20160911 里山の散歩道;クリシギゾウムシとコカブトムシ
2016年 09月 13日
▊DIARY Vol.11 (730): #26, 2016 ▊:
昨日〔土曜日〕は虫林が専門とする分野(昆虫分野ではないよ)の学会を主宰し、無事終了したのでほっとしています。日曜日の朝はのんびり、ゆっくり起きてフィールドに出ることにしました。外に出ると、日中の日差しはまだ夏の勢いを残していますが、本日は雲が多くて陽がかげると涼しい。はてさてどこに行こうかな。うーむ、そろそろ栗の実が熟す頃なので、口吻が長~いクリシギゾウムシという小さな甲虫を探してみよう。このゾウムシのメスの口吻はとても長くてフォトジェニックなのだ。栗の実の害虫として知られているけど、フィールドではそう簡単に見つけることができない。
▊栗の実
栗の実が熟して、一部はイガが茶色くなって割れている。
このくらいの時期がクリシギゾウムシ観察の適期なのだ。

----▶ 栗の実
---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III, EF40-70mm f/4L IS USM)
栗の木の周りを絡むように飛んでいたウラギンシジミ。
翅が尖がっていてすでに秋型になっている。

----▶ ウラギンシジミ秋型
---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III, EF100mm Macro f/4L IS USM)
▊クリシギゾウムシ
栗の実をゆっくり見ていくと、まだ青い実の上に小さな甲虫の姿。
目をこらしてみると、長い口吻が確認できた。
目的のクリシギゾウムシの♀にちがいない。


----▶クリシギゾウムシ♀
---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III, EF100mm Macro f/4L IS USM, MT-EX24)
しばらく観察していると、さかさまになって長い口吻を栗の実に入れていた。
さらに体を入れ替えて、お風呂に入るような恰好をしている------産卵行動。



----▶クリシギゾウムシ♀
---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III, EF100mm Macro f/4L IS USM, MT-EX24)
近くの枝には口吻が短いオスの姿も見つけた。

----▶クリシギゾウムシ♂
---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III, EF100mm Macro f/4L IS USM, MT-EX24)
▊コカブトムシ
クヌギ林では、大きな木の幹にコカブトムシの姿を見つけた。
コカブトムシといっても小さなカブトムシではない。
れっきとした別種で、前胸背の大きな窪みがクールだ。
この虫を見るのは何年ぶりだろうか。


----▶コカブトムシ
---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS7D M-II with ED8-15mm Fisheye, EOS 5D M-III with EF100mm Macro)
▊ミヤマカミキリ
クヌギの樹液で生き残りのミヤマカミキリを見つけた。

----▶ミヤマカミキリ
---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS7D M-II with ED8-15mm Fisheye)

----▶ミヤマカミキリ
---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS M3, EF-M 28mm f/3.5 Macro IS STM, Gyorome8, Speedlight 270EX)
▊虫眼鏡ノート
本日(日曜日)は学会も終了して、ほっこりとフィールド散歩をすることができた。この時期の里山は、秋の気配が日増しに濃くなり少し焦りを感じる-----虫屋の性かな。本日の天気予報は曇りのち雨だったが、雲が多いものの日中は結構良い天気になった。この頃、天気予報が良く外れるが、良い方に外れるのであればかえって得した気分になる。多分のこの時期の天気は場所により変化するので予報がし難いのだろう。がんばれ気象庁!
Written by 虫林花山
昨日〔土曜日〕は虫林が専門とする分野(昆虫分野ではないよ)の学会を主宰し、無事終了したのでほっとしています。日曜日の朝はのんびり、ゆっくり起きてフィールドに出ることにしました。外に出ると、日中の日差しはまだ夏の勢いを残していますが、本日は雲が多くて陽がかげると涼しい。はてさてどこに行こうかな。うーむ、そろそろ栗の実が熟す頃なので、口吻が長~いクリシギゾウムシという小さな甲虫を探してみよう。このゾウムシのメスの口吻はとても長くてフォトジェニックなのだ。栗の実の害虫として知られているけど、フィールドではそう簡単に見つけることができない。
▊栗の実
栗の実が熟して、一部はイガが茶色くなって割れている。
このくらいの時期がクリシギゾウムシ観察の適期なのだ。

---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III, EF40-70mm f/4L IS USM)
栗の木の周りを絡むように飛んでいたウラギンシジミ。
翅が尖がっていてすでに秋型になっている。

---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III, EF100mm Macro f/4L IS USM)
▊クリシギゾウムシ
栗の実をゆっくり見ていくと、まだ青い実の上に小さな甲虫の姿。
目をこらしてみると、長い口吻が確認できた。
目的のクリシギゾウムシの♀にちがいない。


---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III, EF100mm Macro f/4L IS USM, MT-EX24)
しばらく観察していると、さかさまになって長い口吻を栗の実に入れていた。
さらに体を入れ替えて、お風呂に入るような恰好をしている------産卵行動。



---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III, EF100mm Macro f/4L IS USM, MT-EX24)
近くの枝には口吻が短いオスの姿も見つけた。

---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS 5D M-III, EF100mm Macro f/4L IS USM, MT-EX24)
▊コカブトムシ
クヌギ林では、大きな木の幹にコカブトムシの姿を見つけた。
コカブトムシといっても小さなカブトムシではない。
れっきとした別種で、前胸背の大きな窪みがクールだ。
この虫を見るのは何年ぶりだろうか。


---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS7D M-II with ED8-15mm Fisheye, EOS 5D M-III with EF100mm Macro)
▊ミヤマカミキリ
クヌギの樹液で生き残りのミヤマカミキリを見つけた。

---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS7D M-II with ED8-15mm Fisheye)

---- (September-11-2016, Yamanashi, Canon EOS M3, EF-M 28mm f/3.5 Macro IS STM, Gyorome8, Speedlight 270EX)
▊虫眼鏡ノート
本日(日曜日)は学会も終了して、ほっこりとフィールド散歩をすることができた。この時期の里山は、秋の気配が日増しに濃くなり少し焦りを感じる-----虫屋の性かな。本日の天気予報は曇りのち雨だったが、雲が多いものの日中は結構良い天気になった。この頃、天気予報が良く外れるが、良い方に外れるのであればかえって得した気分になる。多分のこの時期の天気は場所により変化するので予報がし難いのだろう。がんばれ気象庁!
Written by 虫林花山
栗の中にこんな子がいるなんて~♪
東京でも会えるのかな、、
今度注意深く観察してみます!!
このカブトムシも凹んだ部分が面白いですね!
私が出歩くフィールドでは、あまり甲虫に会えないので
ちょっと寂しく感じていましたが
楽しませて頂きました~(=^・^=)
東京でも会えるのかな、、
今度注意深く観察してみます!!
このカブトムシも凹んだ部分が面白いですね!
私が出歩くフィールドでは、あまり甲虫に会えないので
ちょっと寂しく感じていましたが
楽しませて頂きました~(=^・^=)
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by tyu-rinkazan
| 2016-09-13 11:41
| ■甲虫
|
Comments(4)
