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060929 おいでませ山口1 (山口県宇部市)

シリーズリスト
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■ おいでませ山口1  (アオモンイトトンボなど)。。。
■ おいでませ山口2  (アオイトトンボなど)。。。。。.
■ おいでませ山口3  (オオウラギンヒョウモンなど)
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。。。。。日本臨床分子形態学会でのシンポジウムに参加するため、山口県宇部市にやってきた。
。。。。。実はこのシンポジウムへのお招きを喜んでお受けしたのは、ヒヌマイトトンボの存在による。

。。。。。学会を主催される山口大学医学部病理学教室のK先生が、拙ホームページをご覧になって虫林が
。。。。。昆虫に興味があることを知り、シンポジウムのメールに大学の傍で撮影されたというヒヌマイトトンボ
。。。。。の写真を添付して送ってこられたからだ。

。。。。。ウーム、ヒヌマイトトンボといえばレッドデータブックに載っている絶滅危惧種ではないか。
。。。。。見てみたい---------。

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。。。。。学会前日の会長招宴の席上で、K先生からヒヌマイトトンボの棲息地である汽水域のアシ原の場所を
。。。。。教えていただき、早速、早朝に訪れてみた。

。。。。。学会があるので、正味2時間ほどしか時間がない。



。。◆ヒヌマイトトンボの棲息地◆
060929  おいでませ山口1 (山口県宇部市)_d0090322_0332392.jpg
。。=Pentax*istDS, Pentax-DA 10-17mm FISHEYE (10mm)、ASA200、 1/1000sec、 F7.1、露出補正+0.7=



。。。。。アシ原の中の小道を歩き始めてすぐに、数匹のイトトンボが出現した。
。。。。。え! ヒヌマイトトンボ?

。。。。。しかし、出現したのはヒヌマイトトンボではなく、より大型のアオモンイトトンボだった。



。。◆アオモンイトトンボ♂ Ischnuma senegalensis
060929  おいでませ山口1 (山口県宇部市)_d0090322_0342283.jpg
。。= Ricoh Caplio GX8 =



。。。。。その後、アオモンイトトンボは次々に現れた。

。。。。。アオモンイトトンボは、平地の草の生えた池沼、河川敷の水溜り、水田やその周囲の溝などで普通に
。。。。。見られるイトトンボだ。ヒヌマイトトンボが6-7月に出現のピークを示すの対して、アオモンイトトンボは
。。。。。8月から個体数増える。どうやら、アオモンはヒヌマイトトンボの天敵らしい。



。。◆アオモンイトトンボ♂ Ischnuma senegalensis
060929  おいでませ山口1 (山口県宇部市)_d0090322_0345448.jpg
。。= Pentax K100D Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



。。。。。オレンジ色のアオモンイトトンボのメスに出会った。



。。◆アオモンイトトンボ♀ Ischnuma senegalensis
060929  おいでませ山口1 (山口県宇部市)_d0090322_0353445.jpg
。。= Pentax K100D Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



。。。。。水辺では多数の交尾したアオモンイトトンボが観察できた。
。。。。。なかなか敏感で近くには寄れないが、水溜りの草に静止した交尾個体を撮影した。



。。
◆アオモンイトトンボの交尾 Ischnuma senegalensis
060929  おいでませ山口1 (山口県宇部市)_d0090322_0375024.jpg
= Pentax K100D Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



。。。。。このアシ原に接して水路があり、そこでもアオモンイトトンボを見ることが出来た。
。。。。。ねばった末、周囲の環境を入れた広角レンズでの撮影に成功した。



。。◆アオモンイトトンボの交尾 Ischnuma senegalensis
060929  おいでませ山口1 (山口県宇部市)_d0090322_0392218.jpg
。。= Pentax istDS Pentax D 10-17mm FISHEYE, ASA200 =




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。。。。。アシ原を歩いていたら、チョウトンボがひらひらと飛翔していた。
。。。。。このトンボと出会うのは何年ぶりだろうか。
。。。。。懐かしさを感じるトンボである。



。。◆チョウトンボ  Rhyothemis fuliginosa
060929  おいでませ山口1 (山口県宇部市)_d0090322_040511.jpg
。。= Pentax K100D Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



。。。。。しばらく見ていたら、やっと草の上に静止してくれた。
。。。。。脅かさないようにゆっくりと近づきシャッターをきった。

。。。。。見れば見るほど、面白い模様のトンボだ。



。。◆チョウトンボ  Rhyothemis fuliginosa
060929  おいでませ山口1 (山口県宇部市)_d0090322_041035.jpg
。。= Pentax K100D Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =




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。。。。。このアシ原には、ツバメシジミが多い。
。。。。。開翅したツバメシジミの♂をみると、青色の色調や翅脈がはっきり出ているところなど、いつも見てい
。。。。。るツバメシジミとなにか違う。

。。。。。気のせいだろうか?



。。◆ツバメシジミ Short Tailed Blue
060929  おいでませ山口1 (山口県宇部市)_d0090322_0412861.jpg
。。= Pentax K100D Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



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。。。。。残念ながら目的のヒヌマイトトンボは見ることが出来なかったが、時期が遅すぎるので仕方
。。。。。が無いだろう。
。。。。。いつか見てみたいものだ。

。。。。。ところで、山口県の宇部市について気になったのは、市内の街路樹などの葉がほとんど枯
。。。。。れていることだ。一体どうしたのだろう?

