20141129 サラマ Bohol 島(フィリピン)の散歩道:奇奇怪怪なツノゼミに出会う
2014年 12月 02日
▊DIARY 9 (72): #633 ▊:
先日、しばらくぶりで昆虫写真家の山口進さんにお会いした。その時に「明後日からフィリピンのセブ島に出張します」とお話したところ、「それではセブに詳しい知人に様子を聞いてみますね」といってくれた。次の日、山口さんからメールが入り、「知人によればセブ島よりも近くのボホール島の方が自然の状態が良いそうだ」とのことだった。調べてみると、セブ島からボホール島には一日何便も船が出ている。そこで、学会終了後の土曜日1日をボホール島行にした。
ちなみにブログタイトルの「サラマ Salamat」とはタガログ語で「有難う」の意味。
山口進さんとその知人の方にサラマです。
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▶ボホール島ではトライシクル Tricycle で移動した
土曜日の朝まだ暗い午前4時にタクシーでセブ港に向かい、セブ港発午前6時05分の船に乗った。結局、ボホール島のタグビララン港には午前9時過ぎに到着した。港から山まではかなり離れているので、「トライシクル Tricycle」という現地の乗り物を利用することにした。これはオートバイに屋根付きサイドカーを付けただけもので、走るスピードは遅いけど、料金はタクシーよりもかなり安い。
途中、ロボックという町では修復中の大きな教会を見た。トライシクルのドライバーのピーターに聞いたところ、2013年10月15日にボホール島震源でおきた地震(マグニチュード7.1)により教会が崩れたということだった。

-----▊ ボホール島-- Bohol Island
------- Bohol Island, Philippines, Nov. 29, 2014、Olympus OM-D EM-1, MZD14-150mm
▶ボホール島でツノゼミを発見した
マン・メイド・フォレスト Man-Made- Forest.の手前で部落へ通じる小径を見つけた。
早速、トライシクルを止めてもらい、その小径を歩いてみることにした。

-----▊ 小径 -- Path
------- Bohol Island, Philippines, Nov. 29, 2014、Olympus OM-D EM-1, MZD14-150mm
ゆっくりと小道に沿って虫を探しながら歩いていくと、目の前の草の茎に茶色いゴミのようなものを見つけた。まさかと思いながら確認すると、嬉しいことにツノゼミの1種のようだ。前胸背が棒状に長く伸び、それが途中から二股に分かれ、ウサギの耳のようなものが付いているではないか------ウーム、奇々怪々な奴だ。
調べてみるとこのツノゼミはシロオビクワツノゼミPyrgonota bifoliataというらしい。このツノゼミはフィリピンの島々間の生物多様性の研究にも用いられるようなので、フィリピンの代表的なツノゼミの一つかも知れないな。



-----▊ シロオビクワツノゼミ -- Pyrgonota bifoliata
------- Bohol Island, Philippines, Nov. 29, 2014、Olympus OM-D EM-1, MZD60mm Macro, Olympus Tough TG-3
少し離れた別の小径でも同じ形のツノゼミを発見した。
同種だと思うが、こちら体の一部が白くてより美しい。
飛び去らないように慎重にアプローチしていたのだが、後ろからついてきたピーターが不用意に枝を揺らしてしまいツノゼミはどこかに飛び去ってしまった。でも、数枚は何とか撮影できたのだからよしとしよう。

-----▊ シロオビクワツノゼミ -- Pyrgonota bifoliata
------- Bohol Island, Philippines, Nov. 29, 2014、Olympus OM-D EM-1, MZD60mm Macro,
▶ツノゼミらしいツノゼミたち?もいた
他のツノゼミもポツポツと見つけることができた。
下のツノゼミはツノゼミの名前の通り、かわいい角が伸びている。
「ツノゼミらしいツノゼミ」という印象だ。


-----▊ ツノゼミの1種-- Tree Hopper sp
------- Bohol Island, Philippines, Nov. 29, 2014、Olympus OM-D EM-1, MZD60mm + Flash, Olympus Tough TG-3
角が牛のように前に飛び出しているものも見られた。

-----▊ ツノゼミの1種-- Tree Hopper sp
------- Vohole island, Philippines, Nov. 29, 2014、Olympus Tough TG-3
▶小さなツノゼミも見つけた
アリがたかっている茎を見ると、小さなツノゼミ(通常のツノゼミも小さいがこれらはさらに小さい)の姿もちらほら見かけることができた。小さすぎる上に天気が悪いので、TG-3+LEDライトでもシャッター速度が確保しにくい。

-----▊ マルおよびチビツノゼミの1種-- Tree Hopper sp
------- Bohol Island, Philippines, Nov. 29, 2014、Olympus Tough TG-3
ボホール島発最終便の船で午後8時過ぎにセブ港に戻った。
この島でのフィールド散歩は小さなアドベンチャーだった-----面白かった。
フィリピンの記事はもう少し続きます。
By 虫林花山
先日、しばらくぶりで昆虫写真家の山口進さんにお会いした。その時に「明後日からフィリピンのセブ島に出張します」とお話したところ、「それではセブに詳しい知人に様子を聞いてみますね」といってくれた。次の日、山口さんからメールが入り、「知人によればセブ島よりも近くのボホール島の方が自然の状態が良いそうだ」とのことだった。調べてみると、セブ島からボホール島には一日何便も船が出ている。そこで、学会終了後の土曜日1日をボホール島行にした。
ちなみにブログタイトルの「サラマ Salamat」とはタガログ語で「有難う」の意味。
山口進さんとその知人の方にサラマです。
▶ボホール島ではトライシクル Tricycle で移動した
土曜日の朝まだ暗い午前4時にタクシーでセブ港に向かい、セブ港発午前6時05分の船に乗った。結局、ボホール島のタグビララン港には午前9時過ぎに到着した。港から山まではかなり離れているので、「トライシクル Tricycle」という現地の乗り物を利用することにした。これはオートバイに屋根付きサイドカーを付けただけもので、走るスピードは遅いけど、料金はタクシーよりもかなり安い。
途中、ロボックという町では修復中の大きな教会を見た。トライシクルのドライバーのピーターに聞いたところ、2013年10月15日にボホール島震源でおきた地震(マグニチュード7.1)により教会が崩れたということだった。

