20160402 越中富山の散歩道:里山でギフチョウに会う
2016年 04月 05日
▊DIARY Vol.11 (717): #13, 2016 ▊:
<ギフチョウ詣考>
桜の咲くこの時期になると、無性にギフチョウに会いたくなります。このギフチョウという蝶には子供の頃から特別な思いがあって、このところ毎日週末の天気予報を睨みながらソワソワ、ワクワク、ドキドキしていました。この「虫(蝶)屋の持病」ともいえる自律神経の変調症状を抑えるには、ギフチョウに会うしか方法がありません。ということで、前置がながくなりましたが、週末の日曜日は、木曜日から連日の睡眠不足、体の疲れなどをもろともせずに、蝶友のkmkurobeさんたちと越中のギフチョウ詣でに出かけることにしました。
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▊里山の光景
ギフチョウの生息地は丘陵の谷間にひろがる耕作地の周囲で、ところどころに残された雑木林と杉の防風林が点在しています。いわゆる里山の中にある生息地ですね。この時期の里山は淡い茶色の景色の中に、桜花のピンクが色を添えてとても綺麗です。この春色のパステルカラーは何度見ても胸が熱くなります。

----▶Habitat of Luehdorfia japonica (ギフチョウ)--
Under the cloudy but bright sky, we walked around in domestic woodlands (satoyama). The habitats were so beautiful with spring flowers such as dogtooth, violets, dandelions, and so on.
April-02-2016, Toyama, Panasonic LUMIX DMC-CM10
▊カタクリとギフチョウ
林の中のカタクリが咲く陽だまりで待っていると、ギフチョウが次々に訪れてくれました。ところが、本日は気温が高いせいなのか、僕の日頃の行いが悪いためなのか定かではありませんが、ギフチョウたちはなかなか静止してくれませんでした。まてば海路の日和かな、ギフチョウの中にはのんびりとしてフレンドリーな個体もいて、カタクリの花で吸蜜してくれました。
ギフチョウを広角レンズで撮影する場合は、その景色の中に蝶をおくという感覚で撮影するようにしています(虫景写真)。つまり、あまり近づかないほうが、周囲との環境とのバランスが良いように思われます。

----▶ Luehdorfia japonica
------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF 8-15mm Fisheye
まだ新鮮なカタクリの花で吸蜜する新鮮なギフチョウを撮影することができました。カタクリの花とギフチョウの組み合わせは、ギフチョウ写真の「鉄板」ですが、満足のいく写真がなかなか撮影できません。でも、簡単にうまくいかないので、毎年ギフチョウの撮影に出かけるのです。


----▶ Luehdorfia japonica
------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF300mm
♂は発生盛期のようでしたが、♀はなかなか姿を見せてくれませんでした。やっと羽化直の新鮮なメスが現れてくれました。ちなみに、ギフチョウの♂♀の鑑別は、見慣れている方には簡単のようですが、僕には結構難しいと思っています。この個体は♀とおもわれますがどうでしょうか。

----▶ A female of Luehdorfia japonica
------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF300mm
▊ギフチョウと花
飛び立ったギフチョウが、道路脇のキイチゴの花で吸蜜してくれました。ギフチョウのキイチゴの組み合わせは、山梨県などではよく見る光景ですが、ここでは初めての組み合わせです。このギフチョウの紋をよく見ると、後翅の赤紋が伸びていて、いわゆる「赤上がり」のようです。

----▶ Luehdorfia japonica
------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF300mm
帰る途中で立ち寄った桜並木でも、ギフチョウたちが三々五々に訪れてくれました。ここの桜の花は満開でしたので、来週あたりはすでに散り始めているでしょう。やはり、今年の桜の開花は早いようですね。
「桜に訪れるギフチョウ」は日本の自然を象徴する。

----▶ Luehdorfia japonica
------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF300mm

----▶ Luehdorfia japonica
------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF300mm
▊カタクリの花とチョウ
カタクリの花にはルリシジミもしばしば吸蜜に訪れていました。

----▶ Holly Blu
------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF300mm
kmkurobeさんが、コツバメを見つけて教えてくれました。コツバメは吸蜜しているのではなく、ただ静止しているようでしたが、この組み合わせもなかなか面白いので、喜んで撮影させていただきました。

