20200702 みちのくの散歩道 (1)：キマダラルリツバメ、チョウセンアカシジミなど : NATURE DIARY

▊DIARY Vol.16 (812): #23, 2022 ▊

🔍 虫眼鏡ノート

「虫を楽しみ、花を楽しみ、自然を楽しみ、そして人生を楽しむ」

子供の頃から虫や花を見るのが好きでした。ブログ「Nature Diary」を始めてから、ウィークエンドナチュラリストを自称し、週末になると、朝食もそこそこに撮影準備をしてフィールドに出かけています。そんな虫林に家内は「そんなに撮影して何になるの？」とか「一体どこに向かっているの？」などと質問をしてきます。その答えは「好きだから」という以外にありません。論理ではなく、好きという感情を大事にして生きていくことが人生の喜びだと思うからです。

今回は所用で岩手県に出かけ、週末の休みを利用して陸中の蝶たちに会ってきました。
しばらくぶりの陸中では、クリの花が最盛期で、その香りに酔いしれる。

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これまでみたことも無いほど大きなカモシカが通り過ぎて行きました。

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▊ キマダラルリシジミ 　Spindasis takanonis

陸中の村にあるキマダラルリツバメシジミ（以下、キマルリ）のポイント。
午後の暑い日差しを受けながらキマルリが現れるのを待った。
午後4時近くになっても飛来しない-----おかしい。
そこで、「虫屋の感」を頼りに（あまり当てにならないが）場所を変更。

嬉しいことに、素晴らしいスピードで旋回する小さな蝶を見つけた。
キマルリだ。とにかく飛翔が速いので、容易に見失ってしまう。

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▶飛翔するキマダラルリツバメ
岩手県 Fujifilm X-T4, XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

クズの葉上にやっと静止してくれたので何とか撮影できた。

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▶キマダラルリツバメ雄
岩手県 Fujifilm X-T4, XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

葉上で開翅してくれるが、やはりこの時期だと翅がスレていました。
それでも、キマルリはキマルリなのだ。

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▶キマダラルリツバメ雄
岩手県 Fujifilm X-T4, XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

▊ チョウセンアカシジミ 　Coreana raphaelis yamamotoi

川の縁にはデワノトネリコの木が繁茂している。
毎年、この場所でチョウセンアカシジミを観察できた。
だが、今年は何とも少なかった。