------- Bohol Island, Philippines, Nov. 29, 2014、Olympus OM-D EM-1, MZD14-150mm
▶ボホール島でツノゼミを発見した
マン・メイド・フォレスト Man-Made- Forest.の手前で部落へ通じる小径を見つけた。
早速、トライシクルを止めてもらい、その小径を歩いてみることにした。

------- Bohol Island, Philippines, Nov. 29, 2014、Olympus OM-D EM-1, MZD14-150mm
ゆっくりと小道に沿って虫を探しながら歩いていくと、目の前の草の茎に茶色いゴミのようなものを見つけた。まさかと思いながら確認すると、嬉しいことにツノゼミの1種のようだ。前胸背が棒状に長く伸び、それが途中から二股に分かれ、ウサギの耳のようなものが付いているではないか------ウーム、奇々怪々な奴だ。
調べてみるとこのツノゼミはシロオビクワツノゼミPyrgonota bifoliataというらしい。このツノゼミはフィリピンの島々間の生物多様性の研究にも用いられるようなので、フィリピンの代表的なツノゼミの一つかも知れないな。



------- Bohol Island, Philippines, Nov. 29, 2014、Olympus OM-D EM-1, MZD60mm Macro, Olympus Tough TG-3
少し離れた別の小径でも同じ形のツノゼミを発見した。
同種だと思うが、こちら体の一部が白くてより美しい。
飛び去らないように慎重にアプローチしていたのだが、後ろからついてきたピーターが不用意に枝を揺らしてしまいツノゼミはどこかに飛び去ってしまった。でも、数枚は何とか撮影できたのだからよしとしよう。

------- Bohol Island, Philippines, Nov. 29, 2014、Olympus OM-D EM-1, MZD60mm Macro,
▶ツノゼミらしいツノゼミたち?もいた
他のツノゼミもポツポツと見つけることができた。
下のツノゼミはツノゼミの名前の通り、かわいい角が伸びている。
「ツノゼミらしいツノゼミ」という印象だ。


------- Bohol Island, Philippines, Nov. 29, 2014、Olympus OM-D EM-1, MZD60mm + Flash, Olympus Tough TG-3
角が牛のように前に飛び出しているものも見られた。

------- Vohole island, Philippines, Nov. 29, 2014、Olympus Tough TG-3
▶小さなツノゼミも見つけた
アリがたかっている茎を見ると、小さなツノゼミ(通常のツノゼミも小さいがこれらはさらに小さい)の姿もちらほら見かけることができた。小さすぎる上に天気が悪いので、TG-3+LEDライトでもシャッター速度が確保しにくい。

------- Bohol Island, Philippines, Nov. 29, 2014、Olympus Tough TG-3
ボホール島発最終便の船で午後8時過ぎにセブ港に戻った。
この島でのフィールド散歩は小さなアドベンチャーだった-----面白かった。
フィリピンの記事はもう少し続きます。
By 虫林花山
こんにちは!
格好の良いツノゼミですね。
こんなの見たことがありません。
羨ましいです。
格好の良いツノゼミですね。
こんなの見たことがありません。
羨ましいです。
0
なんか、本当にいろんなムシがいるものですねー!
セブ・・
ちょうど今、知り合いが行っています。
もう帰ってきたかな!?
もしかして、どこかですれ違っていたりして^^;
シロオビクワツノゼミ
ぱっと見ただけでは、虫であるということすら
わからないかもっ
セブ・・
ちょうど今、知り合いが行っています。
もう帰ってきたかな!?
もしかして、どこかですれ違っていたりして^^;
シロオビクワツノゼミ
ぱっと見ただけでは、虫であるということすら
わからないかもっ
fanseabさん、
ありがとうございます。
♂♀の違いだと思います。
ボホール島は比較的安全だと思います。少なくともセブよりは田舎ですので、単独行でも心配はいりません。dめお、フィリピンは貧富の差が激しいので、それないの注意は必要ですね。
ありがとうございます。
♂♀の違いだと思います。
ボホール島は比較的安全だと思います。少なくともセブよりは田舎ですので、単独行でも心配はいりません。dめお、フィリピンは貧富の差が激しいので、それないの注意は必要ですね。
naoggioさん、
ありがとうございます。
このツノゼミを見つけることができた時は嬉しかったです。
本当に変な形ですよね。
なんでこんな形をしているのでしょうか?
考えてしまいます。
時期的にはもう少し早い時期であればもっと昆虫が多かったのかもしれません。
ありがとうございます。
このツノゼミを見つけることができた時は嬉しかったです。
本当に変な形ですよね。
なんでこんな形をしているのでしょうか?
考えてしまいます。
時期的にはもう少し早い時期であればもっと昆虫が多かったのかもしれません。
こんばんは。
ツノの先が二股になってるんですね!奇抜度高くてかっこいい!!羨ましいです…
ツノの先が二股になってるんですね!奇抜度高くてかっこいい!!羨ましいです…
by tyu-rinkazan
| 2014-12-02 00:06
| ● Philippines
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Comments(10)