----▶ Tail-less Hairstreak
------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF300mm
▊虫眼鏡ノート
本日は朝早くから写真家の山口進さんとご一緒して、白馬でkmkurobeさん、kendamarさんと合流し、kmkurobeさんが今年すでに訪れている富山のギフチョウポイントを見に行くことができました。おかげで美しいギフチョウを撮影でき、僕の自律神経の変調も完治することができました。気の置けない友人たちとの会話は楽しくて、長い道のりもさほど苦になりませんでした(山梨から富山の生息地まで実に5時間もかかった)。また、是非ともご一緒させていただきたいと思います。
Written by 虫林花山
<ギフチョウ詣考>
桜の咲くこの時期になると、無性にギフチョウに会いたくなります。このギフチョウという蝶には子供の頃から特別な思いがあって、このところ毎日週末の天気予報を睨みながらソワソワ、ワクワク、ドキドキしていました。この「虫(蝶)屋の持病」ともいえる自律神経の変調症状を抑えるには、ギフチョウに会うしか方法がありません。ということで、前置がながくなりましたが、週末の日曜日は、木曜日から連日の睡眠不足、体の疲れなどをもろともせずに、蝶友のkmkurobeさんたちと越中のギフチョウ詣でに出かけることにしました。
▊里山の光景
ギフチョウの生息地は丘陵の谷間にひろがる耕作地の周囲で、ところどころに残された雑木林と杉の防風林が点在しています。いわゆる里山の中にある生息地ですね。この時期の里山は淡い茶色の景色の中に、桜花のピンクが色を添えてとても綺麗です。この春色のパステルカラーは何度見ても胸が熱くなります。

Under the cloudy but bright sky, we walked around in domestic woodlands (satoyama). The habitats were so beautiful with spring flowers such as dogtooth, violets, dandelions, and so on.
April-02-2016, Toyama, Panasonic LUMIX DMC-CM10
▊カタクリとギフチョウ
林の中のカタクリが咲く陽だまりで待っていると、ギフチョウが次々に訪れてくれました。ところが、本日は気温が高いせいなのか、僕の日頃の行いが悪いためなのか定かではありませんが、ギフチョウたちはなかなか静止してくれませんでした。まてば海路の日和かな、ギフチョウの中にはのんびりとしてフレンドリーな個体もいて、カタクリの花で吸蜜してくれました。
ギフチョウを広角レンズで撮影する場合は、その景色の中に蝶をおくという感覚で撮影するようにしています(虫景写真)。つまり、あまり近づかないほうが、周囲との環境とのバランスが良いように思われます。

------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF 8-15mm Fisheye
まだ新鮮なカタクリの花で吸蜜する新鮮なギフチョウを撮影することができました。カタクリの花とギフチョウの組み合わせは、ギフチョウ写真の「鉄板」ですが、満足のいく写真がなかなか撮影できません。でも、簡単にうまくいかないので、毎年ギフチョウの撮影に出かけるのです。


------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF300mm
♂は発生盛期のようでしたが、♀はなかなか姿を見せてくれませんでした。やっと羽化直の新鮮なメスが現れてくれました。ちなみに、ギフチョウの♂♀の鑑別は、見慣れている方には簡単のようですが、僕には結構難しいと思っています。この個体は♀とおもわれますがどうでしょうか。

------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF300mm
▊ギフチョウと花
飛び立ったギフチョウが、道路脇のキイチゴの花で吸蜜してくれました。ギフチョウのキイチゴの組み合わせは、山梨県などではよく見る光景ですが、ここでは初めての組み合わせです。このギフチョウの紋をよく見ると、後翅の赤紋が伸びていて、いわゆる「赤上がり」のようです。

------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF300mm
帰る途中で立ち寄った桜並木でも、ギフチョウたちが三々五々に訪れてくれました。ここの桜の花は満開でしたので、来週あたりはすでに散り始めているでしょう。やはり、今年の桜の開花は早いようですね。
「桜に訪れるギフチョウ」は日本の自然を象徴する。

------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF300mm

------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF300mm
▊カタクリの花とチョウ
カタクリの花にはルリシジミもしばしば吸蜜に訪れていました。

------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF300mm
kmkurobeさんが、コツバメを見つけて教えてくれました。コツバメは吸蜜しているのではなく、ただ静止しているようでしたが、この組み合わせもなかなか面白いので、喜んで撮影させていただきました。

------ April-02-2016, Toyama, Canon EOS 70D, EF300mm
▊虫眼鏡ノート
本日は朝早くから写真家の山口進さんとご一緒して、白馬でkmkurobeさん、kendamarさんと合流し、kmkurobeさんが今年すでに訪れている富山のギフチョウポイントを見に行くことができました。おかげで美しいギフチョウを撮影でき、僕の自律神経の変調も完治することができました。気の置けない友人たちとの会話は楽しくて、長い道のりもさほど苦になりませんでした(山梨から富山の生息地まで実に5時間もかかった)。また、是非ともご一緒させていただきたいと思います。
Written by 虫林花山
いやいや美しいカットの連続ですね。素晴らしい・・・・・それも透き通るような色合いですね。
今年も長時間のドライブをいとわずお付き合いしていただいてありがとうございました。今年も始まりましたね。
がんばっていきましょう・・・・・・いやいや楽しかった・・・・・
今年も長時間のドライブをいとわずお付き合いしていただいてありがとうございました。今年も始まりましたね。
がんばっていきましょう・・・・・・いやいや楽しかった・・・・・
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by tyu-rinkazan
| 2016-04-05 22:02
| ▣ギフ
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Comments(6)
