20220320 山桜咲く林道にて:スギタニルリシジミほか
2022年 03月 26日
🔍虫眼鏡ノート
県南部では冬枯れた林の中にヤマザクラの花がポツポツ咲き始め、日当たりが良い斜面ではタチツボスミレやタンポポの花が色を添えている。確実に春めいてきた。
ギフチョウはまだ時にあらずだが、県南ではそろそろスギタニルリシジミは出ているかもしれない。そこで、今回は県南の林道を散歩することにした。

山梨県 Fujifilm X-pro3, XF16mmF1.4 R WR
スギタニルリシジミはルリシジミよりも地色が暗色で、どちらかといえば地味と言わざるを得ない。でも、どこでもいるチョウではなく、ルリシジミよりも分布は限られる。嬉しいことに、この県南部の林道では個体数が非常に多い。
この林道にはキブシ木が多く、所々で満開のキブシの花を見かける。しかし、チョウたちが集まる花は決まっていて、スギタニルリシジミは毎年特定のキブシの花に集まる。

山梨県 Fujifilm X-T4, XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

山梨県 Fujifilm X-T4, XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

山梨県 Fujifilm X-T4, XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR
スギタニルリシジミは集団で吸水する習性が知られている。
林道脇の湿った地面に4頭のシジミチョウが吸水していた。
富士フィルムのレンズには、どういうわけか魚眼レンズがラインナップされていない。そこで、7Artisansという中国メーカーの安価な魚眼レンズを購入してみた。オートフォーカスではないので、使用するには慣れが必要だが、それも楽しみのうちだ。

山梨県 Fujifilm X-pro3, 7Artisans 7.5mm, f2.8, ED
この場所には、スギタニルリシジミとルリシジミが混棲するので紛らわしい。写真の吸水する4頭のうち一頭はルリシジミ(矢印)だった。ルリシジミはスギタニルリシジミよりも地色が明るく、黒点が小さい。

山梨県 Fujifilm X-pro3, XF16mmF1.4 R WR
スギタニルリシジミの食樹は一般的にトチノキだが、ここにはトチノキは無いので、幼虫はミズキないしはヤマフジを食べているのだろう。面白いことに、ここのスギタニルリシジミはルリシジミに負けないくらい大型の個体がいる。

山梨県 Fujifilm X-T4, XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro

山梨県 Fujifilm X-T4, 7Artisans 7.5mm, f2.8, ED

山梨県 Fujifilm X-T4, XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

山梨県 Fujifilm X-T4, XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

山梨県 Fujifilm X-T4, XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

山梨県 Fujifilm X-T4, XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

山梨県 Fujifilm X-T4, XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR
Written by 虫林花山
桜もそろそろで春らしくなって
来ました。スギタニルリシジミ
がたくさんいていいですね。トチ
がなくてもあちこちで見られるよ
うになって不思議ですね。食性の
転換がどうして起きたのでしょうか。
来ました。スギタニルリシジミ
がたくさんいていいですね。トチ
がなくてもあちこちで見られるよ
うになって不思議ですね。食性の
転換がどうして起きたのでしょうか。
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Farfalla65さん
コメント有難うございます。スギタニは食草を変えながら分布を広げる技を身につけたのですね。小さいのにとても強かな蝶だと思います。食草によって、体の大きさも違ってくるのかもしれません。
コメント有難うございます。スギタニは食草を変えながら分布を広げる技を身につけたのですね。小さいのにとても強かな蝶だと思います。食草によって、体の大きさも違ってくるのかもしれません。
by tyu-rinkazan
| 2022-03-26 00:14
| ▣スギタニルリシジミ
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Comments(2)
