- Erawan, Thai 10月10日 (Olympus Tough TG-2 + Gyorome8)
本日は暑いので、民家やトイレのそばの湿った地面では、ウスキシロチョウ、アサギシロチョウ、コモンタイマイ、アオスジアゲハなどの吸水集団が形成された。こんな時は自分のおしっこトラップをかければ効果てきめんなのだが、残念ながらうっかりトイレで用を足してしまった------悔やまれる。
--------- Erawan, Thai 10月10日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)
その他にも色々なチョウたちが地面で吸水していた。
--------- Erawan, Thai land 10月10日 (Olympus TG-2 + Wcon)
暑いのでお昼過ぎには切り上げて帰ろうと思い駐車場に歩を進めていた。
草にからむ様に飛ぶフシギノモリノオナガシジミを見つけた。
この蝶はカオヤイでも撮影できたが、尾が異常に長くてエレガントに見える。
誰がつけたか知らないが、「不思議の森」とはメルヘンティックな名前だな。
--------- Erawan, Thai land 10月10日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)
林の中の薄暗い場所でヘンテコリンなシジミチョウを見つけた。
名前は不明。
--------- Erawan, Thai land 10月10日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)
次回はバンコク市郊外のツノゼミ散歩を掲載したいと思いっています。
Commented
by
khaoyai_m2 at 2014-10-17 10:00
こんにちは!
最後の怪しい子、イカリモンガ科のCallidula sumatrensis。
如何でしょうか?
違っていたらごめんなさい。
最後の怪しい子、イカリモンガ科のCallidula sumatrensis。
如何でしょうか?
違っていたらごめんなさい。
0
Commented
by
tamayam2 at 2014-10-17 19:33
待っていました!タイの報告。シロスソビキアゲハってきれいな
蝶ですね。でも、おしっこをしている写真のClose-upはちょっと
恥ずかしいです(笑)私もスイスの蝶園でコモンタイマイを見て
感動しました。
蝶ですね。でも、おしっこをしている写真のClose-upはちょっと
恥ずかしいです(笑)私もスイスの蝶園でコモンタイマイを見て
感動しました。
Commented
by
Sippo5655 at 2014-10-17 22:26
木漏れ日に照らされた滝と川を眺めるチャイロイチモンジの
姿がとても印象的ですね。
集団吸水は壮観!
フシギノモリノオナガシジミは裏翅の色合いが
とても綺麗で感動しました。
タイ、いいところですね~
姿がとても印象的ですね。
集団吸水は壮観!
フシギノモリノオナガシジミは裏翅の色合いが
とても綺麗で感動しました。
タイ、いいところですね~
Commented
by
虫林
at 2014-10-21 00:02
x
Commented
by
虫林
at 2014-10-21 00:04
x
Commented
by
虫林
at 2014-10-21 00:07
x
Commented
by
虫林
at 2014-10-24 00:57
x
yurinさん。
コメントありがとうございます。
コメントのレスを書いたつもりでしたが、うまくアップで
来ていませんでした。ごめんなさい。
タイでは日本と異なるチョウや虫たちがいて面白かっ
たです。また訪れてみたいなと思っています。
コメントありがとうございます。
コメントのレスを書いたつもりでしたが、うまくアップで
来ていませんでした。ごめんなさい。
タイでは日本と異なるチョウや虫たちがいて面白かっ
たです。また訪れてみたいなと思っています。
by tyu-rinkazan
| 2014-10-17 00:14
| ● Thailand
|
Comments(8)