20250928 富士山散歩:フジコブヤハズ、セダカコブヤハズ、クモノスモンサビ
2025年 10月 02日
▊DIARY Vol.18 (832): #13, 2025 ▊
🔍 虫眼鏡ノート
本日はあるカミキリムシを探して富士山方面を訪れたが、残念ながら目的のカミキリムシに出会うことができませんでした。まあ、そんなこともあるよねと自分に言い聞かせながら、午後から別のポイントに移動しました。すると、ある場所で虫友のTSさんに出会いました。聞くところによると、別の場所で稀なカミキリを確保してきたとのことでした。
富士山のフィールドも林全体に黄色味が増し、ナナカマドの真っ赤な実が彩を添えてきた。
▊ フジコブヤハズカミキリ Mesechithistatus fujisanus
林道脇の枯れ葉でフジコブヤハズカミキリがついていた。標高1500mを超えるこのあたりではかなり個体数が多いようで、あまり苦労せずに個体をみることができた。フジコブヤハズカミキリの名前のフジは富士山のことで、学名(fujisanus)の富士の名がついている。このカミキリは八ヶ岳あたりでもみることができるが、富士山で撮影するのが正式かなと思う。
「富士の申し子」なのだ。




▶山梨県鳴沢村 Fujifilm X-T50, XF30mm F2.8 R LM MR Macro

▶山梨県南アルプス市 Olympus Tough TG7/span>
▊ セダカコブヤハズカミキリ Parechthistatus gibber
富士山地域ではフジコブヤハズカミキリとセダカコブヤハズカミキリの2種のコブヤハズをみることができる。ここのは本州中部太平洋側から近畿地方中南部に産する亜種「イワワキセダカコブヤハズカミキリ Parechthistatus gibber shibatai」である。


▶山梨県鳴沢村 Fujifilm X-T50, XF30mm F2.8 R LM MR Macro



▶山梨県南アルプス市 Olympus Tough TG7/span>
▊ クモノスモンサビカミキリ Graphidessa veneda veneda
TSさんが別の場所で見つけたクモノスモンサビカミキリを撮影させていただきました。このカミキリムシは小さいが、拡大すると鞘翅表面にコブがあったり、赤茶色地に蜘蛛の巣のような白い線の紋様がなかなかクールです。かなり落ち着きがなくて、動きまわってじっとしてくれない。そこで、軽く二酸化炭素麻酔を施してから撮影した。

▶山梨県鳴沢村 Olumpus TG5 Tough
🔍 虫眼鏡ノート
本日はあるカミキリムシを探して富士山方面を訪れたが、残念ながら目的のカミキリムシに出会うことができませんでした。まあ、そんなこともあるよねと自分に言い聞かせながら、午後から別のポイントに移動しました。すると、ある場所で虫友のTSさんに出会いました。聞くところによると、別の場所で稀なカミキリを確保してきたとのことでした。
富士山のフィールドも林全体に黄色味が増し、ナナカマドの真っ赤な実が彩を添えてきた。
▊ フジコブヤハズカミキリ Mesechithistatus fujisanus
林道脇の枯れ葉でフジコブヤハズカミキリがついていた。標高1500mを超えるこのあたりではかなり個体数が多いようで、あまり苦労せずに個体をみることができた。フジコブヤハズカミキリの名前のフジは富士山のことで、学名(fujisanus)の富士の名がついている。このカミキリは八ヶ岳あたりでもみることができるが、富士山で撮影するのが正式かなと思う。
「富士の申し子」なのだ。





▊ セダカコブヤハズカミキリ Parechthistatus gibber
富士山地域ではフジコブヤハズカミキリとセダカコブヤハズカミキリの2種のコブヤハズをみることができる。ここのは本州中部太平洋側から近畿地方中南部に産する亜種「イワワキセダカコブヤハズカミキリ Parechthistatus gibber shibatai」である。





▊ クモノスモンサビカミキリ Graphidessa veneda veneda
TSさんが別の場所で見つけたクモノスモンサビカミキリを撮影させていただきました。このカミキリムシは小さいが、拡大すると鞘翅表面にコブがあったり、赤茶色地に蜘蛛の巣のような白い線の紋様がなかなかクールです。かなり落ち着きがなくて、動きまわってじっとしてくれない。そこで、軽く二酸化炭素麻酔を施してから撮影した。

by tyu-rinkazan
| 2025-10-02 17:32
| ■カミキリムシ
|
Comments(0)