。。。。。どうやら、先日の台風による塩害らしい。
。。。。。ひどいものだ---------。
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Commented by chochoensis at 2006-09-30 15:33
虫林さん、お仕事お疲れ様でした・・・「アオモンイトトンボ」、まだ撮影できていません、とても羨ましいです。凄く色彩がハッキリしていて綺麗ですね・・・素晴らしいお土産で私は、幸せな気分になりました。ありがとうございます。
Commented by banyan10 at 2006-09-30 17:37
虫林さんを呼ぶには貴重な虫が一番なのですね。(^^;
ヒヌマイトトンボは残念でしたが、アオモンイトトンボも綺麗ですね。
チョウトンボは昨年見ましたが、敏感で近寄れませんでした。
Commented by 虫林 at 2006-09-30 18:12
chochoensisさん、ありがとうございました。
ヒヌマイトトンボは関東が本場なので、これから撮影できるかもしれません。アオモンはかなりの個体数がいましたよ。
Commented by 虫林 at 2006-09-30 18:13
banyanさん、ありがとうございます。
チョウトンボは関東では少ないですよね。
確かに敏感で、写真撮影には結構時間がかかりました。
Commented by Luehdorf at 2006-10-01 00:24
お邪魔します。ヒヌマイトトンボという記述が目に入ったもので…。
10年ほど前、「tsu-i-so」にも書いたのですが、'71年の夏、帰省したボクの前にチョウ友のSが、「ニューみたいなんだヨ」と言って差し出した三角紙に包まれていたのが記載前のこれで、何でもその年の7月初めに宮城県南部の岩沼町(現在は市かな)の浜っぺりで採れたのが最初だったそうです。彼の大学の先輩に当たるトンボ屋さんが、いたく興奮していじくりまわしているうちに、茨城の廣瀬先生が朝比奈正二郎先生に送ったものにプライオリティを持ってかれ、この和名になってしまったようです。S達は、海のそばで採れたから「リュウグウヒメイトトンボ」という和名を準備していたみたいですが…。
ド・フリース、チェルマク、コレンスの「メンデルの遺伝の法則」の再発見やハーディーとワインベルグが「メンデル集団での遺伝子頻度の一定則」の同年提出など、自然科学の分野の発見の同時性に何か神秘的なものを感じてしまいます。
Commented by 虫林 at 2006-10-01 00:55
Luehdorfさん、詳しいコメントありがとうございます。
そんな裏話があったなんて知りませんでした。そのいじりまわしていたトンボ屋さんの怠慢ですね。新種記載は論文を書かなければいけませんからね。また、朝比奈先生がその存在を知っていたのであれば、それもまた生き馬の目を抜くようなことになるのでしょう。

ヒヌマは汽水域のトンボなので、リュウグウヒメトンボという名前もなかななか魅惑的な名前ですね。
ウーム、やっぱりヒヌマを見たいな。
ありがとうございました。
Commented by mtana2 at 2006-10-01 18:33
ヒヌマイトトンボ、先ほど録画しておいた番組を見ていたら、偶然やっていました。以前から見てみたいと思っていたトンボの1種です。
毎度のことながら、鮮明な画像でうっとりです。
チョウトンボ、あれはなかなか止まってくれませんね。きれいに撮られていてうらやましいです。飛翔は流石にお手の物ですね。
Commented by 虫林 at 2006-10-01 20:32
mtanaさん、有難うございます。
そうなんです。ヒヌマを見たかったので、一生懸命探したのですが、残念でした。また、関東でも機会が出来ましたら挑戦してみたいです。
Commented at 2007-04-30 20:15
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tombo at 2007-04-30 20:28
ヒヌマイトトンボ見つけました。ぜひ見に来て下さい。案内します。♂型の♀も沢山います。
Commented by 虫林 at 2007-04-30 21:38
tomboさん、
情報、有難うございます。
Commented by 原  隆 at 2009-08-15 23:01
はじめまして。ヒヌマイトトンボ発見者の原と言います。今日まで山口医大に入院してました。また、今度再入院します。
Commented by 虫林 at 2009-08-16 21:51
原  隆さま、
山口ではヒヌマイトトンボで大変お世話になりました。その時のことは今でも鮮明に覚えています。有難うございました。
入院されて、また再入院のとのことですが、早く良くなる事をお祈りさせていただきたいと思います。是非ともお大事にしてください。
Commented by 原   隆 at 2010-09-18 01:26
今年は温暖化、ヒヌマにとっても人にとっても異常と言える気候でした。数も超激減しました。しかし、県が重い腰を上げて何とかまだまだ少ないですが多少増えました。また是非いらしてください。来月山口市で
僕の持っているトンボ標本展示会します。外国のもあります。ちょっと来られるの無理ですね。前から気になってた山大医学部の先生と書いていますがなんと言う先生ですか?よかったら教えてください。
Commented by 虫林 at 2010-09-18 09:14
原さん、
その節はお世話になりました。
山口のヒヌマイトトンボは、今年は数が減少したのですね。
いつまでも、この愛らしい小さなトンボが見れますことを記念しています。
トンボの展示会を開催されているとのこと、おめでとうございます。残念ながら行くことはできませんが成功を信じています。山口大学のK先生は、残念ながら特別トンボを好きなわけではなさそうです。また、お会いできることを祈念しています。
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by tyu-rinkazan | 2006-09-30 00:59 | ■トンボ | Comments(15)

Photographic Adventures for Insects and Flowers


by 虫林花山
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