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2022-01-09 真冬のチョウたち

DIARY Vol.16 (792): #03, 2022

この寒い時期に、南斜面の土手で飛び回るチョウたちを見ることができた……地球温暖化のため? 昨年、ノーベル物理学賞に真鍋淑郎氏が選ばれたが、この受賞は50年以上も前に「二酸化炭素→地球の気温上昇→地球温暖化」の関係を明らかにし、気候の予測モデルをつくったことによる。また、彼は90歳にしてプリンストン大学の現役の研究員で、ヨガや水泳を楽しんでいるというのだからから驚きだ——-ファンタスティック。
とにかく、人類が生産活動すれば温暖化が進むことは自明なので、二酸化炭素排出増加→地球温暖化を阻止するためには、「三年寝太郎」を見習って活動を止めてみるのも一考だね。これを脱温暖化のための三年寝太郎運動と名付けようじゃないか。妄想は広がる-----。

越冬するウラギンシジミ

お寺に続く道路脇に植えられたツバキで、越冬しているウラギンシジミを見つけた。このシジミチョウは葉裏に逆さまに捕まり、長い冬が開けるのをじっと待っている。ウラギンシジミの羽裏は白磁のように純白で、とんがった翅の形は秋型の特徴でる。
フジフィルムの16mmは、広角レンズとしては非常に明るく(F1.4)、最短撮影距離が15cmと短く、0.21倍(フルサイズ換算で0.3倍)まで近接できる優秀なフィールドレンズだと思う。
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▶ウラギンシジミ
静岡県富士宮市、
Fujifilm X-pro3, XF16mmF1.4 R WR, Flash EF-60

葉の間から木漏れ日が当たっていたので、絞りを入れ、フラッシュを当てて逆光撮影してみた。こういう撮影では、太陽の大きさの調節が難しい。逆光撮影では、角度によって少しゴーストが出たが、モニターを見ながら調節できる。
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▶ウラギンシジミ
静岡県富士宮市、
Fujifilm X-pro3, XF16mmF1.4 R WR, Flash EF-60

ウラギンシジミは葉裏で逆さまになって冬を越える。拡大してみると、ウラギンシジミは暖かさそうなモフモフの毛が生えていて、足が異常に太いことがわかる。
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▶ウラギンシジミ
静岡県富士宮市、
Olympus Tough TG-6


ツマグロキチョウ

黄色い蝶がフラフラと飛び出し、葉の上に静止した。キタキチョウと思いながら目をやると、何とツモグロキチョウだった。ツマグロキチョウは全国的にも幻想しているチョウの一つで、この辺りでもみることは少ない。嬉しい驚きだった。
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▶ツマグロキチョウ
静岡県富士宮市、Fujifilm X-T4, XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro



ウラナミシジミ

暖かい草原で数頭のウラナミシジミが飛び回っていた。このシジミチョウの定着は、関東近辺では房総半島南部や伊豆半島南部らしいので、ここでは冬を越えられないはずだ。驚いたことに、新鮮な個体も混じっていた——-もしかして?
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▶ウラナミシジミ
静岡県富士宮市、Fujifilm X-T4, XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro



🔍虫眼鏡ノート

真冬とはいえ、陽だまりとなる草地を歩くと少し汗ばむほどに暖かかった。そのためか、休んでいるはずのツマグロキチョウに出会え、さらにはこの時期生き残っているウラナミシジミも見ることができた。富士フィルムのマクロレンズ(80mm)は、意外に大きくて重い、でもX1.4のテレコンが使用できるのが有難いな。

Written by 虫林花山

Commented by ダンダラ at 2022-01-17 16:01
ウラギンシジミの太陽の輝きは素晴らしいですね。
なかなかこんな感じの写真は撮れません。
ツマグロキチョウにはびっくりしましたが、撮影場所を見て納得しましたが、でもこの時期に見られるのにはびっくりしましたし、お話のように貴重な場所での観察だったんですね。
ウラナミシジミにもびっくりです。昨年の春に越冬したと思われるウラナミシジミを埼玉中部でも撮影しましたが、やはり温暖化の影響でしょうか。
Commented by 虫林 at 2022-01-20 07:44
ダンダラさん、
コメントありがとう御座います。この時期にチョウの撮影ができて嬉しかったです。とくにツマグロキチョウは嬉しい驚きでした。
Commented by Farfalla65 at 2022-01-20 10:54
ツマグロキチョウの越冬観察すごい
貴重ですね。諸先輩のブログを拝見
すると東京都内でも昨年は観察され
ているので興味深いです。ウラナミ
シジミも新年になって見つかるとは
びっくりですね。驚きました。
Commented by 虫林 at 2022-02-04 08:51
Farfalla65さん、
ツマグロキチョウはこちらでも局地的で、見つけた時は驚きました。今年はこのあたりをもう少し歩いてみたいなと思っています。ウラナミシジミはまだ沢山いましたが、流石に連続して発生できるかどうかはわかりませんね。
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by tyu-rinkazan | 2022-01-14 17:55 | ▣ウラギンシジミ | Comments(4)

Photographic Adventures for Insects and Flowers


by 虫林花山
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