マレーシアの散歩道(1):アカエリトリバネアゲハ
2020年 01月 05日
▊ Nature Diary Vol.14 (780): #01, 2020
<ジャランジャラン Jalan Jalan>マレー語でジャラン(Jalan)は「道」を意味しますが、ジャラン・ジャランとなると「散歩」になります。つまり、道+道=散歩ということですね。虫林はこのジャラン・ジャランという言葉が、いかにも東南アジア的で、どこかのんびりとした響きがあって好きです。ということで、友人と計画していた冬の遠征先は、諸般の事情からマレーシアのキャメロンハイランド(Tana Ratah)のジャラン.ジャランとなりました。
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▊アカエリトリバネアゲハ Trogonoptera brookiana
キャメロンハイランドといえば、アカエリトリバネアゲハの棲息地として有名です。この蝶は大きくて美しく、スンダランドの王様と称されています。ちなみに、マレーシアの国蝶にもなっています。これまで、この蝶のオスは撮影していましたが、メスには出会っていません。そこで、今回のキャメロンでは雌の撮影に挑戦することにしました。
▶少年とアカエリトリバネアゲハ

19マイルの渓谷沿いで、アカエリトリバネアゲハ♂を捕まえた少年に出あった。そばに赤い布を広げ、赤いシャツを着ているのは、この蝶の習性を利用して捕まえるためだろう。昆虫を採集して暮らすオランアスリ(マレー半島先住少数民族)たちの知恵である。
(Lumix G9 pro, Olympus Zuiko G. 12-100mm Pro)
▶アカエリトリバネアゲハの集団吸水

有名なKuala Wohでは、温泉の湧き出る地面に新鮮なアカエリトリバネアゲハ雄が吸水に集まっていました。
(Lumix G9 pro, Leica DG Vario-Elmarit 50-200mm, 1.4X Tele Converter)
▶アカエリトリバネアゲハ♂

(Canon EOS 80D, EF8-15mm, F4, Fisheye)
▶アカエリトリバネアゲハ♂


アカエリトリバネアゲハのオスが川のそばで吸水していました。アカエリトリバネアゲハのオスの飛翔を見ると、ツバメとよく似ています。大きさも穴時くらいですので、ツバメに擬態しているのかもしれませんね。
(Canon EOS 80D, Laica Milvus 50mm Macro)
▶ジャスミンの花とアカエリトリバネアゲハ♂♀



渓谷沿いの白い花(ジャスミンの花)では、何頭ものアカエリトリバネアゲハが吸蜜に訪れていました。嬉しいことに、オスとは明らかに色合いが異なるメスも訪花しています。
(Lumix G9 pro, Leica DG Vario-Elmarit 50-200mm, 1.4X Tele Converter)
▶イロモドリノキの花とアカエリトリバネアゲハ♀


19マイルのジャングルを抜けた先に咲く「イロモドリノキの花」に、アカエリトリバネアゲハ、キシタアゲハなどが集まっていました。高木なので、下の花にくる蝶を待ちながら撮影しました。翅の白い縁毛が綺麗なメスを撮影できたのは嬉しかったです。
(Lumix G9 pro, Leica DG Vario-Elmarit 50-200mm, 1.4X Tele Converter)
▊虫眼鏡ノート
今回のキャメロンハイランド Tana Ratahは気温が低くて、朝晩はセーターが必要なくらいでした。Tapah とは大きな違いです。アカエリトリバネアゲハの訪花は気温が上がった午後からがメインで、高木の花の前で待っていると、三々五々に集まってきました。これまでネットではメスの写真はほとんどありませんでしたが、吸蜜する蝶のオスとメスの数はほぼ同数でしたので、メスが少ないわけではなさそうです。
Written by 虫林花山
<ジャランジャラン Jalan Jalan>マレー語でジャラン(Jalan)は「道」を意味しますが、ジャラン・ジャランとなると「散歩」になります。つまり、道+道=散歩ということですね。虫林はこのジャラン・ジャランという言葉が、いかにも東南アジア的で、どこかのんびりとした響きがあって好きです。ということで、友人と計画していた冬の遠征先は、諸般の事情からマレーシアのキャメロンハイランド(Tana Ratah)のジャラン.ジャランとなりました。
▊アカエリトリバネアゲハ Trogonoptera brookiana
キャメロンハイランドといえば、アカエリトリバネアゲハの棲息地として有名です。この蝶は大きくて美しく、スンダランドの王様と称されています。ちなみに、マレーシアの国蝶にもなっています。これまで、この蝶のオスは撮影していましたが、メスには出会っていません。そこで、今回のキャメロンでは雌の撮影に挑戦することにしました。
▶少年とアカエリトリバネアゲハ

19マイルの渓谷沿いで、アカエリトリバネアゲハ♂を捕まえた少年に出あった。そばに赤い布を広げ、赤いシャツを着ているのは、この蝶の習性を利用して捕まえるためだろう。昆虫を採集して暮らすオランアスリ(マレー半島先住少数民族)たちの知恵である。
(Lumix G9 pro, Olympus Zuiko G. 12-100mm Pro)
▶アカエリトリバネアゲハの集団吸水

有名なKuala Wohでは、温泉の湧き出る地面に新鮮なアカエリトリバネアゲハ雄が吸水に集まっていました。
(Lumix G9 pro, Leica DG Vario-Elmarit 50-200mm, 1.4X Tele Converter)
▶アカエリトリバネアゲハ♂

(Canon EOS 80D, EF8-15mm, F4, Fisheye)
▶アカエリトリバネアゲハ♂


アカエリトリバネアゲハのオスが川のそばで吸水していました。アカエリトリバネアゲハのオスの飛翔を見ると、ツバメとよく似ています。大きさも穴時くらいですので、ツバメに擬態しているのかもしれませんね。
(Canon EOS 80D, Laica Milvus 50mm Macro)
▶ジャスミンの花とアカエリトリバネアゲハ♂♀



渓谷沿いの白い花(ジャスミンの花)では、何頭ものアカエリトリバネアゲハが吸蜜に訪れていました。嬉しいことに、オスとは明らかに色合いが異なるメスも訪花しています。
(Lumix G9 pro, Leica DG Vario-Elmarit 50-200mm, 1.4X Tele Converter)
▶イロモドリノキの花とアカエリトリバネアゲハ♀


19マイルのジャングルを抜けた先に咲く「イロモドリノキの花」に、アカエリトリバネアゲハ、キシタアゲハなどが集まっていました。高木なので、下の花にくる蝶を待ちながら撮影しました。翅の白い縁毛が綺麗なメスを撮影できたのは嬉しかったです。
(Lumix G9 pro, Leica DG Vario-Elmarit 50-200mm, 1.4X Tele Converter)
▊虫眼鏡ノート
今回のキャメロンハイランド Tana Ratahは気温が低くて、朝晩はセーターが必要なくらいでした。Tapah とは大きな違いです。アカエリトリバネアゲハの訪花は気温が上がった午後からがメインで、高木の花の前で待っていると、三々五々に集まってきました。これまでネットではメスの写真はほとんどありませんでしたが、吸蜜する蝶のオスとメスの数はほぼ同数でしたので、メスが少ないわけではなさそうです。
Written by 虫林花山
by tyu-rinkazan
| 2020-01-05 13:49
| ● Malaysia
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